
Demon’s Souls(デモンズソウル)/PS3
どうも!KENT(@kentworld2 )です!
今回は2009年2月に発売されたPS3「デモンズソウル」のレビューをしていきます。
PS3「デモンズソウル」はフロムソフトウェアが製作した高難易度アクションRPGです。
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- ステージクリア型の高難易度アクションRPG。
- 各ステージの最奥にはボスが潜んでいる。
- 体力が0になると経験値やお金の役割を果たす「ソウル」を落としてしまう。
初リリース日 | 2009年2月5日 |
対応ハード | PS3 |
ジャンル | アクションRPG |
推定クリア時間 | 20~30時間 |
売上 | 初週4.3万本/累計16.9万本(通常版) |
発売元 | SIE |
目次
良いところ
ファミコン時代のゲームを彷彿とさせる難易度
このゲームの難易度は非常に高いです。
近年のユーザーフレンドリーなゲームと比べたらビックリするくらい。
でも、ただ単に難しいのでは無く、ミスした原因はプレイヤーの判断ミスと納得できるように調節されているので理不尽さをほとんど感じさせず、もう一度再挑戦したくなるように作られています。
そのため中毒性が半端無く、ついつい時間を忘れてプレイしてしまいました!
昔のゲームは何もかもイチから覚えて上達して行ったものですが、本作はそれを再現したような作りになっていますね。
ファミコン時代の骨太ゲームを楽しんだ者としては少し懐かしい気持ちになれました。
中毒性を高める要素としてはソウルのロストシステムも素晴らしい!
本作ではゲームオーバーになると経験値とお金の役割を果たすソウルポイントをすべて失うんですが、倒れたところまで戻れば一度だけ回収ができるんです。
ただでさえもう一度再挑戦したくなるよう作られているというのにこの要素によって中毒性は劇的に高まり、徹夜するほどハマりました。
探索要素が強い
探索要素は強く感じられました。
基本的にはボス部屋まで向かうオーソドックスなステージクリア型ゲームなんですが、脇道が多数用意されていて、沢山のアイテムが隠されているんです。
ここでポイントなのが、最近のゲームではあって当たり前のマップ機能が存在せず、プレイヤーのナビゲートも最低限の物になっていること。
一見すると不親切に感じますが、その代わり発見する喜びを味わいやすくなっており、むしろ親切な機能は省いて正解だったと言える作りになっています。
充実のオンライン要素
本作をネットワークに接続すると以下の要素が追加され、さらにゲームが楽しくなります!
- 定型文を組み合わせてダンジョンにメッセージを残すことが可能。
- 死に様が分かる血痕が残るようになる。
- 同じダンジョンで行動する他プレイヤーの幻影が発生するようになる。
- 最大3人の協力プレイが可能に!
- 他世界のプレイヤーとの対戦が可能に!
オフラインでどーしてもクリアできない人はネットワークに接続して他のプレイヤーに助けを求めたり、血痕や他プレイヤーの幻影、メッセージを頼りにすると難易度がグッと下がるので試してみましょう!
特に2周目の難易度は半端無いので、誰かに助けを求めて一緒に協力してダンジョンを攻略し、デーモン(ボス)を倒すことをおススメします。
コアゲーマーも大満足のやり込み要素
やり込み要素も色々と用意されています。
オンラインでの協力プレイ、敵対プレイが面白くてそれだけでも長く遊べそうな本作ですが、前述の通りより難易度が上がった引き継ぎ可能の2周目が用意されており、さらに
- 2つ存在するエンディング
- ソウル傾向によって変わるイベント
など周回プレイを必然の物にする要素が満載で、人によっては100時間以上楽しめるかも!?
良い意味で国産タイトルらしくない世界観
世界観は全体的に硬派で、良い意味で国産タイトルらしくありません。
ベースは中世ヨーロッパですが、全体的にダークなアレンジがされていてどこも薄暗く、可愛いヒロインも黒衣の火防女くらいしか登場せず、男のロマンが詰まっています。
音声は英語。ストーリーもアッサリで、パッと見は海外のゲームみたいです。
グラフィックは2009年の国産タイトルとしてみたら高品質。
環境破壊描写は少ないので派手さはありませんが、オブジェクトは物理演算で処理されているし、細かいところまでよく描かれていて世界観も作り込まれています。
惜しいところ
感度が悪いロックオン機能
ロックオン機能は感度がやや悪く感じました。
本作では右スティックを押しこむとターゲットをロックオンすることができますが、やや感度が悪く、ロックオンしたい敵を狙うことが出来なかったりします。
ピンチ状態の時は焦るのでもう少し何とかしてほしかった。
やや長いロード時間
ロード時間はやや長く感じました。
ロード時間はステージ間の移動時、リトライ時に発生するんですが、何回もミスをしてやり直すゲームなので、リトライ時のロードはやや苦痛です。
死んで覚えるゲームだからこそ、この辺りはもう少し快適にしてほしかった。
全体のまとめ
最近の生ぬるいゲームに慣れているとマップ機能が無かったり最低限のナビゲートしか無いのはマイナスポイントに感じてしまうかもしれません。
が、このゲームの場合そう言った機能を省いたおかげでここまで面白い作品になったんだと思います。
やり込み要素も非常に充実しており、これ一本だけで半年は遊べる程です。
ヌルゲー好きには向いていないかもしれませんが、負けず嫌いの僕には楽しめました。僕のような性格の人は本体ごと買っても損は無い作品です。
昔ながらの難易度調整と最先端の技術によって科学反応を巻き起こした傑作!
こんな人には特におススメ。
・死んで覚えるゲームが好きな人。
・ファミコン時代のゲームが好きな人。
こんな人にはおススメできない。
・受験生などの時間が無い人(←プレイするとハマって人生棒に振ります)。
・死んで覚えるゲームが苦手な人。
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デモンズはオモローですよね~
プレイ時間があれば、死ぬほどプレイしたいゲームです。
魔界村とか、ロックマンとか過去のカプコン並みの難易度を感じさせてくれる良いゲームです