ドクターマリオ/FC
どうも!KENT(@kentworld2 )です!
今回は1990年7月に発売されたFC「ドクターマリオ」のレビューをしていきます。
本作はドクターマリオが主人公の落ち物パズルですが、発売から30年近くが経った今でも色褪せない面白さを感じました!
1人プレイは地味ですが、2人プレイは爆発的な面白さを誇ります!
そんなFC「ドクターマリオ」の良いと思った点からまずは書いていきましょう。
※同日にはゲームボーイ版も発売されています。
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- ビンにカプセルを投下してウイルスを駆除する落ち物パズル。
- 同じ色のカプセルとウイルスを4マス揃えることで消せる。
- ウイルスは宙に浮いている。
初リリース日 | 1990年7月27日 |
対応ハード | FC/GB |
ジャンル | パズル |
推定クリア時間 | 1プレイ5分 |
売上 | 153.0万本(FC) |
発売元 | 任天堂 |
目次
良いところ
超シンプルなルール
本作のルールは超簡単!
同じ色のウイルスとカプセルをタテ・ヨコのいずれかに4マス揃えることです!
落ち物パズルとしてはあまりにもシンプルですが、だからこその良さを感じました。
ゲーム慣れしていない人を見て思うんですが、ルールが複雑だと投げてしまう人が居るんですよ。
本作の場合、あまりにもシンプルなので大半の方が30秒以内にルールを理解できることでしょう。
そのため誰もが楽しめるようになっています。
2つのブロックで構成されたカプセル
シンプルってことは無難な落ち物パズルなのか・・・。
そう感じられる方も出てきそうですが、カプセルとウイルスの仕様によって中毒性を高めていました!
まず触れたいのが、投下することになるカプセルは2マスで構成されていること。
そのため同じ色を4マス以上揃えるのは簡単なんですが、スキマに入れるのは大変なんですよ。
何度スキマに入れようとして失敗したことかw
ウイルスが宙に浮いていることで発動する連鎖
落ち物パズルのブロックと言えば床に落ちるのが基本ですよね?
ところが本作のウイルスは宙に浮いているんです!
しかもウイルスの上にカプセルをいくら乗せても重しで床に落ちることはありません。
例によってカプセルが天井についたらゲームオーバーになるのでこれはキツイ!w
しかし、ウイルスが宙に浮いているからこそ連鎖する楽しさが増していました。
例えば宙に浮いたウイルスを消すとしましょう。
すると、消えたウイルスの上に乗っていたカプセルが落下するんです!
この仕様を上手く利用すれば連鎖を決めることが可能なので、特に後述の対戦モードでは強さを発揮します。
対戦モードが面白すぎる!
本作最大のポイントが対戦モードの面白さ!
対戦モードでは2人同時プレイをすることになり、どちらが早くすべてのウイルスを消せるのか競うことになります。
面白いのが、前述の連鎖を決めると相手の画面にカプセルを送れること。
これが意外なくらい曲者で相手をジワジワと苦しめさせることができるんです。
ウイルスの数が画面上に表示されることで生まれる面白さ
ビンの中にいるウイルスの数は画面上に数字で表示されます。
一見すると地味に感じますが、対戦プレイでは面白さを高める要素に感じました!
何故かと言うと以下のような駆け引きを楽しめるからです。
誰かと対戦する場合、残りのウイルス数を確認するとより盛り上がりますよ~!
ハンデ機能によって誰もが対戦を楽しめる!
とは言え実力差があると盛り上がりに欠けますよね?
本作の場合、ハンデ機能によって誰もが対等に対戦プレイを楽しめるようになっていました!
以下、本作で設定できるハンデ機能になります。
- 20段階のレベル
- 3段階のスピード
特に大きいのがレベルの設定。
レベル1だと4体のウイルスしか出てきませんが、レベル20になると84体ものウイルスが出現するんです!
いくら上級者でもこれだけのウイルスを駆除するのは至難の業でしょうw
中毒性を高めるBGMと演出
デンデンデンデンデン~♪
本作に収録されているBGM「FEVER」は軽快なサウンドによってツボにはまりました!
これは「スーパーマリオブラザーズ」のメインテーマと並ぶ名曲なのではないでしょうか?
長時間プレイしているとあのBGMが耳から離れなくなってきますw
それと、カプセルを使ってウイルスを駆除した時の演出も爽快感があって良いですね!
だって、画面左に表示されている同じ色のウイルスが苦しそうにして全滅させると消えますから。
ドクターってこんな爽快感を味わえるのか!?
本作をプレイしてそう感じてしまいましたw
惜しいところ
良くも悪くも超シンプル
良くも悪くも本作は超シンプルです。
ルールは言わずもがな。ゲームモードにしても1人用と2人用しかありません。
1人用にしても淡々とステージをクリアしていくだけ。
各ステージの変化はウイルスの数のみに留まっていて背景が変わることはありませんし、ストーリー要素も全くありません。
なので、1人でプレイすると地味な印象を持ってしまいます。
全体のまとめ
対戦プレイが最高に楽しい作品。
1990年発売のタイトルにしてはあまりにもシンプルにまとまっていますが、対戦プレイに関しては発売から30年近くが経った今でも通用する面白さです。
現に「ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online」で色んな人と対戦してみたところめちゃくちゃ盛り上がりましたから。
発売から30年も経つと色褪せてしまう作品も多いですが、本作の場合は全くそんなことがありません。
1人でプレイすると物足りない印象ですが、2人プレイに関しては今でもめちゃくちゃ盛り上がります。
本作の出荷本数はFC/GB版合わせて約350万本ですが、それだけヒットするのも納得できるほど面白いです!
発売から30年近くが経っても色褪せない傑作!
こんな人には特におススメ。
・落ち物パズル好き。
・対戦好き。
こんな人にはおススメできない。
・落ち物パズルが苦手な人。
ドクターマリオ/お気に入り度【90/100%】
プレイした時間・・・約20時間
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Nintendo | PlayStation |
Xbox | etc |
ドクターマリオが30年前か…。ドクターマリオはプレイした事がありますが、果たしてファミコン版とゲームボーイ版のどっちだったのか、記憶がはっきりしません。さすが30年前w
でも、ドクターマリオの音楽はしっかり記憶に焼き付いてますw確かに名曲ですw
ちなみに自分の一番好きなアミーボはドクターマリオのアミーボです。いつか風邪薬コンタックのマスコットキャラ、ミスターコンタックのフィギュアかストラップを手に入れて、ドクターマリオのアミーボと並べて飾るのが密かな夢ですw
1990年生まれが全員30歳になる日も近いんですね・・(遠い目)
ドクターマリオのBGMは強烈ですよね。あんな耳に残るとは・・・ゲームをプレイするまでは思いもしませんでしたw
ドクターマリオのamiiboが一番好きでしたか!?
って謎のコラボを思い描いていたとはw でも、ちょっと並んでいるところがみたいです♪
テトリス、ぷよぷよなどの連鎖前提、速度勝負の競技的な落ちモノは、下手です。そんな自分でも、ドクターマリオは楽しめました。はじめからウィルスが配置されててそれらを消すと1面クリアという、クロスワード風ののんびりした楽しみ方ができるんですよね。
なるほど!クロスワードですか!?
それは目からウロコな表現でした。がはさんの着眼点は相変わらず素晴らしいです!!
ドクターマリオってあの当時に流行っていた落ちものパズルの二番煎じ臭はしますが、それでもシンプルなパズルゲームとして未だにファミコン版でもおもしろい名作になりましたね。
僕はどちらかというと3DS版の「ギャクテン!特効薬」がドクマリシリーズの傑作だと思ってますが、特効薬や細菌撲滅がないファミコン版からでも充分におもしろさが確立してますよね!
僕はドクマリの出会いは実はメイドインワリオのミニゲーム「ドクターワリオ」から知ったので、ドクマリの曲は「Chill」派です。ドクワリだとこっちが流れていたんですよね。
「Fever」のほうも悪くないけど、「Chill」は一部のフレーズが非常に好きで奥深い曲だと思ってます。
ドクターマリオもテトリスなどの二番煎じになってしまうんですよねw
でも、このゲームのデザインは今でもかなり美しいと思っています。
落ち物パズルってルールの美しさが重視されていると思いますが、本作はぷよぷよなどと肩を並べても良いくらい美しく感じます。
トモフミさんの出会いはメイドインワリオからだったんですねw
任天堂は定期的にファミコンネタを新作に入れてきますが、それは新しい世代に伝えるためには重要なんだと再確認しました。
「Chill」はあまり聴いたことがないんですよね・・・ジワジワと良さが分かるのでしたら次にプレイする時に選んでみます!