どうも!KENT(@kentworld2 )です!
今回はPS4/PSVITA/Switch「Shu(シュウ)」のレビューをしていきます。
本作は美しい世界が舞台の2Dアクションゲームですが、オーソドックスで薄っすらしたフワフワ2Dアクションでした!
ゲーム自体はどこにでもありそうな2Dアクションで丁寧に作られています。
が、なんだこの薄っすら感は!?
暴力的なゲームに慣れすぎた弊害なのか、パンチに欠ける気がしました。
「もっとパコーンと来ても良いのよ?」
なんて口に出したくなりましたからw
ここからはそんなPS4/PSVITA/Switch「Shu」の良いと思った点からまずは書いていきます。
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- ステージクリア型の2Dアクションゲーム。
- グライドアクションを駆使することでゆっくり降下できる。
- 村人の力を使って仕掛けを解いていくエリアも用意されている。
初リリース日 | 2017年6月15日 |
対応ハード | PS4/PSVITA/Switch |
ジャンル | 2Dアクション |
推定クリア時間 | 4~6時間 |
価格 | 1,121円(税込) |
発売元 | Coatsink Software |
目次
良いところ
心地の良いグライドアクション
本作は極めてオーソドックスな2Dアクションゲームです。
ジャンプアクションを駆使してゴールを目指す。
2Dプラットフォーマーとも言われている古典的なゲームデザインですが、いくつかの特徴があります。
特筆したいのがグライドアクション!
主人公はジャンプ中にボタンを押し続けることで羽を広げて落下速度を抑えることができるんです!
このアクションを駆使して遠くまでグライドしていくのが心地良く感じました。
開発側もグライドアクションの心地良さを感じ取ってほしかったのでしょうか?
ステージの多くは走りながらのジャンプができるように設計されており、疾走感も生み出しています。
様々なキャラクターの助けを借りて進んでいくゲームデザイン
とは言えジャンプやグライドアクションだけでは単調に感じてしまいそうですよね?
そこでアクセントになってくるのが旅先で出会う村人!
彼らが仲間になることで新たな能力を使えるようになります。
例えば花の足場を作ったり、水位を下げたり。
ステージもこれらの能力を使うこと前提の設計になっていくので、仲間の能力を使い分けて進む楽しさが加わりました。
残機制&大量のチェックポイントによって生まれた程良い緊張感
2010年代の2Dプラットフォーマーは残機制を廃止しているケースが多く感じます。
そのうえでチェックポイントを大量に設置しているものだから戻されることの緊張感がほとんどないんですよ。
一方、本作は2010年代の2Dプラットフォーマーでありながらも残機制を採用しています。
と言ってもチェックポイントを通過する度に残機が5人にチャージされるので、かつての2Dプラットフォーマーほど緊張感はありません。
ですが、残機制を廃止した昨今の2Dプラットフォーマーと比べたら戻されることの緊張感がありました。
ステージによってはクリアに5分以上も掛かるので、終盤に残機数が0になったらややショックですw
大量に用意されたやり込み要素
本作に用意されたステージは15個。
1ステージが長いとは言え一般的なステージクリア型2Dアクションゲームと比べたら少なく感じます。
その代わり1ステージ毎のやり込み要素が大量に用意されていました!
以下、本作のやり込み要素になります。
- 至るところに散らばっている蝶々集め。
- 各ステージに6匹隠れているバビーたちの救出。
- 1ステージクリアまでの時間を競うタイムアタック。
- 分かりにくいところに隠されている壁画集め。
- ノーミスクリア。
これらのやり込み要素が1ステージ毎に用意されているのでリプレイ性は高く感じられました。
2.5Dで描かれた美しい世界
本作の世界は2.5Dで美しく描かれています。
キャラクターは2Dで描かれていますが、フィールドは3Dで描かれているんですよ。
おかげで立体感が生まれているうえに派手な環境破壊を盛り込むことに成功しています。
BGMは民族系の哀愁漂う感じ。
特別印象には残りませんでしたが、美しい世界にマッチしています。
キャラクターが可愛い
「か、可愛い・・・」
本作に登場するキャラクターはみんな鳥ですが、惚れてしまいました!
特に主人公のShuが正面を向いた時の顔なんかはぼくが飼っているペットのさっく~みたいですもん!w
なので、デフォルメされた可愛い鳥が好きな人はおすすめかも!?
惜しいところ
パンチに欠ける
全体的に丁寧な作りの「Shu」。
しかし、数ある2Dプラットフォーマーの中で頭一つ抜けるにはパンチに欠けます。
例えば効果音の弱さ。
グライドアクションの心地良さを強調させる分には良いんですが、その一方でアイテムを取った時の手応えが弱く感じました。
そのうえで戦闘要素もなくてキャラクターの表示も小さいので派手さに欠けます。
個人的にはもっと攻撃的なBGM・効果音で攻めている方が好きです。
変に難易度が上昇している迫り来る嵐
ステージによっては嵐が発生し、迫りくる世界の終わりから逃げるパートが挿入されます。
いわゆる強制スクロールエリアになるんですが、トゲや穴が多くて変に難易度が上昇していました。
問題なのが、本作は残機制を採用していること。
新しいチェックポイントに到達すればチャージされるとは言え、それまでに5回以上ミスをしたら最初からやり直しになってしまいます。
全体的に難易度が高いのであればまだしも、一部分だけ難しくてこの仕様は相性が悪く感じました。
人によっては理不尽に感じるかも知れません。
全体のまとめ
やや薄味でオーソドックスな2Dアクションゲーム。
全体的に主張が弱く、暴力的なゲームと並んだら影に隠れやすく感じます。
世界観にはマッチしているので、そこが本作のオリジナリティなんじゃないかと思いました。
基本的には丁寧な作りなので、この手のジャンルが好きな人は余裕があればプレイしても良いんじゃないかと思います。
オーソドックスで薄っすらしたフワフワ2Dアクション!
こんな人には特におススメ。
・グライドしたい人。
・2Dアクションゲーム好き。
こんな人にはおススメできない。
・爽快感を求める人。
Shu(シュウ)/お気に入り度【70/100%】
プレイした時間・・・約5時間
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レビュー読む限りだとムササビマリオなどのアクションを突き詰めたかのようなゲームですね。
ムササビマリオ!そうですね!あれをスピードアップさせたような感じです。