Forza Horizon 3/Xbox One
どうも!KENT(@kentworld2 )です!
今回は2016年9月に発売されたXbox One「Forza Horizon 3 (フォルツァホライゾン3)」のレビューをしていきます。
本作はオーストラリアを舞台にしたオープンワールド型のレースゲームですが、シリーズの中では一番ハマりました!
ゲーム自体は前作となる「Forza Horizon 2 (フォルツァホライゾン2)」の延長線上なので、広大なマップを好きなように駆け抜けてレースなどを楽しむゲームではあります。
ですが、今作からの新要素・改善点が個人的にはツボで、いつまでも走り続けたくなったんです。
Xboxハードが国内では販売不振のため、予算が下りなかったのか、今作から英語音声になってしまいましたが、それを差し引いてもシリーズ最高傑作だと思っています。
ここからはそんなXbox One「フォルツァホライゾン3」の良いと思った点から書いていきます。
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- オーストラリアを舞台にしたオープンワールド型のレースゲーム。
- オープンワールドマップを好きなように走行してレースイベントなどを進めていく。
- オンラインでの4人協力プレイ、12人でのレースにも対応。
初リリース日 | 2016年9月29日 |
対応ハード | Xbox One |
ジャンル | レース |
売上 | 初週0.1万本 |
推定クリア時間 | 20~30時間 |
発売元 | マイクロソフト |
目次
良いところ
なんとなく走り続けてしまう中毒性
今作をプレイしていると、なんとなく走り続けてしまいます。
ライバル車を追い越すとか、指定された道の中で上手に曲がるとか、そんなことは何も考えず、ただひたすら好きな道を走り続ける。
過去作でもそういう楽しさはありましたが、今作では導線の作り方が上手く、気が付けばなんとなく走り続けてしまいました。
最大の要因となるのが、フェスティバル会場のレベルを上げていく要素です。
今作の目標として各地のフェスティバル会場を発展させていくというものがあります。
発展させていくにはレースイベントで上位に入るほか、各地に設置されたPRゾーンで
- 特定の地点で最高速度を記録する
- 特定の地点からジャンプして最高距離を記録する
- 特定の地点でドリフトをして最高スコアを記録する
といった条件を満たすことでファンが増加。
一定数溜まるとフェスティバル会場のレベルが上がり、レースイベントなどが追加されるようになっています。
これがゲームプレイのモチベーションをさらに高めてくれて、その時の気分で攻略していました。
モチベーションを高めてくれるという意味では、PRゾーンが3段階の評価式になったことも大きいですね。
前述の通りPRゾーンでは最高速度などを更新することでファンが増えていくようになっています。
このような要素は過去作にも存在しましたが、今作では記録した速度に応じて3段階の評価が付けられるようになり、評価が高いほどフェスティバル会場のレベル上げに必要なファンが増えるようになっているんです。
そのため全てのPRゾーンで最高評価を目指したくなりました!
オープンワールドを舞台にしたレースゲームは、どのようなカタチでプレイヤーをコントロールするのかが重要課題に感じます。
前作の場合、大会(チャンピオンシップ)の開催地まで緩い制限時間を設けて走行するイベント(ロードトリップ)を取り入れることでプレイヤーをコントロールしていました。
しかし、大会に参加する度に行わないといけなかったので、慣れてくると蛇足に感じたんですね。
今作の場合、そのようなイベントは廃止され、すぐに大会の参加ができるようになりました。
その代わりフェスティバル会場の育成要素を設けるようになり、各地でハイスコアを更新する動機付けを作ってきたので、良い塩梅に感じます。
探索が楽しい
なんとなく走り続けてしまう要因としては、探索要素が充実していることもあります。
代表的なのが看板。
今作でも各地には看板が設置されており、破壊することで経験値などが加算されていきます。
他にも
- 隠された車を探す
- 絶景ポイントを探す
- 全ての道を走行する
といったやり込み要素もあるので、各地を積極的に走りたくなりました。
前述のフェスティバル会場を育成する要素もありますし、本作をプレイしていると止め時を失ってしまいますw
お楽しみ要素が満載
今作の要素はこんなものではありません。
他にもアトラクションのようなレースを楽しめるショーケース。
ラジオ局の解禁、オンラインでの4人協力プレイ。
さらには車、プレイヤーキャラ、レースイベントのカスタマイズも可能で、車を中心としたスローライフゲームなんじゃないかと思ってしまうくらいなんでもできますw
あまりにも要素が多いので全てを把握できませんが、興味があるところだけを噛じれば大丈夫なように作られているので、懐の深さを感じられました。
良い味付けのPerk (パーク)システム
今作でもPerkを解除するやり込み要素が存在します。
Perkを解除するとゲームを有利に進めるようになるので、良い味付けになっている印象です。
Perkを解除するために必要なポイントは、ドリフトをしたり、看板を壊すなどの派手なアクションを途切れずに行うと入手できます。
上手くいけばいくほどポイントが加算されていくので、決まった時は超気持ち良い!
・・・んですが、壁や他車にぶつかると0になってしまうんですよね。
これはゲームに必要なリスクとリターンと言えるので、失敗しても悔しくなって再挑戦したくなります。
シリーズではお馴染みの要素ですが、今作ではPerkで解除できる項目が大幅に増えたので、より楽しみが増しました!
さらにパワーアップしたグラフィック
リアル系のレースゲームでは命とも言えるグラフィックのクオリティは今作ではさらにパワーアップしています。
オープンワールド形式なので、本家の「Forza Motorsport (フォルツァモータースポーツ)」ほどではありませんが、
- 車のモデリング
- ライティング表現
- 背景の作り込み
は非常に高いレベルとなっていて、感心させられました。
今作からドローンを使って好きな角度からフィールドを観察できるようになりましたが、粗を探そうと思っても全然見つかりません。
進入不可となるフェスティバル会場の観客席、テントの中も妥協せず作られていますし、何百もの人は3Dポリゴンでしっかりと描かれています。
ここまで来ると1つの世界を作り上げていると言えるのではないでしょうか?
また、今作からハイドロプレーニング現象の表現が追加。
水溜りや池に飛び込むと大量の水しぶきがかかるようになりました。
おかげでコンピュータゲームにありがちな無機質さが薄れており、空気感が生まれているように感じられます。
前作でも雨が降ることで小さな水溜りはできたんですが、水しぶきの表現は弱かったんですよね。
地味に嬉しいのが、オーストラリアは日本と同じく右ハンドル左側通行であることです。
おかげで現実のドライブと同じような感覚で走行できるので、日本人にとっては大きなプラスポイントに感じます。
ロケーションも山道から都市、海岸などバラエティに富んでいますし、前作以上に楽しいドライブを楽しめました。
惜しいところ
英語音声になった
今作から日本語音声が廃止されてしまいましたorz
前作では日本語音声で次の目標を教えてくれたほか、お姉さんが喋るカーナビも搭載されていたので残念に感じます。
これもXbox Oneが日本市場で苦戦を強いられたのが大きいと思うので、もっと売れてほしかったorz
Forza Horizon 3 (フォルツァホライゾン3)のレビューまとめ
「ドライブってこんなにも楽しいものなのか!?」
本作をプレイしてそう感じるようになりました。
ぼくは車を移動用としか思っていないタイプの人間でしたが、今作にハマったことでドライブって良いものだと思うようになりましたね。
それだけ今作は過去作よりもプレイヤーのコントロールが上手く、自然とやり込みをしたくなるように作られているんです。
リワインド機能によってコースアウトしてもすぐ復帰できるようになっていますし、リアル系のレースゲームに興味がない人でもおすすめできます。
個人的にはXbox Oneソフトの中でも特に好きなゲームになりました!
車種も300種以上と公式が堂々と公表できる数になりましたし、オープンワールド型のレースゲームとしては最高峰に感じます。
オープンワールドレースゲーム史上最強の中毒性を持ったシリーズ最高傑作!
こんな人には特におススメ。
・車好き。
・ドライブ好き。
こんな人にはおススメできない。
・アイテムを使ってのレースを楽しみたい人。
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