【レビュー】ワリオランドアドバンス ヨーキのお宝 [評価・感想] ワリオのイメージが確立！

どうも！KENT(＠kentworld2 )です！

今回は2001年8月に発売されたGBA「ワリオランドアドバンス ヨーキのお宝」のレビューします。

GBA「ワリオランドアドバンス ヨーキのお宝」はワリオが主人公の横スクロールアクションゲームです。

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良いところ

差別化が図られたステージ

収録されているステージは20以下と横スクロールアクションゲームにしては決して多くありません。

ですが、その分だけ差別化が図られているので、似たような印象のステージはほとんどありませんでした。

アクション性が高いステージ、ドミノのギミックが存在するステージ。

すごろく要素が含まれたステージ、ピンボールの要素が含まれたステージ。

パズル要素が強いステージ、スイッチを押すとステージの構造が変わってしまうステージなど、それぞれしっかりとテーマが決められていて、一気にプレイしても飽きません。

探索要素が強い

ワリオシリーズと言えば「お宝」を集める探索要素が強い事で知られますが、それは本作でも健在です。

各ステージをくまなく探索して「お宝」を集めるのは、地味だけどハマります！

その代わり前作とは違って無敵では無くなりましたが、敵の攻撃を受けることで発生する「リアクション」を使った謎解きがあったので、ワリオらしさは失われていません。

独特なBGM

BGMは「マリオ」シリーズとは一線を画しています。

勇ましいBGMが流れたり、ボーカル付きのBGMが流れたり。

「ワリオ」のキャラクター性を上手く表現しています。

ちなみに本作に収録されているBGM・効果音の一部は、後に発売された「メイドインワリオ」に引き継がれました。

シュールな映像も含まれていますし、演出面に関しては「メイドインワリオ」のルーツにも感じますね。

息抜きできるミニゲームを収録

本作には3種類のミニゲームが収録されています。

縦画面で表示される野球ゲーム「ワリオホームラン」、ジャンプで障害物をひたすら飛び越える「ワリオホッパー」。

福笑い風のルーレット「ワリオルーレット」。

どれもシンプルかつワリオらしいユーモアな内容で、つい夢中で遊んでしまいました。

もちろんプレイをすることでの見返りもあって、やり込めばやり込むほどボス戦が有利になるアイテムを購入できるようになります。

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惜しいところ

探索を強制させられる

探索が楽しい「ワリオランド」シリーズですが、本作は合わないところがありました。

何故かと言いますと、各ボスの部屋まで行くにはそのエリアに存在するステージに隠されたお宝をすべて集めないといけないからです。

もし1つでも取り逃したら再挑戦しないといけません。

これが探索を強制されているようで面倒に感じました。

苦労してステージをクリアしたのに「お宝を取り逃したからもう一回探索しろ！」なんて言われているようですからね。

前作であるGB「ワリオランド3 不思議なオルゴール」のように

形式だったら繰り返し挑戦する意欲が生まれたんですけどね。

「スーパーマリオブラザーズ」シリーズのようにスタートからゴールまでの道のりが一本道で、一回のプレイでステージの大半を訪れることができる本作でコンプリートを強制させられるのは合わないと思いました。

薄い内容

用意されているステージは20以下と、この時代のゲームにしてはかなり少ないです。

前作であるGB「ワリオランド3 不思議なオルゴ～ル」の場合、25ステージありましたし、1つ1つの密度も凄いものでした。

その一方で本作のステージはそこまでボリュームがある訳ではないので、もっと増やしてほしかったです。

まあゲームボーイアドバンスが発売されてから半年後に出たので無理もないのかもしれませんが。

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ワリオランドアドバンス ヨーキのお宝のレビューまとめ

アクション面での出来は長年続けているシリーズだけあって良く出来ています。

が、スタートからゴールまでの道のりが一本道なステージ設計でにも関わらずコンプリートを強制させられるので、やや苦痛に感じることがありました。

その辺が惜しい作品ですが、ワリオのイメージを確立させた作品なので、プレイして損はありません。

こんな人には特におススメ。
・探索好き。
・ワリオ好き。

こんな人にはおススメできない。
・探索が苦手な人。

お気に入り度【60/100%】

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ワリオランドアドバンス ヨーキのお宝

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