どうも!KENT(@kentworld2 )です!
このブログを長年読まれている方はぼくが日本のコンシューマーゲーム市場に対して悲観していたことをご存知だと思います。
今月は○○本しか新作が発売されない!
前作と比べて今作はこれだけしか売れなかった!
またしても市場規模が観測史上最低を更新!
大体、2012年から2016年辺りでしょうか?そんな話を毎日のようにしていたものです。
が、2017年に入ってからは希望が持てるようになり、2018年に入ってからは楽観的な目で見れるようになりました。
一体、この2年間で何が変わったのでしょうか?
ぼくの中では大きく分けて2つがあります。
Switchの大ブレイク
まず大きいのが、Switch(ニンテンドースイッチ)の大ブレイクです。
Switchは発売直後から人気が爆発して一年目は品薄が社会問題になるほどでした。
その影響力は凄まじく、対応ソフトの増加率は過去に例がないくらいの勢いで増えています。
2018年12月に至ってはパッケージタイトルとダウンロードタイトルを含めて80タイトル以上も発売されました。
Switchの人気を受けてスマホゲームメーカーが新規参入を果たすケースも増えており、コンシューマーゲーム市場の活性化を肌で感じています。
Steamの台頭
もう1つがSteam(スチーム)の台頭です。
Steamとはパソコンゲームの販売を主としたプラットフォームになります。
日本ではそこまで知名度が高くない印象(※)ですが、海外での人気は凄まじく、対応ソフトの増加率はSwitchとは比べ物にならないほどの勢いです。
※Gamesutra (海外サイト)の調査によると日本でのSteam売上は全体の1%と言われている。
ポイントなのが、日本のゲームメーカーがここ数年間のうちにSteamにも目を付け始めたこと。
と言ってもSteamだけに自社のタイトルを展開するケースはほとんど聞きません。
あくまでも選択肢の1つとして捉えている印象で、PS4/Xbox One/Switchでも展開されているタイトルを投入するケースが多くあります。
これが日本のコンシューマーゲーム市場では良い方に作用していると思うんですよ。
何故ならSteamのおかげで日本のゲーム会社が大作を作る口実が増えているから。
なんと言ってもSteamは月間アクティブユーザー数が9,000万人を突破するほど巨大なプラットフォームと化しましたからね。
Steamで展開することが出来れば従来では考えたれなかった国の人にも届けることができるようになり、ユーザー層が大幅に拡大します。
なので、「PS4やSwitchだけでは厳しいけど、Steamでも展開できるならまあ良いんじゃない?」と企画のGOサインを出す会社が増えている気がするんですよ。
例えば「ゴッドイーター3」辺りは少し前まで据え置き機(PS4/Xbox One)で展開されることはあり得ませんでした。
これもSteamでも発売できる希望も兼ねているからだと思うんですよ。
実際、前作の「ゴッドイーター リザレクション」は最終的にSteam版が最も売れたという話を聞いたことがありますから。
日本のゲームメーカーは2015年辺りまではスマホゲームに傾倒していましたが、ここ数年は明らかに以前よりもハイエンドなゲームを出すようになりました。
これは間違いなくSteamが絡んでいると思います。
PS4/Xbox One/Switchでも展開されることを考えると、コンシューマーゲームユーザーとしてもありがたい話ですね~。
全体のまとめ
以上!ぼくがコンシューマーゲーム市場を楽観的に見れるようになった2つの理由です。
他にもeスポーツの台頭やアジア市場の活性化、インディーズゲームの活性化など色々ありますが、今回はSwitchとSteamの2つに集約させました。
以前はコンシューマーゲーム市場の衰退によって気が滅入っていましたが、今は全然そんなことはありません。
仮に衰退としたとしても愛し続けます!
再び息を吹き返したコンシューマーゲーム市場。
しかし、世の中は何が起きるのか分かりませんから、再び衰退することもあるでしょう。
もし仮にそんなことが起きたとしても以前のように悲観しないようにします。
何故なら悲観しても意味がないことが分かったからです。
それよりは応援することが大切で、そういう時にこそ愛を叫ぼうと思います。
そうすることで同志が集まって結束力が深まるので寂しくなることはないでしょう。
幸いにも今はインターネットの力を借りて誰もが情報を発信できるようになりました。
おかげでマイノリティだったとしても自分だけの居場所を見つけられるようになったので、上手く活用すれば肩身が狭い思いをすることはありません。
なので、ぼくはこれからもこの場所でコンシューマーゲームの愛を語り続けます。
▼最後にまとめ
・Steamの台頭は日本のコンシューマーゲーム市場にとってもプラスに作用している。
・仮にコンシューマーゲーム不況が再び起きたとしても愛を語り続けるようにしたい。
SwitchとSteamの関係性といえばSteam発のSwitch移植が
物凄く多いですな(頭文字が同じSなだけにw)。巷では親和性が高く、
移植がしやすいという話を聞きますね。だから何かしらSteam対応
ソフトが発表されたら、Switch移植も遅からず発表なるのではと
淡い期待を寄せつつあります。インディーは特にそんな流れですな。