テトリスDS/DS
どうも!KENT(@kentworld2 )です!
今回は2006年4月に発売されたDS「テトリスDS」のレビューをしていきます。
本作は任天堂がDS向けに発売した人気落ち物パズルゲームですが、ミリオンヒットも納得してしまうほど対戦ゲームとして優れていました!
まずは良いと思った点から書いていきます。
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- 落ちてくるブロックを1ライン埋めるのが目的の落ち物パズルゲーム。
- 6種類のゲームモードを収録。
- DSカード1枚で最大10人対戦が可能。
初リリース日 | 2006年3月20日 |
対応ハード | DS |
ジャンル | パズル |
推定クリア時間 | 1プレイ5~30分 |
売上 | 万本 |
発売元 | 任天堂 |
目次
良いところ
多彩なゲームモード
数あるゲームソフトの中でも特に売上本数が多い「テトリス」シリーズ。
しかし、それ故にゲーマーの間では陳腐に思われがちなのも確かです。
そんな中で発売された本作は多彩なゲームモードで上手く価値を生み出していました!
以下、本作に収録されているゲームモードです。
- オーソドックスなルールで楽しめる「スタンダード」
- DSの2画面を活かしてコンピュータと戦う「プッシュ」
- 下画面のブロックをタッチペンで操作していく「タッチ」
- 1手ずつテトリミノと向きを選んでいく「パズル」
- 次々と問題を解いていく「ミッション」
- 落ちてくるテトリミノをくっつけて4×4以上の塊を作る「キャッチ」
このように本作は大きく分けて6種類のゲームモードが収録されています。
6種類は近年発売された「テトリス」の中では少ない方ですが、本作の場合はそれぞれ別物なので単純な比較は出来ません。
収録されている6種類のゲームモードはいずれもユーザーインターフェースやゲーム性が全く異なっており、アレンジの域を出ていました。
しかもモードによってはステージやレベルの指定も可能なので、色んな楽しみ方ができるんですね。
嬉しいのが、サクサク動くこと。
任天堂のゲームらしく快適性が重視された作りになっていて、プレイしていてストレスを感じることはほぼありません。
マリオの演出が熱いスタンダードモード
最もオーソドックスなルールのスタンダードモードはマリオの演出が熱かった!
このモードのBGMは「スーパーマリオブラザーズ」をモチーフにしていて、上画面には同作品に似せた映像が映し出されます。
しかも一定数のラインを消すことでマリオが動き出し、ステージも地上→地下と変化するようになっているんです!
おかげでラインを消すモチベーションが上がり、「スタンダード」モード内の「マラソン」では最終目的となる200ラインを目指したくなりました!
ちなみに任天堂のBGMはマリオ以外にも「ゼルダの伝説」「メトロイド」「ドンキーコング」「バルーンファイト」などが用意されています。
ですので、本作は任天堂らしさが満載なんですね。
DSの2画面を活かしているプッシュモード
プッシュモードはDSの2画面を活かした遊びが面白かった!
このモードでは縦に長いフィールドの上画面を使い、下画面を操作しているコンピュータをプッシュしていきます。
プッシュの方法は簡単。一度に2ライン以上を消して行くだけです。
プッシュが成功すると1ライン押し出すことが可能で、一定ラインまで押し込めば勝利となります。
やっていることは「スタンダード」の「VS COM」と大差ありませんが、表現方法が斬新だと思いました。
問題集として楽しめる「タッチパズル」と「パズル」
短時間でサクッと楽しみたい!
そんな人に向けて本作には以下のような2種類の問題集が用意されていました。
- タッチペンでブロックを動かして指定の条件をクリアしていく「タッチパズル」
- 1手ずつテトリミノと向きを選んでいく「パズル」
「タッチパズル」は全50問。「パズル」は全200問用意されているので、これだけでも遊び応えは十分です!
ちなみに用意されている問題は好きな順番から挑戦することが出来ます。
終盤の問題は非常に難しいですよ~。
斬新なルールのキャッチ
そして一番ハマったのがキャッチ!
このルールではテトリミノの塊を作っていくのが目的となっています。
他のルールと違うのが、降ってくるテトリミノではなく塊の向きしか変えれないこと。
あんまり大きくなると降ってくる「メトロイド」にぶつかってしまい、大ダメージを受けてゲームオーバーになってしまいます。
そこで重要になるのが4×4以上の塊を作ることです。
すると塊を爆破させることが可能になり、スコアが加算されていきます。
これを繰り返してハイスコアを更新するのが目的となっていますが、メトロイドらしい演出と相まってハマりました!
対戦ツールとして優秀
なんと本作、DSカード1枚で最大10人対戦ができるんです!
DSソフトで最大10人対戦できるタイトルはほとんどないだけにこれは有り難い!
しかも単に対戦できるだけではありません。
6種類のアイテムを使って相手のお邪魔ができるんです!
中にはテトリミノの消滅、ブロックの入れ替えなど「マリオカート」みたいなぶっ飛んだ効果のアイテムもあるのでパーティゲーム色が強まっていました。
他にもハンデやチームの設定も可能で色んな楽しみ方が出来ます!
身近に対戦できる相手が居なくてもWi-Fiを使ってのオンライン対戦も楽しめますし、対戦ツールとして非常に優秀です。
惜しいところ
もっとモチベーションを高める要素が欲しかった
色んな遊びが詰まった「テトリスDS」。
確かに色々収録されていてバラエティに富んでいますが、ある程度能動的にプレイしないとすぐに飽きてしまいます。
ストーリー要素はもちろん、やり込みをすることでアンロックされる要素はほとんどありませんからね。
とりあえず色んなモードを収録したのであとはご自由にどうぞ。
そんな開発者の声が聞こえてくるかのように放り出されますw
一応、各モードのスコアは記録されますが、ランキング形式で保存されたり、やり込むことでポイントが蓄積されていくなどもうひと工夫してほしかった。
全体のまとめ
DSで発売する「テトリス」としては非常に理想的な作品。
色んなルールが収録されているのでバラエティに富んでいますし、対戦ツールとして非常に優秀です。
ただし、暇つぶしゲームとして割り切って作っているのか長時間プレイするほどのモチベーションは持ちにくく感じました。
本作が発売された2006年当時はDSが空前の大ブームだったので、時代の流れに上手く乗った作品だと思います。
国内だけで100万本以上売れるのも納得です。
ミリオンヒットも納得!最大10人対戦可能な任天堂製テトリス!
こんな人には特におススメ。
・パーティゲーム好き。
・テトリス好き。
こんな人にはおススメできない。
・ガッツリ楽しみたい人。
テトリスDS/お気に入り度【75/100%】
プレイした時間・・・約15時間
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Nintendo | PlayStation |
Xbox | etc |
今でもたまにプレイします。モードがたくさんあって飽きにくいし、何より操作がサクサクなんですよね。快適です。任天堂はパズルゲームを作るのがうまいと思うので、どんどんパズルゲームを出してほしいんですよね。
そうそう、当たり前のようですが、テトリスの中でも手触りは良い部類だと思います。そこもレビューに追記しておこう。
このゲーム失くしてしまったんですが、学生の頃はDS持ってる友人同士で対戦しまくった思い出があります。
テトリスって上手い人はとことん上手くてどうしても実力差が出るんですが、本作はハンデが設定できて、尚且つ2対1や3対1の対戦もできるので、複数人集まれば実力差があってもある程度互角に戦えるんですよね。
私は比較的上手いほうだったので、1人で2人以上の相手をされられつつハンデもMAXにされてましたw
ハンデのせいでテトリミノの落下速度がだんだんえげつなくなるんですが、最終的には残像すら見えないレベルで一瞬で落ちてきますw
おお!コルチカムさんの学生時代の思い出でしたか!?
いやぁ・・・話を聞いただけで羨ましくなってきましたよw
コルチカムさんがパーティゲーム好きなのも納得してしまうエピソードです。
ハンデ機能は有り難いですが、それはえげつないw
それで勝てたら最強すぎますね・・・
テトリスDSは僕にとっても思う入れのあるゲームですよ(^^)
本来は母が自分で楽しむ用に買ったのですが、度々借りて遊んでました。
僕は特にタッチパズルにすごくハマったな〜。おかげでバルーントリップの曲を聞くとパズルがやりたくなりますwww
まぁ確かに本作はあくまでも息抜きで遊ぶためのゲームなので、がっつりやると飽きるかも(^^;)
でもそういうスタイルのゲームが僕は一番好きなのでDL専売でこういうゲームをなんらかの形で復刻してほしいです。
今はテトリスをやりたくなったらSwitchのぷよテトSを遊んでます。
お母様から借りてプレイしましたか~。
タッチパズルは本作ならではの要素ですよね。他にもテトリスのゲームとしては唯一無二の魅力が詰まっています。
本作でバルーンファイトのBGMが頭に残るのも面白い話ですねw
本作はタッチジェネレーションズというシリーズで発売されましたし、脳トレなどと同じ位置付けなんだと思います。
権利関係の問題からか生産終了しているのが残念ですね。