【レビュー】アニマス(Switch) [評価・感想] ハクスラ要素が強調された安価なダークソウルライクゲーム!

どうも!KENT(@kentworld2 )です!

今回は2018年12月に配信されたSwitch「ANIMUS(アニマス)」のレビューをしていきます。

本作はダークファンタジーな世界を舞台にしたアクションRPGですが、ハクスラ要素が強調された安価なダークソウルライクゲームでした!

「ダークソウル」をモチーフにしつつもクエスト形式にアレンジしており、これはこれで独自の良さを醸し出しています。

短時間で楽しめるので、Switchの携帯モードとの相性が抜群でした!

そんなSwitch「アニマス」の良いと思った点からまずは書いていきます。

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このゲームを3行で説明すると?
  • 6種類の武器を駆使してステージの奥に潜むボスを倒していく。
  • クエスト形式を採用。クリアする毎に報酬が貰える。
  • 装備品は強化することが可能。
初リリース日 2018年12月6日
対応ハード Switch
ジャンル 高難度アクションRPG
推定クリア時間 8~12時間
価格 960円
発売元 トローゼ

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良いところ

高品質なグラフィック

え?このグラフィックで楽しめるの!?

初めて本作を起動した時、グラフィックの美しさに驚きました。

作り込まれたオブジェクト、描き込まれたテクスチャ、60fpsによって滑らかに動く映像。

ダークファンタジーな世界観をフォトリアルで丁寧に描いている印象で、本作のベースとなっている「ダークソウル」と比べても遜色ないレベルに感じます。

ポイントなのが、本作の価格は1,000円以下であること。

それでいてここまで描き込まれたグラフィックを実現してくるとは!?

ゴリ押しが通用しないアクション

アクションゲーム初心者の場合、敵を見かけたらボタン連打のゴリ押し攻撃をしたくなるものだと思います。

ところが本作の場合、ゴリ押し戦法は通用しにくくなっているんです!

というのもスタミナゲージの概念が存在し、0になると少しの間だけ行動が出来なくなるから。

一見するともどかしく感じますが、スタミナゲージの概念が存在するからこそヒット&アウェイ戦法が強調されていると思いました。

爽快な効果音とゴア表現

アクションゲームと言えば爽快感!

その点、本作の爽快感はかなりの物でした。

まず気に入ったのが、攻撃を与えた時の効果音が大きめに調整されていること。

「ガンッ!ガンッ!」といった感じで当たった時の音が強調されているので、攻撃を与えるのが気持ちいい!

エフェクトは地味ですが、ゴア表現も散見され、アクションゲームとしての爽快感にも力を入れている印象です。

駆け引きを高める様々なゲージ

このように本作の戦闘はヒット&アウェイによる駆け引きが熱くなっています。

そんな駆け引きをさらに高めてくれるのが2つのゲージシステム!

まず紹介したいのが「致命の一撃」

戦闘を続けていると画面上に複数のボタンが表示されるんですが、表示された通りに入力すると「致命の一撃」を与えられるんです!

この一撃を与えることで普段はビクともしないボスが怯む場合があるので、戦況を有利にすることが出来ます。

続いて紹介したいのが「必殺技」

ある程度敵に攻撃を与えることで使用できる大技で、こちらも上手く当てられたら大ダメージを与えられます。

これらの大技によって駆け引きがさらに熱くなっていると思いました。

高難易度だけど手軽に楽しめる!

「ダークソウル」をベースにしているということは難易度が高いんじゃ!?

そう感じられた人は大正解!

例によって本作の難易度が高く、クリアまでに何回もゲームオーバーになってしまいます。

ぼくの場合、1周クリアするまでに150回以上もゲームオーバーになってしまいましたw

ですが、ゲームオーバーになったからと言ってそこまで前に戻される訳ではありません。

ボス戦の前には大抵チェックポイントが用意されていますし、ステージ自体も短めなので気軽にリトライが出来ます。

ハック&スラッシュが熱い!

本作で特筆したいのが、ハック&スラッシュ要素の熱さです!

実は本作のゲームバランスは装備への依存度がかなり高かったりします。

難易度は装備品の強さによって大きく変わるので、いかに強い装備を揃えるのかが重要なんです。

そういう意味でポイントなのが、強い装備の入手方法。

本作の場合、ボスの部位を破壊することで強力な装備を入手できるんです!

分かりやすく言うと「モンスターハンター」の部位破壊&剥ぎ取りみたいな感じ。

しかも入手できる装備がランダムで決まると聞いたらハクスラ好きは興奮するのではないでしょうか?

もう1つ触れたいのが「強化石」

これは敵を倒すことで入手できるアイテムで、沢山集めることで装備品を強化することができるんです!

これらの要素によって同じクエストでも何度もプレイしたくなりました。

実は本作はクエスト制となっていてステージが細切れになっているんですが、ハクスラ要素を強調させるためにこうしているんですね。

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惜しいところ

ロード時間が長い

前述の通り本作はクエスト制となっています。

が、クエスト開始前のロード時間が長い!

大体、30~40秒はあります。

クエスト開始前のロードは頻繁に挟むので、ちょっと気になりました。

アクションのラグが気になる

処理が重くなった時は一瞬だけ画面が止まります。

イメージ的にはオンライン対戦時のラグみたいな感じ。

基本的には60fpsによる滑らかな映像を実現しているだけに惜しい。

大味なバランス調整

ゲームバランスは大味に感じました。

とにかく装備品のステータスありきで、ちょっとでも強化すると難易度がガラッと変わるんです。

それはともかく、後半のクエストになってくると装備品依存のバランスなのを良いことに数の暴力で襲ってくるボスが散見されたのはちょっと。

個人的にはもう少しアクション寄りのバランス調整にしてほしかった。

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全体のまとめ

クエスト形式にした「ダークソウル」。

本家のような入り組んだマップデザインになっておらず、その辺りはスポイルされている感があります。

しかし、クエスト形式にしたからこそハック&スラッシュ要素が強調されている印象で、これはこれで中毒性が高まっていました!

荒削りな部分は散見されますが、「ダークソウル」と「モンスターハンター」をミックスしたようなゲームを安価で楽しみたい人にはおすすめです。

ハクスラ要素が強調された安価なダークソウルライクゲーム!

こんな人には特におススメ。
・ハクスラ好き。
・ダークファンタジー好き。

こんな人にはおススメできない。
・難しいゲームが苦手な人。

アニマス/お気に入り度【65/100%】
プレイした時間・・・約10時間

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8件のコメント

Switch版アニマス、自分もプレイしました。最初はスゴく夢中でプレイ出来て良かったのですが、一周目が終わった辺りからロードと荒削りな部分が気になり始めてモチベーションがガックリ下がってしまいましたね
それでも安価で、なかなか楽しめましたので満足でした!

かいさんのツイートがきっかけで購入したので、ようやくプレイしてレビュー記事に出来て良かったです♪

どうやらこのゲーム、周回プレイ前提のようですね。

仰る通りロード時間やバランス調整など難ありなので本家ほどはハマれませんでしたが、1,000円程度でここまで楽しめたら十分です。

今後もマイナーなゲームの紹介を期待しています!

3Dでのダクソライクゲームはあまりないですもんね〜
なにげに期待してたんですがだいぶ前に購入して積んでます笑
まさにダクソとモンハンを合わせた感じでしたね
ボス戦はたのしいんですが道中のステージが面白くない部分でした
値段が安いのはよいですよね

インディーズゲームって予算の関係からか2D系が多いですもんね。

むぐおさんも本作には目を付けていましたかw

道中はボス戦のために用意されているような感じで簡素でしたねw

でも、この値段だと許せてしまう。

これは、なかなか面白そう!
switchもう一台買うことがあったら欲しいかも

このゲームは元々アイア:ブラッドメモリーって言うハクスラ系アクションRPGの売り切り版ですね(そちらの方はかなり廃人レベルで今もやってますw)。
ディアブロ風の見下ろし視点からTPS視点に替わったことでかなりやりやすくなったと思いますが本家と違い等級を上げるための武具合成が出来なくなったことが一番痛いと思います。
命乞いとかジェスチャーがあったので今は一人用ですがもしかしてらオンラインプレイが実装されるかもしれませんね。

そうだったんですか!?全然知りませんでした。勉強になります。

そうなると、ソウルライクとは別のところから派生したゲームになるんですね。