どうも!KENT(@kentworld2 )です!
今回は「リズム天国 ミラクルスターズ」のレビューをしていきますが、まずはひとこと言わせてください。
このゲーム、想像以上に鬼畜です!
見た目こそは可愛い感じなんですが、予想以上に手応えがあって、終盤のリズムゲームは何度もリトライを繰り返しましたw
「いやぁそれはお前が下手なだけだろ!」
と思われるかもしれませんが、まあ一理はあります。
ですが、ぼくはこれでも「リズム天国」シリーズを全てクリアしています。
ステージにしてもハイレベルは大体は取れましたし、パーフェクトクリアもある程度は出来ました。
そんなぼくでも今作は苦戦するほどの難易度で、シリーズの中でもトップクラスに手応えがあります。
ただ、不思議なことに失敗しても「もう1回!」とやりたくなったんですよね。
そして、気付けば2~3時間と過ぎ去り、なんとかクリアできました。
本記事ではそんな本作の良い点や惜しい点をしっかり語っていきますので、ぜひ最後までご覧ください。
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- 音楽ゲーム「リズム天国」シリーズ11年ぶりの新作。
- 80種類の新作リズムゲームを収録。
- 30種類の対戦ゲームや新モード「ビートスペル」も収録。
| 初リリース日 | 2026年7月2日 |
| 対応ハード | Switch |
| ジャンル | リズムアクション |
| 推定クリア時間 | 8〜12時間 (オールクリア) |
| 発売元 | 任天堂 |
目次
全体の感想
まずは全体の感想から。
結論から言うと、本作は11年ぶりの完全新作として十分満足できる内容でした。
「リズム天国」らしい中毒性は健在ですし、シリーズファンなら間違いなく楽しめると思います。
ただ、欲を言うと気になる点もありました。
とはいえその話を先にしてしまうと本作の魅力が伝わらないので、まずは面白かった点からお話しします。
何よりも良かったのが、リズムに乗れた時の気持ち良さです。
リズムゲーム中は一定のテンポに合わせてアクションを取る必要があります。
例えば「輪っかをくぐるゲーム」では、「は・ひ・ふ・へ・ほ」の「ほ」のタイミングでボタンを押さないといけません。
これが非常にシビアで、少しでもタイミングがズレるとミスになります。
でもしっかり音を聞き分けてジャストのタイミングでボタンを押せると、まるで音楽と一体になったような感覚になるんですよね。
その気持ち良さは何度味わっても飽きることがなく、「もう1回!」と繰り返し遊びたくなります。
個人的に好きなリズムゲームは、「下ごしらえ」です。
女性の方がリズムに乗って飛んでくる野菜をキャッチするゲームなんですが、流れる曲のノリが良く、特に3つ連続で飛んで来たときに全てキャッチできたときは最高の爽快感を味わえました。
つんく♂さんが手掛けるボーカル曲も相変わらず素晴らしく、リズムゲームとの一体感をさらに高めてくれます。
実はこの11年間、「リズム天国」風のゲームはいくつも発売されました。
その中には面白いタイトルもありましたが、改めて遊んでみると、「やっぱり本家は別格だな」と感じました。長年シリーズが愛されている理由を、あらためて実感しましたね。
一方で気になった点もあります。
1つめは使用するボタンのややこしさ。今作ではAボタンと十字ボタンの左上右下を使用します。
1つのリズムゲームで使用するボタンは2つまでですが、
ゲームによって十字ボタンの下を押すのか?左を押すのか?
マチマチなので、いろんなリズムゲームが不規則に出てくるリミックスでは混乱しました。
その結果、「リズム天国」で重要な操作のシンプルさがやや薄れている印象なので、そこは惜しいです。
※リミックスでは十字ボタンのどこを押してもOKではあります。
2つめはビジュアルの寂しさ。シンプルな映像こそが「リズム天国」の魅力ではあるんですが、今作は全体的にキャラクターの表示が小さめで、平面的なゲームも目立っています。
また、リミックスのゲームもグラフィックの差異が減っていて、新鮮味が薄れていると思いました。
シリーズを象徴する竹内高さんによる可愛らしいキャラクターの出演も以前より減った印象で、個人的にはもう少し活躍する姿を見てみたかったです。
とはいえシリーズらしい雰囲気はしっかり残されているので、11年ぶりの新作とは思えないほど自然に入り込めました。
最初のスタッフロールまでのプレイタイムは3時間前後。
短めではありますが、それまでの充実感は半端なく、プレイタイム以上の満足感があります。
ただ、この時のぼくはまだ本作の本当の恐ろしさを知りませんでした。
サムネイルにも書いた通り、本作は想像以上に鬼畜だったんです。
どのくらい難しいのかというと、何十回もリトライしてしまうくらい。ここからはその理由を語っていきます。
エンディングは通過点。本当の鬼畜はここから始まる
本作の終盤はシリーズ経験者でも苦戦するステージが続出します。
ぼくの場合、「手拍子2」が苦戦しました。
なぜ難しく感じるのかと言いますと、「交互打ち」という難易度を上げる仕掛けが多いからです。
「手拍子」では、普段は一定のリズムで十字ボタン左とAボタンを押していきます。
ですが、「手拍子2」にでは左ボタンとAボタンを素早く交互に押す場面が出てくるんですよね。
これが想像以上に難しく、なかなかリズム感を掴めませんでした。
一応、リズムゲーム前には練習ができますし、お手本も確認できます。
そちらでコツを掴んで本番に挑めばクリアできなくはないんですが、「手拍子2」はマジでキツかった。
あとこれは序盤ですが、「へくしょいムーン」もタイミングが独特で慣れるまでが大変でした。
こちらのリズムゲームでは、顔がついた月に見つからないよう、タイミングよくダッシュしていきます。
そのタイミングが分かりにくく、奴がクシャミをした瞬間だったりします。
しかもタイミングが2種類あって、連続で来ることもあるので、初見ハイレベルは至難の業ですw
そんなリズムゲームですが、今作にもパーフェクトキャンペーンがあります。
これはハイレベルでクリアできたステージ内で発生するイベントで、3回以内に一切ミスせずクリアすることでご褒美が貰えます。
シリーズお馴染みの要素ではありますが、通常クリアでさえも難しいだけに、全ステージパーフェクトクリアはぼくには無理でしたw
開発側もそれを分かっているのか、今作ではパーフェクトキャンペーンのご褒美は控えめになっています。
解放されるのは「4コマ漫画」で、「音楽」や「読み物」ではなかったりします。
この点に関しては賛否が分かれるかもしれませんが、個人的には助かった側ですw
全体的にはチュートリアルを親切にしている分、全体の難易度を上げているような気がしました。
この辺りは3DS版の反省を活かしているのかもしれませんね。
同作は難易度がかなり低めで、序盤のリズムゲームは短く、基本の判定の甘めでした。
その結果、シリーズ経験者ほど序盤が物足りなく感じたので、今作では難易度を上げているのかもしれません。
超高難易度RPG「ビートスペル」を収録
そして本作の真骨頂と言えるのが、新モードの「ビートスペル」です。
このモードではファンタジー世界を舞台にしたストーリーが展開され、リズムに乗って魔法を繰り出して戦っていきます。
いわゆるRPGの戦闘を「リズム天国」風にアレンジしたような感じなんですが、これが想像以上に難しいですw
特にラスボスは想像の100倍難しく、何十回もリトライをしましたw
その証拠にこちらの画像をご覧ください。戦闘に負けると救済措置として「魔法」を1つだけレベルアップできるんですが、負けすぎて全ての「魔法」が最高レベルになりましたw
何がそんなに難しいのかというと、戦闘中は常に時間が流れるのと、「魔法」ごとに刻むリズムが違うことです。
炎の魔法は「B・A・B・A」のリズム。回復の魔法は「B・下・A・B・下・A」のリズム。
それぞれ一定のリズムに乗ったうえでボタンを押すと発動しますが、失敗すると空振りになるので、1回分の行動を無駄にするんですよね。
それだけならまだしも、そこから立て直そうと思った場合、リズムをまた掴まないといけないので、気が付いたら延々とミスが続いてしまいますw
とはいえ序盤のステージはテンポが比較的ゆっくりですし、使える魔法も控えめです。
そのため一度リズムを掴めばそこまで難しくないんですが、先のステージになると一変。
使える魔法が増えるほか、敵ごとに相性の概念も存在するので、リズムを刻くだけでなく、「どの魔法を使うか」を瞬時に判断しないといけません。
しかもステージが進むほどテンポが速くなり、画面に表示されていた目印アイコンが消えるので、一度リズムを崩すと立て直すのが大変なんですよねw
イメージ的にはハイスピードなリズムゲームとアクションRPGを同時に遊んでいるような感じでしょうか。
ぼくの頭に備わっているCPUでは処理が追いつかないので、途中でオーバーヒートしましたw
本編だけですと、2~3時間で終わります。
短めではありますが、ステージごとにスコアアタックの要素もありますし、クリア後にはランダムダンジョンにも挑めます。
そちらはマップが入り組んでいて、いくつもの分岐ルートがありますから、通常ステージ以上に繰り返し遊ぶことが出来ました。
総合的に見ると、1つのモードとして成立するくらいのボリュームで、新感覚の体験を味わえます。
正直なところ、「リズム天国」自体は1作目の時点で完成していますから、別モードで横展開するのは理にかなったやり方に感じますね。
ニヤリとするファンサービスも満載
本作はシリーズファンがニヤリとする要素もたくさんあります。
特に印象的だったのが、過去作のオマージュネタです。
本作に収録されているリズムゲームは、1人用に関しては全て新作ではあります。
ですが、リズムゲームの中には過去作を意識したものがチラホラあるので、「これってあのゲームだよね?」と思わずニヤリとしてしまう場面が何度もありました。
代表的なのが、「棒つかみ」です。
これは音楽に乗って棒を掴んでいくリズムゲームなんですが、思いっきり「カラテ家」の亜種なんですよねw
必要最低限のグラフィックに、白い空手着の男性が音楽に乗ってアクションを取る。新作ではありますが、懐かしい雰囲気が漂っています。
ほかにも「こっそりラット」のようにストップとダッシュを繰り返す「カーアクション」、「パチパチ三人衆」のように間隔に合わせてボタンを押していく「パラソル」などなど。
過去作を意識したようなシチュエーションのリズムゲームがチラホラあるので、どこか懐かしさを感じました。
リズムゲームの中には過去作のキャラが登場することもありますし、ファンサービスに抜かりないと思いましたね。
ちょっとエモいと思ったのが、Hotzmicさんの楽曲が今作でも使われていることです。
彼女はつんくさんの長女で、前作には6歳の頃に収録した楽曲が流れました。
あれから11年。今作ではさらに大人っぽい曲のボーカルを担当しているので、彼女の成長を感じることができます。
そして女性ボーカルといえば、Adoさんの楽曲が流れるのもポイントです。
彼女は3DS世代で、度々3DSの思い出を語られていましたが、まさかこんな形で任天堂ゲームに登場するとは思いませんでしたw
嬉しいことにサウンドルームではそんな楽曲を好きなように聴けたり、プレイリストの作成や画面オフ再生ができたりするので、クリア後もサントラCDみたいな感覚で楽しむことができます。
家族や友達と遊べる対戦モードも充実
対戦モードはワイワイ盛り上がれる内容になっています。
収録されているのは10種類のリズムゲームで、それぞれ3段階の難易度を用意。合計30種類の対戦ゲームが楽しめます。
同様のモードはWii版にもありましたが、今作は最大4人でのプレイに対応しているので、本当の意味でみんなとワイワイ楽しめるのが嬉しいですね!
そんな対戦モードですが、リズムゲームの中には過去作のアレンジバージョンが含まれています。
玉ねぎの順番に抜いていく「リズム脱毛」、矢を弾いていく「忍者たち」。
初代などで見られたリズムゲームをみんなで楽しめるので、お互いの失敗を見て笑ったり、息を合わせてプレイすると盛り上がります。
やり込んでいくと「リズムおもちゃ」が解禁されますし、Wii版と比べてもボリュームアップしていると思いましたね。
欲を言うなら、ローカル通信やオンラインプレイには対応してくれたら嬉しかったかな。
遅延などの問題で難しいのかもしれませんが、対戦できる環境が増えてくれると、離れた人とも気軽に遊べますからね。
とはいえSwitchでしたら「おすそわけプレイ」によってコントローラーを買い足さずに遊べたり、「テーブルモード」によって外でも対戦できますから、その点は助かりました。
リズム天国 ミラクルスターズのレビューまとめ
ここまで「リズム天国 ミラクルスターズ」について語っていきました。
簡単にまとめると、
- 難しくなって帰ってきた「リズム天国」
- ボタン配置やビジュアル面がやや気になるが、今回も面白い!
といった感じです。
3DS版は変に初心者を意識しすぎた結果、面白くなるまで少し時間が掛かる印象でした。
一方の本作はその反省を活かしたのか、序盤からしっかりと手応えがあり、終盤はシリーズ経験者でも苦戦するほどの難易度になっています。
だからといって理不尽というわけではなく、失敗するたびに「もう1回!」と挑戦したくなる絶妙なゲームバランスでした。
可愛らしい見た目からは想像できないほど骨太な内容で、11年待った価値は十分にあったと思います。
シリーズファンはもちろん、リズムゲームが好きな方や、手応えのあるゲームを求めている方には自信を持っておすすめできます。
無料体験版も配信されているので、気になる方はぜひ触れてみてください。
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