どうも!KENT(@kentworld2 )です!
今回は2016年12月に海外で配信されたPS4/PSVITA「Lara Croft GO(ララ クロフト ゴー)」のレビューをしていきます。
本作はターン制パズルアドベンチャーゲームですが、トゥームレイダーを詰め将棋にアレンジした意欲作でした!
「トゥームレイダー」と言えばアクションアドベンチャーゲームですよね?
仕掛けだらけの遺跡を探索して大冒険を繰り広げる。
映画で言うと「インディ・ジョーンズ」のような題材ですが、本作の場合、ターン制パズルアドベンチャーゲームに落とし込んでいたんです!
おかげでアクションゲームが苦手な人でもハラハラドキドキの冒険を楽しめるようになりました。
ここからはそんなPS4/PSVITA「Lara Croft GO」の良いと思った点からまずは書いていきます。
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- ステージクリア型のターン制パズルアドベンチャーゲーム。
- キャラクターを1マスずつ動かしてゴールを目指す。
- 各ステージには様々な敵や仕掛けが設置されている。
初リリース日 | 2016年12月3日(海外) |
対応ハード | PS4/PSVITA |
ジャンル | パズル |
推定クリア時間 | 5~8時間 |
価格 | 1,100円(税込) |
発売元 | スクウェア・エニックス |
目次
良いところ
1手1手を読む楽しさ
何故、本作はターン制パズルアドベンチャーゲームなのか?
それは、主人公を動かさない限り敵や仕掛けも動かないからです。
例えば主人公を1マス動かすとします。
すると、敵も1マス動くんです。
「じゃあ遠くから銃をぶっ放せば簡単に倒せるじゃん」って思いますよね?
でも、今作の主人公は当初武器を持っておらず、1回でも敵に当たったらゲームオーバーになってしまうんですよ。
各ステージのゴールを目指すには上手く敵を避けるかどこかで武器を調達して倒さなければなりません。
これを突き詰めていくとまさにターン制パズルアドベンチャーゲームになるので「なるほど!」と思いました。
敵や仕掛けの動きは決められているので、各ステージをクリアするにはそれぞれの特性を理解する必要があります。
トゥームレイダーらしい謎解き要素
「トゥームレイダー」と言えば謎解き!
というわけで本作にも謎解きらしき要素が各ステージに盛り込まれています。
代表的なのがブロックを使った仕掛け。
ブロックは動かすことが可能で、足場にもなります。
ステージによってはその特性を活かしてブロックの架け橋を作っていくことになるんですが、そういう時に限って敵が邪魔してくるんですよ。
「如何に敵の攻撃を避けながらブロックを動かすのか!?」
なんて駆け引きをターン制パズルアドベンチャーゲームとして楽しめるので「トゥームレイダー」の新しい可能性を感じました。
トゥームレイダーらしいアクション
「トゥームレイダー」と言えばクライミングアクション!
という訳で主人公のララ・クロフトさんは今作でもクライミングアクションを披露してくれます。
もちろん、本作はパズルアドベンチャーゲームなので難しい操作は必要ありません。
崖の近くでスティックを倒すだけでララ・クロフトさんがクライミングアクションを披露してくれます。
アクションゲームが苦手な人の場合、大きな利点に感じることでしょう。
トゥームレイダーらしい迫力の演出
「トゥームレイダー」と言えば迫力のアクション!
というわけで本作でも迫力あるシチュエーションが用意されています。
例えば各ワールドの最後でボスと戦うことになるんですよ。
と言ってもターン制パズルアドベンチャーゲームという形で戦うことになるんですが、登場時などは環境破壊描写がふんだんに盛り込まれるんです。
「やっぱり『トゥームレイダー』では環境破壊描写が盛り込まれないとね!w」
充実の収集要素
各ステージには様々なお宝が隠されています。
本作ではスティックでカーソルを動かせるんですが、怪しいところにカーソルを置いてボタンを押すとお宝が手に入るんです!
これが巧妙に隠されていて、すべてのお宝をコンプリートするには目を凝らさないといけません。
カーソルをお宝に近付けるとアシストで重なるようになっているのである程度は難易度が緩和されていますが、油断していると見落とします。
惜しいところ
窮屈なゲームプレイ
あくまでも「トゥームレイダー」として見たらの話ですが、全体的に窮屈さがありました。
主人公を1マスずつしか動かせませんし、ステージをクリアするまでの手順もほぼ固定化されていますから。
特に終盤のステージでは決められた順番で主人公を動かさなければ何十手も前からやり直さなければならず、完全な覚えゲーとなりました。
幸いにもヒント機能を使えば正解のルートを教えてくれますが、自力で解けないとモヤモヤします。
全体のまとめ
「トゥームレイダー」をターン制パズルアドベンチャーゲームに上手く落とし込んだ作品。
本編と比べたら窮屈な印象ですが、「トゥームレイダー」の世界観で詰め将棋的なゲームを楽しみたい人にはおすすめします。
実は本作、当初はiOS/Androidといったスマホ向けに有料配信されたアプリでした。
PS4/PSVITAソフトとしてみると操作が簡略化されていて「なんで?」って感じですが、スマホゲームが土台になっていると知ったら納得します。
スマホで「トゥームレイダー」を楽しむにはベストな味付けですから。
iOS/Android版に関しては国内でも約660円。安い時は100円以下で販売されていることもあるので気になった方はどうぞ!
トゥームレイダーを詰め将棋にアレンジした意欲作!
こんな人には特におススメ。
・詰め将棋好き。
・冒険好き。
こんな人にはおススメできない。
・頭を使うのが苦手な人。
Lara Croft GO/お気に入り度【70/100%】
プレイした時間・・・約6時間
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Nintendo | PlayStation |
Xbox | etc |
スマホだと本編のような3Dアクションは見劣りするのでこういうスタイルがなかなかいいですね。
少なくとももう一つTRシリーズのスマホ市場で展開されたララ=クロフトのランニングゲームよりはおもしろそうと思いました。
確かにPSV、ましてやPS4ではハイクオリティの本編が展開されてるので本作が移植されると「なんで?」ですねwww
まるでスマホ版FFXVのコンシュマー機移植みたい。
スマホゲームとしては良い落とし所に感じました。
ただ、通常のスマホだと画面が小さいので正確にはタブレットゲーム向きかも!?
コンシューマー向けにも移植されていますが、あくまでもスマホ発のコンテンツであることは頭に入れておいたほうが良い作品です。
こんなのあるんですね!知りませんでした。
・・・でも、ちょっと面白そうっ!
自分は結構好みのタイプのゲームです。
はい!コンシューマー版は海外限定ではありますが、こんなゲームが配信されていたりします!