どうも!KENT(@kentworld2 )です!
今回は2025年上半期に発売されたSwitchとSwitch2の面白かったゲームを発表していきます!
今年の上半期は序盤こそやや寂しく感じましたが、Switch2の発売によって一気に盛り上がりまして、トータルで見ると非常に豊作な半年間でした。
上位のタイトルは90点超えの神ゲーばかりなので、順位をつけるのが大変でしたw
一体、どのタイトルが首位になったのか?10位から順番に発表していきます!
目次
- 1 10位 龍の国 ルーンファクトリー/Switch/Switch2
- 2 9位 ドンキーコング リターンズ HD/Switch
- 3 8位 エンダーマグノリア: ブルームインザミスト/Switch
- 4 7位 HUNDRED LINE -最終防衛学園-/Switch
- 5 6位 龍が如く0 誓いの場所 Director’s Cut/Switch2
- 6 5位 ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド / ティアーズ オブ ザ キングダム Nintendo Switch 2 Edition/Switch2
- 7 4位 ゼノブレイドクロス Definitive Edition/Switch
- 8 3位 スプリット・フィクション/Switch2
- 9 2位 ファンタジーライフi グルグルの竜と時をぬすむ少女/Switch/Switch2
- 10 1位 マリオカート ワールド/Switch2
- 11 全体のまとめ
10位 龍の国 ルーンファクトリー/Switch/Switch2

第10位、「龍の国 ルーンファクトリー 」。
このゲームは和風RPG好きにはたまらない作品です。
舞台となるのは東の国なんですが、四季がとても美しくって、そのうえでBGMに和楽器が使われているので癒やされました。
そんな本作はアクションRPG「ルーンファクトリー」シリーズの最新作。
厄災によって滅びの時を待つ世界を舞台に、竜の契約を交わした主人公が冒険に旅立ちます。

特筆したいのが、テンポの良さです。
前作の「5」はモッサリ感が強く、ゆとりを持ってプレイしないと厳しいところがあったんですが、今作は一変。
キャラクターはサクサク動いてくれますし、同じマップ内ならロード時間を挟まずに一瞬でワープできます。
さらにSwitch2版だと離れた場所でもすぐにロードが終わるので、ついついプレイしてしまうんですよね。
アクション部分に関してもかなりの完成度で、攻撃時のモーションは華やかですし、戦いの幅も広いです。
接近武器と遠距離武器を瞬時に切り替えて臨機応変に戦えたり、神器によって属性攻撃や回復、強力な舞で敵を一網打尽にしたり。
前作とは見違えるくらい良くなっているので、プレイして驚きました!

このようにアクション部分だけでも面白い「龍ファク」ですが、忘れてはいけないのがスローライフ要素。
今作では里を発展させる要素もあって、畑を耕すのはもちろん、建物や水路、起伏を自由に配置するとか。シミュレーションゲーム的な遊びもあります。
ここまでの話を聞いて、
と思われるかも知れませんが、これがですね、ビックリするくらい融合しているんですよ。
里を復興させると主人公の成長や産業の効率化にもつながりますし、冒険をすることで里の発展に役立つレシピが手に入ったりしますからね。
気が付いたら戦闘と里山づくりをローテーションしていたので、気分は完全に冒険家と里長ですw

そして「ルーンファクトリー」といえば恋愛要素。
今作でも好感度の概念があって、高くなると絆クエストが発生したり、冒険につれていくことができます。
しかも組み合わせによってキャラクター同士の掛け合いが発生するので、好きなキャラがいると楽しいです。
ぼくの場合、お茶屋のいろはちゃんにハマりましたw
この娘、元気いっぱいで可愛いんですよね。

注意点としては、スローライフゲームの色は薄いことかな。
「ルーンファクトリー」って「牧場物語」から派生したシリーズではありますが、本作はゲームを進めると里人が畑仕事をやってくれるので、苦労して作物を育てる楽しさは序盤しか味わえません。
だからこそテンポ良く楽しめるんですけど、あの面倒さも味があったりしますから、人によっては寂しく感じる恐れがあります。
全体的にはアクションRPGにシミュレーション要素が乗っかったゲームという印象で、和風の世界観と相まって気持ちよくプレイできました。
世界観も一新されていますし、「ルーンファクトリー」シリーズ初心者にもおすすめです!
9位 ドンキーコング リターンズ HD/Switch

第9位、「ドンキーコング リターンズ HD」。
このゲームはなんだかんだでめちゃくちゃハマりました!
実は本作、過去にWiiと3DSで発売されまして、今回で3度目の発売になるんですよね。
そのうえ追加要素も控えめで、初心者向けの救済措置が強化されたくらい。
「ドンキーコングといえばUSJのアトラクションが盛り上がっているんだから、もっと力を入れてよ!」
と言いたくなりましたが、いざプレイしてみると夢中で遊んでしまいましたw

ゲームとしてはステージクリア型の2Dアクションで、アスレチックをこなしながら左から右へ進んでいくという昔ながらの形式を取り入れています。
そのため「スーパーマリオ」に近い形式のゲームなんですが、本作の場合、もう少し厳しめに作られていまして、油断しているとあっという間にライフが0になります。
例えばジャンプで足場から足場へ飛び移って行った先でブロックが上から急に降ってくるとか。
初見殺しの罠が満載なので、全クリまでに100回ミスが当たり前だったりします。
ただ理不尽なのかと言うとそうではなく、自分のミスを学習してから挑むとクリアできたりするので、それもあってついプレイを続けてしまうんですよね。

用意されているコースは80種類以上。
これだけでも十分に満足感を味わえますが、やり込むことで数倍は楽しむことができます。
というのも本作、収集アイテムを集めることでいろんな要素が解禁されるんですよ。
代表的なのが「K・O・N・G」のパネルです。
これは各コースに4つ隠されていて、エリア内ですべて集めると神殿コースが解禁されます。
そのコースがめちゃくちゃ難しくって、チェックポイントはありませんし、ほとんどが強制スクロールなので、特に6-Kの「クライマーラビリンス」は30回くらいミスをしましたw
いやぁWii版や3DS版でクリアしたハズなんですけどね。久しぶりに遊んだら感覚を忘れてしまって、普通に苦戦しましたw

隠し要素としてはほかにも、
- 神殿コースをコンプリートすることで解禁される「スカイハイエリア」
- コースが反転しているうえにライフの最大値が1つ減った状態でスタートする「ミラーモード」
- 1ステージの最短クリアを目指す「タイムアタック」
など、任天堂からの挑戦状みたいな要素が満載なので、アクションゲーム好きにはたまりません。
欠点だったロード時間の長さもSwitch2だと半分程度に短縮されますし、「ドンキーコング リターンズ」の決定版と言える作品に仕上がっています。
USJのドンキーコングエリアは本作の世界観がベースになっているので、合わせて楽しむことをおすすめします。
8位 エンダーマグノリア: ブルームインザミスト/Switch

第8位は、「エンダーマグノリア: ブルームインザミスト」です。
このゲームは探索型アクションRPGの決定版だと思いました。
近年はこういった探索重視のアクションゲームが増加傾向で、特にインディー系では定番と化しています。
ただその多くは上級者向けに作られているので、初心者だと挫折してしまう恐れがあるんですよね。
そういう意味で本作は初心者から上級者に向けた配慮が充実しているので、多くの人におすすめしたいです。

具体的にどんなゲームなのか?軽く説明すると、終末世界を舞台にした探索型アクションRPGです。
流れとしては入り組んだマップを探索して、敵を倒してレベルを上げたり、隠された通路を探して道を切り開いていく感じで、「メトロイド」や「悪魔城ドラキュラ」をイメージしていただけると分かりやすいと思います。
この手のゲームって本当にたくさんありますけど、本作は面白さの抽出が素晴らしくって、すんなり楽しめました!
具体的に言うと、このゲーム、ボス戦を楽しめるよう徹底されているんですよね。
ボス戦は基本的には攻撃と回避を繰り返す感じなんですが、何度ミスをしても納得できるように作られているので、ついリトライを繰り返しました。
なぜそう感じたのかと言うと、敵の行動パターンが分かりやすいことです。
本作に登場する敵は攻撃力が高めに調整されているので、適正レベルであっても2~3発食らっただけで倒れてしまいます。

ですが、敵が攻撃する際には目が赤く光りますし、攻撃が当たるまでの猶予も緩めに調整されているので、簡単に回避などができます。
そのうえ回避時の無敵時間も長いので、タイミングがシビアに感じることはほとんどありません。
こうして聞くと回避ゲーに感じそうですが、実は本作、パリィの要素もありまして、攻撃を弾いて反撃することもできます。
ですのでゲームを進めると今は回避するか?パリィをするかみたいな駆け引きを味わえるので、そこもハマりました!
ほかにもスキルを4つまでセットできたり、0にすることで敵が怯む「ダウンゲージ」の概念が存在したり。
ボス戦を楽しくする要素が数多く存在します。

でも、ボスの部屋まで行くのが大変そうですよね?
本作の場合、その辺りも徹底されているので、億劫に感じることはありませんでした。
好きな時にワープできたり、主人公の移動能力が序盤から優れていたり。
すぐにボス戦が楽しめるよう気を配っているので関心しました。
全体的には良質なアクションRPGといった印象で、これが3,000円程度で買えてしまうのは安いです。
雰囲気もしっとりしていて心に残りますし、紛れもなく名作だと思いましたね。
7位 HUNDRED LINE -最終防衛学園-/Switch

第7位は、「HUNDRED LINE -最終防衛学園-」です。
このゲームはとんでもないことをやっていまして、なんとシナリオが100ルートもあります。
中にはすぐに終わるゲームオーバー的な展開も多いんですが、それでも数の割には作り込まれているので関心しました!
そんな本作は学園モノのアドベンチャーゲーム。
ストーリーはアドベンチャーパートとシミュレーションパートを交互に進める形式となっていて、学園内で100日間を過ごしていきます。

主人公となるのは、澄野拓海。
彼は「東京団地」で平凡な日々を送っていましたが、ある出来事をきっかけに「最終防衛学園」への転校を余儀なくされます。
そして、外部から攻めてくる侵攻生から学園を守り抜く特防隊となり、ほかの生徒とともに身を投じていきます。
面白いのが、個性的なキャラクターです。
マスコットみたいな姿をしたSIREIはもちろん、自称不良の厄師寺猛丸、ネガティブだけど発言がいちいち面白い銀崎晶馬。
極度のシスコン九十九今馬、それに振り回される妹の九十九兄妹などなど。
超が付くほどの変人ばかりなので、なにか起こる度に面白い掛け合いを繰り広げてくれます。

個人的にハマったのが面影歪です。
奴はストーリーの途中に登場する第二防衛学園で出会うんですが、スッポンポンで学園を歩き回ったり、発言がいろんな意味でぶっ飛んでいますw
ただ仲間への思いやりがあったり色々な面で万能なところがあるので、2周目以降のシナリオでどんどん好感を持ちました。

ストーリークリアまでのプレイタイムは20時間程度。
1周クリアまではそこまで長くありませんが、本作で凄いのが、2周目以降の展開です。
なんと、分岐選択イベントが至るところで発生するようになり、選んだ選択肢によってストーリーが大きく変化していきます。
その数は実に100ルート。ストーリーが分岐するゲームは数あれど、ここまで膨大なルートが存在する作品は初めてみましたw

しかも本作、アドベンチャーパートのほか、シミュレーションパートが存在するんですよ。
システムとしてはマス目状のマップでキャラクターに指示を出して戦うという「ファイアーエムブレム」のような感じなんですが、これが予想以上に良くできています。
特に良いと思ったのが、仲間を犠牲にすることも想定したゲームバランスです。
本作でも仲間の体力が0になると死んでしまうんですが、後から復活しますし、戦闘を有利にする効果(必殺技などを使う為に必要なボルテージが100%上昇)が発生するなど、むしろ死んでくださいと言わんばかりの調整をしていますw
一見すると無茶苦茶なバランスなんですが、戦闘の勝利条件は「侵攻生」に学園の「バリア装置」を壊されないよう守り抜くことです。
仲間の死はデメリットにならないので、むしろ囮になって死んでもらって、周りの仲間を強化した方が良かったりするんですよね。
いやぁなんて倫理観のないゲームなんでしょうかw

このようにシミュレーションパートも良くできていますが、惜しいのが、2周目以降です。
必殺技が強くなりすぎてバランス崩壊したり、同じ展開ばかりになるので、途中から物足りなく感じました。
その辺りは残念ですが、ストーリーは面白いですし、ボリューム満点なので、重厚なアドベンチャーゲームを求めている方におすすめしたいです!
6位 龍が如く0 誓いの場所 Director’s Cut/Switch2

第6位は、「龍が如く0 誓いの場所 Director’s Cut」です。
このゲームは10年以上前に発売された作品のアップグレード版なんですが、いまプレイしても楽しめました!
ストーリーはもちろん、昭和末期の日本という時代背景など見どころが満載で、最後にはグッと来る展開が待ち受けています。
そんな本作は1988年の東京と大阪。二つの巨大歓楽街を舞台にしたアクションアドベンチャーゲーム。
主人公は若き日の桐生一馬と真島吾朗で、土地を巡る争奪戦が繰り広げられます。

注目したいのが、プレイヤーが興味を引くようなフックをそこら中に盛り込んでいることです。
桐生一馬と真島吾朗がなかなか一緒にならなかったり、探していた人物の見た目が想像とは違っていたとか。
先の展開を知りたくなるようなフックがそこら中に仕込まれているので、まるで連続ドラマを見ているような感覚を味わえます。
ぼくが今作のストーリーで特に良いと思ったのが、絆と恋愛描写です。
ストーリーは桐生一馬編と真島吾朗編。2つのパートを交互に進めていくんですが、随所で熱い人間ドラマが繰り広げられまして、見ていると胸が打たれるんですよね。
桐生と錦の関係は男の友情を感じさせるほど暑苦しい絆が描かれていますし、とあるキャラクターの恋愛描写もグッと来るものがありました。

あえて名前を出しませんが、中盤以降、あの男性キャラクターが映像に映っている女性に恋をします。
これだけだと普通の恋愛ドラマですが、彼女が持っている障害と立場によって簡単には結ばれなかったりします。
そのもどかしさが良い味付けになっていて、感情移入をしてしまいました。
何よりも素晴らしいのが、彼女に恋をしたとある男性キャラクターが最後に取った行動です。
とても潔く、ストーリーを綺麗に締めくくってくれました。
「龍が如く」シリーズのラストは「なんちゃって」で終えて肩透かしになることが多く感じますが、今作は違います。
過程から結果まで綺麗に描かれているので、ストーリーの完成度はシリーズ最高傑作と言っても良いほどです。

ちなみにSwitch2版では26分ほどの追加シーンが収録されています。
正直、本作の印象が大きく変えるものではありませんが、少しスッキリするシーンも追加されているので、改めて遊べてよかったです。

このように本作のストーリーは見どころが満載ですが、忘れてはいけないのが戦闘システム。
本作でもパンチやキックを連続で繰り出していくというコンボ重視の形式になっていて、ゲームを進めることで戦闘スタイルを変えることができます。
これによって爽快感がさらに増している印象で、お金をバラまく演出と相まって繰り返し戦いたくなりました。

今作の舞台となる1988年の日本ってバブル時代で、とにかく景気が良かったんですよね。
作中ではそんなバブル時代を派手に描いていて、ディスコやテレクラで遊んだり、キャバクラ経営でボロ儲けしたり。
さらにはドラクエ狩りをモチーフにしたサブストーリーが用意されていたりするので、当時の空気感を味わうことができました。
Switch2版の場合、カチコミバトルというオンラインモードも収録されていますし、非常に満足感の高い作品でしたね。
5位 ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド / ティアーズ オブ ザ キングダム Nintendo Switch 2 Edition/Switch2

第5位は、「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド / ティアーズ オブ ザ キングダム Nintendo Switch 2 Edition」。
どちらも数年前にSwitchで発売された作品で、数百時間遊びました。
ですので当初は「散々遊んだし、もういいかな」と思っていたんですが、いざ触れてみると大ハマリ。
また昔のようにコログを集めたり、ガーディアンの足をぶっ壊していましたw

そんな本作は広大なハイラルを舞台にしたオープンワールド型のアクションアドベンチャーゲーム。
「ブレワイ」では厄災ガノンを倒すため、「ティアキン」では行方不明になったゼルダ姫を探す旅に出かけます。
特徴的なのが、自由度の高さです。
冒頭こそはある程度の攻略ルートが決まっていますが、それ以降は好きな順番から進めることができるので、プレイヤーの数だけ攻略法が存在します。
いきなり難しいダンジョンから挑んでも構いませんし、なんだったらストーリーを飛ばしてラスボスに挑むことだってできます。

この辺りはSwitch版にも言えることですが、Switch2版はグラフィックやパフォーマンスが大幅に強化されているので、めちゃくちゃ快適になりました!
画面のカクツキがなくなったので戦闘の爽快感が上がっていますし、ワープ時のロード時間もめちゃくちゃ速くなっているので、探索の中毒性も増しています。
これだけでも十分に満足ですが、さらに凄いのが、連携サービス「ZELDA NOTES」に対応していることです。
これは「Nintendo Switch App」内で使える機能なんですが、どれも遊びの幅を広げてくれるので、実質追加コンテンツだと思いました。

特に良いと思ったのが、声の記憶。
これは特定の場所に行くと作動する機能で、ゼルダ姫たちがその場所にちなんだエピソードをフルボイスで語ってくれます。
その中には意外な事実が判明するものがあるので、ファンにはたまらないんですよね。
用意されている声の記憶はブレワイが125種類で、ティアキンが240種類。
意外なくらい多いので、全てを集めるだけで数十時間遊ぶことができます。
というのも目的地には強敵が潜んでいたりするからです。
特にブレワイはガーディアンというトラウママシーンが彷徨いていたりしますから、例え目的地がわかっていたとしてもなかなか辿り着けませんでしたw

それ以外にも
- コログなどの場所を音声案内してくれる「教えてナビ」
- 「ティアキン」内で作ったマシンの設計図を共有できる「QRブループリント」
- やりこみ度合いが可視化される「マイプロフィール」
など初心者から上級者に向けた機能が満載なので、また改めて遊びたくなりました!
「ブレワイ」や「ティアキン」って本当にボリューム満点で、すべてのコログを集めるとか、隠しアイテムを見つけるとか。
ストーリーをクリアしてもやり込める要素が満載なので、完全クリアせずに終えてしまいがちなんですよね。
ですので新規の方はもちろん、Switch版をやりきってない方にもおすすめしたいです!!
4位 ゼノブレイドクロス Definitive Edition/Switch

第4位は、「ゼノブレイドクロス Definitive Edition」です。
このゲームは長年のモヤモヤを晴らしてくれました!
実は本作、元々はWii Uで発売されたんですけど、惜しい部分が目立っていて、手放しで褒められなかったんですよね。
それが今回のSwitch版で徹底的に改善されていて、神ゲーと言えるレベルに達しました!

どんなゲームなのかと言うと、オープンワールド型のRPGです。
普通のRPGってストーリーに沿って決められた場所まで向かう形式ですが、本作ではプレイヤーの好きなように攻略できるので、のびのびと遊ぶことができます。
強い敵を倒してレベルを上げたり、無数のサブクエストをこなしたり。
好きな形でレベルを上げることもできますし、探索できるエリアも地下の洞窟から天空の浮島まで広範囲に広がっているので、遊んでいると時間がどんどん溶けますw
この辺りはWii U版にも言えることですが、Switch版は大小様々な点が改善されているので、中毒性がさらに上がりました!

面倒だったブレイドレベルとフィールドスキルレベルは廃止。
位置関係が分かりにくかった戦闘ではアイコンが追加され、エネルギーゲインを消費することでいつでも攻撃できるクイックリキャストが追加。
さらにはロード時間の短縮、クエストのナビゲーション強化、厳しかったゲームバランスの緩和などなど。
快適に遊べるような調整が施されているので、Wii U版とは別ゲーレベルで変わっていますw

極めつけが、追加ストーリーです。
実はWii U版のストーリーは未完となっていて、めちゃくちゃ気になるところで終わったんですが、本作はその後をしっかりと描いています。
これが最高で、10年以上謎に包まれていた点の多くが判明しました。
具体的には伏せますけど、追加ストーリーだけでも15時間は遊べるボリュームなので、これだけでも元が取れたと思いましたね。

全体的にはWii U版の長所はそのままに快適性やストーリー性を強化している印象で、胸を張っておすすめできる作品になりました。
タイトルに「ゼノブレイド」って付いていますけど、他の作品との関連性はそこまで強くないので、本作から始めるのもおすすめです。
いやホント、こんな狂った規模のRPGってそうありませんから、この手のジャンルが好きな人にはぜひ遊んでほしいです!
3位 スプリット・フィクション/Switch2

第3位は、「スプリット・フィクション」。
「え?なにそのゲーム?」と思われるかも知れませんが、これはとんでもない掘り出し物です。
Switch2の機能をフルに活かしていて、プレイ中は何度も「え?Switch2ってこんなに高性能だったの?」と口に出してしまいましたw
内容としては協力プレイ型のアクションゲームで、ミオとゾーイ。
2人の小説家となってバーチャル世界からの脱出を目指していきます。

特徴的なのが、画面分割によって進むゲーム進行です。
本作は協力プレイ専用なので、基本的には画面が2つに分離しています。
そのためオンラインプレイでもお互いの画面が見えるので、いまは何をするべきなのか?コミュニケーションが取りやすいんですよね。
ぼくの場合、まるピンクさんと最初から最後まで一緒に遊びましたが、何度も助けてもらいましたw

このゲーム、難関ポイントがいくつかあって、難しいアスレチックとか、ややこしい謎解きとか。
一筋縄ではいかない箇所があるんですが、そんなときまるピンクさんと声を掛け合って困難を乗り越えることができたので、さらに絆が深まりました。
そんなコミュニケーション要素をさらに高めてくれるのが、キャラクターごとに存在する特殊能力です。
ミオとゾーイ。2人は基本的な性能は一緒ですが、ゲームを進めると専用の能力が使えるようになります。
クリアするには各キャラクターの力を借りないといけないので、それがまた絆を深めてくれるんですよね。
ここまでの話は前作となる「It Takes Two」にも言えることですが、本作で凄いのが多彩なゲームプレイです。

基本的にはマリオのような3Dジャンプアクション系で、足場から足場へ飛び移ったり、ポールに登ったりしていきます。
ところがゲームを進めていくと2Dアクションゲームになったり、レースやシューティング、アドベンチャーなど、ジャンルそのものが変化。
挙げ句の果てにはゴリラや妖精、ブタさんになって進むステージが出てきたりするので、最後まで飽きずに楽しむことができました。
関心したのが、移植度の高さです。
実は本作、元々はPS5やXbox Series、パソコンといった高性能なマシン向けに作られているので、Switch2ではオーバースペックだと思われていました。

ところが実際にプレイしてみたところ、印象が一変。
快適に動作しますし、主人公の1,000倍くらい大きいボス戦も再現されているので、Switch2の底力を感じました!
いやぁまさかこんな凄いゲームを携帯機でも遊べるようになるとは!?
全体的には短時間で濃厚な体験を味わえるアトラクション的な作品で、ゲーム数本分の満足感を味わえました!
協力プレイ専用ということでソロプレイヤーには厳しい作品ですが、遊べる環境を整えた分だけの感動が待ち受けているので、一人でも多くの人に遊んでもらいたいです!
(あとまるピンクさん、ご一緒いただいてありがとうございました!)
2位 ファンタジーライフi グルグルの竜と時をぬすむ少女/Switch/Switch2

第2位は、「ファンタジーライフi グルグルの竜と時をぬすむ少女」。
このゲームは想像を裏切ってきました。
正直、発売前までは度重なる延期やプロジェクトの再編成などによって不安だったんですが、蓋を開けてみたらビックリ!
レベルファイブ史上最高傑作と言っても良いくらいの完成度になっていて、夢中で遊んでしまいましたw

そんな本作はオープンワールド風のRPG。
広大な島を舞台に冒険したり、生活を楽しんでいきます。
先ほど触れた「龍の国 ルーンファクトリー」のような感じのゲームではありますが、本作はさらにやれることが増えているので、自由度が凄いです。
戦闘や探索はもちろん、家具の作成、島の整備、畑の栽培、ランダムダンジョンの攻略などなど。
ドラクエ10やモンハン、どうぶつの森など、いろんなゲームで見られた要素を一本にまとめているので、お菓子の詰め合わせみたいな印象を受けました。

でも、何でもできると面倒に感じそうですよね?
本作の場合、面倒に感じないよう快適に作られています。
マウントで素早く移動できたり、その場で職業を変更できたり。
普通だったらひと手間かかりそうなことでもサクサクこなせるので、能動的に遊ぶことができました。
例えばぼく、冒険が好きなので、つい街から離れた場所まで行って敵を倒したり、ダンジョンを探してしまうんですよね。
それで拠点の発展を疎かにしてしまいがちなんですが、本作では瞬時に職業を変更できるので、まずは冒険を楽しんで、飽きてきたら街で家具を作成するとか。そんな感じでいろんな職業の生活を楽しむことができました。

用意されている職業は14種類。
戦闘に特化した職業もあれば採取をするもの、アイテムや家具の作成できるものもあったりするので、気分によって切り替えるのが楽しいです!
ほかにも仲間の編成ができたり、協力プレイやマルチプレイが可能だったり。
まるでMMORPGのような感覚で楽しむことができるので、ホント贅沢な作品です。
300円支払うことでSwitch2版にアップグレードできますし、未プレイの方はぜひ手を出してみてください。
1位 マリオカート ワールド/Switch2

そして第1位となったのが、「マリオカート ワールド」です。
このゲーム、「マリオカート」としてみると人を選ぶところがあるんですが、ぼくはドツボにハマりました!
正直、沢山のゲームを紹介している者としては1タイトルにそこまでの時間を割けないんですが、このゲームはずーっと遊びたくなる魅力があります。

特にハマったのがフリーランです。
このモードではオープンワールドマップを自由に走行できまして、レース中は通行できなかったエリアも侵入できます。
その範囲が予想以上に広くって、屋根の上から地下までどこにでも行けるので、探索するのが楽しいんですよね。
もちろん探索することでの見返りもあって、ハテナパネルやピーチメダルが隠されていたり、Pスイッチミッションに挑戦できたり。
アクションアドベンチャー感覚で遊ぶことができるので、3Dマリオ好きにはたまりません!

そしてマリオファンとして語らずにはいられないのがBGM!
なんと本作、新曲のほか、歴代シリーズのアレンジ楽曲が200以上も収録されています。
その選曲もセンス抜群で、「マリオギャラクシー」の「ウインドガーデン」みたいな人気曲はもちろん、「メイドインワリオ」や「マリオペイント」みたいな派生作品からも出展されています。
フリーランではそんな曲が状況に合わせてランダムで流れるので、それもあってずーっと浸ってしまうんですよね。
このようにドライブ感覚で遊べる「マリオカートワールド」ですが、レースパートも挑戦的なことをしています。
最大24台でレースができたり、コースからコースへ大陸横断するような形式になっていたり。
「マリオカート」のアタリマエを根本から見直しています。

個人的に驚いたのが、トリック的なアクションが追加されたことです。
レールスライドで細い道に飛び乗って走れたり、ウォールランで少しだけ壁を走れたり。
まるでパルクールのようなアクションを繰り出せるようになりました。
ちょっと難しいんですけど、慣れてくるとめちゃくちゃ気持ち良くって、スケボーに乗れた時のような達成感があります。
このように本作は見どころ満載なんですが、人を選ぶ点も散見されます。

代表的なのが道中の存在です。
今作では大半のレースがコースからコースへ移動する形式になっているんですが、その際に進んでいく道中が良くも悪くも「マリオカート」のアタリマエを見直した作りになっているんですよね。
次のコースが見えてくるワクワク感を味わえる反面、多くのエリアが直線的であるとか。
固定コースほどは駆け引きを味わいにくいところがあるので、世界観を楽しめないと淡白に感じるかも知れません。

ほかにもフリーランでアイテムを集めてもステッカーしか貰えなかったり、そもそもどこで入手したのかマップ画面に記されなかったり。
過去に発売された「マリオカート」。もしくはオープンワールドレースゲームと比べたら「あれ?」と感じるところもあるので、減点方式で見ると低評価になってしまうかも知れません。
ですが、ドライブ好き。マリオ好きのぼくとしてはツボにハマりまくったので1位にしました!
いやホント、こんな凄いゲームよく出せたもんですよ。
個人的には本作だけでSwitch2を買った元が取れました!
全体のまとめ

という訳でSwitchとSwitch2の2025年上半期面白かったゲームランキングでした!
1位が「マリオカート ワールド」で、2位が「ファンタジーライフi グルグルの竜と時をぬすむ少女」。
どちらもオープンワールドゲームですが、それぞれ違った良さがあるので、未プレイの方はぜひ触れてみてください!
マジで数百時間は余裕で遊べるので。
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