

クラッシュ・バンディクー ブッとび3段もり!/PS4
ドンキーコング トロピカルフリーズ/Wii U
クラッシュ・バンディクーとスーパードンキーコング。どちらも全世界で人気のアクションゲームですが、ビックリするくらい共通点が多かったりします。
本記事でどこが共通しているのか、詳しくまとめていきましょう!
※あくまでも比較対象は基礎を作り上げたシリーズ1作目です。
目次
基本アクション
クラッシュ・バンディクーとスーパードンキーコング。どちらもできる事は移動とジャンプ、ローリング(回転)アタックのみでシンプルです。
しかし、各ステージの多彩な敵キャラクターやアスレチック要素によって飽きさせない作りになっていて、シンプルながらも奥の深いアクションを実現しています。
ブラックユーモア満載な敵キャラクター
クラッシュ・バンディクーとスーパードンキーコング。どちらもブラックユーモア満載な敵キャラクターが多数登場します。
クラッシュでは背中に回転ノコギリが付いたヤバイ動物が。ドンキーでは爆弾のタルに入った爬虫類が登場して思わず「なんじゃコイツは!?」と叫びたくなってしまうほどです。
いずれもセンスはアメリカンなもので、日本人では思いつかないような発想の敵キャラクターが続出します。
シビアなジャンプアクション
クラッシュ・バンディクーとスーパードンキーコング。どちらも終盤になるとシビアなジャンプアクションが要求されるアスレチックステージが続出します。
クラッシュでは距離感が掴みにくい暗い奥スクルロールステージでシビアなジャンプアクションが求められ、ドンキーではタイヤ型のジャンプ台やタル大砲を駆使してタイミング良く障害物を飛び越える必要がありました。
いずれも何十回ものミスを経てようやくクリアできるようなバランスになっていて、何度も泣かされます。
基本は避けゲーのボス戦
クラッシュ・バンディクーとスーパードンキーコング。どちらもボス戦は避ゲーとなっています。
まずは敵の攻撃を避けて避けて避けまくり、スキが出来たら攻撃。これを繰り返していくのが基本となっています。
どちらの作品でも登場するボスはどこか抜けていて、そこを突いていくような感じですね。
相棒の存在
クラッシュ・バンディクーとスーパードンキーコング。どちらも相棒が存在します。
クラッシュではアクアクが。ドンキーではディディーが相棒として登場し、敵から攻撃を受けても1回だけダメージを防いでくれます。
ドンキーの場合はそれに加えて相棒を操作する事が可能で、ドンキーとは異なるアクションや操作性を楽しめるんです。
どちらもステージのどこかにアイテムが存在し、破壊する事で相棒が仲間に加わります。危険なステージで見つかるとホッと一安心。
残機制を採用
クラッシュ・バンディクーとスーパードンキーコング。どちらも残機制を採用しており、0になるとゲームオーバーになります。
クラッシュではリンゴを。ドンキーではバナナをそれぞれ100個集める事で残機が1人増えるようになっていて、それとは別に残機を1人増やすアイテムも存在します(ドンキーの場合は2UP、3UPアイテムも存在)。
どちらも難易度が非常に高く、終盤のステージではあっという間に無くなるので、残機が1増えるだけでも有り難いです。
ステージクリア制
クラッシュ・バンディクーとスーパードンキーコング。どちらもステージクリア制を採用しています。
ノーミスだったら5分程度でクリアできるようなステージが各ワールドに5つほど存在し、すべてをクリアするとボス戦へ。
どちらの作品も初期の頃はゲームオーバーのリスクが大きく、下手をしたら各ワールドの最初からやり直しになる事もありました。
タイムアタック
クラッシュ・バンディクーとスーパードンキーコング。どちらもタイムアタックモードを搭載しています。
クラッシュはPS「クラッシュ・バンディクー3 ブッとび!世界一周」から。ドンキーはWii「ドンキーコング リターンズ」から登場しました。
どちらもシリーズ最新作ではオンラインに接続して全世界のユーザーやフレンドとタイムを競う事が可能で、プレイ動画をシェアする事だってできるので、各ステージをやり込むモチベーションが増しました。
ボーナスステージ
クラッシュ・バンディクーとスーパードンキーコング。どちらもステージが存在します。
クラッシュの場合は見えている場所に存在することが多い一方、ドンキーの場合は隠れていることが多いです。
なので、ボーナスステージを探す難しさはドンキーの方が強いですね。ボーナスステージではどちらも残機数を増やす絶好のチャンスが与えられます。
大自然を感じさせるBGM
クラッシュ・バンディクーとスーパードンキーコング。どちらも大自然を感じさせるBGMとなっています。
派手な曲は少ないんだけど、世界観に良くマッチしたもので耳馴染みが凄く良くんです。環境音として単体で聴いても良いレベル。
日本のゲームはJ-POPのようなメロディアスなBGMが目立っているけど、クラッシュ・ドンキーともにそれとは少し違うテイストに感じます。
背景の作り込み
クラッシュ・バンディクーとスーパードンキーコング。どちらも背景の作り込みが素晴らしいです。
ジャングル、雪山、工場、遺跡などロケーションのバリエーションは多彩で、その世界に浸りたくなってしまうほど雰囲気作りが良く出来ています。
そのため一本道のアクションゲームながらも冒険している感を味わえ、ちょっとした旅行に出かけているかのようです。
どちらも年末発売
クラッシュ・バンディクーとスーパードンキーコング。どちらも年末商戦の目玉タイトルとして発売される事が多かったりします。
クラッシュは1996年~1998年の年末に。ドンキーは1994年~1996年の年末に必ず本編の最新作が発売になっていました。
その後も定期的に本編の最新作が年末に発売されていて、風物詩となっています。
海外では日本以上に年末商戦が重視されていて、子供を中心に売り出したい事から年末以外に出す理由がないんでしょうね。
全体のまとめ
このようにクラッシュ・バンディクーとスーパードンキーコングは非常に共通点が多かったりします。
別にどちらかがパクリと言いたいのではなく、それぞれ面白さのベクトルが似ているから片方が気に入ったらもう片方もプレイしてみると楽しめるかもしれないって事を言いたいんです。
クラッシュ・バンディクーが好きな人はスーパードンキーコングを。スーパードンキーコングが好きな人はクラッシュ・バンディクーに触れてみると楽しめるかもしれません。どちらも完成度は折り紙付きですからね。
おまけ:それぞれの異なる点を紹介
(クラッシュ・バンディクー)
・奥スクロールステージが存在。と言うかこちらがメイン。
・横スクロールステージでも手前と奥へ移動できる。
・木箱をすべて破壊するやりこみ要素が存在。
・スペシャルダイヤが存在。集めると今まで行けなかった場所に行ける。
・ボイス付きなので、キャラクターが喋る。
(スーパードンキーコング)
・ハンドスラップで隠されたアイテムを探せる。
・アニマルフレンドが存在。
・ボーナスステージを探すやりこみ要素が存在。
・タルを使った仕掛けが存在。
・ローリングアタックを敵にお見舞いすると加速する。
・「K・O・N・G」パネルが存在。すべて集めると1UP。
・ドンキーとディディーでそれぞれ能力が異なる。
ここで挙げた以外にもシリーズを重ねるごとに独自要素が増していき、それぞれ異なる魅力を打ち出していきました。最初はそっくりさんでも、だんだん、独自の道を歩み出しましたね。
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