カタチ新発見! 立体ピクロス2/3DS
どうも!KENT(@kentworld2 )です!
今回は2015年10月に発売された3DS「カタチ新発見! 立体ピクロス2」のレビューをしていきます。
本作は立方体を崩していくパズルゲームの2作目ですが、前作よりも煩雑になってしまいました。
今作も今作で面白いんですけどね。
新たに加わったルールがゲームを煩雑なものにしている印象で、途中で面倒になってしまいました。
一体、何が面倒なのでしょうか?
ここからはそんな3DS「カタチ新発見! 立体ピクロス2」の良いと思った点からまずは書いていきます。
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- ステージクリア型のパズルゲーム。
- 描かれている数字を頼りに縦・横・奥のブロックを崩していく。
- 300問以上の問題を収録。3段階の難易度を選択可能。
初リリース日 | 2015年10月1日 |
対応ハード | 3DS |
ジャンル | パズル |
売上 | 初週3.0万本/累計10.1万本 |
推定クリア時間 | 30~40時間(全問クリア) |
発売元 | 任天堂 |
目次
良いところ
数字を見て予測する楽しさ
「ピクロス」は、ブロックに書かれた数字を見て予測して塗っていくパズルゲームです。
正しいブロックを塗っていくと、やがて、何らかのカタチが見えてきます。
これは傘なのかな?いや、タマゴの殻なのかな?
なんて感じで想像しながらブロックを崩していき、予測が当たった時は超が付くほど気持ち良いんですよね。
「ピクロス」伝統の面白さではありますが、今作でもその点は健在です。
しかもですね、今作は「立体ピクロス」なので、軸が縦・横・奥と3つもあるんですよ。
従来の「ピクロス」よりも手強くなっていますが、その分、予測する楽しさが増しています。
時には詰まることもあると思いますが、1つのナゾが解けたら連鎖的に解けることもあるので、そういう時は超が付くほど爽快です♪
落ち着いたカフェスタイル
「ピクロス」は数えきれないほど発売されていますが、その多くが問題集で、世界観の作り込みなどはほとんどされていません。
そんな中、本作はカフェの中でパズルを楽しむシチュエーションとなっているので、商品価値を高めている印象です。
具体的には
- 会員証という扱いになった「セーブファイル」
- ゆったりしたメロディが中心の「BGM」
- テーマに合わせた一冊の本にまとめられた「問題」
といった感じで統一されています。
ちょっとしたことではありますが、世界観の作り込みや演出によって高級感が増している印象です。
本作が発売された2015年はスマホゲーム全盛期で、ゲームは無料で遊べる風潮が強くありました。
特にパズルゲームの価値が下がっていた時期なので、約3,000円で売り出してきた本作はどのようにして価値を高めているのか気になっていたんですよね。
実際に3,000円の価値があるのかはともかく、前作よりも世界観を作り込んでいるのは好感が持てます。
秋の夜長、カフェでパズル。良いじゃないですか!
見栄えが良くなった
今作では問題が解けた時に出てくるカタチの見栄えが良くなっています。
前作の場合、無機質なボクセルアートという印象でしたが、今作では光沢表現が加わって玩具のようになったんですよ。
さすがシェーダー機能が充実している3DSソフト。前作では見られなかった手触り感を実現しています。
見映えが良くなったという意味では、角張った部分、丸い部分を描き分けられるようになったのも大きいですね。
今作ではブロックを青色とオレンジ色の2色で塗っていくシステムを採用しており、角ばった部分と丸い部分を分けていく必要が生まれました。
おかげで前作よりも見栄えが良くなっただけではなく、問題の多様性も増した印象です。
ただ・・・(個人的に合わない&気になったところ)
様々なユーザーへの配慮
本作は幅広い層に楽しんでもらうための配慮が随所で見られます。
代表的なのが難易度選択機能。
今作では300問以上の問題全てに3種類の難易度が設けられています。
それぞれブロックに表示された数字が異なっており、同じ形でも難易度が異なるので、調整が大変だったんじゃないでしょうか?
背景やBGMを選択できる機能も搭載されているのも嬉しいですね。
今作では20種類の背景。15種類のBGMから好きなものを選択できるので、気分によって変えていました。
極め付けとなるのが爆弾。
今作ではブロックに「0」と記された部分をすべて一括で破壊できる機能が搭載されていますw
「0」と記された部分は残しておくべきブロックが1個もないことを意味するので、慣れてくると全てを壊すのが作業になってくるんですよね。
タッチペンでブロックを崩していくのも醍醐味ではありますが、ユーザーフレンドリーな機能です。
惜しいところ
操作が煩雑
今作は操作が煩雑です。
最大の要因が、オレンジと青の2色を使い分けてブロックを削っていくシステム。
今作ではブロックを壊すだけではなく、角張った部分は青色のペンキを。
丸みを帯びた部分はオレンジ色のペンキを塗っていかなければなりません。
どの部分を壊していき、どんな色を塗っていくのかは記された数字の大きさや色で判断するんですが、ややこしいのなんのw
ただでさえ立体化してややこしくなったというのに、そのうえで色を塗り分けないといけないってw
確かにパッケージタイトルとして売るのであればある程度の複雑さは欲しいところですが、本作の場合、面白さよりも煩雑さが増している印象です。
だって、2色のペンキを塗っていくシステムが加わったことで十字キーの上下左右、L、Rボタンを使う必要が生まれたんですよ?
本作はパズルゲームになるので、タッチペンだけで気軽に楽しめるようにしてほしかった。
ズーム機能が欲しかった
マスが多い問題の場合、間違えて別のブロックにタッチしてミス判定が出ることもありました。
LLサイズの3DSならともかく、通常サイズの3DSは画面が小さいだけに、ズーム機能が欲しかった。
今作ではオレンジと青の2色を使い分けたりブロックを削っていかないといけない関係でミスをしやすくなっていますから。
カタチ新発見! 立体ピクロス2のレビューまとめ
「ピクロス」の本質は失われておらず、無性にプレイしたくなりますが、前作と比べて煩雑になってしまいました。
世界観が作り込まれている点は良かったんですけどね。
個人的にはルールがシンプルな前作の方が好みです。
世界観は良いが、前作よりも煩雑さが増したパズルゲーム。
こんな人には特におススメ。
・パズルゲーム好き。
・クロスワード好き。
・まったり楽しみたい人。
こんな人にはおススメできない。
・頭を使うのが苦手な人。
・老眼な人。
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立体ピクロス2は、ハマったなぁ。不要なブロックを壊すときの音と演出がスカッとするね。記事で指摘のように、たしかにボタンとペンの併用の操作は、ちょっと面倒だった。
前作より便利で簡単になった印象です
二作続けてやりましたが2の方が遊びやすくて好印象でした
どっちも面白かったですけどね
Switchで新作だしてほしいです