どうも!KENT(@kentworld2)です!
数多くのゲームをレビューしているぼくKENT。
時には世間で賛否両論なゲームをレビューすることもありますが、その場合、気を付けていることがあります。
それは、反対側の意見を持つ人が不快に思う内容になっていないのかどうかです。
本記事ではその辺りについて詳しく語っていきます。
反対側の意見を持つ人が不快に思う文面
意見というものは人間の数ほど存在するものです。
全く同じ考えの人間は存在しないので、人それぞれ考え方が異なるのは自然なことなんですよ。
ですが、書き方次第では考え方が異なる人間を敵に回す可能性が生まれます。
代表的なのが反対側の意見を持つ人に対して喧嘩を売るような書き方。
例えばぼくはSwitch「ポケットモンスター ソード・シールド」を楽しめたのでレビューでは肯定的に書きました。
しかし、世間では必ずしも高く評価されている訳ではありません。
中には
「ポケモンがリストラされた割にはグラフィックが大して進化していない」
なんて酷評している人だって居るでしょう。
もし、そんな考えの人が以下のような文面が含まれたレビューを読んだらどう感じるのでしょうか?
ポケモンがリストラされたことで評価を下げている人が居るけど、それは開発者の視点に立っていないワガママな意見でしょう。
これだけグラフィックが強化されていながらもトータルで○○○匹も居るのだから、大作RPGとしては十分過ぎます。
どうでしょう?
Switch「ポケットモンスター ソード・シールド」に対して否定的な意見を持っている人はカチンと来ませんか?
書き手としては「ポケモンの良さを否定的な人にも分かってもらうんだ!」と思って書いているのかも知れませんが、逆効果です。
大抵は納得するどころか対抗意識を燃やしてしまうでしょう。
そもそも、レビューは作品を評価することが第一なのに、書き手の意識が反対側の意見を持っている人に向いていないでしょうか?
だとしたら本末転倒です。
このように反対側の意見を持った人を攻撃するような文面を含めた場合、同じような考えを持っている人の中には「よくぞ言った!」とレビュアーを褒めるかも知れません。
ですが、同時に不特定多数の敵を生み出していることを頭に入れておいた方が良いです。
特定の人に向けた文面のハズが多数の敵を生み出してしまうことも!?
そもそも、反対側の意見を持った人を攻撃するような文面って特定の人に向けて書くケースが多く感じます。
なんて思いながら攻撃的な文面を書いてしまったことはぼくにもありました。
が、名指しをしていないが故に思わぬ人を怒らせてしまったことがあるんです。
自分と真逆の意見を持っているAさんの文面を読んで不快に感じた。
↓
Aさんを意識した攻撃的な文面をネット上に公開した。
↓
名指しをしていないが故に同じような考えを持っている人が不快感を表した。
こうして流れをまとめると、負のスパイラルに陥っているのが分かると思います。
もし、自分が一番読んで貰いたかったAさんが読んでいなかった場合、最悪じゃないですか?
かといってAさんを名指しした攻撃的な文面をネット上に公開しても自分の看板を痛めつけるだけです。
直接話し合ったとしても考え方が平行線である以上、上手くまとまるケースは少ないでしょう。
では、どうすれば良いのでしょうか?
Aさんの文面を読んだことでの不快感を解消する一番の解決法。
それは、考え方が近い人と閉ざされた空間でガス抜きをすることです。
わざわざネット上で考え方が異なる人を意識した攻撃的な文面を公開する必要なんて無いんですよ。
そこに加勢してくれる人も出てくると思いますが、逆にAさんと同じような考えを持った人は対抗意識を燃やしてしまうでしょう。
その結果、ユーザー同士での論争が勃発する恐れが生まれます。
特にゲームの場合、楽しむのが第一ですから、不毛な争いにしか感じません。
全体のまとめ
以上!賛否両論なゲームをレビューする時にやらない方が良いことでした!
「アイツを言い負かせてやろう!」なんて思いを込めたレビュー記事をネット上で公開してもロクなことがありません。
ぼくの場合、過去には妄信的な文章を盛り込んだレビュー記事を多数公開してしまい、反対側の意見を持つ人を多数敵に回してしまったことがありました。
今、その時の文章を読んでいると「子供っぽいなぁ」と感じて恥ずかしくなっていますw
当時は反対側の意見を持つ人を攻撃するような文面にすることで記事が面白くなると思っていました。
ですが、今思えばぼくが目指す面白いレビュー記事のベクトルとは異なることに気が付いたんです。
如何にゲームの魅力を面白い文章で伝えるのかどうか?
ぼくはそんなレビュー記事を目指しているのに何をやっていたのか・・・。
今後は「レビュー記事の主役は商品である」ことを念頭に置いていきたいです。
- 反対側の意見を持つ人を攻撃するような文面をレビュー記事に含めるのはおすすめできない。
- 不特定多数の場で公開している故に思わぬ敵を生み出してしまう。
- レビュー記事の主役は商品であって反対側の意見を持つ人ではない。
基本的な話になりますが、「好悪双方の意見を含める」ように中立的な書き方をするのも大切でしょうね。
最近たまに「世間的名作を批判的に書く」レビューを投稿する時もありますが、そこで「賛成派はどう感じるのか」まで考えるか否かで大きく反応が異なってくる印象はあります。
ぼくとしては他人は他人。自分は自分で切り離してレビュー記事を書くことをまずは意識したいです。
「世間的名作を批判的に書く」場合、賛成派を小馬鹿にしないような文体を心掛けたいですね~!
ちょっと失礼ですが、ケントさんが経験者だからこそ、今回のコラムの具体例がとても実際にありそうだなぁって感じがしました。
確かになんでも当てはまると思いますが、レビューって主役はそのレビューされる対象の筈ですから、反対意見と対抗させることを意識して書いたら負のスパイラルに陥り泥沼化しますよね。
僕も以前はポケモンまとめレビュー記事で、当時はダイパ(第4世代)が異様に持ち上げられて、それ以後の世代がダメ出しを受けてる印象をネットで受けてしまいそこで一石を投じる意見を書いてしまったことがあるのですが、そのときの反響で大ダメージを受け、反省しました。
「不特定多数を対象にポケモンをアピールしたいはずなのに、一部のシリーズをダメ出ししたり贔屓したりしたら元も子もないじゃん」と。なのでそこが去年頃に大改訂するきっかけになりました。
なので今回のコラムのテーマは自分でも経験したことあるし、今後も余計な敵を作らないように気をつけなきゃならないことだなと思いました。
経験談は説得力がありますもんね。コラム記事は出来る限り経験談を中心に語っていきたいと思ってます。
アハハ、また例の古傷に塩水をかけてしまいましたかw でも、それに気付けるのは凄いことですよ。いつまで経っても気が付かない場合もあるでしょうから。お互い気が付けて良かったなと思います?
負の感情を持っているとロクなことがありませんよね?
例の記事はいつでもアップデートを待ってますからね~!
ネット掲示板をみてると特定の人を攻撃することで自分と同じ考えの人を探しているように見えました
そもそも自分と同じ考えの人ってあまりいないんですよね
回りがゲーム愛好者ばかりなら良いのですけれど
同意してくれる人を探すはずが敵ばっかり作ってるのは良くあることです
だよね、と一言いってもらうために払う犠牲が大きすぎる
好きな人だけ集まれる場とかあれば良いのですがネット上でそういうクローズドコミュニティ作るのはかなり難しい
それも出会いを広めるうえでのやり方の1つになりますが、そういう繋がりで生まれた関係って長続きしにくく感じます。
また、仰る通りリスクもつきまとうので、あまりおすすめ出来ないやり方かな・・・
今やネット上のコミュニティはSNSという大海原が中心になってしまいました。
ネットは良くも悪くも客観的ですよね。FF15やデスストランディング、ポケモンと言った大企業の話題作は批判することが難しい。例えばデスストだとムービー?の長さ、ポケモンだとモーションや梯子に登ると時間が止まったり、テキストの劣化等の客観的な事実を指摘出来るのがネットの良さですよね。レビューを書いて仕事を貰ってるゲームメディアは多少の忖度があるだろうし、ユーチューバーや人気ブロガーも企業案件が重要な収入源です。ネットのネガティブな事実をもみ消す火消し業者と呼ばれる人達もいる。本来の目的である購入するか、どうかを決める判断基準としてネットの不特定多数が役に立ってるのも事実かと思いました。
ええ、それらの指摘はごもっともだと思いますので、プレイして気になったのであればどんどん書き込んでも良いと思います。
でも、出来れば反対側の意見の人に喧嘩を売るような書き方にしないほうが良いよね。というのが今回のテーマになります。
ポケモンの例とは逆なのですが、オーディンスフィア レイヴスラシルについてお時間など余裕があるなら、やはり本編をプレイしてほしいです。体験版が温いのは間違い無いのですが、本編に関しては朧村正・ドラゴンズクラウンと変わらず面白い事は保証します。世間的評価は高く、個人的には格ゲーを除いた2Dのアクションゲームで一番爽快なアクションゲームです。今回ヴァニラウェアのレビューが上がってる中オーディンスフィアだけ無いのがどうしても寂しく感じてしまいました。この戯言をどこかで言おうと思ってたのですが、ここで言ってみます。
駄文失礼しました。
素直なコメントをありがとうございます。まだアクセスがあるのでオーディンスフィアの例の記事は残してありますが、あの記事こそが今回の例に当てはまる気がしますw
あの時のぼくと今のぼくは別人だと思ってくださいw
家庭用ゲームのレビューを大量に公開するのは物理的に厳しく、すぐに書くことは出来ませんが、いずれはプレイして書きたい気持ちがあります。
自分も思い当たる節があって刺さりました
どうしても酷評レビューの中に明らかな間違いがあって、いや違うんだよと言いたくてその人を意識した訂正レビュー書いちゃったんですよね、その時点で作品に対する純粋なレビューじゃなくなってしまってるし、自分のレビューを初めて見た人にとっては雑音に近い情報になってしまってるんでしょうね…気を付けないといけない
そう、雑音が記事に混ざってしまうんですよね。
それ故に記事で本当に伝えたいことがボヤケてしまう恐れがあるので、良いことなんてほとんどありません。
強いて言えば書いている本人が一時的にスッキリすることくらいかな・・・。お互い、気を付けていきましょうね!
>つぐみさん
やはり、不特定多数の場では文章を相手が読んでどう思うのかある程度は想定する必要があるんだと思います。
否定的なレビューは良いと思いますが、反対側の意見を持っている人に喧嘩を売るような書き方だと炎上しやすいんじゃないかと思って今回は記事にしてみました。
他人を意識せず記事を書くとします。で、それを読んだ第三者が怒って攻撃してくるような場合は向こうが悪いと思います。