どうも!KENT(@kentworld2 )です!
今回は、任天堂の好きなとこを語っていきます。
マリオ、ゼルダ、カービィなどの様々な人気ゲームシリーズを生み出してきた任天堂。
ぼくはそんな任天堂が大好きで、新作ゲームが発売されたら毎回購入していますし、2017年に開催されたニンテンドースイッチ体験会ではヨッシーのコスプレをして参加しました。
でも、なんで好きなのか具体的に語ったことはあまりなかったんですよね。
そこで、今回はぼくが任天堂のどういうところが好きなのか語っていきますので、記事を読んで共感したり、ツッコみたいことがありましたらぜひ、コメント欄に書き込んでください。
ここからは任天堂の特徴を挙げさせて頂きますが、あくまで全体の”傾向”であって、任天堂が発売するすべてのゲームに該当する話ではないということをご了承ください。
目次
その1:ワクワクさせてくれる絵作り
まず触れたいのが、ワクワクさせてくれる絵作りです。
スーパーマリオ、ゼルダの伝説、星のカービィ、ポケットモンスター、どうぶつの森。
任天堂のゲームを思い返してみると、世界観が色鮮やかであることが多いですよね?
キャラクターがカラフルであることはもちろん、青空や草原が舞台であることが多いので、映像を見ているだけでワクワクしてきます。
これは使用できる色が少なかったファミコン時代の名残もあるとは思いますが、色彩豊かだと良い意味でファンタジーって感じがするので大好きですね。
ぼくは子供の頃、カラフルで丸いスーパーボールやBB弾を集めていました。
そして、集めたスーパーボールやBB弾を眺めてニヤニヤしていたものですが、任天堂のゲームをプレイしていると似たような気持ちになるんですよね。
特に「スーパーマリオ」や「星のカービィ」は登場するキャラクターの多くがカラフルで丸いので、彼らに囲まれていると天国にいるかのような気持ちになってきます。
ワクワクさせてくれる絵作りと言えば、キャラクターのデザインも普遍的な良さがあって好きですね。
例外もありますが、多くの任天堂ゲームではキャラクターの等身が低く設定されていて、手足も大きめに描かれています。
その影響で動きにメリハリを持たせられるので、ワクワク感の向上にも繋がっていると思うんですよね。
その2:間口を広くする姿勢
続いて挙げたいのが、間口を広くする姿勢です。
任天堂のゲームを遊んでいると、気配りの細かさに驚かされることがよくあります。
特に初めての方が気持ち良く遊ぶために敷かれた導線は任天堂の右に出る者は居ないんじゃないかと思うほど。
例えばWiiの「スーパーマリオギャラクシー2」は3Dアクションゲームですが、オープニングステージは平面移動しかできないようになっていたりします。
これは、「2Dマリオは遊べるけど、3Dマリオは苦手なんだよね」といった人への配慮だと思うんですよ。
当時、Wiiでは「New スーパーマリオブラザーズ Wii」が大ヒットしていましたからね。
それ以外にも「スーパーマリオギャラクシー2」では
- ヒント映像機能
- 「おたすけウィッチ」機能
- 前作以上にサポート機能が強化された2人協力プレイ
といった初心者のハードルを下げるような要素を盛り込んでいます。
本来、タイトルに「2」と付けるようなゲームは前作のファンばかりが買う物なので、こんなことはしなくても良いと思うんですよ。
でも、任天堂は初心者にも3Dマリオを楽しんでほしいからやってしまうんですよね。
極め付けとなるのが、本作の遊び方をまとめたDVDをゲーム内に同梱していることです。
説明書も同封されているのにそのうえでDVDを付けるとは、当時の任天堂がどれだけ3Dマリオを初心者にも遊んでほしかったのかが伝わってきますねw
このように任天堂は初心者への配慮に長けていますが、めんどくさがりなぼくはチュートリアルを頭ではなく体で覚えさせるような作りにしているところも好きだったりします。
一般的なチュートリアルのイメージってゲームシステムを長々と説明するものだと思うんですが、任天堂ゲームの多くは説明っぽくないんですよ。
任天堂純正ではありませんが、任天堂と深い関係があるHAL研究所が開発した「星のカービィ」では
- 吸い込み
- 吐き出し
- ジャンプ
- ホバリング
といった基本的なアクションを自然なカタチで学べるように敵や仕掛けが配置されています。
何度も言うようにぼくはめんどくさがり屋なので、説明調の長々とした文章を読まずにゲームシステムを理解できるように作ろうとする任天堂の気配りは好きですね。
その3:上級者に向けたサービス精神
続いて挙げるのが、上級者に向けたサービス精神です。
その2では初心者に向けた配慮を挙げてみましたが、一方では上級者に向けたサービス精神も充実していると思うんですよ。
特に最近は以前にも増して上級者に向けたコンテンツにも力を入れているように感じます。
例えばSwitchの「スーパーマリオ オデッセイ」ってエンディングを見るのはそんなに難しくないんですが、クリア後の隠しワールドはめちゃくちゃ難しいんですよね。
しかも隠しワールドをクリアしてからもビックリするほどのやり込み要素が用意されているので、「正気か?」って思いました。
本作では箱庭マップに隠されたパワームーンというアイテムを集めることになるんですが、全部で何個あると思いますか?
なんと、「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」のコログよりもあります!
ぼくは3Dマリオの伝統に習ってせいぜい120枚か240枚だと思っていたのでトータルの枚数を知った時は驚きましたよw
任天堂のゲームを例えで表すと、「羊の皮を被った狼」ですねw
その4:ファンサービスが充実
続いて挙げたいのが、ファンサービスが充実していることです。
任天堂のゲームには数多くの人気シリーズが存在しますよね?
その多くは過去作と絡めた小ネタを盛り込んでいるので、ファンであればあるほどニヤリとします。
例えば「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」の場合、エポナが登場したり、懐かしの衣装が隠されているんですよね。
これは「時のオカリナ」などの過去に発売されたゼルダが好きでしたら溜まらないファンサービスなんですよ。
全ての祠をクリアした後に緑の服が手に入った時は達成感と同時に懐かしさが込み上げてきましたね。
極めつけとなるのが、過去作との繋がりです。
ブレワイの地名は過去作を思わせるものが目立っているので、時系列などを考察したくなるんですよね。
インターネットが一般的になってから色んなところで任天堂ゲームのコミュニティが生まれて盛り上がりを見せています。
盛り上がりを見せているのは人気なのもあると思いますが、任天堂がファンサービスに力を入れているのも大きいと思うんですよ。
最近だと
- スーパーマリオ
- 星のカービィ
- ゼルダの伝説
- ピクミン
- どうぶつの森
の小ネタをまとめた動画が人気となっていて、コメント欄ではファン同士で盛り上がっている光景をよく見かけますし、ぼくも楽しんでいます。
どれもこれも任天堂がファンに対して誠実な対応を取っているからだと思うので、感謝したいですね。
その5:アットホームな雰囲気
続いて挙げたいのが、アットホームな雰囲気です。
任天堂のゲームを遊んでいると、どこか安心感が生まれてくるんですよね。
それは初心者への配慮が行き届いているのもあると思いますが、表現方法とか、広告展開とか。
視覚の面で老若男女を意識しているのも大きいんじゃないかと思います。
ぼくはゲームが下手です。
どのくらい下手なのかと言うと、動画を投稿した時にコメント欄でたまにツッコまれるくらいw
対戦するとしょっちゅう負けるので、コアゲーマーをターゲットにした対人戦のゲームを遊ぶ時は怖いんですよ。
でも、任天堂の対戦ゲームだったら安心感があるので、怖いとかそういう気持ちは生まれないんですよね。
まあ、「スプラトゥーン2」のガチマッチとか、「スマブラSP」のVIPマッチは発売から時間が経ってガチ勢ばかりになってきたので出来なくなってきましたがw
基本的には「ゲームとはみんなを笑顔にするモノ」という思想を任天堂からは感じられるので、安心して手を出せます。
アットホームと言えば、家に人が集まった時に任天堂のパーティゲームを遊んでいる時に生まれる空気も好きですね。
なんというか、任天堂のパーティゲームをみんなでワイワイ遊んでいる時は理屈に抜きに楽しいって思うんですよ。
ぼくはゲームレビューを行っている身なので「ゲームは何故、面白いのか?」理屈で考えてしまう癖があるんですが、任天堂のパーティゲームを遊んでいると「それって必要なのか?」とさえも思えてきます。
その6:手触り感へのコダワリ
続いて挙げたいのが、手触り感へのコダワリです。
任天堂ゲームの多くはキャラクターを動かしているだけでも楽しく感じます。
ぼくはアクションゲームが好きなので、手触り感を追求してくれるのは凄く嬉しいんですよ。
何故、任天堂のゲームは触っているだけで楽しいと感じるのでしょうか?
考えてみたところ、3つの要因が思い浮かびました。
1つめは、ボタンを押した時の反応が良いことです。
任天堂ゲームの多くはコントローラのボタンを押す、あるいはタッチペンで対象物をタッチするだけですぐにキャラクターが動いてくれるので、ストレス無く操作できます。
一見すると当たり前のように感じますが、色んなゲームで遊んでいるとそうでもないんですよね。
ゲームによってはアニメーションを作り込み過ぎたせいでモッサリしていたりしますから。
ホラーゲームの場合、もどかしさが重要なので、意図的に反応を遅くしていたりしますが、基本的にはサクサク動かせるようにしてほしいですね。
2つめは、効果音が心地良いことです。
いくらキャラクターを気持ち良く動かせても、効果音が味気無かったら「触って楽しい」が半減してしまいます。
任天堂はその辺りもわかっていて、例えばマリオではジャンプした時の音、ブロックの破壊、敵を踏みつけた時の音。
すべてが漫画チックな心地の良い効果音になっているので、「触って面白い」の向上に繋がっていると思うんですよ。
個人的に効果音はゲームを面白くするためには欠かせないものだと思っています。
ゲームは映像作品とは違ってボタンを押した後の反応を楽しむものですからね。
もし、ボタンを押した後に鳴る効果音がショボかったら爽快感が半減してしまい、面白さも薄れてしまいます。
一見するとアクションゲームだけに該当する話に感じるかもしれませんが、これは、あらゆるジャンルで言えることだと思うんですよ。
コマンド選択のRPGでクリティカルヒットが決まった時、アドベンチャーゲームの選択肢で正解ルートを選んだ時に気持ちの良い効果音が流れたら楽しくなってきますからね。
他社のゲームになってしまいますが、「オクトパストラベラー」や「逆転裁判」ではその辺りにも拘っていたので好感を持てました。
3つめは、リアクションに拘っていることです。
任天堂ゲームの多くは一見すると飾りに見える物でも衝撃を与えると何かしらの反応が返ってくるケースが多く見られます。
いくつか例えを挙げさせていただきますと、
- 「ゼルダの伝説」ではヒントが書かれた看板を斬れたり、
- 「どうぶつの森」ではスコップで岩を叩くとお金が出てきたり、
- 「脳トレ」では結果画面の電車などにタッチすると音が出たり。
ゲーム機に搭載された機能を見ても、「ニンテンドー3DS(DS)サウンド」ではメニューにひょっこり居座っているインコをタッチすると喋ってくれたり。
SwitchにJoy-Conを差し込むと「カチッ」という効果音が鳴ったりして細かい所まで作り込まれています。
攻略とは直接関係ありませんが、関係がないものでもこちらが取った行動を何らかの形で返してくれるのは嬉しいですし、「触って楽しい」の向上にも繋がっていると思うんですよね。
インタラクティビティはゲームの重要な要素。
任天堂はそこを分かっていると思うんです。
なぜ分かっているのか?
それは、任天堂は”おもちゃ屋さん”だからです。
今でこそゲーム会社というイメージが強い任天堂ですが、元々はおもちゃ屋さんで、ファミコンやゲーム&ウオッチもおもちゃの派生で生まれた製品だったりします。
ゲーム機の性能が上がった今でもおもちゃ屋の思想は残っていて、だからこそ新しいゲーム機には必ず面白い機能を盛り込むと思うんですよね。
タッチスクリーン、マイク、Wiiリモコン、3D機能、ジャイロセンサー、モーションIRカメラ。
人によっては「なんでゲーム機にこんな機能を盛り込むのかな?」と思われるかもしれませんが、任天堂におもちゃ屋の思想が残っていることを考えたら腑に落ちるのではないでしょうか?
長くなりましたが、手触り感を追求する任天堂がぼくは大好きです。
その7:強い独創性
最後に挙げたいのが、独創性が強いことです。
世の中には色んなゲーム会社が存在しますが、その中でも任天堂は独創性に溢れた企業だと思うんですよね。
やれハイスペックだハイスペック言われている中で2画面やタッチスクリーン、モーション操作を取り入れた異質なゲーム機を発売したり。
供給媒体にCD-ROMを採用することが主流になっている中でロムカセットを採用したゲーム機で勝負したり。
こんなこと、独創性がなかったらしないと思いますし、ぼくは自分の考えを貫こうとする任天堂を見て「カッコいいなぁ」って思うんですよ。
時には時代の流れに逆らえず、失敗してしまうこともありますが、任天堂は
- 十字キー
- 3Dスティック
- L/Rボタン
- 振動パック
- モーションデバイス
- タッチスクリーン
など、後のゲーム機に標準搭載された機能をいち早く取り入れてきました。
いずれもイチから発明したのではなく、他の業界には存在したものを持ってきているだけなので、言ってしまえば枯れた技術の水平思考って奴なんですけどね。
任天堂が新型ゲーム機を発表する時は毎回、「次はそう来たか!?」とビックリするので、発表する段階でエンターテイメントが始まっているんじゃないかと思えてきます。
もちろん、ぼくも任天堂信者ではないので時には「ここはこうしたら良いのに~」とか思ったりして意見の食い違いは起きたりしますよ?
でも、どんな時でも根本は周りに流されず、自分の意見を貫こうとしている姿勢は人として尊敬しますし、失敗したとしてもしっかりと反省して次に繋げてくるから凄いな~って思います。
任天堂はWii、Wii U、Switchといった感じで新しいゲーム機を発売してきましたが、その多くは前世代機の反省を活かして作られていたりするんですよね。
Wii Uがタブレット式のコントローラを採用したのもWiiがリビングに置かれている家庭が多かったからですし、Switchの動作がサクサクしているのはWii Uの反省が大きかったりしますからね。
そういうところを見ると、任天堂は独創性を持っていると同時に柔軟性もあるんじゃないかと思えてきます。
ぼくが任天堂好きな7つの理由のまとめ
以上!ぼくが任天堂好きな7つの理由でした!
簡単にまとめると、任天堂が追及しているところがぼくの好みと共通しているうえに独自の考えを持っているから好きなんですよね。
今回の記事では「なぜ好きなのか」を中心に語ったので良い話ばかりが並んでしまいましたが、もちろん今の任天堂にだって不満はあります。
挙げ出したらキリが無いくらい。
もしかしたら今後、投稿する記事で叱咤激励というカタチで指摘するかもしれません。
が、それは「この会社だったらやってくれる!」という期待感があるからで、決して嫌いだからとか、そういう理由ではないんですよね。
長くなりましたが、今後もぼくはこのブログを通じて任天堂への愛を叫んでいくつもりですので、みなさん、よろしくお願いします!
本記事の動画版
任天堂ならば何かやってくれるのではないかと言う目で見てしまう所はあるな。
まあ任天堂に限らず、PCEのコア構想やセガの先進性やらPSもSCEジャパン主導の時代はそう言う面で見られていたがね。
現在のゲーム業界には任天堂しかそれはない状態なのではないだろうか。
PSPgo型のハードの後継機はまだだろうかね。
最近任天堂ばかりの記事になってしまいましたね。寂しいです。
PS系の記事を楽しみにしておりましたが、叶わなそうですね。
これからもブログとYouTube頑張ってください。
キャラといえばシルエットだけで解るようにとか言われてましたね
任天堂を代表するようなキャラは見た目にも印象的なパーツをもつものが多いので、デザインや画風を結構大胆に変えても何のキャラか解るようになってるのは感心しました
作りに関してはとにかく丁寧というか、どんなユーザーも絶対に置いてけぼりにしない!という強い意思を感じます
その辺が老若男女問わず、自分が買っても良いんだろうか、とか余計な心配せずに安心して購入できる部分なのかな、と思いますね