脳を鍛える大人のNintendo Switchトレーニング/Switch
どうも!KENT(@kentworld2)です!
今回は2019年12月に発売されたSwitch「脳を鍛える大人のNintendo Switchトレーニング」のレビューをしていきます。
本作は脳を活性化させるトレーニングソフトですが、対応ハードがSwitchになっても相変わらずの面白さでした!
とにかく簡単な問題を素早く解いていくのが楽しい!
プレイを始めると脳の活性化が目に見えて分かるので、特に眠気覚ましには最適です。
ただ、今作”ならでは”の要素はイマイチに感じました。
今作ならではの要素としては
- フレンドとのランキング機能
- IRモーションカメラを使った新トレーニング
- おすそ分けプレイによる2人対戦
といったものが用意されていますが、上手く活かされていなかったり、おまけ程度で終わっているんですよ。
それ以外の要素は15年前に発売されたDS版のブラッシュアップ程度に留まっているので、結局のところSwitchで脳トレを楽しめることが最大のウリに感じます。
なので、
「久しぶりに脳トレをプレイしたい!」
なんて人にはおすすめしたい作品。
ここからはそんなSwitch「脳を鍛える大人のNintendo Switchトレーニング」について詳しく語っていきます。
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- 様々な問題を連続で解いていく能力トレーニングゲーム。
- 「脳年齢チェック」で自身の脳年齢を測定できる。
- IRモーションカメラやJoy-Conを使ったトレーニングが新たに収録されている。
初リリース日 | 2019年12月27日 |
対応ハード | Switch |
ジャンル | 知育・教育 |
推定クリア時間 | 1プレイ2~3分 |
売上 | 初週3.5万本 |
発売元 | 任天堂 |
目次
良いところ
SwitchでDS時代の脳トレを再現している!
今作最大のセールスポイント。
それは、SwitchでDS時代の脳トレを再現していることになります。
SwitchとDSは特性が大きく異るゲーム機です。
片や据え置き機と携帯機のハイブリッド機で、もう片やは2画面とタッチスクリーンを搭載した携帯機ですから。
なんて思っていましたが、予想以上に再現しているので驚きました!
なんと、Switch本体を縦に持って問題を手書きで答えていくんです!
SwitchはDSよりも重量があるので長時間プレイしていると疲れますが、手書きでスラスラ書いていく楽しさは再現されています。
やはり、ボタンを押して答えるのではなく、手書きで答えていくのは脳の活性化を肌で感じられるので楽しいです!
特に「計算25」や「計算100」は1画面全てに書き込みができるので、大きな文字を正確に書くことが出来ます。
パッケージ版にはタッチペンが付いているけど、指で書いても差し支えはありません。
この辺りは感圧式パネルから静電式パネルに変わった恩恵を感じられました。
DS版の場合、感圧式パネルだった故に指で文字を描いてもあまり反応してくれませんでしたから。
中毒性抜群の「数独」を収録!
個人的に今作で最も嬉しかったのが「数独」の収録になります。
「数独」は難しそうなイメージを持っていましたが、ルールを理解するとめっちゃ面白い!
これは脳が活性化しますよ!
ルールは簡単。縦、横、枠内に同じ数字が入らないように数字を打ち込んでいくだけです。
面白いのが、数字を入力していく毎に答え合わせをしていく「アシスト機能」。
1つ間違える毎に20分加算されるうえに5つ間違えると強制終了してしまうので、ゲームならではの緊張感を味わうことが出来ます。
如何に数字を間違えずに打ち込むのか?
それを意識しながら問題を解いていくと脳がフル回転するので、眠気覚ましには最適です。
100問以上を収録しているので、本作は「数独」だけでも買いなんじゃないでしょうか?
「数独」自体はDSiウェア「ちょっと脳を鍛える大人のDSiトレーニング 数独編」にも収録されていましたが、2015年をもって配信終了しています。
大安定のトレーニング
それ以外にも数多くのトレーニングを収録しています。
半数近くがDS版のブラッシュアップ版ですが、安定した面白さを感じられました。
以下、DS版から続投したトレーニングになります。
- 計算25
- 人数数え
- 漢字合成
- 計算100
- 直前写真
- 名曲演奏
- 瞬間記憶
特に好きなのが「計算25」。
簡単な問題をスラスラ答えていくのが楽しく、日課にしたくなります。
あと、画面内に一瞬だけ表示される数字を順番にタッチしていく「瞬間記憶」も好き。
いずれも初代「脳トレ」から収録されているトレーニングですが、シンプルながらも良く出来ています。
結局のところ、初期の作品に収録されているトレーニングばかりをプレイしてしまうというw
相変わらず人を陥れて危機感を持たせていくスタイルで始まる初日
脳トレと言えば脳年齢!
いくつかのトレーニングを行い、成績に応じて脳年齢を測定する機能が搭載されています。
試しに脳年齢チェックをしてみたところ・・・
52歳!
うわぁぁぁぁぁぁぁ~!!!!!!
ヤバいぃぃぃぃぃ~!!!!!
DS時代の頃と比べても脳年齢が高めに計測されてしまったので、脳の衰えを感じましたw
確かに最近は物忘れが激しく、ゲームキャラの名前もすぐ忘れてしまいます。
その後、プレイを続けてみたところ、なんとか実年齢に近付けることが出来ました。
しかし、憧れの20歳にはなかなかたどり着けません。
昔はしょっちゅう20歳と計測されていたのに・・・。
まさか、ゲームをプレイして脳が衰えている現実をまざまざと見せられるとは・・・。
細菌撲滅の早期解禁が嬉しい!
脳トレシリーズは出席ハンコを押す毎にプレイできるトレーニングが増えていきます。
そのため初日はほとんどのトレーニングをプレイ出来ません。
しかし、出席ハンコを1個押すだけで「細菌撲滅」は解禁されます。
「細菌撲滅」はかの有名な「ドクターマリオ」のルールをアレンジした落ちものパズル。
脳をリラックスさせるために収録しているようですが、初日からプレイできるのは嬉しいです!
内容はBGMが豪華になっていること以外はDS「もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング」とほぼ一緒。
ルールがゴチャゴチャしていたiOS/Android「ドクターマリオ ワールド」をプレイした後だとめっちゃシンプルに感じますw
教授をクルクル回転できるようになった!
脳トレと言えばお遊び要素も欠かせません。
今作ではタイトル画面で教授をクルクル回転できるようになりました!
クルクル回転しまくると教授がどこかに吹き飛ぶので、是非、試してみましょう!
また、「目」「耳」「鼻」「口」をタッチすると別のリアクションを取ってくれます。
このようなお遊び要素はタッチスクリーンに教授が描かれているからこそ実現出来たように感じました。
DS/3DS版では教授はタッチスクリーンには表示されず、上画面にしか表示されませんでしたから(※)。
ちなみに今作の教授にはボイスが付いていません。
画面のレイアウトも初期の作品に寄せてきており、原点回帰している印象です。
DS/3DSは下画面のみタッチスクリーンで上画面は対応していません。
個人的に合わない&気になったところ
残念な出来の指で脳トレ
今作の目玉要素としてはIRモーションカメラを使った指で脳トレというものがあります。
Joy-Conに搭載されたIRモーションカメラに向かって指を動かすとアラ不思議。
Switchが指を認識して計算やジャンケンを行ってくれるというものですが・・・
上手く認識してくれません(泣)
どうやら強い光の場所では上手く認識してくれないようですが、それを差し引いても残念な出来に感じます。
認識の精度が低いので、脳年齢チェックをする時には指で脳トレは排除する設定にしてしまいました(汗)
Joy-Conを水平にして手全体をしっかりカメラに映るようにすれば認識の精度が上がります
もっと作り込んでほしかった対戦脳トレ
もう1つの目玉要素である対戦脳トレに関してはよく出来ています。
「野鳥数え」「箱数え」は相手よりも素早く数えるのが面白く、「旗上げ」はどこまで暗記できるのか面白いですから。
しかし、おすそ分けプレイによる簡単なミニゲームが3種類収録されているだけなのですぐに飽きてしまいました。
せめて6種類は欲しかった。
上手く活かされていないランキング機能
今作ではフレンドとのランキング機能が搭載されています。
あらゆるトレーニングの最高記録をフレンドと比較できるんですが、イマイチ活かされているようには感じませんでした。
というのもトレーニングの中にはイカサマ可能なものがあるからです。
「新聞音読」「高速数えテスト」は完全に自己申告なので基準が曖昧ですから・・・。
しかも「指計算」「指体操」に関してはIRモーションカメラを使用する関係で精度が甘く、間違えているのに誤認することがありました。
これだけ不公平なトレーニングが収録されていると実力勝負には感じられず、やる気が出ません。
イマイチなバランスの脳年齢チェック
脳年齢チェックはシリーズの中で最もバランスがイマイチに感じました。
今作の脳年齢チェックは以下のトレーニングをランダムで3つ行います。
- 順番線引テスト
- 最高数字テスト
- 計算25テスト
- 高速数えテスト
- 連続減算テスト
- 単語記憶テスト
- 5×5記憶テスト
が、「単語記憶テスト」「5×5記憶テスト」だけが突出して難しく、これらが出るのと出ないのでは脳年齢が大きく変わってきますw
↑こちらは運良く「単語記憶テスト」「5×5記憶テスト」が出て来なかった時の結果。
普段は30歳を余裕で超えるのにこの時は22歳になってしまいましたw
IRモーションカメラを使ったトレーニングをオプション設定でOFFにしてもこの結果ですから、もし、ONにしていたらどうなっていたことかw
脳を鍛える大人のNintendo Switchトレーニングのレビューまとめ
懐かしの「脳トレ」をSwitchで再現した作品。
「Switchで脳トレってどうなのかな?」と思っていましたが、予想以上にDS版を上手く落とし込んでいます。
新要素もいくつかありますが、全体的にはリメイクの側面が強く、新作としては弱く感じました。
なので完全新作として期待すると微妙ですが、脳トレ自体は普遍的な面白さがあるので、
「久しぶりに脳トレを楽しみたい!」
という人にはおすすめします。
DS時代の脳トレをSwitchに落とし込んだリメイク作!
こんな人には特におススメ。
・久しぶりに脳トレしたい人。
こんな人にはおススメできない。
・新要素に期待する人。
脳を鍛える大人のNintendo Switchトレーニング/お気に入り度【70/100%】
プレイした時間・・・約8時間
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Nintendo | PlayStation |
Xbox | etc |
レビューの感じだといつもの脳トレって感じみたいですね。
IRモーションカメラの精度があまり良くないのが個人的に残念です。
SwitchLiteに切り替えちゃった点でもこの機能を遊ぶにはジョイコンが必要だし、魅力が3割減るしなぁ。
まぁ僕は、リングフィットでまずはカラダを鍛えたいと思います。
IRモーションカメラのトレーニングは場所を変えてやってみることにします。いずれにしてもコツは要りますねー。
トモフミさんのリングフィットプレイ報告楽しみにしていますぞ!
ウチでやったときは指認識普通にできてました
IRセンサーって赤外線使ってるみたいなのでもしかしたら手の温度が低いとか回りが暖かすぎたりとかすると反応鈍くなったりするのかな?
参考になります。場所を変えてみたり手を温かくして再挑戦してみますね!
joy-conを水平にして、手全体をしっかりカメラに映るようにすれば、上手く認識しますよ。
情報ありがとうございます。記事に追記しておきますm(_ _)m
指認識、確かに認識しないときはさっぱりですねw
直前の画面で認識画像出てくるので指以外(背景)が白くなっていないか見て、白くなってたら絶対数認識しないので調整した方が良いです
経験上、カーテン閉めたり蛍光灯が反射しないような角度にしたりすると認識しやすいです
メンドクサイですねw
ぼくは二段ベッドの下段で脳トレをプレイするんですが、そこでは全然認識してくれませんw
環境に左右されるとやるのが億劫です汗
アドバイスありがとうございますm(_ _)m