どうも!KENT(@kentworld2 )です!
今回は2016年9月に配信されたPS4/Xbox One「パックマン チャンピオンシップ エディション2」のレビューをしていきます。
本作は「パックマン」をモチーフにしたハイスピードアクションゲームですが、前作から微妙に味付けを変えてきました!
2007年に配信されたXbox 360「パックマン チャンピオンシップ エディション」。
「パックマン」をベースに制限時間のあるスピーディなゲームにアレンジした作品で好評を博しました。
今回レビューするPS4/Xbox One「パックマン チャンピオンシップ エディション2」は同作品の続編ですが、細かい部分を色々と変えてきています。
おかげで前作では通用した点も通用しなくなっており、気持ちを切り替えて楽しめました!
ここからはそんなPS4/Xbox One「パックマン チャンピオンシップ エディション2」について詳しく書いていきます。
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- ステージクリア型のアクションゲーム。
- 制限時間内にマップ内のドットを食べていく。
- パワークッキーを食べるとモンスターを倒すことができる。
初リリース日 | 2016年9月13日 |
対応ハード | PS4/Xbox One/Switch |
ジャンル | アクション |
価格 | 1,320円(税込) |
推定クリア時間 | 2~3時間 |
発売元 | バンダイナムコ |
目次
良いところ
モンスターを食べる気持ち良さを強調したようなゲームバランス
「そもそも『パックマン』とはなんぞや?」
21世紀生まれのゲーマーになるとそんな疑問を持たれるかも知れないので、「パックマン」のルールについて簡単に説明させていただきます。
「パックマン」は迷路の中にいるキャラクターを操作して設置されているドットをすべて食べるのが目標のアクションゲームです。
迷路の中には4体のモンスターがウロついているので、当たらないよう気を付けないといけません。
ただ、パワークッキーと呼ばれるアイテムを獲得すると無敵になって倒せます。
今回レビューするPS4/Xbox One「パックマンチャンピオンシップエディション2」はこの「パックマン」を大胆にアレンジし、
- よりスピーディに
- より派手に
- より気持ち良く
楽しめるように作られています。
具体的に言うと
- パックマンの移動速度が大幅にアップ
- モンスターの出現数が大幅に増えて列を組んで移動するようになった
- 演出が派手になりBGMはトランス調に変化
といったアレンジがなされています。
この辺りは前作のPS3/Xbox 360「パックマンチャンピオンシップエディション」から変わっていませんが、今作の場合
- 2回連続でモンスターに当たると凶暴化してその状態で当たるとミスになる
- 爆弾を使用すると中央にワープする
- フルーツ獲得時、モンスター撃破時は立体的な演出が挿入される
- それぞれのモンスターが列を組んで移動するようになった
といった変更点が行われています。
前作の場合、モンスターに近づいたらスローモーションの演出が入りましたが、今作ではそれがなくなりました。
その代わり一度当たっても耐えてくれますが、ゲームスピードが速いため前作の救済措置の方が有難く、難易度は今作の方が高く感じます。
爆弾はお邪魔アイテムではなくピンチからの脱出アイテムに変更。
凶暴化したモンスターから逃げる時、制限時間がヤバい時にあると便利になりました。
パワーアップした演出
実は本作のフィールドは3Dで作られています。
その影響で演出に立体感が生まれ、PS4/Xbox Oneソフトらしく派手になりました!
例えば視点がいきなり斜めになるんですよw
また、モンスターはそれぞれの列を組んで移動するようになったので、無敵状態時は大量のモンスターを撃破できるようになりました!
もう、30体、40体、50体ものモンスターを物凄いスピードで食べられるので、無敵状態のまま大量のモンスターが並んだエリアを突き進んでいく時は最高に気持ち良いです。
前作の場合、1体しか列を組んで移動しなかったのに対して今作の場合は4体が列を組んで移動するようになったので、気持ち良さは4倍増しと言えるのではないでしょうか?
スコアアタックが面白い!
本作は制限時間のうちにどれだけのスコアを稼ぐのかが目標になっています。
フィールドに設置されているドットを食べる → フルーツが出現 → 食べると次のフィールド
これを繰り返しつつパワークッキーを食べてモンスターを倒すのを5~10分繰り返す感じなんですが、打ち込みが激しいサウンドを聴きながらプレイしているとスピード感が生まれて時間を忘れるんですよ~!
クリア後にはランクが表示され、スコアが高いほど高ランクになります。
それだけでもモチベーションが上がりますが、PS4/Xbox One版の場合は各ステージで高スコアでクリアするとトロフィーや実績が貰えるんです!
それも初見でSランククリアしたら一気に3個も貰えますから。
しかし、Sランククリアはなかなか難しく、ゲームが上手くない限りは何度も再挑戦しなければなりません。
トロフィーや実績欲しさでSランククリアを目指してプレイしてみたら楽しさが倍増するかも!?
惜しいところ
ステージ毎のメリハリに欠ける
用意されているステージは多く感じますが、そこまで違いは感じられませんでした。
どれも迷路の構造が微妙に異なってモンスターの出現数が違うくらい。
「そこまで細かく分けなくても良いんじゃ?」と思ってしまいました。
それは新搭載のアドベンチャーモードにも言えます。
アドベンチャーモードでは各ステージに用意された条件をクリアしていくことになりますが、大半はフルーツを一定数獲得すればクリアできるんですよ。
だったら何十、何百ステージも分ける必要は無かったんじゃ?
新たに加わったボスにしても演出のアクセントにしか感じませんでした。
基本的には指定のフルーツを食べていけば倒せるので、特別なことをする必要はありません。
ボスならではの攻撃としてフィールドをウロついているモンスターが無条件で凶暴化するというものがあるものの、もう少し練り込んでほしかった。
PAC-MAN CHAMPIONSHIP EDITION 2のレビューまとめ
前作の方が癖はなくて遊びやすく感じますが、今作も今作で面白いです。
久しぶりに「パックマン」の新作を楽しみたい方は手を出してみても良いんじゃないでしょうか?
前作から微妙に味付けを変えてきた新生ハイスピードパックマン!
こんな人には特におススメ。
・パックマン好き。
・爽快感を求める人。
こんな人にはおススメできない。
・反射神経が鈍い人。
パックマン チャンピオンシップエディション2/お気に入り度【70/100%】
プレイした時間・・・約5時間
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Nintendo | PlayStation |
Xbox | etc |
レトロなテイストでもちょこっと変えると派手になるもんですね。
昔と今の融合っていうか、昔のゲームを今風にするとっていうイメージですかね?
パックマンで思い出したんですけど、昔ATARI2800ってゲーム機に移植したんですよね。
ただ、内容は劣悪で宣伝時にそれを隠した所謂偽デモを使ったり
発売を中止しようといわれても強行販売したとか。
まあ、その時のATARI社はちょっと調子に乗っちゃったんでしょうね。
あまり記事とは関係ない内容ですみません。
>y.crashさん
数年前からレトロゲームを派手にした作品が目立っていますね。
スペースインベーダーもそんな感じでアレンジしていましたし。
ATARI2800版パックマンは驚くほど売れたようで。
パックマン自体シンプルな作りなのに
それを悪化させてあれだけの売上を記録するとは
ぼろい商売だったなーと思いました。
ギャラガレギオンズDXは把握してましたがこっちのシリーズは把握していませんでした(ナムコ黄金期の段階で生まれてなければパックマンに思い入れがあるのがパックランドくらいしかなく、ドットイートゲーだとニューラリーXの方が思い浮かぶ)。が!なんだか好みのトリップゲームっぽかったです。今作と前作は買いだと思っちゃいましたね。
この手の昔ながらの作品を手触りはそのままに遊びごたえは新しくみたいなゲームは古くはテンペスト2000(遊んだの今年ですが……)、近年でも無いですけどスペースインベーダーエクストリームシリーズなんかを思いだしちゃいましたね。こういったゲーム好きなんで今回知れて良かったです。
全く関係ない余談になりますが、ゲームレビュー記事って昔に上げられた記事にコメント残したりしても良いもんなんでしょうか?
>グレイさん
一時期、ナムコのレトロゲームがリメイクされまくっていたんですよ。
ギャラガレギオンズDXもプレイしました。
こちらも派手に、爽快になっていて面白かったですね~。
レトロゲームを今の技術で手軽に楽しみたい場合、
今回レビューした作品もおススメですよー。
スペースインベーダーエクストリームシリーズは体験版しかやっていませんが、
現代期に再リリースされたらやってみたいですねー。
>全く関係ない余談になりますが、ゲームレビュー記事って昔に上げられた記事にコメント残したりしても良いもんなんでしょうか?
大歓迎です!というか、過去のレビュー記事にもちょくちょくとコメントが付いているんですよ。
ゲームレビュー一覧から気軽に飛んでみてください♪
これはいいですね。何より、ちゃんとパックマンになっているところがいい。過去にパックマンシリーズの新作として出たものにはろくなものがなかったというか、「一体これのどこがパックマンなんだ?説明してみろ」と担当者をつかまえて問い詰めたくなるものばかりだった気がします。ともかく、目鼻や手足が付いている時点でパックマンではないですよ。
>ほにょさん
そう、パックマンの派生作品って色々出ていますが、
中には世界観だけを借りたような紛い物ばかりで、
初代のゲームデザインを引き継いだ作品って少ないんです。
このゲームはちゃんとパックマンしつつアレンジしています。
僕もこのゲームを買いましたが予想以上に難しくて苦戦しています。
ゲームスピードが速すぎてパックマンやゴーストを時々見失いますね。
ボムの使用が間に合わずゴーストにぶつかってしまうことも多いです。
ゴーストトレインは先頭のデカイ奴しか食べられないからトレインの長蛇の列に弾き飛ばされてしまいがちです。
思うようにハイスコアを上げられませんが、その分、実績を解除できた時の達成感は大きいですね。
>チキさん
前作から難易度は上がっていますよね!
最高ランクのSはなかなか取れませんが、
だからこそスコアアタックをする楽しさがあって何回もやってしまいます。
ゴーストトレインはなかなか食べられなくてもどかしいw