【レビュー】カービィのエアライダー [評価・感想] 遊んだら最後!時間が溶ける傑作!

どうも!KENT(@kentworld2 )です!

今回は「カービィのエアライダー」のレビューをしていきますが、まずはひとこと言わせてください!

誰か助けてください!ハマりすぎてほかのことに手を付けられないですw

前作も中毒性を感じましたが、今作は10倍増しになっている印象で、プレイしたら最後。30分だけのつもりが3時間、5時間、10時間と過ぎていくので、忙しい時に遊ぶと予定が狂いますw

慣れるまでは大変ですが、慣れたら最高に楽しいです!

本作は発売前に期間限定の体験版が配信されて、前作を遊んだことがある方はもちろん、新規の方も遊ばれました。

ただ覚えるまでが大変なので、合わなくて投げた人もチラホラいたんですよね。

ですが、製品版では救済措置が増えていますし、新要素もたくさんあるので、改めて購入を検討したほうが良いと思いました。

本記事では製品版を50時間遊んで感じたことを語っていきますので、興味がある方はぜひ最後までご覧ください。

累計1,000記事突破!KENTがプレイしたゲームのレビュー記事一覧へ

このゲームを3行で説明すると?
  • 「星のカービィ」を題材にしたレースゲーム。
  • カービィのほかに多数のライダーが初参戦。
  • 各モードがオンライン対戦に対応。
初リリース日 2025年11月20日
対応ハード Switch2
ジャンル レース
推定クリア時間 8~12時間(真エンディングクリア)
発売元 任天堂

スポンサーリンク

良いところ

初心者の導線にバッチリな新モードを収録

本作で特に良いと思ったのが、初心者の導線にバッチリな新モードを収録していることです。

カービィのエアライダーは簡単操作で遊ぶことができて、基本的にはスティックとAボタン。たまにYボタン。

これだけのボタンで遊べますが、実は覚えることが多くて、勝つためには

  • 20種類以上のマシン・ライダー
  • 16種類のコピー能力
  • 30種類以上のバトルアイテム
  • 40種類のシティトライアルのランダムイベント
  • 10種類のパワーアップアイテム
  • 16種類のスタジアム
  • 18種類のコースギミック
  • 細かいテクニック

を最低でも半分以上は覚えないといけません。

まあ「マリオカード」もたくさんのカートやアイテムがありますけど、本作はゲームスピードが速いので、瞬時に状況を把握できないと意味が分からなくなるですよね。

それもあって体験版をプレイした初心者の方を中心に

「ゲームスピードが速すぎる!」「ゴチャゴチャしてる」「私には合わない」

などの厳しい意見も見受けられましたが、そんな方は今作で追加された新モード「ロードトリップ」をまずは遊ぶと良いです!

このモードでは順番にお題をクリアしていきます。

そのお題の内容ですが、エアライド、ウエライド、シティトライアルをまたいだ感じになっています。

例 エアライド・ウエライドのコースで1位を取る、シティトライアルのイベントで1位を取る。

そして、お題を順番にクリアしてマシンを強化したり、新マシンを入手してストーリーを進めていくというRPG形式のモードになっています。

そんな「ロードトリップ」が初心者に良い理由としては3つありまして、1つめは序盤の最高速が遅いことです。

最初はマシンがほとんど強化されていないので、基本的にはゆっくりと走ります。

その結果、ゲームスピードが遅くなるので、展開が把握しやすくなっていると思いました。

2つめの理由は、お題の内容が各モードの一部分を切り抜いていることです。

例 シティトライアルに出現するタックを倒す、スタジアムのオーバルサーキットでライバルを破壊する

これによってランダムイベントの攻略法をピンポイントで理解できるので、実質的にチュートリアルとして機能していると思いました。

そして3つめの理由は、マシンの特性を覚えられることです。

ゲームを進めていくといろんなマシンを入手できるんですけど、お題によってマシンの有利不利があるんですよね。

ウイングスターは空中戦に強くて、バトルチャリオットは戦闘に強いとか。

そんな感じで得意不得意がハッキリしているので、あるマシンだったらゲキムズなんだけど、ほかのマシンに切り替えるとめちゃくちゃ簡単になるとか。

どのマシンが適しているのか?実践で覚えることができるので、初心者に良いと思いました。

個人的に感心したのが、単に各モードの一部分を切り抜いているのではなく、特別な効果で差別化を図っていることですね。

突然巨大化したり、特定のアイテムを発動したり。スマブラSPの収録モード「灯火の星」のように特殊な限定効果が発生して各お題の差別化を図ってるところがゲームプレイにバリエーションを持たせて良いと思いました。

前作は1人プレイだとひたすらコースを遊んで、マシンを切り替えてクリアチェッカーを埋めるなど能動的に遊ばないと厳しいところがありました。

今作ではロードトリップというストーリーモードが収録されているので、ゲームのルールを理解しやすくなっています。

カービィ好き必見のファンサービスが満載

本作は「星のカービィ」のレースゲームということでカービィ好きにはたまらないファンサービスがヤバかったですw

まず良いと思ったのが、歴代シリーズのライダーが参戦していることです。

人気キャラクターのカービィ、デデデ大王、メタナイト、コックカワサキ、マホロアなどお馴染みのキャラクターはもちろん、

  • ドロッチェ
  • タランザ
  • スージー

など知る人ぞ知る人気キャラクターも参戦しているので、歴代キャラクターが集結したお祭りゲーとして楽しめると思いました。

しかも本作ではスペシャルワザというものがあって、ライダー毎に異なる技を繰り出すことができるんですよ。

通常色のカービィだとウルトラソードを振り回したり、マホロアだったら後ろに向かってマホロア砲を発射して高速移動するとか。

原作の技をアレンジして面白技にしているので、そこもお祭り感があって良いと思いました。

個人的に好きなキャラクターはドロッチェです。

正直「星のカービィ ドロッチェ団」はかなり後追いでプレイしたのでそこまで印象に残っていなかったんですが、今作で好きになれました。

というのもめちゃくちゃカッコ良くアレンジされているからです。

3D化されてモデリングがスタイリッシュになりましたし、何よりも勝利シーンがめちゃくちゃ決まっています!

シルクハットで片目を隠して、見えている目がジト目ってのもカッコいいですし、赤いマントが最高に決まっていて惚れちゃいましたw

ファンサービスとしてはほかにも、歴代シリーズのBGMアレンジがあります。

スーパーデラックス」のグルメレース、洞窟大作戦、「Wii」のCROWNEDなど、歴代作品のBGMがアレンジされているので、原作プレイヤーは「あ!この曲なんか聴いたことあるなぁ」と感じると思います。

あとビックリしたのが、前作のコースを丸ごと収録していることです。

前作では「エアライド」モードで9コース遊べましたが、そちらの方が綺麗になって収録されています。

ゲームバランスは変わっていますが、当時のコースをできる限り再現されていて、レイアウト、ギミックはもちろん、BGMも再現されているので、「エアライド」のリメイクが丸ごと収録されている印象を持ちましたw

そしてファンサービスとして特に良かったのが、ロードトリップのストーリーです。

本モードでは定期的にムービーが挿入されまして、後半の方では桜井カービィの意外な新設定が判明して、最後には胸熱展開が待っているのでいろんな意味で驚かされました!

まさか、対戦メインのゲームであんな神ストーリーを収録するとは!?カービィの派生作品ですが、本編を超える感動が待ち受けています。

全体的には桜井政博さんがディレクターを担当した作品が目立っていますが、熊崎カービィ、下村カービィネタもある程度はあるので、どの世代のファンでも感動すると思います!

時間が溶けるほど楽しいシティトライアル

そして今作のメインディッシュとなるのが、シティトライアルです。

このモード、前作もめちゃくちゃハマったんですけど、今作はさらにヤバいことになっていますw

ルールとしては制限時間内に箱庭マップでパワーアップアイテムを集めて、終わったらスタジアムで勝敗を競うルールを採用しているんですが、何回も遊んでしまいますw

まず面白いと思ったのが、ランダム要素が強くて何度でも遊べることですね。

落ちているマシンやアイテムの種類・配置が毎回変わりますし、40種類のイベントがランダム発生したり、スタジアムも毎回変わるので、これだけでも飽きずに遊べます。

今作ならではなのが、遊ぶ度に背景や地形が微妙に変わって、ポータルという別の空間に繋がっている仕掛けもあることです。

これによって毎回同じコースを遊んでいる気がしないんですよね。

正直、「いまの時代にシティトライアルのコースが1種類だけなのはどうなのかな?」と思っていましたが、予想以上に飽きませんw

続いて面白いと思ったのが、スコアアタックとして楽しいことですw

パワーアップアイテムを集めて、このくらい行ったら多いとか少ないとか勝手に決めて遊んでしまいますw

落ちている場所はランダムなんですけど、洞窟内の結晶や空中庭園など、たくさんある傾向に場所が決まっているので、慣れてくるとそこを先に攻めるとか。

そういった戦略性が生まれてくるので試行錯誤する楽しさがあるんですよね。

次に面白いと思ったのが、隠し要素が多いことです。

前作にあった「ハイドラ」「ドラグーン」といった伝説のエアライドマシンはもちろん、ランダムで出現する浮島、隠し部屋があるので、発見する楽しさがあります。

さらに今作からの隠しネタとして、シティトライアルのルールを根底から覆す要素も存在。

ネタバレになるので具体的には言いませんが、初めて見たときは「シティトライアルでそれやっちゃうか!?」って思いましたw

ロードトリップと絡むことなので、ネタバレしたくない方はできればそちらのモードを先にやったほうが良いでしょうね。

続いて面白いと思ったのが、濃密感がすごいことです。

今作はゲームスピードが速めに調整されていて、慣れてくると濃密感がすごくなって、5分間でも刺激的な体験を味わえると思いました。

ゲームスピードが速いのはもちろん、パワーアップアイテムの入手数が増えていたり、マシンが壊れても別のマシンが寄ってくれたり、イベントの頻度が増えていたり。

退屈な時間が全く無いように気を配っているので、5分間がめちゃくちゃ濃厚なんですよね。

そしてシティトライアルを最も面白くしているのが、オンライン対戦に対応していることです。

オンラインでは最大16人のプレイヤーと対戦できるんですけど、CPUと比べて強いので、戦っていて楽しいんですよね。

動きが変則的で機械的ではないですし、人によって行動パターンが違うので、読み合いが熱いです!

何よりも楽しいのが、勝ったときの達成感!パワーアップアイテムがたくさんもらえるのはもちろん、人間プレイヤーに勝ったという事実が嬉しいんですよね。

このようにシティトライアルは探索してアイテムを集めたり、バトルするのも楽しいんですけど、そこまでガチゲーではありません。

スタジアムがランダムで決まるなど運の要素も強いので、マシンによっては初心者でもある程度は善戦できます。

まあ覚えることも多いんですけど、一般的なTPSやFPSのように上級者にボコられるとかはそこまでないので、慣れたら誰でも楽しめると思います。

尋常ではない作り込みの新コース

今作の「エアライド」では9種類のコースが追加されました。

そのコースが前作比で2倍くらい長くなっていて、どれも作り込みが凄いです!

個人的に特に好きなコースは3つあって、1つめはクリスタ。

結晶の世界が舞台になっているんですけど、息を呑むくらい綺麗です!

終盤以降はグラインドレールで飛び込むところがあって、そこのクリスタルが綺麗すぎて「Switch2だったらこんな表現ができるのか!?」と思いました。

しかも地下に飛び込むとマグマが見れたり、ドラゴンが結晶を飛ばしたり。印象的な仕掛けが次から次へと飛び込んでくるので、1周が1分30秒とは思えないくらい情報量が多くて面白かったです!

あとはフォーリス。体験会でも遊べたコースですが、背景の紅葉が凄く良いので印象に残っています。

栃木県のいろは坂をモチーフにしているのか、カーブが激しくて忙しいんですけどね。

後半の滝から落下するシーンや休憩所など、和風好きにはたまらないところが多いので気に入っています。

そして作り込みといえば隠しコース!

ネタバレになるので詳しくは伏せますけど、前作の隠しコースだった「ギャラックス」とは対象的なくらい作り込まれていて、2分くらいの中で某作品の演出がたくさん出てきます。

いやぁまさかこんなにもリッチな演出で復活するとは!?ファンの方は涙腺崩壊必至です!

あと今作でも「ウエライド」が収録されていて、9種類の新コースを遊べるんですけど、こちらも作り込みが凄いことになっています。

前作と比べて全長が2倍くらい長くなっていますし、グラインドレールやワープポイントなども追加されているので、ちょっとしたアトラクション感覚で遊べると思いました。

ギスギスしないよう工夫されたオンライン要素

今作は全てのモードがオンラインに対応しています。

シティトライアルはもちろん、エアライド、ウエライド。全て遊べることができて、それぞれランクマッチ、クイックレース、パドックといろんな形式の対戦が用意されています。

オンライン要素で総合して良いと思ったのが、ギスギスしないことです。

いろんなオンラインゲームやってると、ギスギスすることがあるんですよね。

その点、本作ではイライラ感が極力抑えられているので、そこも良いと思いました。

特に良いと思ったのが、ランクマッチの仕様です。

普通のランクマッチって、「A・B・C・D」などとアルファベットで分けられたりしますが、今作は「オレンジ・レッド・バイオレット」などと色分けされていて、どの色が高ランクなのか?

色合い順じゃないのでパッと見では分かりにくく、意識をしないと気にならなくなります。

あと強さの概念としては、世界勝利力で積み上げていく要素もあります。

こちらは勝利数が全ユーザーをどれだけ上回ったかを表す数字なんですけど、遊べば遊んだだけ増えるようになっているので、全然不快感がありません。

オンラインゲームって遊んでいると運営の気が利かなかったり、悪質なプレイヤーの妨害によって嫌な気持ちになることもあるんですけど、本作の場合は極力抑えられているので良いと思いました。

あとオンライン要素で良いと思ったのが、オレマシンです。

今作ではマシンにデコレーションができて、既存マシンのカラー、柄、アクセサリー、デカール、エフェクト、サウンドをアレンジできます。

特にハマったのが、デカールです。

指定の場所にシールを貼るだけではなくて、マーク、ライン、エフェクトを最大20枚まで貼ることができて、工夫次第でユニークなデザインにできるんですよね。

それがクリエイト魂を刺激してくれてハマっちゃいました。

こちらはぼくが作ったマシンです。

アイコンの白文鳥をモチーフにしていて、ワゴンスターはちょっとだけゲームキューブ仕様しました。

まあシールの数が足りなくてコントローラーポートを描けなかったんですけど、可愛いので気に入っています。

オレマシン市場にて以下のナンバーを検索すると購入できます。

  • ワゴンスター MF91H54L
  • ヴァンパイアスター M6Y97L55

オレマシン市場では購入のほか出品もできて、他の方のマシンを見るのも面白いです。

ぼくのようにゲームキューブ風のマシンを出品する人もいれば、桜井政博さんとか、ヤバい格好をしたコックカワサキとか。

「それ良いのか!?」と言ったものがたくさん並んでいるので、カオス感を見るのも面白いですw

そんなオレマシンなんですけど、オンラインでシティトライアルなどを遊んでると自分のものだけではなく他人のものもでてくるのが面白いです。

気が付いたら「とうもろこし」のフォーミュラスターに乗っているとか。そういうカオスな展開になるのも良いですね。

やり過ぎなくらいたくさんの要素が存在

本作もやり過ぎなくらいたくさんの要素が存在します。

先程触れた4つのモードのほかにも、

  • 条件を満たすとマスが埋められてご褒美が貰える「クリアチェッカー」
  • 一緒に走って育てていく「amiiboの育成」
  • 集めて遊べる「グミ」
  • 好きなマシンを並べることができる「ガレージ」
  • 集めた音楽を視聴できる「サウンドテスト」
  • 自分の限界に挑戦する「タイムアタック」

といった感じでたくさんのやりこみ要素があるので、良い意味でスマブラみたいなことになっていますw

この中で特に良いと思ったのが、クリアチェッカーです。

本作では全部で750項目もあって、最初はバンバン壊れて爽快なんですけど、だんだん達成条件が難しいものばかりになるので、やりこみとして機能していると思いました。

あとはグミ。対戦で勝利するとゲットできて、最終的には何百とか何千と溜まって遊ぶことができます。

最初見たときは「なんのために入れたんだ?」と思いましたが、脳がつかれた時に遊ぶと良いです。

本作はゲームスピードが速くて展開がコロコロ変わるので消費カロリーが高いんですよね。

そのため疲れやすいので、そんな時にグミで遊ぶとリラックスできます。ひょっとしたらそのために入れたのかもしれませんねw

スポンサーリンク

目次へ戻る

惜しいところ

慣れるまで時間がかかる

ここまで良いところをザッと挙げてきましたが、やっぱり遊んでると惜しいと思うところもありました。

特に惜しいと思ったのが、慣れるまでは時間がかかることです。

個人的にはめちゃくちゃハマって多くの人におすすめしたいんですけど、それにはいろんなハードルを飛び越えないといけません。

慣れないうちはちょっと酔いやすいですし、ゲームスピードが速いので、いま何が起こってるのか把握するのが大変ですし、マシンやライダーの特性とか。

勝つためには覚えることがたくさんあるので、いきなりシティトライアルのオンラインモードとかに潜ると訳わかんないことになって「私には合わない」という展開になりがちなので、そこは残念だと思いました。

何度も言うように慣れない方は、教習所やチュートリアル、ロードトリップなど本作のルールを理解できる要素がたくさんあるので、まずはそちらをやってください。

あとアクセシビリティも充実してるので、お好みに応じて設定することである程度は遊びやすくなります。

酔いやすい人は、酔い対策セットがあるので、そちらを設定するか、視野角の広さ、画面の揺れ辺りを調整すると酔わなくなるのでおすすめです。

また、今作でもルールからゲームテンポを遅いに設定することができるので、慣れないうちはこちらも設定すると良いでしょうね。

遅いって聞くと「たるくないかな」って思いますが、全然そんなことはないです。

体感的には前作や「マリオカート」と同じくらいになります。

こちらをオンにするとプッシュやチャージ、ドリフト、ナイス着地、敵を倒してのスピードアップなど、1つ1つのテクニックや効果をしっかりと把握できるので、今作から始める方は「おそい」に設定してみてください。

記録は残りませんが、かなり遊びやすくなるのでおすすめです。

ウエライドの視認性が悪い

先ほど触れたウエライドモードですが、前作よりも視認性が悪くなってると思いました。

頭上視点でコンパクトなコースを周回できるというコンセプトは良いと思うんですけど、前作よりも演出が派手になってるので、特に接戦だと何が何だかわからなくなって逆走してしまうことがありますw

一応カメラを近くにしたり、オプションでキャラクターを強調する要素はありますけど、それでも見失うことがよくありました。

前作でも自分を見失うことがありましたが、それ以上に今作は見失う頻度が増えている印象です。

特に接戦になりやすいオンライン対戦だとよく見失いましたね。

スペシャルワザが使えるときのマシン乗り降りが煩雑

シティトライアルのマシンの乗り降りは煩雑に感じます。

今作ではYボタンを押すことでマシンに瞬時に乗り換えができます。

この点はテンポアップが図られてそこは良かったんですけど、スペシャルワザが溜まってる時はそっちが優先的に発動することがあったので、上手く乗れないことが何度かありました。

この点はもどかしいと思ったので、改善してくれると嬉しいですね。

目次へ戻る

注意点

人気キャラの解禁条件で難しいものがある

今作でもクリアチェッカーを埋めることでいろんなご褒美がもらえます。

その中にはプレイアブルキャラクターやカラーチェンジができる要素がアンロックされるんですけど、中には入手しにくいものがありました。

まず、マホロアの解禁が難しいです。

条件としては、「ウエライドでドリルで同じライダーを2回はじき飛ばす」というものなんですが、狙ってやるのは難しいです。

ぼくの場合、ルールを「ゲームテンポおそい」「周回数99」「アイテム多い」「アイテム制限こうげき」にしてなんとか入手できましたw

あとダークドロッチェカラーも入手しにくいです。

条件としては、「エアライドでジェイミーを見つけ出して倒す」というものなんですが、ジェイミーがなかなか見つかりませんw

このキャラクターは最下位にいると出現するお助けキャラなんですが、出現率が低めで、大抵はUFOが出てくるんですよね。

ぼくは「ギャラックス」を10分くらいビリで走り続けてなんとか見つけました。

という訳でマホロアとダークドロッチェカラー。どちらも人気の割にはすぐには使えないので、ファンの方は注意が必要です。

目次へ戻る

カービィのエアライダーのレビューまとめ

ここまで「カービィのエアライダー」のレビューをしていきました!

簡単にまとめると、

  • 前作を超絶進化させた理想的な新作
  • 慣れるまでは大変だが、慣れたら最高に楽しい!

といった感じです。

デフォルトのスピードが速いですし、要素が増えすぎているので、初心者には厳しいところはあります。

ただチュートリアルがめちゃくちゃ充実しているので、なんとか慣れてこの楽しさを知ってほしいです。

個人的には前作を死ぬほどプレイしたので、22年経ってこんな新作が出たことに感動しています。

これだけ期間が空くと思い出補正が凄くって、今だったら楽しめないと思うこともありましたけど、いまの価値観でしっかりとリブートされています。

Switch2って専用ソフトが少ないとか弱いと言われていますが、個人的にはエアライダーがキラータイトルだと思いました。

こんな人には特におススメ。
・バトロワ&ローグライクゲーム好き。
・星のカービィファン。

こんな人にはおススメできない。
・3D酔いしやすい人(ある程度は対策可能)
・スピード感のあるゲームが苦手な人(ある程度は対策可能)

お気に入り度【95/100%】

累計1,000記事突破!KENTがプレイしたゲームのレビュー記事一覧へ

ハードメーカー別レビュー記事リスト
Nintendo PlayStation
Xbox etc

目次へ戻る

本記事の動画版

 

関連作のレビュー記事