どうも!KENT(@kentworld2 )です!
先日、Switch2版「ゼノブレイド2」が発売されました。
本作はSwitchソフトのアップグレード版で、Switch版を持っている方は1,000円でアップグレードできます。
そのことから
と思われそうですが、そんなことはありません。
ほかにもいろんな要素が追加されていたり、改善されていたりするので、久しぶりにぶっ通しで遊んでしまいましたw
一方で「もうちょっと手を加えたら最高だったのに」と感じることもあったんですよね。
本記事ではSwitch2版になって強化された点。そして、何が惜しいと思ったのかを語っていきますので、ぜひ最後までご覧ください。
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- 広大なフィールドを舞台にしたRPGのSwitch2版。
- 原作から解像度やフレームレートが向上した。
- 傭兵団アクションモードやホムラ・ヒカリの新衣装なども追加。
| 初リリース日 | 2026年7月30日 |
| 対応ハード | Switch2 |
| ジャンル | RPG |
| 推定クリア時間 | 70~90時間 |
| 発売元 | 任天堂 |
全体の感想
まずは全体の感想について。
ぼくは原作をクリア済なんですが、そんな者でもまた遊びたくなる良質なアップグレードに感じました!
本作には雲海に覆われた世界「アルスト」が舞台のRPGで、
- ボーイミーツガールを軸にしたストーリー
- 仲間との連携が楽しい戦闘
- 広大なフィールドの探索
- スマホのガチャ的な演出を加えたハクスラ要素
などを特徴としています。
クリアまでのプレイタイムは80時間前後で、エンディング後も遊べるやり込み要素が山のように存在します。
でも原作では探索を遮るような要素が多く、面倒になって諦めてしまうことが多かったんですよね。
それがSwitch2版では快適に遊べる配慮がなされているので、原作ではスルーしていた要素も触れたくなりました。
あとはグラフィック。Switch版と比べてもクッキリしていますし、アクションも滑らかになっているので、フィールドを探索する楽しさがさらに上がっています。
自然が美しいグーラに、夜景が美しいインヴィディア、雲海が美しいリベラリタス。それまで探索したエリアに戻って絶景を楽しんでいました。
ほかにも新たな仲間となるブレイド「M.O.M.O」の追加に、アクションバトルの新モード、ホムラ・ヒカリの新衣装などなど。
いくつかの要素も追加されているので、既にクリア済でもまた遊びたくなってしまいます。
ただ最初から最後までまた遊びたくなるかと言われると、やや弱いと思いました。ここからはそれぞれの要素について語っていきます。
Switch2版の進化点
進化点①:滑らかに生まれ変わった映像表現
まずはグラフィックの向上について。
この点は原作プレイヤーであるほど感動が大きいです!
というのも原作はSwitch初期に発売されたこともあって、映像表現に関しては粗が目立っていたからです。
特に大きいのが解像度でしょうか。Switchは最大1080p表示に対応しているんですが、「ゼノブレイド2」に関しては720p固定。
しかも「アンチエイリアス」というギザギザした輪郭をぼかす表現を多用しているので、実際よりもボヤけて見えることがありました。
加えて携帯モードですと、シーンによっては解像度がさらに下がってしまい、昔のDVD画質を思わせるほどボヤけて見えることもあります。
「ゼノブレイド2」といえば景観豊かな世界を冒険するゲームなので、画質の低下は無視できないポイントでした。
一方のSwitch2版はそういった粗さが改善されています。
Switch版でボヤけていたところはクッキリしていますし、携帯モードの画質も1080pまで上がっているので、少なくともギザギザしているという印象はないですね。
さらに嬉しいのが、イベントシーンにも反映されていることです。
メレフとの対決に、レックスがヒカリに物をぶつけられるシーンなど、原作の名シーンが滑らかになっているので、改めて鑑賞したくなります。
嬉しいことに本作にはイベントシアターという一度観たイベントを見返せる機能が存在するので、好きなシーンを鑑賞していましたw
ちなみにSwitch2版ではシーンに合わせてコントローラーが振動するようになっています。
レックスがホムラに救われるシーンに、レックスがヒカリにビンタされるシーン。演出に合わせて細かく震えるので、地味に臨場感が増しています。
進化点②:ささやかなやり込み要素の追加
Switch2版ではやり込み要素もちょっとだけ追加されています。
1つめは、新ブレイドの「M.O.M.O」。
彼女は「ゼノサーガ」シリーズの少女なんですが、どういう訳か本作でゲスト出演することになり、とある追加イベントを進めると一緒に冒険することができます。
特徴的なのが、2つのタイプに切り替えられることです。
通常は回復型の光属性なのに対し、ボタンを押すことで闇属性にモードチェンジします。
つまり「M.O.M.O」だけで2キャラ分の特性を持っているので、上手く使えばブレイドコンボが繋がりやすくなるんですよね。
「ゼノブレイド2」には本当にたくさんの仲間キャラがいまして、それぞれプレイ感覚が異なっています。
そのうえ信頼度を上げる要素があったり、専用のブレイドクエストも用意されているので、1キャラ増えるだけでも戦闘を繰り返し遊びたくなります。
そんな「M.O.M.O」のクエストですが、30分近くのボリュームがありました。
やっていることは戦闘やお使い中心ですけどね。なんと一部シーンにはボイスが付いていまして、ホムラたちの新規ボイスが聴けます。
原作は9年も前に発売されたのに、当時とほとんど変わらない声を発するとは!?
これって当たり前のようで実は相当な技術が必要だったりしますから、やっぱりプロの方って凄いと思いましたね。
それにしても、KOS-MOSに続いて「ゼノサーガ」からゲスト出演するとは!?
ひょっとすると、「ゼノサーガ」シリーズも任天堂ハードでリマスター版が展開されるのでしょうかね?
タイトルに「ゼノ」って付いていますけど、「ゼノサーガ」シリーズはバンダイナムコのIPでしたから、今後の展開が気になるところです。
2つめの追加要素が、傭兵団アクション。
こちらはブレイドを操作して戦うアクションモードです。
Aボタンを押すことで直接攻撃ができますけど、サクサク決まるわけではないので、そこまで直感的ではありません。
でも操作キャラを忙しく切り替えたり、ゲージを貯めての必殺技や、敵の攻撃をガードすることができたりして、本編以上に忙しいバトルを楽しめました。
地味に嬉しいのが、傭兵団の報酬と連動していることです。
「ゼノブレイド2」には傭兵団という控えメンバーをミッションに派遣する要素が存在します。
すると、一定時間後に報酬が貰えたり、エリアが発展。いろんな恩恵を受けられますが、時間経過しないと次のミッションに挑戦できないので、どうしても待ち時間が必要でした。
それが「傭兵団アクション」ではプレイヤーがブレイドを直接操作して戦えるので、エリアの発展を時短することができます。
挑戦できるのは一度クリアしたミッション限定ですけど、それでもポイントは稼げるので、嬉しい追加要素です。
3つめの追加要素が、ホムラ・ヒカリの新衣装。
こちらは「傭兵団アクション」初回クリア時などに貰える特典で、ホムラ・ヒカリの見た目が大きく変わります。
ホムラは全体的に露出が抑えられていますが、ヒカリの髪色が変わっていたりして、これはこれでまた違った良さがありますね。
彼女たちの姿はイベントシーンにも反映されるので、一度観たシーンでもまた違った印象を持つことがありました。
ほかにもamiiboを使ってゲーム内アイテムを1日3回まで獲得できるとか。
Switch2版だけの要素が追加されていますが、全体的には小規模で、そこまでのボリュームはないかな。
でもたった1,000円のアップグレードでこれだけの要素が追加されたので、値段を考えると太っ腹です。
進化点③:快適性が大幅に向上
そしてSwitch2版で地味に嬉しいのが、快適性が大幅に向上していることです。
先ほども触れたように、「ゼノブレイド2」は探索を遮るような要素が目立っています。
特に大きいのが、フィールドスキルの仕様でしょうか。
今作ではフィールドスキルを使って今まで行けなかったところへ行くというシステムが存在します。
しかし、このフィールドスキル。タイプごとにレベルの概念が存在して、上げるにはサブクエストをこなしたり、指定されたアイテムを集めないといけなかったりします。
それだけならまだしも、控えメンバーのフィールドスキルは反映されないので、頻繁にパーティ編成をしないといけないんですよね。
その結果、対応するフィールドスキルを持っているにも関わらず、寄り道を断念することがありました。
それがSwitch2版の場合、控えメンバーのフィールドスキルも反映する仕様に変更。今まで面倒で断念していた隠しエリアもサクッと進められるようになりました。
宝物庫の先とか、レックスの秘密基地とか。気になっていたけど、見逃していたポイントが簡単に解禁されるので、めっちゃ気持ち良いです!
あと嬉しかったのが、採集時の硬直時間短縮!
採集ポイントでボタンを押すと、操作できない時間が数秒間続きました。
Switch2版の場合、硬直時間が短くなっているので、地味にテンポが向上しています。
ほかにもLRボタンでUI非表示のスクリーンショットを撮影できたり、本体の30秒録画機能に対応したり、メニュー画面からタイトル画面へ戻れるようになっていたり。
Switch版で感じていた細かい不満点が改善されているので、より遊びやすくなりました。
この辺りの要素は事前にアナウンスされていなかったので、ちょっとしたサプライズに感じましたね。
このようにSwitch2版では映像表現や快適性が大きく向上し、また遊びたくなる内容になっています。
ただし、これだけ改善されても「これが完全な決定版か?」と聞かれると、正直なところ少し引っかかる部分もありました。
新要素は嬉しいものの、最初から100時間かけて遊び直す動機としては弱く、原作から残っている遊びにくさもあります。
という訳でその辺りについて語っていきたいんですが、その前に一度立ち止まっておきたいのが、「ゼノブレイド2」という作品そのものが、なぜここまで愛されているのかという点です。
Switch2版で初めて遊ぶ方もいると思いますので、惜しい点を語る前に、原作の魅力を振り返っていきます。
ゼノブレイド2の魅力
「ゼノブレイド2」最大の魅力は、何と言ってもボーイミーツガールを軸にした壮大なストーリーです。
「ゼノブレイド」シリーズは現在までに4作発売されていますが、その中でも本作は深夜アニメのような雰囲気を前面に押し出しています。
それを象徴するのが、ヒロインのホムラとヒカリです。
ホムラは心優しく、どこか儚さを感じさせる少女。一方のヒカリは自信家で少しツンとした性格をしていて、同じ存在でありながら正反対とも言える魅力を持っています。
そんな彼女たちの特徴を引き立てるのが、主人公とのラブコメ要素。
ベッドで見つめ合ったり、温泉での入浴シーンが挿入されたり、膝枕したり、ビンタされたり。「いや、どこの深夜アニメだよ!」とツッコミたくなるイベントが次々と飛び出してきますw
という訳でアニメ好きからしたら既視感があるかも知れませんが、任天堂タイトルでここまで攻めるとは思いませんでしたw
マリオやゼルダの流れで遊び始めると、「あれ?ソフト間違えた?」って一瞬思っちゃいますよw
ただ、彼女たちの魅力は、決して見た目だけではありません。しっかりと芯を持っているので、最後にはすっかり好きになっていました。
とまあホムラやヒカリの話ばかりになってしまいましたが、主人公となるのは、15歳の少年・レックスです。
彼はある出来事をきっかけに、伝説のブレイド「ホムラ」と出会い、世界樹の頂にあるとされる楽園を目指して旅に出ます。
そんな彼の性格をひとことで表すと、仲間を守るためならどんな困難にも立ち向かう熱血少年でしょうか。
声を担当しているのは下野紘さんですが、これ以上ないくらいハマり役で、熱いセリフを叫ぶシーンではこちらの胸まで熱くなりましたw
そしてレックスたちの冒険をさらに盛り上げてくれるのが、モノリスソフトらしい壮大なストーリー展開です。
旅の途中では個性豊かな仲間たちが加わり、敵対組織との激しい戦いや世界の秘密が少しずつ明らかになっていきます。
終盤にはシリーズファンなら思わず唸るようなサプライズも待ち受けていて、ストーリーのスケールは想像以上。
「次はどうなるんだろう?」という気持ちが止まらず、気付けば何時間も遊び続けていました。
豪華作曲陣によるBGMも素晴らしく、特に「Counterattack」が流れるシーンは激アツで、今でも聴くだけで当時の興奮がよみがえってきます。
もちろん、ゲームとしての面白さも秀逸です。
広大なフィールドの探索、奥深い戦闘、サイドクエスト、レアブレイド集め、キャラクター育成。すべてを極めようと思った場合、200時間を超えることも珍しくありません。
特に面白いのが、遊べば遊ぶほど奥深さが分かってくる戦闘システムです。
最初はゲージや専門用語が多くて戸惑いますが、仕組みを理解すると一気に面白くなります。
中でも重要なのが、必殺技を連携させる「ブレイドコンボ」と、大技を繰り出す「チェインアタック」。
この2つを組み合わせることで、通常とは桁違いのダメージを与えられます。上手く決まった時は思わずガッツポーズをしてしまいましたw
さらに探索の楽しさも格別です。
広大なフィールドには脇道や秘境、宝箱、強敵などが大量に配置されていて、目的地まで100mなのに、気付けば2時間寄り道していたこともありましたw
そして探索すればするほど、新しいブレイドや装備、サブクエストが見つかり、戦力もどんどん充実していきます。
中でも注目なのが、「ブレイド同調」。コアクリスタルを使うと、新たなブレイドをランダムで仲間にできます。
このシステムがスマホゲーによくある、宝石を使ってのガチャをする演出に近いんですよね。
課金で回す仕組みではありませんが、レアブレイドには専用のデザインやボイスクエストまで用意されているので、引き当てた時の喜びは格別です。
その結果、つい「もう1体だけ」「あと少しだけ」とガチャをやりまくってしまい、時間が溶けていきましたw
このように「ゼノブレイド2」は、壮大なストーリーと世界を冒険する楽しさ、何十時間遊んでも終わらないボリューム、戦闘や育成の中毒性。
すべてが詰まっているので、シリーズ屈指の人気を誇るのも納得できます。
だからこそ、今回の「Nintendo Switch 2 Edition」には期待していました。
実際、改善されている点もありますが、完全体とまでは思えなかったんですよね。
ここからはSwitch2版で惜しいと思った点を語っていきます。
惜しい点
Switch2版で惜しい点。それは、ユーザーインターフェース周りが改善されていないことです。
「ゼノブレイド2」はメニュー周りが複雑で、久しぶりに遊ぶ方や、初めて遊ぶ方は混乱しやすい仕様になっています。
Xボタンではなく、+ボタンを押さないとメインメニューを開けない点、チュートリアルを後から確認できない点、セーブデータが1つしか作れない点、基本的にはオートセーブ非対応な点。
マップの高低差が分かりにくい点、サイドクエストのマーカーは同じエリア内のマップ画面にしか表示されない点、メニューの階層が複雑に分かれている点。そして戦闘システムの仕組みが分かりにくい点。
この辺りが改善されていないので、近年発売された「ゼノブレイド」シリーズ関連作の後にプレイしますと、古臭い印象を持ちやすいです。
だからこそ、「ディフィニティブ エディション」という形で、リメイクやリマスターみたいな感じで出してほしかったんですけどねぇ。
今回アップグレードという形で発売されたので、「ゼノブレイド クロス」みたいな進化は当分期待できなくなりました。
「ゼノブレイド2」はシリーズ屈指の人気作なだけに、完全体になるのが先送りになってしまったのが惜しいです。
ゼノブレイド2 Nintendo Switch 2 Editionのレビューまとめ
ここまでSwitch2版「ゼノブレイド2」について語っていきました。
簡単にまとめると、
- 映像と快適性が大幅に進化!
- 完全体ではないが、1,000円なら大満足!
といった感じです。
映像表現や快適性が向上し、新要素も追加されているので、既にSwitch版を持っている方でしたら買って損はないです。
一方でUI周りなど、原作から残る遊びにくさもあるので、完全体とは言えません。
「ゼノブレイド クロス」がSwitch版で完全体になったことを考えると、ちょっと物足りないです。
とはいえ追加1,000円とは思えないほど手を加えていますから、この内容であれば十分満足できます。
現時点で「ゼノブレイド2」を遊ぶなら、間違いなくこのSwitch2版がおすすめです。
なお、パッケージ版は2026年10月1日に発売されるので、現物が欲しい場合、そちらの方が良いでしょうね。
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