【コラム】ゲームソフトの体験版を発売前にプレイする8のメリット・デメリット

どうも!KENT(@kentworld2 )です!

ゲームソフトの中には発売前に体験版を配信するケースがあります。

ぼくの場合、これまでに100タイトル以上の体験版を発売前にプレイしました。

すると、様々な発見があったんです!

本記事ではゲームソフトの体験版を発売前にプレイするメリットとデメリットを挙げていきます。

補足

本記事はあくまでもユーザー目線から見たメリットとデメリットになります。

ゲームソフトの体験版を発売前にプレイするメリット

話題を先行できる

ゲームソフトの体験版を発売前にプレイすることで話題を先行出来ます。

例えば大作RPGの体験版を発売2週間前にプレイするとしましょう。

すると、発売日組よりも2週間も早く手触りを感じられることになります。

今の時代、SNSなどで個人が情報を発信できる時代になったので、昔と比べてもこの恩恵は大きいです。

え?各ゲーム機のストアで無料ダウンロード出来たらアドバンテージもクソもないって?

ぼくも昔はそう思うところもありましたが、データを分析してみるとそうでもないんです。

まず、発売前に体験版をプレイする層は限られています。

何故なら

  • 事前に体験版が配信されるという情報をキャッチする
  • 配信日になったらゲーム機のストアへアクセスしてダウンロードする
  • 発売日までに体験版をクリアする

といった手順を取らないといけないからです。

体験版を発売前にプレイする習慣が付いていると当たり前に感じますが、ここまで能動的にゲームを楽しむ人はそんなにいません。

余程コアユーザーにターゲットを絞ったゲームじゃない限り発売日に体験版を最後までプレイする層は限られています。

無料で楽しい時間を過ごせる

体験版の多くは無料で楽しむことが出来ます。

しかもタイトルによっては3時間以上も楽しめるのですから、コスパ抜群じゃないですか!?

ぼくの場合、使えるお金に限りがあった頃は新作ゲームを買わず体験版だけで過ごしたことがありますw

乞食っぽいかも知れませんが、プレイしている時は得した気分も味わえて楽しさが倍増しましたw

懸念点が多いゲームを知るうえで役立つ

ゲームソフトの中にはイメージ先行のプロモーション展開を取ることがあります。

例えばゲームジャンルがアクションやRPGなのにプロモーション映像ではキャラクターや世界観ばかりに触れていたらどうでしょうか?

確かにキャラクターや世界観はゲームには欠かせない要素ではありますが、ジャンルがアクションやRPGであるからには手触りやシステムが分からないと不安になってしまいます。

中にはゲーム部分に自信が無いからキャラクターや世界観の宣伝で誤魔化しているタイトルもあるのだから尚更。

そんな時に体験版が配信されたら手触りやシステム面も明らかになるので助かります。

また、体験版を配信することで「このゲームは内容に自信があるんだな」と感じられるので、例えプレイしなくても好印象です。

ノーマークだったタイトルを掘り起こせる

そんなに興味ないけど、体験版が配信されたのでとりあえずやってみるか

そんな気持ちで体験版に触れてみた結果、

おおお!これは面白い!発売日に買おう!

となることが何度かありました。

例えばWii「428 〜封鎖された渋谷で〜」。

正直なところ、発売前は実写のアドベンチャーに食指が動かなかったのでノーマークでした。

でも、セガとチュンソフトがブロガー向けに体験版を配布する企画があったので参加してみたところ、予想以上に好印象で興味を持つようになったんです!

その結果、発売日に買うことを決意しました。

このように体験版をプレイすることで興味の対象が広がることもあります。

メーカーにとっては狙い通りでしょうから、まさにWin-Winではないでしょうか?

製品版をプレイする時の印象が変わる

体験版でプレイできる範囲はタイトルによってマチマチです。

オープニングから序盤をプレイできる場合もあれば中盤のみをプレイできる場合もあります。

体験版の範疇がオープニングから序盤である場合、製品版をプレイしても大して印象は変わりません。

でも、中盤のみを切り取ったケースはちょっと違います。

体験版でプレイ出来たシーンはこのシーンと繋がっていたのか!?

みたいな印象を持つことができるので、製品版から始める人とは異なる楽しさを味わえます。

ちょっとニッチかも知れませんが、これはこれで面白かったりw

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ゲームソフトの体験版を発売前にプレイするデメリット

製品版をプレイする時に既視感を持ってしまう

体験版の多くは製品版の一部を切りったものです。

そのため体験版をプレイしたうえで製品版もプレイすると既視感を持ってしまう場合があります。

特に多いのが、製品版のオープニングから序盤を切り取った体験版。

体験版でプレイしたばかりのシーンを製品版ですぐにプレイしたら高確率で既視感が生まれてしまいます。

こんなことにならないよう、製品版のオープニングから序盤を切り取った体験版はデータ引き継ぎ機能を搭載してほしいです。

購買意欲を落としてしまう恐れがある

このように本編のオープニングから序盤を切り取った体験版は製品版をプレイする時に既視感が生まれやすくなる恐れがあります。

一方、本編の中盤を切り取った体験版もデメリットが全く無い訳ではありません。

切り取り方が悪いとプレイヤーに良い印象を与えられず購買意欲を落としてしまう恐れがあります。

このケース、意外なくらい多いんですよ。

例えばPS4「龍が如く7 光と闇の行方」。

本作は戦闘システムが従来のリアルタイムアクション式からターン制コマンド式に変わりました。

そのため従来の作品から面白さのベクトルが変わってしまい、考えて戦わないといけなくなったんです。

だからこそ体験版では従来の作品に慣れているユーザーを丁寧に導かないといけないのにプレイできる範囲は中盤と言うw

実際、体験版と製品版をプレイした時の印象は全然違いました。

製品版では戦闘システムがリアルタイムアクション式からターン制コマンド式になったことへの違和感を最小限に抑えるように調整されていましたから。

序盤はボタン連打でも戦えるように調整し、戦闘システムが変わったことも明確な動機付けをもたせていましたもん。

体験版ではその過程を飛ばしていきなり中盤をやらせるので見せ方が下手に感じます。

体験版だけで満足してしまう場合がある

体験版の中にはボリュームが多すぎる場合があります。

例えばSwitch「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S」の体験版は10時間以上楽しめる内容でした。

元となった作品が2年前に発売されたという背景もあったとは思いますが、こんなにプレイ出来たら体験版だけで満足してしまう人も居るでしょう。

ストーリーが気になっているのであればまだしも、戦闘などゲーム的な部分だけを堪能したい場合は体験版だけで十分ですから。

そういう意味ではSwitch「ぷよぷよテトリスS」の体験版も当てはまります。

本作のジャンルは落ちものパズルで、1プレイに重きを置いたゲームです。

にも関わらず体験版では「VS」「スワップ」を1~4人で楽しむことが出来ます。

しかもCPUを参加させることもできるうえに無制限で楽しめるのですから、製品版要らなくないですか?

体験版ではオンライン対戦やレート戦はプレイできないので、その手のモードを楽しみたい場合は製品版も必要だとは思いますが・・・。

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ゲームソフトの体験版を発売前にプレイする8のメリット・デメリットまとめ

以上!ゲームソフトの体験版を発売前にプレイする8のメリット・デメリットでした!

ゲームソフトの体験版は多くが無料ではありますが、メリットばかりではありません。

中にはデメリットもあるので、その辺りを考慮に入れて手を出すことをおすすめします。

ゲームソフトの体験版を発売前にプレイするメリット
  • 話題を先行できる。
  • 無料で楽しい時間を過ごせる。
  • 懸念点が多いゲームを知るうえで役立つ。
  • ノーマークだったタイトルを掘り起こせる。
  • 製品版をプレイする時の印象が変わる。
ゲームソフトの体験版を発売前にプレイするデメリット
  • 製品版をプレイする時に既視感を持ってしまう。
  • 購買意欲を落としてしまう恐れがある。
  • 体験版だけで満足してしまう場合がある。

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18件のコメント

体験版のメリット・デメリットといえば、僕の場合メリットは「AI ソムニウム」の発見でした。当初は18禁タイトルで抵抗があったのですが、実際にやってみたら結構話運びやギャグセンス、Tipsが最高で思わぬ良作発掘をしましたよ(*⁰▿⁰*)

一方でデメリットだとペルソナ5Sの体験版は、製品版のプロローグと話が全く一緒だったので、ポケダンDXやドラクエXISなどのようにセーブデータ引き継ぎができれば良かったなと思いました(*_*) この体験版の影響でスタートダッシュがし辛かったのとムービースキップができない欠点を見つけちゃったのが残念だったです。

僕はドラクエXIにゾッコンなのでそういうことがなかったけど、ゲームをちょっと触りでやりたいって人の場合はドラクエXISの体験版はボリュームがあり過ぎでしたねwww 確かに人によっては体験版で満足してしまうかも?

こういうのを考えると体験版って基本的に購入しようかどうかで悩んでるユーザにいかにおもしろさをアピールするかが大事で本来、余裕のあるところなら体験版専用ステージとかを作るのがベストなんでしょうけど、今はどこもジリ貧でゲームを製作してるので余裕はないだろうなぁ〜。序盤の部分を切り取った体験版の場合は、序盤がいかにおもしろいかとデータ引継ぎができるかどうかにかかってきますしね〜。
ちなみに僕が人生で一番良かった体験版は「逆転裁判5」!(≧∀≦)

体験版でノーマークのタイトルを掘り起こせたら嬉しくなりますよね♪

こういうことがあるので余裕がある時にストアの体験版コーナーを確認してとりあえず落としておくと良いかも。

ペルソナ5SやFF7Rの体験版はセーブデータ引き継ぎ機能がほしいですね。

FF7Rの体験版は素晴らしかったけど、製品版であの1時間をまた味わうと考えると・・・(汗)

ドラクエXISの体験版はボリュームあり過ぎます。あそこまでプレイ出来たら満足する人が出てきてもおかしくありません。

体験版を作るとデバックに必要な時間が出来てしまい、開発に余裕がなくなるようです。なので、出してくれるだけでも有り難いんですよね~

体験版と言えどDLする手間とプレイ時間がかかるので、基本的に全く興味のないものはやらないと思うんですよ
なので、体験版やって、思ってたのと違う(面白くない)から買うのを止めた、という方が残念ながら多いですね
(上記の理由から逆のパターンが発生しにくい)
もちろん気になっていたけど買うかどうか悩んでいた、という場合は良い方に転ぶ場合もありますけどね
体験版を面白そうでメチャクチャ期待してるものしかやらない人は大体上記のパターンにハマるような気がします

全く興味のないものはやらないですね。ですが、ちょっと興味がある程度だったらとりあえずダウンロードしてしまいます。

そういったタイトルの体験版が予想以上に面白くて製品版に手を出すことは何度かありましたね~

自分実は体験版って店にある試遊台の奴以外はForzaシリーズ以外全部ソフト購入後にやってるんですよね(!?)
普通逆ですよね?www でも実際そうなんですwww

Forzaだけは例外でソフト購入前にある程度の挙動を確かめたりするためにしてます(Forzaってシリーズごとに若干操作性が変わってるところがあるんですよ特にMotorsportの方)
それ以外のは本編クリア後だったりしたときに、体験版はどんな感じかな・・・?ってことを知りたくてw

カオスチャイルドに関してははっきり言って体験版までしか語っちゃだめだ!ってなりましたね内容的にはw それとOPが一部未完成だったのも分かりましたしw

メタルギアライジングは体験版の範囲としては妥当なところでしたね。最初のVR空間は本編にも入れてほしかったかも。

大体体験版をプレイすると一部未完成だったり本編と仕様がことなることが多いんですよね。
体験版でしかできないのもありましたけど、ポケモンORASとか。

おそらく自分みたいな体験版の楽しみ方をする人はそうそういないでしょう(本編購入してクリア後に体験版っていうwww)

体験版の微妙に違う仕様を楽しんでいますか!?なんとマニアックなw

そうなると、βテスト版を発売後に再配信するとy.crashさんは喜びそうかなw

でも、好きなタイトルの場合、完成するまでの過程を眺めたくなるので、気持ちは分かりますよ。

体験版は良し悪しありますよね。
P5Sはよくあるコラボ無双だと思って様子見していましたが体験版でいい意味で期待を裏切ってくれたから良かったと思っています。
でもkentさんの言うとおり序盤を切り取るタイプの体験版は、同じ部分をスキップできるようにセーブデータの移行とかあると良いですよね。
早く続きを見たいと思っているのに一度見たことを見なければいけないのはお預けされてるみたいで気持ちよくはないですから(/_;)

PSの頃はゲームのおまけ、TGSみたいなイベントでの配布みたいに入手できる機会が限られていたので持っているだけで満足感がありました。
体験版のバージョンアップなんて当然なかったですし製品版と結構違うことも多かったから出来の良し悪しに関係なく楽しめたと思います。

今は簡単に手に入ることもあって体験版に対する評価も厳しくなってきてるのかもしれませんが、どうせ遊ぶなら満足して遊べるのが一番なのでメーカーさんには体験版に関してもしっかりしたものを公開してほしいですね(;^_^A

P5Sは体験版が購入の決め手になりましたか!?

でも、あの体験版は期待度を高めるうえでは良い内容でしたよね!ぼくも期待度が上がりましたし。

PSの頃は体験版に憧れていました。発売前のゲームを一部分だけ無料で楽しめるなんて最高じゃないか!?と。

お金がなくてTGSには行けませんでしたが・・・

そう考えると今は体験版を簡単に入手出来て良い時代になりました。体験版を作るのも大変のようですけどねw

P5Sの体験版はデータの持ち越しがないのが残念ですが、
ただのコラボ無双でないことが分かり購買意欲が刺激されまくりました!

ボクは千葉県に住んでるのでTGSはよく行っていました。
PS2時代になるとPVの入っているDVDとかも配布されてて、それ欲しさにいろんなメーカーのブースまわっていた記憶があります(;^_^A

今は体験版、PVは家にいるだけで手に入ったりする時代ですから、
会場に行かなくても手に入るのは楽になっていいですよね♪
その分会場ではライブ感のあるイベントをやってるみたいなので結局は会場に行きたくなりますが。

千葉県に住まれているとは羨ましいです!東京ディズニーリゾートも近いですし。

最近はゲームイベントへ足を運ぶ利点が以前ほどはなくなってきましたが、あの熱量を味わいたくて参加してしまいます。

ビットサミット、今年も開催されてほしいなぁ。

・体験版
最近はネットワーク配信で無料体験版を出せるようになって昔よりも身近になりました。もう体験版を遊ぶために別のゲームを買ったり、雑誌を買う時代は終わりましたね。注目作だとみんな一斉に体験版を遊んで話題を共有したりと時代は変わっても変わらずに愛される楽しみ方の一つですね。

・メリット
無料とはいえ、中には一通りの機能が遊べてしまうものもあって、お得だったり消費者にとっては非常に有利な時代になってきました。
もちろんメーカー側も無料ですべてを供出するわけにはいかないので発売前にお披露目できる範囲に制限をかけるのですが、体験版を触った時点でゲームのクオリティが露呈してくれたおかげで購入するのを回避できたものも多々あります。
というかそのパターンが大半です。
消費者のお財布には優しく済む、というメリットですね。

・デメリット
逆に、体験版では製品の良いところを伝えきれてなくて評価を落としてしまっているもったいない例です。
・レイジングループ 面白くなる手前で切れてる
・龍が如く7 ネガ対象になったコマンド選択性バトルとコメディー要素
ここらは体験版で切り捨ててたらその作品の良さに気づかずに通り過ぎていたと思います。

そうですね、体験版をイベントで配布したり雑誌の付録にする時代は終わりました。今はストアで簡単にダウンロード出来るのが主流ですから。

体験版をプレイすればそのゲームのクオリティがひと目で分かるようになりましたね。なので、昔よりも購入するリスクはだいぶ減りましたw

面白さを上手く伝えきれていない体験版は未だに多いですよね。体験版を作るのもテクニックが要ります。

僕の場合ソフトによりますね。体験版をプレイすると製品版で貰える特典目当てにプレイしてます。

そうそう、最近は体験版をプレイすることで貰える特典があるんですよね!体験版をプレイしてもらえないケースも増えているから付けているんだと思いますが、どんどん消費者に優しい時代になっていますw

DL専売ソフト、特にインディーズは体験版ほしいなぁと感じちゃいますね
合わなかった時に売って少しでも回収する、という保険がきかないですから

ストアの説明読んでもさっぱりゲームや自分の腕よりはるかに難易度の高いゲーム、果ては訳が微妙でストーリーが全く理解できないゲームなどなど‥
博打うつのに4ケタは‥躊躇しちゃいますよ

とはいえ、体験版で満腹というのはあり得るのでなかなか難しいです
つか元から興味あったのはともかく、体験版やって買いに転じたゲーム‥今まであったかなぁ

インディーズ系の体験版はもっと配信してほしいですね~。

インディーズ系の多くはシンプルにまとまっていて短時間で面白さを感じられるので相性は良いと思います。

体験版は適度に飢餓感を与えるのが理想的ですね。

発売前の体験版は、メーカーとユーザーが一緒にゲームを作ってる感覚があって、いいですね

最近は体験版をプレイしたユーザーのフィードバックを受けて改良するケースが多いですもんね。話題作りにもなるし良いと思います!