2011年7月に発売されたWii「みんなのリズム天国」を今回はレビューします。
Wii「みんなのリズム天国」は人気音楽家、
つんく♂さんがプロデュースしたリズムアクションゲームです。
本作で使用するのはAボタンとA+Bボタンの2つだけ!
それ以外は一切使用しません。そのためシンプル過ぎて
すぐに飽きてしまうと思われがちですが、とんでもありません!
確かにどのミニゲームも球を撃ち返すような単純な物なんですが、
一定のリズムに合わせないといけないので、意外と難しいんですよね。
「シンプルなミニゲームじゃねぇか!」と思ってプレイすると火傷します。
相変わらずリズムに乗りながらプレイするミニゲームは
上手く行った時の気持ち良さが抜群で、やっていて凄く楽しいです。
リズム感というものは不思議なものですね。
前作同様一度クリアしたミニゲームも「ハイレベル」や「パーフェクト」を狙って
楽しむ事もできるので、やり込んだらますますハマります。
![154](https://kentworld-blog.com/wp-content/uploads/livedoor.blogimg.jp/kentworld/imgs/2/2/22877a49.png)
ミニゲームを始める前にレッスンを受ける事が出来たり、
何度もお馴染みにゲームを失敗するとスキップできるシステムは今作でも健在です。
今作ではそれ以外にも「お手本プレイ」を見ることができるようになりました。
これをチェックしたらリズム感を掴むことができるので、より親切な作りになっていますね。
ちなみに難易度は序盤の場合前作よりも控えめですが、
終盤はシリーズ中最高難易度になっていました。
今作はシリーズ初の据え置き機向けという事で全体的に長くなっており、
より集中力が問われる作品になっているんです。
![151](https://kentworld-blog.com/wp-content/uploads/livedoor.blogimg.jp/kentworld/imgs/3/1/3173b5e8.png)
本作のグラフィックは2011年に発売されたWiiソフトとは思えないほどシンプルです。
が、逆にそれが個性となって良い味を出していました。
最初はシンプル過ぎて敬遠するかもしれませんが、プレイする毎に愛着が沸いて来ると思いますよ。
愛着が沸いてくるのは単にシンプルなだけではなく、
どこか「クスッ」と来るシュールなデザインだからだと思います。
プレイしていると開発者のサウンドとデザインに関するセンスを感じてしまいますよ。
![152](https://kentworld-blog.com/wp-content/uploads/livedoor.blogimg.jp/kentworld/imgs/6/8/681da8ce.png)
過去2作同様本作にはつんく♂さんが関わっているため、
モーニング娘。を彷彿とさせる女性ボーカルのBGMなど妙にハマる曲が沢山収録されています。
個人的にはボーカル曲ではありませんが、「コロコロたんけん隊」、
「ボッサレシーブ」、「レスラー会見」、「リミックス5」辺りのBGMが気に入りました。
今作ではどこかファミコンやスーパーファミコンのレトロ感を持った雰囲気の曲が多い気がしましたね。
今回は据え置き機のソフトとして発売された事もあって
2人で楽しめるモードが用意されています。
また、据え置き機の特徴である1つの画面をみんなと共有できるので、
1人用モードでもギャラリーとして楽しめるようになっているのも良いですね。
2人で協力してプレイするのも楽しいし、相手のプレイを後ろから見るのも楽しいですよ。
2人用モードで特に面白かったのが、「レスラー会見」。
黙々とリズムに乗っていくのも良いんですが、
操作できるレスラーは様々なポーズができるので、
適当にポーズをとってめちゃくちゃな会見にするのもむさ苦しくて面白いです。
・エンドレスでゲームをプレイして記録を競う「エンドレスゲームズ」。
・タッチペンで遊ぶ「リズムおもちゃ」。
・GBA版のゲームがプレイできる「エクストラゲームズ」。
・ゲーム中のBGMを聴ける「サウンドテスト」。
・様々なメッセージが読める「読みモノ」。
過去作と同じく、本作にはメインゲーム以外にも様々な”おまけ“が用意されています。
基本的におまけ要素は メインゲームで高スコアを獲得するとアンロックされていくので、
本編をやり込むモチベーションを高めてくれます。 スタッフロールのユニークさも相変わらず。
![155](https://kentworld-blog.com/wp-content/uploads/livedoor.blogimg.jp/kentworld/imgs/a/c/ac84548e.png)
DSからWiiにプラットフォームが変わりましたが、良くも悪くも前作を踏襲した作りになっています。
ミニゲームを淡々とプレイするゲーム進行。やり直しが面倒なインターフェースは相変わらずで、
2011年に据え置き機向けパッケージタイトルとして発売されたとは思えないほどクラシックな作りです。
今作は原点回帰だからまだ良いものの、
この形でずっとシリーズを続けて行くといつかマンネリ化してしまいそう。
ぜひ次回作では操作方法を変えろとはいいませんが、色々と変えて行って欲しいです。
Wiiソフトなのにもかかわらずモーション操作は無し。
グラフィックはシンプル。システムは前作を踏襲と非常に保守的な作りですが、
抜群の中毒性は相変わらずで今回もハマりました。
これだけ保守的な作りなのに、中毒性がそれをほとんど吹き飛ばしてしまいましたね。
一人でやっても楽しめますが、みんなでやるともっと楽しめる。Wiiを持っていたらぜひ欲しい一作です。
こんな人には特におススメ。
・音ゲー好き。
・パーティゲーム好き。
こんな人にはおススメできない。
・集中力が無い人。
みんなのリズム天国/お気に入り度【85/100%】
プレイした時間・・・約20時間
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あれ?みんリズってレビュー公開初めてでしたっけ?
それはさておき、ABボタンでほぼ全ての事がやれるゲームも
珍しいですよね。自分も点数つけるなら星9かな。
>集中力が無い人。
これは凄くわかるw一つ一つのリズムゲームが過去作と比べると長いですからね。これは減点対象でした。
リミックス10のパーフェクトとかプレイ時間の半分費やすほどでしたから(汗)
まあ今作は初の据え置きという事でボリューム感を選んだんでしょうね。
初代のGBA版なんかは適度な長さで最も理想的なんですけど、
kentさんの為にも早くVC化しないかなぁ。ついでにDS版や今作も。
集中力がない人にはオススメではないのか。
俺はあまり集中力があまりないからリズムゲームって
苦手で敬遠してたんですよね。
でも、ボタン操作がたったのふたつでシンプルなのと
シュールな演出が気に入ったので最新作は購入しようと思いました。
メイドインワリオの音ゲー版って感じですが、正確な入力が必要なんで、見た目よりはハードなゲームですよね、コレ。
私はどうもリズム感が無く、曲の終盤の引っ掛けに極端に弱いようです(苦笑
2つポタンだけでプレイ出来るリズムゲームはこれだけですよね。
『太鼓の達人』は3つだっけ?
『初音ミク DIVA F』からはスクラッチ操作があって、気持よかったですが、難易度アップすると手が回らないですね。
馬鹿みたいシュールな画面は目を離さないです。
考えた人の脳みそはどのような構成か知りたいです。w(これは褒める言葉)
WiiU持ている任ファンたちは「なぜ3DSだけ!!」と怒鳴りました。
最新作は70+新作30とは言え、私にはどっちも新作ですよ。
プレイしたいです。
このシリーズは、プレイしたことがありません。
3DSで、出るんでしたっけ?
買ってみようかな…。
でも、集中力がないです。
うわぁ懐かしい
これ当時kentさんが押してたの見て買ったんですよねぇ
もう4年も前なのかー
Wiiらしさが全くないのにWiiのゲームだとかなり印象に残っている方で
なんとも面白いタイトルだなぁと感じましたw
>Ryouさん
はい、公開は初めてです。
実は4年前に記事は完成していたんですが、
公開するタイミングを逃してしまって、
ようやく公開出来て嬉しく思っていますw
長いリズムゲームって集中力が無いと厳しいですね。
リミックス10は大苦戦しました。
パーフェクトなんてとんでもないですw
GBA版は今作で少しだけ体験出来たのも良かったですねー。
>シロマさん
3DS版は携帯機なのでリズムゲームの時間がまた短くなっているかもしれません。
Wii版は据え置き機なので少し長くなっていたんですよね。
>KUMAさん
最後の方はフェイントがあって毎回ミスをします。
僕もリズム感はそんなにないので、
パーフェクトプレイはほとんどしませんね。
>黒詩★紅月さん
リズムゲームって2ボタン操作が最低限の
奥深さを実現出来る操作性だと思っています。
1ボタンだけだとさすがに厳しい。
Wii Uでもリズム天国、出たら良いんですけどね。
2年後とかだったらWii Uの寿命的に厳しいです。
100種類のリズムゲーム、未プレイだったら新作ですので、ますますおススメですよー。
>マージさん
集中力に関しては気にせず、
まずは手を出してみましょう♪
携帯機なら気軽にプレイ出来るゲームではあると思いますよー。
>マージさん
テイルズって長いですもんね。
集中してプレイしないと最後までモチベーションが続かないゲームですね(^_^;)
>いつもの名無しさん
4年も前になるんですね。あっという間だったなぁ。
Wii版の利点はテレビ画面の共有くらいですが、素晴らしい作品でした。
ハードの機能に囚われないのも良作を生み出す秘訣なのでしょうね。