
太鼓の達人 Nintendo Switchば~じょん!/Switch
太鼓の達人専用コントローラー 「太鼓とバチ for Nintendo Switch」
2018年7月に発売されたSwitch「太鼓の達人 Nintendo Switchば~じょん!」を今回はレビューします。
Switch「太鼓の達人 Nintendo Switchば~じょん!」は人気リズムアクションゲーム「太鼓の達人」のSwitch向け1作目です。
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- 太鼓を使って演奏を楽しめるリズムアクションゲーム。
- Joy-Conを使ったモーション操作に対応。
- 70曲以上を収録しているのに加え20種類以上のミニゲームも収録。
初リリース日 | 2019年7月19日 |
対応ハード | Switch |
ジャンル | リズムアクション |
推定クリア時間 | 4~5時間(全曲プレイ) |
売上 | 初週7.1万本/累計36.7万本 |
発売元 | バンダイナムコ |
目次
良いところ
Joy-Conを使ったモーション操作に対応
Switch版の特徴はなんと言ってもJoy-Conを使ったモーション操作!
Joy-Conを両手に持って縦に振る事で太鼓を叩くのと同じような動作で曲を演奏することができるんです!
しかも振る角度によって太鼓の面とふちを叩き分ける事が可能で、HD振動によって衝撃も疑似体験することができます。
太鼓型コントローラとは違って叩く事になる実物の面が存在せず、HD振動の衝撃がそこまで強くないので完全な疑似体験を味わえる訳ではありませんが、効果音によってカバーされているのである程度の一体感は味わえました。
何よりも太鼓型コントローラとは違って近所迷惑にならず太鼓演奏の感覚を味わえるのが嬉しい!
深夜に太鼓を演奏したくなったらJoy-Conのモーション操作で楽しみましょう!
他の操作形式と比べて正確性には欠けるので、当たり判定を緩くするスキルを使用しつつ低難易度の曲を選択して楽しむのがおすすめです。
タッチ操作にも対応
携帯モードではDS/3DS版でお馴染みのタッチ操作にも対応しています!
様々な操作形式が存在するSwitch版ですが、個人的には太鼓型コントローラでの操作を除くと最もしっくり来ました!
個人的に気に入っているのが、タッチスクリーンという叩く事になる面が存在し、両手の指を使えば簡単に連打できる事。
それでいて近所迷惑にならず、気軽に太鼓を叩いた感じを味わえるのがお気に入りです♪
ただ、DS/3DS版とは違ってタッチペンではなく、指でタッチする事になるので長くプレイしていると腱鞘炎になってしまう!w
タッチ操作でガチプレイをする場合、別売りの静電容量方式タッチパネル用タッチペンでプレイするのがおすすめです。
多種多様な70種類以上の曲を収録
そして本作には70種類以上の曲が収録されています!
シリーズ最大の収録曲数ではありませんが、それでもバラエティ豊かです。
ここからは収録曲の見どころを箇条書きで簡単に触れていきます。
- 「前前前世」「R.Y.U.S.E.I.」「RPG」「女々しくて」といったカラオケでの定番ソングを収録。
- 「スーパーマリオ オデッセイ」「スプラトゥーン2」「星のカービィWii」といった任天堂ゲームの人気曲を収録。
- 「ポプテピピック」「仮面ライダービルド」といったアニメ&特撮の最新ヒット曲を収録。
- 「拝啓ドッペルゲンガー」「十面相」「おにぎりはどこかしら♪」といったボーカロイド曲を収録。
- HIKAKIN&SEIKINの「YouTubeテーマソング」を収録。
- Switch/3DS「ネコ・トモ」テーマ曲を先行収録。
ナムコオリジナル曲の比率がやや高めなのは不満ですが、それを除いたら様々な層が好む曲を収録しており、満足度は高いです。
中には本作で初めて存在を知って気に入った曲もありました。
それはTVアニメ「ポケットモンスター サン&ムーン」の「アローラ!!」。
まさか、こんなノリの良い曲がポケモンのアニメから誕生していたとは!?
今作に収録されている曲の中では一番気に入ってしまい、何度も演奏してしまいましたw
改めて音ゲーは音楽の視野を広めるきっかけを与えてくれるなと思いましたね。
リズム天国みたいなミニゲームを収録!
なんと本作には20種類以上のミニゲームが収録されています!
いずれも「リズム天国」のように映像とリズムを融合させたミニゲームなんですが、最大4人でプレイできるんです!
演奏モードは最大2人プレイになるので、これは嬉しい!
また、Joy-Conを使ってのモーション操作もミニゲームでは比較的馴染みやすく、面白さに繋がっているのが良かったです。
具体的に言うと多くのミニゲームでは素早く太鼓を連打する機会が少なく、単発なので、Joy-Conを使ってのモーション操作でも負担が少ないんですよね。
ミニゲームは4人でJoy-Conを使ってのモーション操作で出来れば楽しみたいです。
ミニゲームのバリエーションが多い!
ミニゲームが20種類収録されているのは前述の通りですが、そのバリエーションが凄い!
多くは日本の伝統的な遊びをモチーフにしたシチュエーションなので親しみやすく、差別化を図っています。
それでいてバトルロイヤル、チームプレイ、全員協力プレイとプレイスタイルのバリエーションがあり、高難易度モードも収録されているのでミニゲームだけでもある程度楽しめると思いました。
ここからは各ミニゲームの個人的なお気に入り度を紹介。
- ちょうちんうなぎ寿司 ★☆☆☆☆
- ニンジャ修行 ★★★★☆
- 金魚すくい ★★★★★
- まねっこハタアゲ隊 ★★★★★
- ホームランバッター ★☆☆☆☆
- 打ち上げ花火 ★★★☆☆
- KABUKI ★★★☆☆
- ジャンジャンわんこそば ★★☆☆☆
- なまはげがころんだ ★★★★★
- ケンケンパ ★★★★☆
- まんぷくランナー ★★★★☆
- はちみつ大作戦 ★★★☆☆
- コロドラゴンの焼き焼き屋台 ★★☆☆☆
- おみこしバトル ★☆☆☆☆
- だるま落とし ★★★☆☆
- のびのびもちつき ★★☆☆☆
- スイーツマウンテン ★★★★☆
- なぎさのビーチボール ★★★★★
- ながなわジャンプ ★★★☆☆
- みんなでぼんおどり ★★★☆☆
中には変に難易度が高くて調子が狂う物も散見されますが、「まねっこハタアゲ隊」「なまはげがころんだ」「なぎさのビーチボール」辺りは4人でプレイしたらかなり盛り上がると思います。
Joy-Conの操作にマッチしているのは「ニンジャ修行」「金魚すくい」辺りかな。
惜しいところ
微妙に長いロード時間
曲選択後などに挿入されるロード時間は微妙に長く感じました。
1回毎のロード時間は5~10秒とそこまで長くないんですが、気になったのが頻度の多さ。
例えばゲーム起動から演奏を始まるまでに5回も待ち時間が発生するんです!w
ゲーム起動→ロード時間→タイトル画面→ロード時間→モード選択→ロード時間→キャラクター選択→ロード時間→曲の選択→ロード時間→演奏
曲の選択画面でスリープモードに設定して起動と終了を繰り返しながらプレイすればロード時間の頻度は減りますが、シンプルな2Dグラフィックなのでもう少し短くは出来なかったのだろうか?
ロード時間が無かったらテンポが良くなって中毒性が高まるだけに惜しい!
全体のまとめ
ロード時間の長さを除けば良質なパーティゲームに感じられ、様々な操作形式に対応した懐が深い作品だと思います。
ストーリーモード的な要素は存在せず、淡々と演奏やミニゲームを楽しむだけなのでゲーマー向けというよりはファミリー向けですが、大安定の出来です。
家族や友達と4人でJoy-Conのモーション操作で緩く楽しむのが理想的な作品ですね♪
モーション操作で太鼓演奏を疑似体験できるファミリー向けゲーム!
こんな人には特におススメ。
・太鼓演奏好き。
・リズムアクションゲーム好き。
・パーティゲーム好き。
こんな人にはおススメできない。
・せっかちな人。
・ストーリー性を重視する人。
太鼓の達人 Nintendo Switchば~じょん!/お気に入り度【70/100%】
プレイした時間・・・約5時間
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こんにちは!いつも楽しく拝見させていただいてます。
私は太鼓の達人でも高難易度な曲を中心にやっているものですが、その点では今作の収録曲は難易度が低すぎてはっきりいって失望しました。(特に高難易度の代表である2000シリーズが無いあたり怒りすら覚えている)そしてナムコオリジナルの比率はこれでも歴代最低レベルです。
それと同時にコアプレイヤー(ドンだー)とライトプレイヤーの需要のギャップに驚きを隠せません。長文な上にすこし愚痴っぽくなりましたがドンだーからの貴重な意見として参考にしていただけたら幸いです。