マリオ&ルイージRPG/GBA
どうも!KENT(@kentworld2 )です!
今回はGBA「マリオ&ルイージRPG」のレビューをしていきます。
結論から申しますと、本作はめちゃくちゃ楽しいゲームです。
マリオたちがかつてないほど弾けているので、見ているだけで楽しくなってきます。
テンポも良好で、1時間プレイするだけでも充実感を味わえます。
粗削りな部分も散見されますが、それ以上に魅力が詰まっているので、マリオ好きは必見です!
ここからはそんなGBA「マリオ&ルイージRPG」の良いと思った点を語っていきます。
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- マリオとルイージが主人公のアクションRPG。
- 2人が力を合わせることでブラザーアクションを繰り出せる。
- 戦闘はターン制のコマンド式。
初リリース日 | 2003年11月21日 |
対応ハード | GBA |
ジャンル | アクションRPG |
売上 | 初週6.4万本/累計43.9万本 |
推定クリア時間 | 20~30時間 |
発売元 | 任天堂 |
目次
良いところ
兄弟の力を合わせたブラザーアクション
マリオが主人公のアクションRPGは過去にも色々と発売されてきました。
スーパーマリオRPG、マリオストーリー。
どちらも素晴らしい作品ではありますが、弟であるルイージはほとんど活躍していませんでしたよね?
そこに目を付けたのが「マリオ&ルイージRPG」。
本作ではマリオに加えてルイージも主人公となっていまして、それに伴いブラザーアクションが追加。
マリオにルイージが飛び乗って高くジャンプしたり、ルイージにマリオが飛び乗って回転しながら遠くまで飛んだり。
1人だけでは行けない場所でも行けるようになったので、パズルアクションゲーム的な楽しさがあります。
まさか、兄弟が力を合わせることでこんなにも不可能が可能になるとは!?
アクション性が高いコマンドバトル
戦闘システムは「スーパーマリオRPG」や「マリオストーリー」シリーズと同じくターン制のコマンド式を採用しています。
ただ、こちらの方は敵のターン中でもジャンプやハンマーアクションを好きなタイミングで繰り出せるなどアクション性が高いものとなっていて、テクニック要素が重視されている印象です。
そのおかげで戦い慣れた敵でも緊張感を味わえるので、アクションゲーム好きですとハマります。
喜怒哀楽が強調されたキャラクター
本作のマリオたちは喜怒哀楽が強調されています。
ビックリした時とか、困った時とか。漫画みたいな表情を見せてくれますし、手足も大袈裟なくらい振ります。
「スーパーマリオRPG」や「マリオストーリー」はここまでぶっ飛んだ動きが見られなかったので、今作は視覚的な楽しさにも力を入れているように感じました。
開発元のアルファドリームによりますと、「どこまで壊してやろうか」という意識で作られたようですねw
過去のマリオRPG作品もイメージを一新するほどのネタを盛り込んでいましたが、今作はさらに暴走しています。
特にルイージのイジられっぷりが印象的で、ファンの間で作られたイメージを公式が逆輸入しているように感じました。
徐々に行動範囲が広がっていくことの楽しさ
ある程度ゲームを進めると、それなりに行動範囲が広がっていきます。
でも、至るところにある謎のオブジェクトによって足止めを喰らってしまうことでしょう。
それらは新たな能力を獲得するごとに謎が解けて先に進めるようになるんですが、この徐々に行動範囲が広がっていく感じがワクワクさを加速させてくれます。
また、フィールドの密度も高く、見慣れた道でもある時に秘密を発見することがあったので、作り込みの細かさに感心しました。
↑フィールドを歩いていると強い敵と遭遇することも!?
こういう恐怖を味わえるのも、自由度が高いゲームならではですね!
濃密なゲーム体験
ゲームクリアまでのプレイタイムは25時間前後。
RPGとして見たらさほど長くありませんが、その分、充実感が凄いです。
ストーリーは次から次へと新しい展開が待ち受けていますし、ミニゲームやギミックも盛り沢山なので、退屈することはありません。
その気になればレベル上げにかかる時間を長くしたり、ギミックを使い回すなんてこともできるのにそれをしないとは!?
モノ作りをしているとつまらない部分を削ぎ落とす作業って必要だと思うんですが、本作はその点にめちゃくちゃ力を入れているように感じます。
マリオブラザーズを収録
メインメニューではあの「マリオブラザーズ」が遊べるモードを選択できます。
こちらは「マリオ&ルイージRPG」とは完全に分離した内容で、敵を倒して行くことが中心の2Dアクションゲームです。
複数人プレイ以外にも1人でステージをクリアするモードも用意されているので、本編の息抜きにもなります。
「スーパーマリオアドバンス」シリーズ4作にも収録されているので新鮮味はありませんが、少しだけお得感が増しています。
惜しいところ
煩雑な操作性
ブラザーアクションは楽しいんですが、操作が煩雑に感じます。
Aでマリオがジャンプ。Bでルイージがジャンプ。R/Lでハンマーなどのモード切り替え。スタートで並びの変更。
このように2人同時に操作するうえアクションを切り替えてそれぞれのアクションを組み合わる必要もあるので、慣れないと混乱してしまいます。
困ったのが、制限時間以内に進まないといけないエリアが存在することです。
慣れたら問題ないとは言え、少し厳しく感じました。
開発インタビュー では
ABボタンの使い分けがわずらわしくならないよう、かなりバランス調整に気を遣いました。
と仰っていましたが、まだ厳しいです。特に時間を置いてからプレイすると100%混乱します。
GBAのボタンが少ないのでこんな仕様になっているのかもしれませんけどね(ちなみに続編ではブラザーアクションが簡略化されて少しはマシになっています)。
アクション性が高すぎる
ゲーム終盤になると、敵の攻撃が激しくなって1回のターンで10回前後も攻撃を避けなければならなくなります。
それらをまともに食らったら体力が満タンでも0になることもザラで、ちょっとアクション性が高すぎる気がしました。
反射神経が鈍い方は、相当なレベル上げをしないと厳しいかも。
連戦になりがち
このゲームはシンボルエンカウントなんですが、ちょっと困ったことがあります。
戦闘で逃げると、逃げた敵が一定時間点滅してその間は戦えません。
でも、逆にマリオたちは点滅しないので、逃げた直後でも他の敵に当たったらすぐに戦闘が始まるんです。
(しかも後ろを付かれた状態で戦闘に突入されたら先制攻撃されるし)
この仕様によって敵が密集した地帯では連戦になりがちで、戦いを避けたい時は非常に困ります。
体力が少ないから逃げたいのに連戦によってゲームオーバー → セーブポイントからやり直し。何度こんな不幸が起きたことかorz
敵が密集したエリアを少なめにして、マリオを発見してもそこまでしつこく追ってこないように調整してほしかった。
マリオ&ルイージRPGのレビューまとめ
マリオとルイージの個性が際立っている作品。
1作目ということで粗削りな部分はありますが、それを補ってあまりあるほどパワーに満ち溢れた作品で、開発を担当したアルファドリームの凄さを実感しました。
とにかくマリオたちが生き生きとしているので、プレイしていると彼らのことが好きになってきますよ。ぼくは本作をプレイして「兄弟って良いな、弟を大切にしないとな」って思いました。
こんな人には特におススメ。
・マリオブラザーズファン。
・アクションRPG好き。
こんな人にはおススメできない。
・反射神経が鈍い方。
・短気な人。
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Nintendo | PlayStation |
Xbox | etc |
実はマリルイ2のCMでこのシリーズの存在を知って興味が出てきたけど当時はDS持ってなかったけど1はGBAでもできると知って購入しました。
購入した当時はネットゲームを引退した直後でゲームをやる気力がなかったので、プレイ中にこれは操作が複雑でクリア出来るかなと思ってましたけどなんだかんだ言いつつクリアできました。SFCのマリオRPGには及ばないけどアクション性が強くなっていてこれはこれで楽しめました。今思うと良く興味もてたなと思いました、きっかけとなった2はマリルイで唯一未プレイなので、ある程度積みゲーを捌いたら中古で購入してみようと考えてます。
3以降のミニゲームっぽくなったスペシャルアタックよりソロアタックの応用的なブラザーアタックの方が難しいけどこっちの方がしっくりきます。最近のマリルイみたいにインフレ気味にならず威力も程よくなってるのもいい感じでした。
マリオシリーズにしてはやけにギャグ要素が強く感じましたけどトマアドプレイしてるとなんだか納得してしまいました、特に緑が完全にイジられ役みたいになってるところが多かったです。
あとフィールドに着いたばかりの時にタヌキの奴にブチ騙されたのも今となってはいい思い出でした。
マリルイ2のTVCMがきっかけだったとは!?
1の頃には興味がなかったとのことで、
人の興味って移り変わるもんだなーと実感しました。
アクション性はかなり増していますよね。
いつの間にかRPGよりもアクション要素のほうが主張が強くなっています。
確かに最近のスペシャルアタックはミニゲームをやっているかのようです。
あそこまで行くとやりすぎですよね。
全体的にスクエニやインテリジェントシステムズのマリオRPGよりも味付けが濃い印象です。
まあアクション性が強い方がマリオらしいっちゃあマリオらしいですけどね、それとオリジナル,リメイク版両方クリアしました、オリジナル版とリメイク版を並行してプレイするのはしんどそうだと思いましたけど意外とそうでもありませんでした。リメイク版で主に変化したことを箇条書きしていきます。
・回復ブロックとワープ土管が増えてる、ただしボス戦後に全回復しなくなってる
・ハンマーカウンターの構えてられる時間が無制限になった、それに伴いスタビでもらえるアイテムの一部が差し替えられた
・ブラザーアクションの切り替えが多少マシになったとはいえまだ面倒で特にLRボタンだと一発で前列ハンマーやハンドにできない、Xボタンでの同時ジャンプやタッチ選択で少しカバー可能ですが
・ブラザーアタックのオリジナル版のアドバンス技に、あたるDX技の習得するのに必要な回数が大幅に減った、ノーマル技とDX技が別の技選択に分離していました
・アクセサリー枠の装備がスタビで貰えるもの以外で一種類確認、他にも探せばまだあるかも
・隠しブロックや隠しマメが探し易くなった
ベタ移植寄りなリメイクで遊びやすくなってる感じで記事で述べた合わなかった部分は大分改善されてました、けど追加要素が無く物足りない感じでした、せめて3以降お馴染みのチャレンジモード位の追加はしてほしかったです。
それとオマケだと思ってた軍団RPGも意外とボリュームありました、3すくみや相性を考えて部隊を編成するSRPGみたいでした、ゲーム自体はまずまずでしたけど本編の舞台裏のストーリーが描かれていたのは良かったです。
リメイク版のレビュー、ありがとうございます!
ネット上ではあまりレビューが出回っていないので参考になります。
ふむ、見たところ3DSで展開されたシリーズのエンジンで
1をほとんどそのまま作ったような感じなんですね。
そのうえで追加モードを収録したと。
既にオリジナル版をプレイされた方は追加モード目当てで購入したら良さそうですね。
本編を下手に弄ると評価が割れますので、ある意味、理想的なリメイクなのかも。