
脳を鍛える大人のDSトレーニング/DS
どうも!KENT(@kentworld2 )です!
今回は2005年5月に発売されたDS「脳を鍛える大人のDSトレーニング」のレビューをしていきます。
本作は脳の活性化ソフトですが、タッチ操作によって勉強が楽しくなる魔法のゲームです!
アナタは勉強を楽しいと思ったことはありますか?
ぼくの場合、楽しいよりも苦痛に感じることが多くあります。
ところが今回レビューするDS「脳を鍛える大人のDSトレーニング」は勉強が題材なのにハマりました!
「まさか、こんなにも面白いとは!?」
見た目が地味なので侮っていましたよw
ここからはDS「脳を鍛える大人のDSトレーニング」について詳しく書いていきます。
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- 簡単な問題を連続で解いていく能力トレーニングゲーム。
- 「脳年齢チェック」で自身の脳年齢を測定できる。
- 収録されているトレーニングは9種類以上。
初リリース日 | 2005年5月19日 |
対応ハード | DS |
ジャンル | 知育・教育 |
売上 | 初週4.5万本/累計384.7万本 |
推定クリア時間 | 1プレイ2~3分 |
発売元 | 任天堂 |
目次
良いところ
簡単な問題をテンポ良く解いていく楽しさ
「あ・・・楽しい!」
ゲームを開始すること3分。ぼくは本作の楽しさに気が付きました。
やっていることは1桁の計算式を解いているだけなのに、これが凄く楽しい!
大きな要因となっているのが、タッチペンによる文字入力です。
タッチスクリーンに答えとなる数字を書き込むと「ピンポーン」と音が鳴り、瞬時に次の問題が流れてきます。
あとはこれを繰り返すだけなんですが、とても心地良いのですよ。
単純に効果音が爽快なのもありますし、簡単な問題をサクサク解いていくのが気持ち良く感じます。
本作のイメージキャラクターである川島隆太教授によると、脳は複雑な問題を解いている時よりも簡単な問題を解いている時の方が活発に働くようですね。
確かに本作に収録されている簡単な計算問題を解いていると目が覚めてくるので、脳が活性化しているのは間違いありません。
(逆に難しい問題を解こうとすると眠くなりますしw)
本作をプレイしたからと言って急激に頭が良くなることはありませんが、脳の活性化に繋がるのは確かです。
朝、起きて仕事へ行く時に本作をプレイすると目が覚めるので重宝しますよ~。
素晴らしいテンポ
「な・・・なんだこのテンポの良さは!?」
初めて本作をプレイした時、ぼくはテンポの良さに驚きました。
ロード時間は全く存在せず、一瞬で次の画面が表示されますからね。
本作が発売された2005年当時は据え置き機が市場の中心的存在で、発売されるタイトルの多くはロード時間が長くなっていきました。
そのうえ演出過剰になっていき、ゲームがどんどん重苦しい存在になっていきました。
そんな中でテンポ抜群の本作を触れた時は目からウロコが出るのかと思いましたよ。
簡単な問題をサクサクと解いていく気持ち良さといい、テンポの良さは本作の面白さに良い影響を与えています。
毎日続けたくなる要素が満載
収録されているトレーニングはいずれも1プレイ2~3分程度。
「計算20」に至っては30秒未満で終わってしまいます。
でも、これをひたすら繰り返すだけではすぐに飽きてしまいそうですよね?
そこが本作の凄いところで、脳年齢とハンコの概念によって毎日プレイを続けたくなるように作られています!
脳年齢は「脳年齢チェック」の成績によって判明しますが、ゲーム開始直後に行ないますと、大抵は実年齢を大きく上回る脳年齢になってしまうことでしょう。
ぼくも実年齢を上回ってしまったのでショックを受けました。
でも、毎日トレーニングをすることで脳が活性化し、「脳年齢チェック」で良い結果(若い年齢)が出たんです。
初回プレイ時にコンプレックスをプレイヤーに植え付けさせ、プレイするのを習慣化させるとはやられましたw
(しかも毎日プレイする毎にハンコが押され、ハンコの数によって新しい問題が解禁されるようになっている)
この辺りのシステムはさすが任天堂ですね!
みんなで楽しめる要素が満載!
本作にはみんなで楽しめる要素が詰まっています。
まず触れたいのが、セーブデータを4つ作成できることです。
ということはですね、4人家族が共有して楽しめるように作られているんですよ。
しかもランダムイベントの「お絵かきクイズ」では他プレイヤーの絵を表示させることもできるので、後のゲーム業界では当たり前になったソーシャル要素を楽しめます。
極めつけとなるのが通信プレイ。
やっていることは簡単な計算問題バトルですが、ソフト1本で最大16人対戦ができるのだから驚きました。
16人ってゲーム大会が開けてしまうレベルですからね。
任天堂ならではの遊び心
脳トレと聞くとお堅いイメージを持ってしまうことはないでしょうか?
無理もありません、「漢字だらけのタイトル」「題材が勉強」「白と黒を基調にしたデザイン」「背景がノートのマス目」「メインキャラクターがおじさん」と地味の塊ですからねw
でも、開発が任天堂だけあって子供が喜ぶような遊びココロも詰まっていたりします。
例えばタイトル画面で川嶋教授と声で遊ぶことができるんですよ。
結果画面に出てくる乗り物をタッチするとクラクションが鳴りますし、ゲームならではの遊び要素はしっかりと盛り込まれています。
惜しいところ
やや気になる文字と音声の認識精度
本作は文字を入力したり声を出して問題を解いていくことになりますが、精度には課題があります。
あまりに下手な文字を書くと誤認識してしまいますし、発音やアクセントが良くないと認識してくれませんからね・・・。
個人的には声で回答する「色彩識別」が上手く行かなくて戸惑った覚えがあります。
全体的にボリューム不足
2,800円のゲームなので仕方がないところはありますが、全体的にボリュームが不足しています。
毎日トレーニングは9種類しか用意されていませんし、ちょっと続けるだけで全ての要素が解禁されますからね・・・。
アンロック要素がモチベーションの全てではありませんが、もう少しトレーニングの種類を増やしてほしかった。
初代脳トレのレビューまとめ
「勉強がこんなにも楽しいなんて!?」
本作をプレイして実は勉強ってアプローチ次第では面白くなることを発見しました。
手書き入力、テンポの良さ、爽快な効果音。
これらが合わさることでこんなにも勉強が楽しくなるものなのか・・・。
正直なところ、本作を初めて知った時はゲームボーイなどで発売された「シカクいアタマをマルくする」の任天堂版だと思っていました。
でも、実際にはニンテンドーDSのタッチスクリーンと2画面を活かした立派なゲームだったりします。
売上の方は老若男女楽しめる内容であることから初週4万本から長期的に売れ続け、最終的には350万本を超える大ヒットとなりました。
そして、脳トレやDSブームの火付け役となり、続編のDS「もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング」はさらなる爆ヒットを記録。
実際のセールス以上に様々な影響を与えたゲーム史に残る作品だったりします。
DS初期のタイトルであることからボリュームは少なめですが、本作をプレイしてDSの可能性を感じました。
タッチ操作によって勉強が楽しくなる魔法のゲーム!
こんな人には特におススメ。
・脳を活性化したい人(眠気覚ましにもなります)。
こんな人にはおススメできない。
・シンプルな見た目が嫌な人。
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これ俺の家にもあるわーw
計算20は結構やりこんだなー。
悪いところの文字・音声認識は、俺にとっては
なんにも問題なかったわー。
むしろ、よくこんな俺の殴り書きの数字を認識してくれるなー♪って感じw
音声のほうは、さんまの声は認識しないらしい。
本人がテレビで言ってたww
最近じゃ中古で裸で480円で売られているのを見たなーww