![291121a1.jpg](https://kentworld-blog.com/wp-content/uploads/livedoor.blogimg.jp/kentworld/imgs/2/9/291121a1.jpg)
1991年に海外で発売されたGBソフト「Kid Icarus: Of Myths and Monsters/
キッド・イーカロス オブ・ミッス・アンド・モンスターズ」。1986年に発売された
FCD「光神話 パルテナの鏡」の続編ですが、日本では発売されなかったんですよね・・・。
それが3DS「新・光神話 パルテナの鏡」発売の一環として、
日本でもバーチャルコンソールソフトとして先日配信されました!
本記事では本作のレビューをしたいと思います。
![888e3e7c.jpg](https://kentworld-blog.com/wp-content/uploads/livedoor.blogimg.jp/kentworld/imgs/8/8/888e3e7c.jpg)
まずGB「キッド・イーカロス オブ・ミッス・アンド・モンスターズ」が
どんなタイプのゲームなのか軽く書いて行きますが、
基本的にはFCD「光神話 パルテナの鏡」と同じ
2Dアクションゲームと思っても構いません。
縦・横スクロールの通常ステージと、迷宮となっている砦ステージを攻略して行く点。
通常ステージにはいくつものドアが存在し、中に入って寄り道ができる点。
パワーアップアイテムが存在する点。ハートを貯めて
買い物ができる点など、共通点が多過ぎますからね・・・。
あ!もちろん共通点が多いだけで、新登場の敵キャラクターはいますし、
コースの構造も全く違います。その辺は勘違い無さなるようお願いします。
![5b18e1ee.jpg](https://kentworld-blog.com/wp-content/uploads/livedoor.blogimg.jp/kentworld/imgs/5/b/5b18e1ee.jpg)
このゲームはFCD「光神話 パルテナの鏡」をクリアしてから手を出してみましたが、
やっぱりGBソフトなので画面が白黒で、視野が狭いですね・・・。
FCD「光神話 パルテナの鏡」をやってからだと余計に気になる。
特に視野が狭いので、横スクロールステージでも上から下を
スクロール無しですべて見渡せないのは慣れるまで困りました。
![d38612af.jpg](https://kentworld-blog.com/wp-content/uploads/livedoor.blogimg.jp/kentworld/imgs/d/3/d38612af.jpg)
一方でFCD「光神話 パルテナの鏡」から遊びやすくなった点もいくつかあります。
まず大きいのが、チェックポイントが追加された事。
FCD「光神話 パルテナの鏡」では1ステージをクリアするのに
5分以上もかかるのに、チェックポイントが無いもんだから
終盤に死んでしまった時はややショックが大きかったんですよ・・・。
それが今作の場合は残機制になり、チェックポイントが追加されたので、
例え死んでも残り人数が0で無い限りお金となるハートやアイテムが引き継がれ、
ステージの中盤からやり直せるようになったのでこれだけで随分と遊びやすくなりました。
あと、前作は通り過ぎて画面から消えた部分に再び戻ったら
死んでしまったんですが、今作の場合はしっかりと戻ることができるようになったのも嬉しい。
まあ、画面の視野が狭い事に対する救済措置なのかもしれませんがw
![bf4d7bed.jpg](https://kentworld-blog.com/wp-content/uploads/livedoor.blogimg.jp/kentworld/imgs/b/f/bf4d7bed.jpg)
迷宮を探索する事になる砦ステージは、
相変わらず入り組んだものとなっていました。前作と比較して
「お!」と思ったのが、ナスになって狭い通路を通り抜けられるようになった事。
ナスはナスビ使いの攻撃を受けないと変身できないので、
わざと攻撃に当たって奥に進むというちょっとした謎解きが
登場した事になります。これは「なるほどなー」と思った。
ちなみに前作では周りにある石像をハンマーで壊すと
「イカロス」という味方がボス戦で助けてくれましたが、
本作ではハンマーで壊してもアイテムしか出て来ません
(その代わり通常ステージにも石像が出現するようになった)。
![c0c28622.jpg](https://kentworld-blog.com/wp-content/uploads/livedoor.blogimg.jp/kentworld/imgs/c/0/c0c28622.jpg)
前作同様一定のスコアを稼ぐと、ステージクリア画面で体力の最大値が増えます。
また、通常ステージに存在するドアの中にはピットの攻撃力をアップさせてくれる
「神様の部屋」も存在するので、ゲームを有利に進めるには
敵を沢山倒し、寄り道を沢山するのがおススメ!
前述の通り今作はチェックポイントが追加されているので、
前作よりも気軽に寄り道をすることができるようになっていますしね。
というかボスが強い(特に1面)ので、寄り道をしてピットの
体力や攻撃力を上げないと苦戦して、最初からやり直す羽目になってしまいます。
僕も油断していたので、1回だけデータを消して最初からやり直してしまった・・・。
まあ、2回目からはしっかりと寄り道をしてピットを強くしたから
そこまで苦戦せず、クリアまでのプレイタイムは2時間30分程度で済んだんですけどね。
ちなみにボリューム的には前作と同程度でした。
![ce91e7f2.jpg](https://kentworld-blog.com/wp-content/uploads/livedoor.blogimg.jp/kentworld/imgs/c/e/ce91e7f2.jpg)
このゲームをプレイする時に注意したいのが、
ローカライズはされていないため、ゲーム中の文字は英語表記である事。
ストーリー性は高くないのでゲームを楽しむには問題ないのですが、
ヒントをくれる人物が居るので、多少の英語力はあった方が良いです。
もちろん、英語が分からなくてもゲームはクリア出来ますけど。
全体的にはFCD「光神話 パルテナの鏡」と比較して
多少劣化しているポイントはありますが、パルテナの根本となる楽しさは
失われておらず、相変わらず面白い作品でした。
プレイされる場合はあまり急がず、寄り道をしながらプレイしましょう!
こんな人には特におススメ。
・骨太アクションゲーム好き。
こんな人にはおススメできない。
・せっかちな人。
・アクションゲームが苦手な人。
キッド・イーカロス オブ・ミッス・アンド・モンスターズ/お気に入り度【70/100%】
プレイした時間・・・約2時間30分
※何か分からないゲーム用語を見かけたらこちら をご覧ください。
有言実行!サスガです。
懐かしい、てゆうか、ムズカシイよこのゲーム。
最近のでは考えられないような妙に理不尽なトラップや敵がいたりするのもこの時代のゲームにありがちな特徴ですね。
そんなところも味があって良いのですが、確実に人は選びます。
でもそのハードルを越えたところにある達成感が好きな人には堪らないでしょうね。
海外で人気があるのもなんとなく理解できました。
もっとドンドンこういった日本未発売のゲームを移植していって欲しい。
これは新・光神話パルテナの鏡の発売前にプレイしようと思っていたのですがゲームギアのVCが出るわWiiのVCでソニック・ザ・ヘッジホッグの配信停止が発表されたりしてプレイできなさそうですww
こちらはチェックポイントがあるんですね、3Dクラシックスでは15分くらいかけてスコア貯めてゴール直前で穴に落ちたことがあったので嬉しいですね。
ナスになって通り抜ける仕掛けはいいですね!
こちらもいずれやってみたいです!
3Dクラシックの「光神話 パルテナの鏡」を買いました。
昔、クリアしたような記憶があるのですが、さっぱり進められなくなっていて、驚きました(^^;;。
正直、クリアはできないと思っていますが、新パルテナ発売までまでは、がんばってみようと思いますw。
バーチャルコンソールは日本では発売されなかったゲームも少し遊ぶことができるので嬉しいですね。
FC版パルテナをWiiで何とか頑張ってクリアした自分としては、3DSパルテナが出る前に挑戦してみたいところですが…
>MMB.さん
いえいえ、そもそも3月上旬に書いた特集記事で、
このゲームもレビューするみたいな事を書きましたからねw
確かにちょっと理不尽な点はありましたが、
目に見えるドアに全て入って攻撃力を高め、
しっかりと敵を倒して行ったら案外簡単でした。
チェックポイントが追加されたから、
前作よりもそういうプレーがし易くなっていますし。
>なつやすみさん
それは困った話ですね^^;
今、新パルテナが熱いので、
冷めないうちにプレイした方が良いとは
思いますが、難しい話です・・・。
ゲームとしてはじっくりプレイすれば、
実は前作よりも簡単だったりします。
>kaniwoさん
昔のゲームは難易度高いですからね・・・。
今のゲームをプレイするような感覚で
やっていたら、面喰いますよねー。
少し気合を入れて頑張ってみてください!
>sybさん
クリア自体は2.3時間で出来ますので、
余裕があったらどうぞ!僕は新パルテナ発売までに
過去に発売された2作をしっかりとプレイ出来て、
後は発売を待つのみです。