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【レビュー】Behind the Frame 〜とっておきの景色を〜 [評価・感想] スタジオジブリ風の映像で楽しめる極上パズル!

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どうも!KENT(@kentworld2 )です!

みなさんはスタジオジブリ作品は好きですか?

ぼくは大好きです。

なんというか、あの空気感が好きなんですよね。

特に「となりのトトロ」の田舎町は衝撃的で、ぼくの記憶に刻み込まれています。

今回レビューする「Behind the Frame (ビハインド ザ フレーム) 〜とっておきの景色を〜」はそんなスタジオジブリに影響を受けて作られた作品だったりします。

作中に漂う空気感とか、使用している配色とか。

スタジオジブリが好きな方でしたら一発でわかるほどのリスペクトが込められているので、世界観にドップリと浸れました。

ストーリーも先が気になる作りになっていて、短いながらも見どころが多い作品です。

ここからはそんな「Behind the Frame 〜とっておきの景色を〜」の良いと思った点から語っていきます。

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このゲームを3行で説明すると?
  • ひとりの画家の物語を追体験できるアドベンチャーゲーム。
  • 絵の具を探して絵画を完成させていく。
  • 作品が完成すると絵画に秘められた思い出が語られる。
初リリース日 2022年6月2日
対応ハード PS4/Switch
ジャンル アドベンチャー
価格 1,320円(税込)
推定クリア時間 1~2時間
発売元 Akupara Games

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良いところ

作中から漂う生活感が凄い

本作をプレイして特に驚いたのが、生活感が凄いことです。

プレイしているとゲームの世界に入り込んだかのような錯覚に陥るので、ものすごいパワーを感じました。

ぼくがそう感じた理由は3つあって、1つめは画家の生活を追体験できることです。

本作の主人公となるのは夢に燃える画家で、彼女は作品を完成させるために缶詰状態の日々を送っています。

しかし、キャンバスに絵を描いていると、絵の具が足りないことに気が付きます。

プレイヤーはどこかに忘れてきてしまった絵の具を探すことになりますが、その過程で彼女の日常生活を体験することができるんですね。

コーヒーを淹れたり、目玉焼きトーストを作ったり、パソコンのキーボードを打ち込んだり。

日常的な生活をカーソル操作で送ることになるので、不思議な感じがしました。

2つめの理由は、作品から漂う空気感が凄いことです。

窓から差す光、光輝くチリやホコリ、温めた時に出てくる湯気。

普通だったら見逃してしまいそうなところを細かく描いているので、映像を見ているだけで気温や匂いが伝わってきました。

3つめの理由は、音使いが素晴らしいことです。

本作はサウンドにも力を入れていて、耳を澄ますと鳥のさえずりとか、風の音が聴こえてきます。

イヤホンを付けてプレイすると細かい音まで聴こえてくるので、世界観に浸ることができました。

追体験、空気感、音使い。

本作はこの3点に力を入れているので、プレイしているとゲームの世界に入り込んだかのような錯覚に陥ります。

探索中は360度のパノラマで表示されるので、本当はVRゲームとして発売したかったのかと思いました。

VRゲーム、なかなか浸透しませんもんね(汗)

徐々に明かされていくストーリー

本作に登場するキャラクターは謎に包まれています。

画家を夢見る主人公は名前が明かされておらず、何を目的に絵を描いているのかも明かされません。

また、隣に住んでいる画家の老人も詳しい情報は謎に包まれていて、話をかけても無視してきます。

そんな謎だらけの各キャラクターですが、絵画を完成させていくことで少しずつ明らかになってきます。

というのも、絵を完成させると作品に秘められた思い出が蘇ってくるからです。

最初はよくわかりませんでしたが、いくつかの絵を完成させていくと思い出がつなぎ合わさっていくので、結末がだんだんわかるようになっていきます。

この感覚はパズルピースをつなぎ合わせているかのようで、ストーリーの結末がわかるエンディングでは「そういうことか!」と思いました。

(描写不足の面もあるので、全てを理解するには考察をしないといけませんが)

ストーリーと絡めたパズル要素

絵画を完成させるには様々なパズルを解いていく必要があります。

破れたメモをかき集めて完成させたり、ヒントを頼りにスイッチを押したり。

多くは簡単なものですが、部屋の中をくまなく探索しないといけません。

ここまで聞いて

なぜ画家がパズルを解いていくの?
悪い意味でゲームっぽくなってきたな

と思われるかもしれませんが、動機付けが秀逸なので通してプレイすると違和感なく楽しめました。

パズルを解いていく動機付け。

それは、なくした絵の具を探すことです。

未完成の絵画はスケッチ、着色、描き足しなどを行って完成させていくことになるんですが、それには特定の絵の具が欠かせません。

所持している絵の具は初期の段階だと1色しかないので、プレイヤーは段階的に新しい絵の具を探すことになります。

本作はこのような動機付けを持たせることでパズルを楽しみながらストーリーを楽しめるようになっているので、上手く繋げてきたなと思いました。

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惜しいところ

2周目以降がやや億劫

ストーリーを進めるには絵画のスケッチや着色、描き足しなどを行う必要があります。

このシステムはゲームに没頭するうえでは良いと思いますが、2周目以降がやや億劫になると思いました。

だって、スティックとボタンを操作してキャンバスに着色しないといけませんからね。

サクサクできるのであればまだしも、カーソルの移動速度が遅いので、完成までに時間がかかってしまいます。

かと言って1周クリアで止めたら勿体なく感じる長さ(1~2時間)なので、周回プレイやボリュームを意識すると評価が落ちるタイプのゲームかなと思いました。

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Behind the Frame (ビハインド ザ フレーム) 〜とっておきの景色を〜のレビューまとめ

画家の日常をパズルという形で追体験できる意欲作。

ボリュームは控えめですが、クリアまでに味わえる体験は極上で、他にはないものを感じました。

「短時間で楽しめる斬新なゲームを遊びたい」

そんな方はぜひ手に取ってください。

サクッと遊べて良い思い出になると思いますよ。

スタジオジブリ風の映像で楽しめる極上パズル!

こんな人には特におススメ。
・斬新なゲームが好きな人。

こんな人にはおススメできない。
・ボリュームを重視する人。

お気に入り度【80/100%】

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