
biohazard/GC / Wii / PS3
バイオハザード オリジンズコレクション/PS4 / Switch
どうも!KENT(@kentworld2 )です!
今回は2002年3月に発売されたGC「biohazard(バイオハザード)」のレビューをしていきます。
本作はPS「BIOHAZARD(バイオハザード)」を大幅にリメイクさせたサバイバルホラーゲームですが、10年後も耐えられる極上クオリティのリメイク作でした!
とにかく3DCG技術の進歩が半端なく、プレイした当時はまるで実写の映像を動かしているかのような印象でした。
ゲームバランスも神がかっており、あらゆる面で飛び抜けているので恐怖体験が苦手じゃなければ是非おすすめしたい作品です。
そんなGC「biohazard(バイオハザード)」の良いと思った点からまずは書いていきます。
※2008年12月にはWii版が発売。
※2014年11月にはPS3/Xbox 360向けにリマスター版が発売。
※2015年1月にはPS4/Xbox One向けにリマスター版が発売。
※2019年5月にはSwitch向けにリマスター版が発売。
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- 洋館を探索して脱出を図るのが目的。
- 操作システムはラジコン形式を採用。
- 洋館の中には大量のゾンビが彷徨っている。
初リリース日 | 2002年3月22日 |
対応ハード | GC/Wii/PS4/PS3/Xbox One/Xbox 360/Switch |
ジャンル | アクションアドベンチャー/ホラー |
推定クリア時間 | 10~15時間 |
売上 | 初週11.9万本/累計26.7万本 |
発売元 | カプコン |
目次
良いところ
実写と見間違うほど綺麗なグラフィック
1996年に発売され、一世を風靡したPS「BIOHAZARD(バイオハザード)」。
ゾンビだらけの洋館を脱出するゲームデザインや当時としては美麗なグラフィック、ラジコン操作のもどかしさによって生まれた恐怖感によって好評を博しました。
今回レビューするGC「biohazard(バイオハザード)」は同作品のリメイク版になりますが、グラフィックのクオリティが化物レベルだったんです!
特に凄いと思ったのが、光と影の表現。
単にコントラストを描いているだけではなく、状況に応じてキャラクターの影が動くようになっていたんです!
そのうえモデリングのクオリティがオリジナル版から大幅に増しているので、実写との区別が付かないレベルまでパワーアップしていました。
その高いクオリティは発売から15年以上が経った今でも色褪せないレベルです。
グラフィックに関してはゲームキューブソフトの中では1.2を争うほどのクオリティと言っても良いでしょうね。
極上の恐怖体験
「バイオハザード」と言えば恐怖感!
今作の場合、映像が描き込まれていることもあってオリジナル版から恐怖度が大幅に増していました!
何が怖いのかと言うと、生々しさが半端ないことです。
ゾンビはいかにも腐っていそうな質感をしていますし、それ以外のクリーチャーも臭いを嗅いだら絶対臭いだろうなって見ただけで伝わってきますからw
そんな恐怖感を強調させるのが操作性!
本作の操作性はラジコン方式を採用していて、3Dスティック上でキャラクターが前進。左右で旋回するようになっています。
この操作感が非常に難しく、慣れないうちは上手く操作することが出来ません。
ですが、このような操作性だからこそノロノロと迫ってくるゾンビに対する恐怖感が増しているわけで、ホラーゲームとしてみたら非常に上手い落とし所に感じます。
クリムゾン・ヘッドによって実現した最凶のホラー体験
さらにリメイク版はとんでもない新要素が追加されました!
なんと、倒したゾンビがクリムゾン・ヘッドとして復活するようになったんです!
しかも足が速くなり、爪攻撃も追加されます。
初めて遭遇した時の恐怖感はノーマルゾンビの比では無いので、ここまで来ると拷問に感じる人が出てくるレベルですw
対処法もあるにはあるのですが、制限によって完全には対処することはできないのでゲーム性の向上にも繋がっていました。
新たな敵としては絶対に倒せない○○も登場。
その強烈なビジュアルから夢に出てきそうなレベルですw
このように本作は強烈な敵が追加されたので、これだけでもオリジナル版から大きく印象が変わっています。
一新された攻略法
初代バイオハザードはプレイ済だからなぁ・・・。
そう感じてしまう方も居ると思いますが、本作の攻略法はオリジナル版とは全然違います。
以下、オリジナル版から攻略法の面で変わった主な点になります。
- 洋館が2階建てから3階建てになった。
- 中庭が追加された。
- 寄宿舎内部の水槽が2階建てになった。
- 一部の謎解きや罠が変更された。
- ストーリーが変更された。
- 新しい敵が追加された。
- 新しい武器が追加された。
本当に様々な部分を変えているので、オリジナル版経験者は「あれ?ここはこんな風だっけ?」といった変化を楽しむことが出来ます。
完全新作も良いと思いますが、こういう元の作品をイジったリメイク作もオリジナル版と比較しながら楽しめるから良いですね。
探索が面白い
オリジナル版から様々な部分が変わったGC「biohazard(バイオハザード)」。
ですが、屋敷を探索する楽しさは変わっていませんでした。
ゲームの前半では閉塞感のある屋敷を探索して脱出を図ることになるんですが、そう簡単にはいきません。
持てるアイテムの数に制限があり、謎解き要素も強いので時には同じ場所を何度も行き来することになります。
ここで生きてくるのが、先ほど触れたもどかしい操作性とゾンビの存在。
おそらく、探索だけだとコマンド式アドベンチャーゲームの総当たりをする時みたいな退屈さが生まれていたでしょう。
ですが、操作性のもどかしさと復活するゾンビの存在によって同じ場所を行き来するだけでも刺激的な体験を味わえるので「上手いこと考えたなぁ」と感心してしまいました。
クリア後のご褒美が充実
オリジナル版からボリュームアップしているとは言え、1周のボリュームはそこまで多くはありません。
ですが、その分だけクリア後のご褒美が充実していました!
隠しモード、隠し武器、隠しコスチューム etc…
このように条件を満たすことで様々なご褒美が追加されるので、何周もしたくなります。
印象的だったのが、敵が完全に見えなくなる「インビジブル・エネミーモード」。
敵の姿が見えないって幽霊じゃないですか!?
ただでさえ厄介な敵が見えないことで霊的な恐怖体験を味わえるので、ホラーゲームとしては素晴らしい味付けでした。
感心したのが、本モードをクリアすることで設定原画集やディレクター三上氏からのメッセージが見れること。
当時としては隠し要素の隠し要素はあまり見られなかったので、本編以外の要素もここまで作り込んでいたことに驚きました。
惜しいところ
ラジコン操作がやりにくい
これは本作のコダワリでもあるので否定しにくいんですが、やっぱりラジコン操作はやりにくいですw
人によっては「ラジコン操作難しい!辞める!」なんて投げ出す可能性もあるでしょう。ぼくも最初は手こずりました。
リメイクにあたって180度ターンの機能が追加されたので少しは快適に楽しめるんですけどね。
※リマスター版の場合はスティックを倒した方向に移動するアレンジ操作が追加されたので快適に楽しめます。
全体のまとめ
初代「バイオハザード」を極上のクオリティでリメイクした作品。
初代は3Dゲーム黎明期に発売されたので、発売から5年も経った頃にはグラフィックの面で粗を感じていました。
ですが、リメイク版に関しては極上レベルまでクオリティアップしたので解像度を除けば今でも耐えられます。
驚いたのが、初代から僅か6年後に発売されたこと。
僅か6年でここまでクオリティを上げてリメイクしてくるとは・・・3D技術の進歩がいかに早いのか分かる事実だと思います。
10年後も耐えられる極上クオリティのリメイク作!
こんな人には特におススメ。
・ホラー好き。
・探索好き。
こんな人にはおススメできない。
・ホラーが苦手な人。
biohazard/お気に入り度【90/100%】
プレイした時間・・・約20時間
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Xbox | etc |
バイオハザードは大好きな作品です🎵
なので、実写映画版は、全くの別物として観てます。(笑)映画版は全くストーリー覚えてません。(笑)
リメイク版の新しい敵キャラクターは素晴らしかったですね🎵
リメイク版を作って評価下げる作品もある
中、カプコンは凄いですね❗カプコンの過去作品を今の技術でリメイクするだけで、めっちゃ売れると思うんですがねぇ。戦場の狼や闘いの挽歌等々。