Wii Party/Wii
どうも!KENT(@kentworld2 )です!
今回は2010年7月に発売されたWii「Wii Party(ウィーパーティ)」のレビューをしていきます。
Wii「Wii Party」はMiiが主役のパーティゲームです。
製作は任天堂のセカンドパーティであるNDキューブが担当。
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- 様々なゲームが収録されたパーティゲーム。
- Wiiリモコンを使った様々なゲームを楽しめる。
- 80種類以上のミニゲームが収録されている。
初リリース日 | 2010年7月9日 |
対応ハード | Wii |
ジャンル | パーティ |
売上 | 初週23.5万本/累計236.1万本 |
推定クリア時間 | 1プレイ5分~ |
発売元 | 任天堂 |
目次
良いところ
圧倒的なハードルの低さ
モーション操作、ポインター、十字キー、①、②、A、Bボタン。
Wiiリモコンにはこれだけの操作方法が用意されています。
本作で使用する操作はこの7種類になりますが、どのゲームも使用するのはこの中の2・3種ほどで、実力よりも運で勝敗が左右されるゲームが多く、一部のミニゲームを除いて誰でも簡単に遊べるように感じられました。
ある程度ゲームに慣れているゲームファンにとっては大した事には感じられないかもしれませんが、普段ゲームをやらない人と一緒にゲームをやってみるとこの利点が強く発揮されます。
老若男女が気軽に楽しめる。
これって素晴らしい事ですよね。
任天堂は過去にも「Wii Sports」など万人向けのゲームを沢山発売しましたが、”ハードルの低さ”と言う面では今作が一歩勝っていると思います。
もちろん同系統のゲームである「マリオパーティ」よりもハードルは低いです。
あのシリーズは”ヒップドロップ”の操作などがライトユーザーには難し過ぎますからね。
↑ちなみにゲームモード選択画面で各パーティゲームにカーソルを合わせるとプレイにかかる時間が目安として表示されます。
ライトユーザーは時間を気にされる方が多い(あんまりガッツリゲームをやろうとしない)ので、プレイにかかる時間が表示されるのは地味に助かります。
また、ゲームモード選択画面にある「おすすめをきく」を選択するとその時に合ったゲームモードを教えてくれるのもライトユーザーへの”道案内”になっていて良いと思いました。
バラエティに富んだ各ゲームモード
本作で遊べるゲームモードをザッとまとめてみました。
- スゴロク
- 海外旅行ゲーム
- Miiジャン
- ルーレット
- ビンゴ
- 相性チェック
- バランスシップ
- Mii合わせ
- ワンワンかるた
- リモコンかくれんぼ
- びんかんバクダン
- 古今東西バクダン
- 個人的クイズ
- トランプかるた
- フリープレイ
- ミニゲーム大会
- チャレンジロード
- とことんミニゲーム
- うそつきハンター
ご覧のようにゲームモードはとても多彩で、一日ではすべて遊びきれないほど沢山用意されています。
ちなみに用意されているミニゲームは80種類以上。
リビングパーティが面白い!
テレビ画面とWiiリモコンの両方に注目するリビングパーティ。
リモコンを部屋の中に隠して遊んだり、TV画面の表示された動物と同じ鳴き声が聞こえるリモコンのボタンを押したりと、今までにない遊びが楽しめるゲームが集められたモードです。
斬新過ぎて最初は半信半疑だったんですが、実際にみんなで集まってプレイすると意外と面白い!
個人的に好きなゲームは、「古今東西バクダン」と「個人的クイズ」!
古今東西バクダンはお題に沿ったキーワードを言って制限時間以内に次の人へリモコンを渡して行くゲーム。
次から次へとお題に沿ったキーワードを言うのはなかなか大変で、そのスリル感がたまりません!
例を挙げさせていただくと・・・
ゲームのタイトル
スーパーマリオ→ドラゴンクエスト→ゼルダの伝説→ファイナルファンタジー→アンチャーテッド→神様と運命革命のパラドクス→ぷよぷよ→コールオブデューティ→バトルフィールド→メタルギアソリッド→ゴッドイーター→アリスマッドネスリターンズ→
ポケットモンスターに登場するモンスターの名前
ピカチュウ→モルフォン→ホウオウ→ライチュウ→フシギバナ→カメックス→ゲンガー→チコリータ→カイリュウ→ピジョット→ピジョン→コラッタ→マルマイン→ゴースト→エンペルト→イーブイ→
カブルモ→ケーシィ→コイル→
ドラゴンクエストのモンスター、登場キャラ
スライム→スライムベス→トルネコ→テリー→メタルキング→メタルスライム→サマルトリア王子→フローラ→ヤンガス→きりかぶおばけ→ドラキー→サンディ→ゼシカ→ゴースト→ゴーレム→ウィングデビル→キメラ→
↑こんな感じですね。
ゲーム内にはいくつかのお題が用意されていますが、正解の判断はプレイヤーに委ねられているのでそれを無視して自分達でお題を作って遊ぶ事も出来ます。
個人的クイズはその名の通り相手が好きな物を色々と当てて行くゲーム。
仲の良い人とやると正解率が上がるのかと思ったら意外と当たらなかったりして、その意外性が楽しいゲームに感じました。
例えば・・・
Aさんが好きな食べ物は?
↓
1.おでん 2.果物 3.アイス (※正解は2の果物と言う事でAさんは2を選択)
↓
しかし、仲が良いハズのBさん、Cさん、Dさんは1や3を選択。
↓
Aさん「アレー?」
↑こんな感じでクイズ番組のようなノリを楽しむことができます。
気分を盛り上げてくれるMiiの存在
本作は自分の分身であるMiiが主役と言う事もあって、「マリオパーティ」以上にマイキャラへ感情移入をする事が出来ました。
一部のゲームで自分が作ったMiiの名前が表示されたり、背景にプレイヤーキャラ以外の「自作Mii or フレンドから貰ったMii」が登場するのも良い味出していますね。
圧倒的に早いロード時間
みんなで遊ぶパーティゲームと言う事もあってテンポには相当気を使っているようで、本作はこれまで発売された「Wii●●」シリーズと同程度かそれ以上に読み込みを感じませんでした。
これって当たり前のようで、実は凄い事だと思う。
惜しいところ
一人プレイの物足りなさ
本作には以下のような”やり込み要素”や”一人でも遊べるモード”が用意されています。
- ルート上にあるミニゲームを次々とクリアして行く”チャレンジロード”(3つの難易度が用意されており、上級モードをクリアするには約1時間必要)。
- 全30ステージが用意されているパズルミニゲーム”花さかロジック”。
- 全30ステージ、全6種類の絵柄が用意されている間違い探しのミニゲーム”とことんクローバーさがし”。
- 定番パーティやミニゲームでコンピューターと対戦。
しかし、すべてやり込んでも5時間ほどで完全制覇ができるので、一人で遊ばれる場合は物足りなさを感じられると思います。
この辺りはストーリーモードなど一人でガッツリ遊べるゲームモードが収録されていた「マリオパーティ」に劣ってますね。
一人用ゲームは「対戦相手の待ち時間に軽くやってね」と言う位置付けなのかも。
地味な印象のサウンド
誰からも嫌われないゲームにしたかったのか、ゲーム中に流れるサウンドは「マリオパーティ」と比較して地味な印象です。
それと演出面も少し大人しいですね。
派手なゲームに慣れている者としては、ちょっと物足りないかな。
中断機能が無い
1プレイに1時間近くかかるゲームモードが収録されているのにも関わらず、本作には中断機能が用意されていません。
特に困ったのが、全部で50個のミニゲームを連続でクリアして行くチャレンジモード(上級)をプレイしている時。
さすがに中断無しでミニゲーム50連発はキツイです。
「マリオパーティ」シリーズには当然のように用意されていただけに、なぜ中断機能を付けなかったのか謎。
スゴロクにはマップが一つしか無い
本作の目玉ゲームの一つである”スゴロク”のマップは1種類しか存在せず、2・3回程度のプレイで飽きてしまいました。
モード数が多い分、一つ一つのボリュームは少なめで飽きやすいかも?
Wii Partyのレビューまとめ
できる限り多くの人に楽しんでもらえるように作られた作品と言う印象。
地味なところはありますが、短時間に、気軽に、老若男女と遊ぶゲームとしては非常に優れており、そういう時に欲しい一本です。
こんな人には特におススメ。
・対戦できる環境に恵まれている人。
こんな人にはおススメできない。
・対戦できる環境に恵まれていない人。
Wii Party/お気に入り度【75/100%】
プレイした時間・・・約15時間
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