ことばのパズル もじぴったん PlayStation 2 the Best/PS2
どうも!KENT(@kentworld2 )です!
今回は2003年1月に発売されたPS2「ことばのパズル もじぴったん」のレビューをしていきます。
本作は「ことば」を作っていくパズルゲームですが、日本語の奥深さを実感出来ました!
ぼくは日本人なので、普段から日本語を使って他の人に意思を伝えています。
今回レビューするPS2「ことばのパズル もじぴったん」ではそんな日本語から生まれる「ことば」を作っていくパズルゲームなんですが、
これ、よく作ったなぁ
と感心しまくりました。
パッと見は地味に見えるかも知れませんが、開発工数的には相当大変だったんじゃないでしょうか?
一方、発売から時間が経過する毎にジレンマが生まれるようにも感じました。
ぼくが本作をプレイしたのは発売から11年が経過した2014年なんですが、その頃になると非対応の「ことば」が多くなっていたんですよ。
それ故にストレスを感じてしまうこともありました。
ここからはそんなPS2「ことばのパズル もじぴったん」について詳しく書いていきます。
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- ステージクリア型のパズルゲーム。
- 決められた文字の集合から1文字ずつ選んでマスに置いて「ことば」を作っていく。
- 制限時間以内に課題を達成すればステージクリア。
初リリース日 | 2003年1月9日 |
対応ハード | PS2 |
ジャンル | パズル |
売上 | 初週0.9万本 |
推定クリア時間 | 1プレイ5~10分 |
発売元 | ナムコ |
目次
良いところ
考えて文字を置いて行く楽しさ
文字を置いて言葉を作っていく「もじぴったん」。
ステージによっては決められた文字をマスに置かなければならないんですが、言葉にならない限り置くことは出来ません。
そのためどの場所にどの文字を置くのか考える必要が生まれます。
上手く言葉になるよう文字を置き、完成した時の達成感はパズルゲームそのものです!
ぼくの場合、最初は適当に文字を置いてしまいましたが、ある程度プレイすると
頭に”ん”を置いちゃダメ
間に”ん”や”か”を置くと言葉が完成しやすい
などの法則が分かってきたので、日本語の勉強にもなりました!
元々、パズルゲームは頭の回転を良くするものと言われています(「テトリス」が顕著)。
今回の「もじぴったん」も例外ではなく、プレイしていると頭が良くなった気がします。
手間がかかったゲームシステム
本作には76,500以上の言葉が収録されていると言われています。
凄いのが、流行語や死語、ナムコキャラクターなどの言葉も含めて収録されていること。
これだけ多くの言葉を収録したうえでゲームとして成立させるとは恐れ入りました。
こんなゲームを作れるって開発者天才だろ!w
なんて思っていましたが、本作の開発者である後藤裕之氏はかつて円周率暗唱42,195桁の世界記録を樹立していたほど凄い人であることが分かったので納得しましたw
このゲーム、素人目線から見ても気が遠くなるようなテストプレイをしないと成立しないようなシステムを採用しているように感じますからw
多彩なギミック
各ステージには様々なギミックが用意されています。
文字を置くことで
- 上下左右に床が移動する
- 90度、180度回転する
なんて仕掛けが用意されていたり、巨大な文字ブロックが設置されていたり。
これらのギミックによって思いもしなかった言葉が生まれる場合もあるので、まさに「ことばのパズル」で遊んでいるような印象を受けました。
コンボを繋げてハイスコアを狙う楽しさ
一つの文字を置くことで同時に複数の言葉が完成する場合があります。
これが発生するとコンボが発生してボーナススコアが貰えるので、コンボを繋げてハイスコアを狙う楽しさも感じられました。
ステージによっては特定のスコアを突破すると「かるた」と呼ばれる収集アイテムが貰えます。
その手のステージでは高いスコアを獲得しようとコンボを狙ってしまいました。
ナムコならではの演出が満載!
ステージによっては
- 太鼓の達人
- 風のクロノア
- パックマン
などのナムコキャラクターがモチーフになっている場合があります。
関連するステージでは各シリーズのBGMが鳴るので、ファンなら感動するかも!?
個人的には「風のクロノア」のBGMが流れたことに感動してしまいました。
ステージに出現する文字も各シリーズにちなんだものになっていますので、雰囲気もしっかりと味わえます。
大量の問題数・付加価値
本作に収録されている問題数は600問以上!
アーケードからの問題はもちろん、家庭用オリジナルの問題も収録されているので、すべての問題をクリアしようと思ったら膨大な時間が掛かります。
しかも
- コレクション要素の「もじくんかるた」
- それまでに使った言葉によってその人の性格を診断してくれる「性格診断」
- スロットで文字を作っていく「スロットゲーム」
など様々な付加価値を加えているのでお得感があります。
惜しいところ
やっぱり無茶だと思ったゲームデザイン
新しい言葉は毎日のように生まれてきています。
それだけに本作のゲームデザインはやっぱり無茶だと思うんですよ。
ぼくが本作をプレイしたのは発売から11年後の2014年になります。
これだけの年月が経過していると新しい言葉も当然生まれてくる訳です。
その手の言葉を作ろうとしても反応しないので、発売から時間が経てば経つほどプレイヤーが思うような言葉を作れなくなってくるゲームに感じました。
アップデートによって新しい言葉を追加していけば解決できるとは思いますが、本作はオンライン機能が一般的じゃなかったPS2のゲームソフトなのでそんな機能は搭載されていません。
ストーリーと絡めたモードが欲しかった
本作のゲームモードは
- 用意された問題を好きな順番から解いて行く「じっくりパズル」
- 5~6ステージを連続で攻略していく「あーけーど」
の2つが用意されています。
しかし、いずれも淡々とステージを攻略していくだけなので飽きやすく感じます。
せっかく可愛いキャラクターが登場するだけにストーリーと絡めたモードが欲しかった。
ストーリーモード、作れると思うんですよ。
例えば立ち絵のイベントシーンを作成し、ストーリーに沿った言葉や文字が登場するステージを100個くらい用意するとか。
ことばのパズル もじぴったんのレビューまとめ
「開発者天才だろ!w」
プレイしていて心からそう感じました。
見た目は地味かもしれませんが、やっていることは凄すぎます!
一方、発売から時間が経てば経つほど思うような言葉を作れないというジレンマが生まれてしまい、無茶なゲームにも感じました。
加えてアーケードゲームがベースである関係で家庭用ならではのストーリー性が薄く、PS2という据え置き機の特性とミスマッチしているようにも感じます。
その辺りは気になりましたが、プレイしていると頭が良くなりそうなので忘れた頃にまたやりたくなるゲームです。
発売から時間が経過する毎にジレンマが生まれる無茶過ぎるゲーム!
こんな人には特におススメ。
・パズル好き。
・国語好き。
・日本語を勉強したい人。
こんな人にはおススメできない。
・パズルが苦手な人。
・国語が苦手な人。
ことばのパズル もじぴったん/お気に入り度【70/100%】
プレイした時間・・・約10時間
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Nintendo | PlayStation |
Xbox | etc |
こんなレビュー読んじゃうとまたもじぴたをやりたくなっちゃうな〜www
確かにこれって地味だけどデバッグが大変そうなゲームですよね!
個人的にはPSP版の「もじぴったん大辞典」が傑作だったかな〜。
他にもDS版やWiiウェア版を遊んだことがありますが、DS版は画面がPSPと比べて画面が分割してる分、ちっちゃいと感じました。
あとスペックはPSPの方が当時は圧倒的に高いので、わずかなカクつきが気になったなぁ〜。
Wiiウェア版は、安かったのはいいけど、遊んでみてこれは据え置き向けのゲームじゃないなって感じましたwww
今日、帰ったらSwitch版もじぴたの体験版をやってみよっかな〜(^^)
この記事、だいぶ前に書いていたんですが、非公開のままでしたw
PSPとの相性は良さそうですね!
DS版は僅かなカクつきがあるのですか?それは気になるかも。
ともふみったんも同様に思われていたか。
こちらも、元はアーケードゲームではあるがPS2版に余り興味は持たなかった。
リモコンなら案外と、と思いWii版で据え置き系も購入したがイマイチ乗れなかった。
ポケットサイズで高性能なPSPとの相性はそれだけに良かった様に思う。
Switch版はタッチパネルで文字列をスライドして選択出来る様になって欲しい気もするが、矢印圧しでなければゲーム性が変わってしまうだろうか。
Kent氏の言うストーリーモードは家庭用なら欲しい所でもあるが、人によっては逆にシンプルな問題パズルで良いと思う事からないのやも知れんな。
AVC-M370さん、返信どうもです。
Switch版のもじぴったん、体験版をプレイしましたが安定感のあるおもしろさでしたよ。
まさに半携帯機のSwitchとバッチグーなパズルゲームです♪
あの当時はPSP版との相性が抜群でしたよね!もじぴったんは、携帯機でしかも画面が大きめのハードとの相性がいいです!
Switch版のボタン操作は、問題なくてきびきびしてますよ。個人的には、タッチ操作やリモコン操作だと誤作動が起きるのでボタン操作派です。