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【レビュー】マリオテニス ウルトラスマッシュ(Wii U) [評価・感想] HD開発のノウハウが無かったキャメロットの練習作品!


マリオテニス ウルトラスマッシュ/Wii U

2016年1月に発売されたWii U「マリオテニス ウルトラスマッシュ」を今回はレビューします。

Wii U「マリオテニス ウルトラスマッシュ」はマリオファミリーが登場するテニスゲームのWii U版です。

開発は「黄金の太陽」で知られるキャメロットが担当。

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このゲームを3行で説明すると?
  • マリオファミリーが登場するテニスゲーム。
  • 巨大キノコを食べて巨大化することができる。
  • amiiboを使った育成要素も搭載。
初リリース日 2016年1月28日
対応ハード WiiU
ジャンル スポーツ
推定クリア時間 4~5時間
売上 初週5.8万本/累計13.6万本
発売元 任天堂

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良いところ

12年ぶりの据え置き機向け新作

実は本作、据え置き機の「マリオテニス」新作としては12年ぶりになるんです!

2009年にはWii「Wiiであそぶ マリオテニスGC」が発売になりましたが、そちらはあくまでも移植作。

完全新作としては2004年のGC「マリオテニスGC」以来になるので、これは嬉しい!

据え置き機の良いところは1つの画面をみんなで共有できる事だと思います。

本作の場合は画面分割ができないので奥のコートで戦う人はやや不利ですが、それでも据え置き機でまた「マリオテニス」をみんなで楽しめるのは嬉しいですね!

本作ではWiiリモコンを使っての対戦も楽しめるので、人数分のコントローラは比較的揃えやすく感じます。

HDグラフィックによってパワーアップした表現

今作はシリーズでは初となるHD機での発売となります!

そのため表現面での恩恵もある程度は味わう事が出来ました。

個人的に印象的だったのが、発色の美しさ。

TV画面の映像はWii Uゲームパッドに映し出されている映像と比べてやたらと発色が美しいんですよ。

マシンスペックの高さを活かした演出としては他にも会場となるスタジアムに試合の映像が映し出されていたり、勝利時は観客がパネルを持ち上げてキャラクターを描いているのが印象的でした。

これらの演出はGC/Wii/3DSなどで実現するのは難しかったと思うので、Wii U版ならではに感じます。

迫力のあるメガバトル

そして今作のセールスポイントとなっているのが、メガバトル!

メガバトルでは巨大キノコを食べて巨大化することができるんです!

巨大化するとボールを打ち返しやすくなり、ショットの威力も増すので試合を有利に持っていくことができるんですね。

しかもドスドスと足音が大きくなるので、迫力が増します!

当初は「またしても”テニヌ”になっちゃったのかよぉ」なんて思いましたが、個人的には嫌いではありません。

巨大化できる時間には制限があるのでどのタイミングで食べるのか考える必要がありますし、何よりも試合にアクセントを加えているところが良いと思います。

土台となるゲームシステムは3DS「マリオテニス オープン」を踏襲。

これまで通りアシスト機能が付いているのでタイミング良くボタンを押さなくても自動でボールを跳ね返してくれます。

さらに今作では”とびつき”ができるようになって遠くのボールも打ち返しやすくなりました。

特に相手が巨大化している時には便利なテクニックで、ラリーを長続きさせるための秘策となっています。

サクサク楽しめる勝ち抜きチャレンジ

これまで、1人用のメインは「トーナメント」でした。

今作の場合「トーナメント」は廃止されて新たに「勝ち抜きチャレンジ」が追加されていますが、個人的には気に入りました!

「勝ち抜きチャレンジ」のルールはタイブレークとなっているので一試合が短いんですよ。

過去作に収録されていた「トーナメント」では決勝戦が2ゲーム5セットマッチの場合もあったので、一試合終えるのに数十分掛かりましたからね。

それと比べたら一試合がコンパクトになったのでサクサク楽しめるようになりました。

ある程度勝ち続けると対戦相手も強くなって緊張感が出てくるのでなかなか面白いです!

ちなみに「勝ち抜きチャレンジ」でも巨大キノコは登場します。

よって、1人プレイメインだとメガバトルの印象がかなり強いです(もちろん普通のテニスモードも収録されています)。

愛着が湧くamiibo

今作の大きな特徴としてamiiboとの連動があります。

マリオファミリーのamiiboをWii UゲームパッドのNFCリーダー部分にかざすと対応したキャラクターが「勝ち抜きチャレンジ」にてコンピュータとして参戦してくれるんです!

最初は無能と言えるほど使えませんが、試合を重ねる毎に成長していくので何だか愛着が湧きます。

P9110274

僕のパートナーとなったのはドットマリオ。

本作で使用するといつものマリオとして参戦しますが、頭にamiiboマークが表示される事で”俺のマリオ”に感じてしまいます。

インターネット対戦でもダブルスだったらamiiboと一緒に参戦できるので、そちらでも活躍させましょう!

ちなみに僕のパートナーとなったドットマリオのニックネームはドット~です!

もはやマリオの原型を留めていないニックネームじゃん

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個人的に合わない&気になったところ

大幅に縮小されたゲーム内容

え?たったこれだけ???

本作のゲーム内容は過去作と比べたら大幅に縮小されています。

トーナメント、リングショット、アイテムバトル、スペシャルゲーム、コスチューム、スペシャルショット。

過去作で見られたこれらのモード・要素はすべてカットされ、コートの種類も前作の半分近くにまで減ってしまいました。

新たにメガボールバトルが追加されたけど、そちらはミニゲームレベルの作り込みなのですぐに飽きてしまいます。

そしてインターネット対戦。

なんと、ランダムマッチのみでフレンド対戦には対応していないんです!!!

3DS版で出来た事がWii U版で出来なくなるとは衝撃・・・。

このようにゲーム内容が過去作から大幅に縮小されたのを受けてか本作の定価は約5,000円とWii Uソフトにしては安めに設定されていました。

足手まといにもなるamiiboくん

よし!ドット~!今日もよろしくな!
ってドット~!ボールを当てるなよ!

ボールが飛んできたのに跳ね返さないのかよ!w

 
「勝ち抜きチャレンジ」でamiiboを使用すると参戦してくれるキャラクターですが、ある程度試合を重ねないと足手まといになります。

もはや邪魔しに来たのかと思ってしまうほどの無能ぶりで、時にはイライラしてしまうこともありました。

しかし、amiiboに魂が宿っているような感じがして嫌いにはなれません。

amiiboとの連動機能はゲームを有利にするというよりはキャラクターに思い入れを持たせるような役割を果たしていると思いました。

ドット~!また会おうな!

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全体のまとめ


パワーダウンを感じていた3DS版をさらに下回る内容で、内容はかなり薄いと思います。

どうやら本作の開発を手がけているキャメロットはHD機の開発ノウハウが無かったらしく、これでも精一杯だったようです。

その後、大幅にパワーアップしたSwitch「マリオテニス エース」が登場したので、結果的に本作はキャメロットがHD開発に慣れるための踏み台になってしまいました。Wii U・・・(泣)

とは言え過去作のおかげで土台は出来上がっているので、HD画質で安く手軽にテニスゲームを楽しみたい場合の選択肢としては悪くありません。

HD開発のノウハウが無かったキャメロットの練習作品!

こんな人には特におススメ。
・Wii Uでテニスゲームをみんなで楽しみたい人。

こんな人にはおススメできない。
・ボリュームを重視する人。

マリオテニス ウルトラスマッシュ/お気に入り度【50/100%】
プレイした時間・・・約5時間

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  1. KAZU より:

    テニスゲームとしての完成度はマリオテニス史上最高だと思っています。ただ、ゲーム内容としては寂しかったですね…。こういうシンプルなマリオテニスやマリオゴルフが2000円くらいのダウンロード専用として出てくれれば嬉しいのですが。
    amiiboをパートナーとして育てるのは非常に楽しかったので、今後も採用してほしいです。

    • kentworld より:

      ええ、テニス部分の完成度は着実に増しています。しかし、土台を作っただけで力尽きてしまったようです。そう言えばamiiboの要素はSwitch版では聞きませんね。

  2. より:

    D3のゲームっぽい感じも、今思うとしております。あれも手軽に遊べるよようなゲーム沢山有りますし。

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