サバイバルホラーゲーム、PS4/Xbox One「バイオハザード7 レジデント イービル」。
2017年12月に本作の大型ダウンロードコンテンツとなる「NOT A HERO」が配信されたので、本記事ではそちらのレビューをしていきます。
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- クリス・レッドフィールドを主人公にした追加ストーリー。
- 入り組んだ鉱山を探索して仲間を救出していく。
- 全編プレイステーションVRに対応。
初リリース日 | 2017年12月14日 |
対応ハード | PS4/Xbox One/Switch |
ジャンル | FPS |
推定クリア時間 | 3~4時間 |
価格 | 無料 |
発売元 | カプコン |
目次
クリスとルーカスの知られざる戦いが描かれたエピソード
本エピソードの主人公は、シリーズではお馴染みのクリス・レッドフィールド。
登場キャラを一新した中でまさかの旧シリーズからのゲスト参戦で驚きました!
と言っても過去作での絡みはほとんど描かれておらず、クリスである事の必然性は感じられませんが、正義感は相変わらずです。
戦うことになるのは本編の終盤で行方不明になっていたルーカス。
お調子者でムカつくキャラNo1の悪役ですが、本エピソードで決着を付ける事になります。
入り組んだ鉱山を舞台に仲間を救出!
本エピソードの主な舞台となったのが、本編の終盤で登場した鉱山です。
無料ダウンロードコンテンツなのでフィールドを使い回してくるのかと思いきや、なんとほとんどが新規だったりします。
特徴的なのが、鉱山らしく入り組んだ構造です。
まるで迷路のような構造をしていてマップがないと迷子になるような作りとなっています。
攻略ルートは1つなんですが、キーアイテムをなかなか見つける事が出来ず、今は関係のないエリアも何度か彷徨ってしまいました。
つまり、「バイオハザード」シリーズらしいフィールドの探索が楽しめるってことですね。
本編をクリアして「もっと初期のバイオハザードらしい体験を味わいたい!」と感じている方には最適なエピソードだと思います。
恐怖の白モールデッド!もちろんプレイステーションVRにも対応!
本エピソードでは新たな敵となる白いモールデッドが登場します。
この白モールデッド、特定の武器を使用しない限りは無敵なんです!
なので特定の武器を持っていない場合は逃げるしか選択肢が存在せず、ホラーゲームらしい恐怖を味わえましたね。
出て来る敵を常に倒せてしまってはホラーゲームならではの恐怖を味わえないので、良い仕掛けだと思います。
特にVRモードでプレイすると白モールデッドを間近で眺める事になるので恐怖度が増しました!
短い中に詰まっていたバイオハザードのエッセンス
本エピソードは白モールデッドの他にも「バイオハザード」らしいエッセンスが満載です。
例えば徐々に広がっていく行動範囲。
当初は行動できる範囲が狭く、もどかしさを感じられますが、キーアイテムを入手することで新たな道がひらけていきます。
探索要素の強さやパズル要素、グロ要素も健在で、良い意味で本編の延長線上で作られているなぁと思いました。
本編から主人公は変わっていますが、追加ステージのような感覚でプレイできると思います。
本編のボリューム不足を埋める素晴らしいダウンロードコンテンツ!
ゲームクリアまでのプレイタイムは約2時間。
クリア後のやりこみ要素も存在してボリューム的には有料配信されている「エンド オブ ゾイ」と同程度でした。
にも関わらず本エピソードは無料配信となっています!
無料なので大したことないだろうと侮っていましたが、まさか「エンド オブ ゾイ」と同程度の作り込みだったとはなぁ。
本編の欠点としてボリューム不足をよく挙げられるので、本エピソードはそんな欠点をカバーするような内容だと思います。
操作形式からして変わる「エンド オブ ゾイ」とは違って良い意味で本編の延長線上で楽しめる内容なので、本編をクリアされた方はぜひプレイしてみましょう!
今まで感じていた物足りなさも少しは解消されると思います。
「バイオハザード」シリーズは毎回、クリア後にエクストラモードを楽しめますが、本作は無料で楽しめる物の中には存在しませんでした。
そんな中で無料配信された「NOT A HERO」は1年遅れでやってきたエクストラモードなのかもしれませんね。
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なんとなくアクション要素が強めの作品かなと想像していましたが、『NOT A HERO』はアドベンチャー色が強いんですね!がぜん楽しみになります。
「フィールドの探索」
「初期のバイオハザードらしい体験」
「徐々に広がっていく行動範囲」
「探索要素の強さやパズル要素」
など、今回の記事では『バイオ1』好きな僕の興味をそそる言葉がたくさん並んでいました 笑
ただなぜか『ゴールドエディション』には収録されてないんですよね。。