▼この記事で主に伝えたいこと
・ゲームの楽しさが確信に変わるにはルールの理解が必要。
・複雑化することで本質がボヤけていく。
どうも!KENT(@kentworld2 )です!
みなさんは複雑なゲームをライトユーザーに触らしても楽しんでもらえなかった経験はないでしょうか?
ライトユーザーとコアユーザーの価値観は全く異なるので無理もありません。
ですが、何故ライトユーザーは複雑なゲームを楽しめないのでしょうか?
本記事ではライトユーザー代表として語らせていただきます。
え?お前はライトユーザーじゃないだろう!だって?w
いえいえ、そんなことはありません!
ぼくだって特定の分野ではまだライトユーザーなんですよ。
例えばついこの間まではレーシングシミュレーターをほとんどプレイしていませんでした。
なので、プレイを開始した直後はライトユーザーの視点で物を見ることが出来たんですね。
本記事ではその辺りの話を中心にしていきます。
目次
ライトユーザーの視点から見た複雑なゲームを楽しめない理由
その1:何をやったら良いのか分からない
あれ?自分は今なにをやったら良いのだろうか?
不慣れなジャンルに手を出した時、ぼくはこう感じることがよくあります。
試行錯誤を楽しめたら良いんですが、なんにも分からない場合そうはいきません。
試行錯誤が楽しいって言いますけど、それは明確な目的がハッキリしていること前提だと思うんですよ。
明確な目的すらも分からない場合、途方に暮れて「つまらない!」って感じる恐れがあります。
例え触っているだけで面白いゲームだったとして「なんとなく面白い」で終わってしまい続かないでしょう。
その2:正解が分からない
ぼくの中でゲームは「用意されたルールの中でいくつもある選択肢の中から限られた正解を探し出していく」という認識があります。
なので、正解が分からないのは非常にモヤモヤするんですよ。
いくつもある選択肢の中から限られた正解を探し出してゲームに「エライ!」って言われることに快感を示しているのに・・・。
慣れている人からすると「正解が分からないってそんなのあり得るのか?」なんて思われそうですが、複雑化したゲームの場合はよくあるんですよ。
シリーズの中には作品を重ねる毎に新要素が追加されていくこともあります。
新作が出る度に手を出している人であれば少しずつ覚えていけますが、いきなり7作目から手を出したら一度にすべてを覚えなくてはなりません。
それ故に正解すら分からないことはよくあるんですよ。
例えばぼくの場合、いきなりXbox One「Forza Horizon 4(フォルツァホライゾン4)」に手を出してもさっぱり分からなかったんです。
レースイベントで1位になれば良いのかと思ったら何だかゴチャゴチャと要素が追加されて正解なのか分かりませんでした。
ところがシリーズ1作目のXbox 360「Forza Horizon(フォルツァホライゾン)」に触れてみたらこのゲームでは何が正解なのかハッキリ分かったんですね。
その時にようやく「Forza Horizon」の楽しさを理解出来ました。
そして、「Forza Horizon」シリーズは作品を重ねる毎に要素が増えていって本質がボヤけていったんだと思ったんです。
今回は「Forza Horizon」シリーズを例に出しましたが、これってあらゆるシリーズ作品に言えることだと思うんですよね。
その3:操作感が分からない
どのボタンで攻撃をするのだろうか?
こんな感じで操作を理解出来ずにいると楽しく感じません。
上達するまでの過程も楽しいもんですが、一方では思うように操作できないことでストレスを感じることもあると思うんですよ。
ぼくの場合、レーシングシミュレーターで上手くカーブ出来ずコースアウトした時は「何じゃこのゲームは!w」とイライラして楽しく感じませんでした。
上手に曲がれるようになったら達成感がありましたが、そこまでたどり着けなかったら「つまらない」で終わっていたでしょうね。
その4:アイテムの有り難みが分からない
やったぁ!レアアイテムゲット!
成長要素やコレクション要素が強いゲームの場合、レアアイテムをゲットした時に喜びを感じることがよくあります。
しかし、ライトユーザーの場合はそもそも何がレアで何がレアじゃないのか分からないんですよ。
そのせいでレアアイテムをゲットしても「ふ~ん」で終わってしまいがちです。
レアアイテムをゲットして喜べるのはゲームの構造を理解することが前提にあると思います。
ぼくの場合、アクションRPGやRPGは比較的慣れている方ではありますが、ゲーム開始直後はアイテムの有り難みを感じられないことは多いです。
そのせいで本来なら喜ぶところを喜べず楽しさが半減してしまったことは何度もあります。
そういう意味でスマホゲーのガチャは「SSR」などとレア度のランクを付けているから良いですね。
まあ、それでも本当の意味でのありがたみを感じるのはやり込まないと分かりにくいですがw
全体のまとめ
以上!ライトユーザーの視点から見た複雑なゲームを楽しめない4つの理由でした。
ゲームにとって「分からない」とは罪なものなんですね・・・。
ぼくは今までに数多くのゲームをクリアしてきましたが、中には「分からない」せいで楽しめなかった作品もあります。
こうして考えるとゲームは能動的な姿勢で楽しまないといけないことがよく分かりますね。
どんなゲームでも楽しめる人ってたまに居ますけど、そういう人は寛容でもあり能動的な姿勢を持っているんだと思います。
なので、ウソではなく本心であらゆるゲームを楽しめている人は尊敬したいです。
実車準拠のチューン項目があるGTや、特性の活用如何で雲泥の差が出るアトリエ、感覚をものにするまでが遠いソウル系やモンハン…色々ライトユーザーにとって辛い要素は多いですね。
「誰もが分かりやすい」っていうのは最早感覚的な問題になってくるので、一つのシステムでそれを実現できちゃっている作品はそれだけで発明ものだと思います。