【レビュー】Switch2版「キングダム ハーツ コレクション」を遊んだ感想!クラウド版とは別物

どうも!KENT(@kentworld2 )です!

今回はSwitch2版「キングダム ハーツ コレクション」のレビューをしていきますが、まずはひとこと言わせてください!

いやぁついに「この時が来たかぁ!」って感じですよ。

「キングダム ハーツ」シリーズってこれまでも任天堂ハードで遊べましたが、あくまでもサブ的な存在だったんですよね。

発売されるのはスピンオフばかり。Switch世代になってナンバリングタイトルが遊べるようになりましたが、あくまでもクラウド版で、遊べる環境が限定されていました。

『主人公のソラが「スマブラ」に参戦したので、もっと大々的に展開しても良いのに…』

そう思っていましたが、コレクションパッケージの発売によって大半のタイトルがSwitch2でちゃんと遊べるようになりました!

でも今作の価格は11,000円。容量も100GBを超えているので、気軽に手を出せませんよね?

そこで、本記事ではSwitch2版を実際に遊んでみた感想や、収録タイトルの解説。Switch版との違いなどを語っていきますので、興味がある方はぜひ最後までご覧ください。

そもそもキングダム ハーツってどんなゲーム?

まずは「キングダム ハーツ」とはどんなゲームなのかを語っていきます。

本作はスクウェア・エニックスがおくるアクションRPG。

スクエニとディズニーのコラボレーションタイトルで、様々な世界を冒険していきます。

特徴的なのが、ディズニー映画の世界を実際に冒険できることです。

奇妙で不思議な世界の「ふしぎの国のアリス」、ギリシャ神話を題材にした「ヘラクレス」。

海賊船で大海原を自由に冒険できる「パイレーツ・オブ・カリビアン」、綺麗な森や王国が印象的な「塔の上のラプンツェル」。

それぞれストーリーに沿って冒険することになるんですが、変化に富んでいて面白いんですよね。

ポップな世界になったのかと思ったら実写風の世界になったり、小さなおもちゃになって現実世界を冒険したり。

ディズニー映画のシチュエーションを再現しているので、1ワールドごとの充実感が半端ないです!

でもディズニー映画を題材にしたゲームはほかにも沢山ありますよね?

「キングダム ハーツ」シリーズで凄いのが、スクエニらしいRPGの魅力を惜しみなく盛り込んでいることです。

装備やアビリティを組み合わせた奥深い戦闘システムに、切なくも胸に刺さるストーリー。

さらに「ファイナルファンタジー」シリーズのキャラクターが登場するなど、ディズニーゲームの枠に収まらないことをやっています。

個人的に好きなのが、ストーリーの表現です。

正直なところ作品を重ねる毎にストーリーが複雑になったり、ムービーシーンが多くなったりと、気になるところはあります。

でも作品全体を通して描かれる「人とのつながり」や「誰かを想う気持ち」には胸に刺さるものがあるんですよね。

例えばハイネというキャラクターが友達となかなか会えなくなることを想定するとき、

大切なのは みんなで何回会うかじゃなくて みんなを何回思うか これだ

なんて台詞を口にするとか。

実際に口にするのは照れくさいけど、みんな心の奥底では思っている。

そんな気持ちを言語化して喋ってくれるので、大人になって忘れかけていたものを思い出させてくれます。

そのうえで下村陽子さんを始めとする豪華作家陣がBGMを手掛けているので、心に残るゲームになりました。

今回の「キングダム ハーツ コレクション」はそんなシリーズをまとめて収録。

ゲームソフト7本に、映像作品3本。さらに「III」の追加ストーリーも収録されているので、相当なボリュームがあります。

ここからはSwitch2版を実際にプレイした感想を語っていき、初心者向けの解説もしていきます。

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Switch2版で何が変わった?

まずはSwitch2版で変わった点を語っていきます。

最大のポイントが、いつでもどこでも遊べるようになったことです。

これまでもSwitchでは「キングダム ハーツ」シリーズ本編を遊べましたが、あくまでもクラウド版でした。

インターネット環境がないと動作しませんし、回線が弱いと画質が落ちたり、カクつきます。

さらにサーバー側が混雑していると、こちらの回線が良好でもガクガクになることがありました。

そんな中でSwitch2版はゲームデータをダウンロードして遊ぶ形式なので、インターネット環境に左右されることはありません。

オフラインゲームでは当たり前のことですが、クラウド版のことを考えると有り難いですね。

画質が安定するのはもちろん、クラウド版特有の通信待ち状態もないので、常に気持ち良くプレイできます。

この点はSwitch2の特性を考えると大きなポイントです。

Switch2ってテレビに映して遊べるだけではなく、ドックから取り外して好きな場所で遊べたりしますからね。

その際には一旦スリープして中断することもありますから、クラウドバージョンですと再接続の手間が発生します。

そういうことを考えると、いつでもどこでもオフラインでも遊べるコレクション版はお手軽感がありますね。

あと大きいのが、画質の向上!

クラウド版でもSwitchのマシンパワーを考えると綺麗でしたが、ストリーミング形式なので、画質が落ちたり、ブロックノイズみたいなものが見えたりしました。

イメージ的にはYouTube動画の質感に近いかな。全体的に少しボヤッとしているので、気になる人は気になる感じでした。

それがSwitch2版では本体の中で実際に動かしているので、環境によって画質が変化することもありません。

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動作・グラフィックについて

続いてはSwitch2版の動作について語っていきます。

基本的には高水準にまとまっていますが、PS4世代のタイトルは若干気になるところがありました。

具体的には「0.2」と「III」ですね。これらのタイトルはPS4のマシンパワーを活かして作られていたので、移植するのが大変だったのでしょうか?

それ以外のタイトルが60fpsの滑らかな映像で楽しめる一方、「0.2」と「III」はシーンによって差があります。

基本的には自然に動いてくれるんですが、負荷がかかるシーンでは滑らかではなくなります。

代表的なのが、パイレーツシップを使ったときです。

これはアトラクションをモチーフにした大技で、巨大な海賊船に乗って周囲の敵にダメージを与えることができます。

船が煌やかだったり、水しぶきがやたら綺麗だったりと迫力が凄いので、特に発動直後は30fps辺りまで下がりました。

極端に処理落ちするわけではなく、それまで滑らかだった映像が一瞬だけ普通になる感じなので、ストレスには感じないです。

でも常時60fpsの滑らかな映像を求めると、気になるかもしれません。

ロード時間については、極端に遅いと感じることはありませんでした。

強いて言うなら「III」の起動からロードに30秒。新ワールドへ突入するときに20秒くらいのロード時間が発生することかな。

「キングダム ハーツ」って光ディスクメディアで発売されることが多いので、このくらいのロード時間は珍しくないと思いました。

Switch2/Switch向けに移植されるタイトルの中にはロード時間が長くなるタイトルもありますけど、本作ではそういった現象は見られません。

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携帯モードとの相性

続いては携帯モードでプレイした感想を語っていきます。

これがですね、予想以上に良いです!

なんというか、PSPで「バースバイスリープ」を遊んでいた頃のような感覚に戻ったと言いますか。お手軽感があるので、携帯モードとの相性が良いと思いました。

大きな要因となるのが、操作のシンプルさです。

「キングダム ハーツ」って操作がそこまで複雑ではなくて、基本的には左スティックで移動して、Aボタンで攻撃。Bボタンでジャンプ。

こんな感じでシンプルにまとまっているので、Joy-Con2でも不便なく遊べます。

一方で「0.2」や「III」になると画面の情報量が増えたり、文字サイズが小さくなるので、人によっては視認性が落ちたと感じるかもしれません。

でもレベル上げをしたり、アイテム集めをするときに楽な姿勢でプレイできる恩恵は大きいので、育成や探索をするときは携帯モード。派手な世界やボス戦を楽しむときはTVモード。みたいな感じで使い分けるのが良いでしょうね。

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初心者はどの順番で遊ぶべき?

続いては収録タイトルの内容について触れていきます。

今作にはナンバリング3タイトルはもちろん、スピンオフタイトルも含まれているので、初心者の方ですと、どれから遊べば良いのか迷いますよね?

個人的なおすすめは、発売順に遊ぶことです。

具体的には

  • ① キングダム ハーツ -FINAL MIX-
  • ② Re:Chain of Memories
  • ③ キングダム ハーツ II -FINAL MIX-
  • ④ 358/2 Days (映像作品)
  • ⑤ Birth by Sleep FINAL MIX
  • ⑥ Re:coded (映像作品)
  • ⑦ Dream Drop Distance HD
  • ⑧ χ Back Cover (映像作品)
  • ⑨ 0.2 Birth by Sleep
  • ⑩ キングダム ハーツ III
  • ⑪ Re Mind

この順番ですね。

これは原作が発売された順番で、各タイトルをやり込むとシークレットムービーが挿入されます。

そこでは次回作につながるキャラクターや世界を先行して見せて謎を残すような感じで締めているので、ファンの方々は

シークレットムービーが解禁されるまでやり込む ⇒ その映像を見て次回作の内容を予想しながら発売を待つ

というのが恒例行事になっているんですよね。

そういう意味で注意したいのが、「II」「358/2 Days」をプレイする順番です。

この2タイトル、「1.5 + 2.5」のメニュー画面では「358/2 Days」が上に表示されていて、「II」が下に表示されています。

そのため「358/2 Days」を先に選択しがちなんですが、こちらを先に見ると、「II」の序盤に対する印象が変わってしまうんですよね。

本来なら「このキャラは一体誰なんだ?」と思うところを先に知ってしまうと言いますか。先の話を見た状態でプレイすることになってしまうので、基本的には「II」⇒「358/2 Days」の順番がおすすめです。

ナンバリングだけを遊ぶのはダメなのか?

個人的にはおすすめしません。というのも「キングダム ハーツ」シリーズはスピンオフタイトルの出来事も本編に絡んでくるからです。

「I」から「II」へ行くと「Re:チェイン オブ メモリーズ」で起こった出来事が飛ばされますし、「II」から「III」へ行くと数タイトル分の出来事がスキップされてしまいます。

そのためスピンオフを飛ばしてしまうと、「あれ?このキャラクターは誰なの?」「いつのまにこんなことになったの?」となりやすいんですよ。

ゲーム性重視だったらまだしも、「キングダム ハーツ」シリーズはストーリー重視でムービーが何十時間も収録されていますから、基本的にはスキップせずに進めることを推奨します。

でもよ、スピンオフって本編と比べて手抜きじゃないのか?

一概にはそうとは言えません。

タイトルによっては本編に匹敵するくらい良くできています。

特に「バースバイスリープ」や「3D」は本編に近い感覚で遊べるので、初めて遊んだ時は驚きました!

群像劇のようなストーリーを楽しめたり、アクションがパワーアップしていたり。スピンオフで片付けるのは勿体ないくらい良くできています。

個人的に好きなのは、「Re:チェイン オブ メモリーズ」です。

このゲーム、一見すると「いつものアクションRPG」っぽく感じますが、実はカードゲームの要素を取り入れています。

これがですね、慣れてくるとめちゃくちゃおもしろい!

大きい数字のカードを出した側が勝つという大富豪的な駆け引きを味わえるほか、敵との位置取りも考えないといけなかったりして、カードゲームとアクションゲームの楽しさを融合しています。

まあ最低難易度でも苦戦するほど難しいので、ストーリー重視だとイライラしやすいんですけどね。

ゲームデザイナーズ大賞になってもおかしくないくらい面白いことをやっているので、特にインディーゲームが好きな方は必見です!

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2026年に初めて遊んでも面白い?

こんな感じで見どころ満載の「キングダムハーツ コレクション」ですが、収録タイトルはかなり昔に発売されました。

一番古いものだと2002年。25年近くも前のゲームになるので、今から遊ぶと古臭く感じそうですよね?

実際どうなのかと言うと、グラフィックの面ではそこまで古さは感じません。

キャラクターはデフォルメ調ですし、リマスター化にあたって一部キャラのモデリングも作り直されているので、今でも通用する水準です。

ただゲームとしての快適性はさすがに古臭いかな。特に「I」は作り慣れていない感が強く、不親切なところがあります。

「キングダム ハーツ」って「スーパーマリオ64」の影響を受けて作られたので、特に「I」は箱庭探索型アクションの側面が強いんですよね。

入り組んだマップを探索してアイテムを集めたり、アスレチックをこなしたり。「マリオ64」で見られた遊びを盛り込んでいますが、「キングダム ハーツ」はストーリー重視のゲームです。

ストーリーが土台にあって、そこにアクションRPGを乗せていると言うか。そんな作りなので、探索要素の強さはテンポを崩しているように感じました。

特に「ディープジャングル」は迷いやすいうえにロープに掴まって飛び移るシーンが難しくって、3Dゲーム黎明期特有の味わいがありますw

開発者もそれは理解しているようで、後のタイトルではマップ機能が追加されたり、多くのワールドが一本道に近い構成になりました。

「マリオ64」好きとしてはちょっと寂しいところもありますが、「キングダム ハーツ」の特性を考えると、「II」以降の路線が最適解でしょうね。

ちなみに「III」に関しては箱庭探索型のワールドも存在します。

「トイボックス」に「ザ・カリビアン」「サンフランソウキョウ」。

この辺りのワールドはそれなりに広い世界を探索する側面が強いので、「I」の路線が好きな人も必見です!

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購入前の注意点

続いては「キングダム ハーツ コレクション」を購入する前に注意したいことを語っていきます。

1つめは、人によってお得に買える方法が違うことです。

実は本作、3つのタイトルをセットにした商品なんですが、それぞれ単品でも販売されています。

「HD 1.5+2.5 ReMIX」は5,280円。「HD 2.8 Final Chapter Prologue」は4,180円。「III + Re Mind」は5,280円。

しかもSwitchのクラウド版を購入済みですと、セーブデータを引き継げるほか、持っているタイトルに対応するSwitch2版を半額で購入できます。

例えば「HD 1.5+2.5 ReMIX」のクラウド版を持っている場合は、Switch2版を半額の2,640円で購入できる感じですね。

さらにクラウド版3タイトルをすべて持っている方。もしくは全部入りの「INTEGRUM MASTERPIECE for Cloud」を持っている方は、「キングダム ハーツ コレクション」自体も半額の5,500円で購入できます。

なので、クラウド版をどこまで持っているのかによって、一番お得な買い方が変わってくるんですよ。

「キングダムハーツ コレクション」の価格は11,000円。バラで買うよりも3,740円も安くなりますからね。

しかもパッケージ版の場合、割引販売されていたりしますから、店舗によっては9,000円台で買えたりします。

ゲームとして遊べる7タイトルに加えて、3つの映像作品、さらに追加ストーリーの「Re Mind」まで収録されていると考えると、かなりお得ですよね。

ただパッケージ版には注意点があります。

それは、キーカード仕様であることです。

ソフトを本体に差してもすぐに遊べるわけではなく、初回プレイ時にゲームデータをダウンロードする必要があります。

そのためSwitch2本体。もしくはMicro SD Expressカードに138GB以上の空き容量が必要です。かなりの大容量ですから、パッケージ版で容量を節約したい場合、注意が必要です。

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キングダム ハーツ コレクションのレビューまとめ

ここまでSwitch2版「キングダムハーツ コレクション」について語っていきました!

簡単にまとめると、

  • クラウド版よりも遊びやすい、シリーズ入門にも最適な豪華コレクション!
  • 本体ストレージを圧迫しやすいが、今からデビューするならこれが最適!

といった感じです。

「キングダム ハーツ」ってこれまでも任天堂ハードで遊べたんですが、クラウド版だったので、セール時のときくらいしかおすすめできませんでした。

「せっかく「スマブラ」にソラが参戦して気になっている人が多いのに、任天堂ハード版はなかなかおすすめできない」

そんなもどかしさを抱えていたので、今回Switch2版が発売されて嬉しいです!

スピンオフが多すぎて追いかけるのが大変ですけど、大まかな流れはこのパッケージだけで押さえることができます。

2027年には最新作の「IV」が発売予定ですから、それまでに本作で予習しておくのが良いでしょうね。

ぼくも「III」の発売直前に予習して以来、遊んでいなかったので、今回のコレクションパッケージは良いきっかけになりました!

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