2015年7月にPS Plusフリープレイタイトルとして突如登場した
PS4/PSV「Race The Sun(レース・ザ・サン)」。
配信されるまで全く存在を知らなかった作品ですが・・・
気が付いたら2.3時間ずっとやり続けていました。本記事では本作のレビューをします。
本作は機体を傾けて障害物にぶつからないよう奥へ進んでいくゲームです。
機体は自動で動くためプレイヤーの操作は左右に傾けるだけと超シンプル。
それ以外のボタンはアイテムを使ってジャンプするとき以外は使いません。
グラフィックは3Dポリゴン黎明期のような雰囲気で、
解像度が低かったら1990年代前半のゲームみたいです。
ゲームの進行方法もクラシックで、死んだら最初からやり直し。
何回も挑戦して少しずつステージの奥へ進み、
ハイスコアを伸ばしていく懐かしきアーケードスタイルです。
個人的にアーケードスタイルのゲームって好きなんですよ。
ミスしたら最初からやり直しの緊張感。どこまで進めるのかを競う楽しさ。
そして、少しずつ成長していく達成感。この3大要素によって何度もプレイしてしまうんです。
本作にはレベルの概念があって、チャレンジを達成すると上がっていきます。
レベルが上がる事でそれまで使えなかったアイテムが使えるようになったり、
ステージにボーナスエリアへのワープゾーンが追加されたり、
機体にスキンを貼れたりと、様々な要素がアンロックされて行くんです。
多くはハイスコア更新の有利になるものなので、
プレイすればするほどハイスコアを更新しやすくなるんですね。
この辺は最近のゲームっぽいと思いました。
スコアは移動するだけでどんどん増えていきますが、
ステージに設置されている青いアイテムを入手する事で倍率がどんどん高まっていきます。
最初は2.3倍程度なんですが、積み重ねていく事で20倍。30倍になっていくので、
ハイスコアを更新するためにはできる限り取っていかなくてはなりません。
でも、アイテムがある場所は障害物が多く設置されている可能性もある訳で、
迂闊に取っていくのも危険なので悩ましいです。
機体のスピードはかなり速く、油断していたら障害物にぶつかってしまいます。
羽の部分に当たるくらいだったらスコアの倍率が減るくらいなんですが、
直撃したら即・ゲームオーバーです。先のステージに進めば進むほど障害物は嫌らしくなり、
避けにくくなっていきますので、ある程度進むとスリル感が半端ないですよ~。
アイテムの中には障害物にぶつかっても一回だけ復活できるものがあるのですが、
あまり設置されておらず、入手出来た時の喜びは非常に大きいです。
アイテムを入手して喜ぶ事って最近はあまり味わえなかったので懐かしく感じました。
ゲームオーバーになったら最初からやり直しになってしまう
アーケードスタイルのゲームだからこそ、ここまで有難味を感じられるのでしょうね。
機体はエアクラフトなので、太陽の光がないと動きません。
なので、太陽が沈んでしまってもゲームオーバーになってしまうんですよ。
ステージには触れるとダッシュするアイテムも設置されているので、
長く生き残るためにはこのアイテムも積極的に取っていかなくてはいけません。
しかし、スピードアップすると障害物に当たってしまうリスクも大きくなる訳なので難しいところです。
アイテムの中には×ボタンを押す事で大ジャンプできるものがあるので、
生き残るためにはこちらも上手く使っていかないといけないという事ですね。
このバランス調整が絶妙で、常に緊張感のあるゲームプレイが楽しめました。
残念ながらテキストですらもローカライズされていないので、英語が分からないと文字が読めません。
本作はチャレンジをクリアする事でレベルが上がっていくだけに、
チャレンジの条件が分からないのはちょっと痛いですねー。
ゲーム自体は英語が分からなくてもプレイは出来ますが、
日本語テキストだったらもっと良かったのになーと思いました。
ユーザーインターフェースはインディーズゲームっぽい感じで決してリッチとは言えず、
ゲーム自体も効果音が控えめなので、第一印象はあまりよくありません。
僕もプレイしたての5分くらいは「安っぽいし英語だし止めようかな」と思っていたんですが、
その後ゲームオーバーになって悔しくなって繰り返しプレイしていったら
徐々に本作の絶妙なゲームバランスの虜になってハマってしまいました。
面白いゲームって国境を超えても楽しめるもんだなぁと再認識。
↑ちなみに現時点での最高スコアは285万点。あなたはこの記録を追い越せるかな?
アーケードスタイルゲームの魅力を感じられる一作。
2015年に発売するようなゲームではありませんが、
かつてのゲームはこんな風だったんだなと再認識できる一本です。
古典的な面白さが詰まっているので、きっと、何十年経っても面白さは色褪せる事はないでしょう。
※ちなみに定価で買った場合の価格は1,250円(税込)になります。
こんな人には特におススメ。
・スコアタック好き。
こんな人にはおススメできない。
・スコアタックが好きじゃない人。
Race The Sun(レース・ザ・サン)/お気に入り度【80/100%】
プレイした時間・・・約5時間
※当ブログでこれまでにレビューしたタイトルの一覧はこちら をご覧下さい。
kentworldの友人、AkirAが今回レビューした
「Race The Sun(レース・ザ・サン)」の実況動画を配信しています。
3回という制限の中で、最高、何万点を獲得したのでしょうか?
気になる方はぜひご覧になってくださいねー!
※何か分からないゲーム用語を見かけたらこちら をご覧ください。
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このレビュー読んだらプレイしたくなったけど、ローカライズされてないからどうしよう・・・
とりあえず落として放置してたら子供が遊んでて、そして今回のkentさんの記事。これは遊んでみないといけませんねw最近単純なゲームで遊びたかったのでちょうど良さそう。olliolli(だったかな?2Dで横スク、スケボーのヤツ)みたいな感じっぽいですね、スコア勝負な感じが。
vitaを買ったのでフリープレイのかのゲームやったんですが、かなり面白いですよね!
かなりハマってしまってトロコンしましたw
ゲーム性はシンプルでわかりやすいですし、レベルを上げていくことでできることが増えていくのも楽しく、また何度もプレイすることでステージギミックがわかっていくようになるのも良かったです。
装備が整ってからはスコアを伸ばすのが楽しかったですね。
ローカライズされてないのとビジュアルが地味なので敬遠されてしまいそうですが、スコアアタックが好きな人にもそうでない人にもオススメしたいですね。
自分も少しやりましたけど結構難しかったですね(^_^;)ローカライズされてないので戸惑いますし。トレイン2でもローカライズの問題がありましたが日本語対応はして欲しいです(T_T)時間取れる時に再挑戦してみようかと思います♪
フリープレイは色々なインディーズゲームを配信してくれるのは良いのですが、英語がねぇ。このようなゲームは言語が分からなくても出来そうですが、やはりローカライズしてもらいたい。やっぱり難しいのかな?
おお、このレビューがなかったらプレイしないままだったかも知れない。
PS+でとりあえず落としてあったんですが。
洋インディーゲーって、見た目の地味さをカバー出来るほど面白いものと、見た目通り微妙なものと、見た目はなかなかいいけど雰囲気だけゲーとか、色々あるから、ほんと実際にやってみないとなぁ。
最近は+でフリープレイが来るのを恐れずに海外アカウントでちょこちょこ買ったりしてますが、海外ストアでプッシュされてるものは基本的に外れはあまりない印象で、洋インディープレイ率が高まりつつあります。
>シュウ(shu_night)さん
気軽にプレイ出来るのでやってみてください♪
ローカライズされていないので最初は印象悪いかもしれませんが。
>you-irvingさん
ぜひ、やってみてください♪
単純操作だけど、燃えますよー。
気が付いたら何時間もやってしまうほどの中毒性があります。
olliolliはまだやっていなかったので、僕もやってみます!
>たまによくくるさん
楽しまれているようで良かったです!
トロフィーコンプリートとはかなりハマっている事が分かります。
僕はまだコンプリートしていないので(^_^;)
古典的な面白さが詰まった作品ですので、
特に古いゲームが好きな人ほど楽しめる作品だと思います。
装備の強化でスコアを伸ばしやすくなる点は、
最近のゲームっぽいなーと思いましたけどね。
プレイするまでのハードルは高いと思いますが、
この記事を読んで少しでも多くの方が触ってくれると書いた甲斐があります!
>セシルさん
そうですね、ローカライズされていないとやる気をなくしてしまいますから。
このゲームも最初の5分はすぐにやめようかと思っていたんですよー。
>やゆよさん
ローカライズされていないとやる気がなくなってしまいますもんね。
僕もこのゲームはすぐにやめようかと思ったくらいなので。
>ケンタロさん
それは嬉しい!
見た目は地味なので面白さは伝えにくいですが、
なんとか文章で伝えようと頑張ってみましたので。
>洋インディーゲーって、見た目の地味さをカバー出来るほど面白いものと、見た目通り微妙なものと、見た目はなかなかいいけど雰囲気だけゲーとか、色々あるから、ほんと実際にやってみないとなぁ。
これ、凄い分かります。
見た目が良いほど案外、面白く無かったりとか。
やってみるまで何とも言えないのが良いですね。
余裕があったら海外ストアで発掘してみたいなぁ。
動画みました
何処か懐かしいゲームですね
大分昔、PCのワイヤーフレームだけの
よく似たフリーソフトにはまってたのを
思い出しました
時代は変わってもゲームの本質
面白さは変わらないんだなと
改めて思いました
>ひらこうじさん
ありがとうございます。
インディーズゲームはまだまだ可能性が秘められていますよ。
このゲームは古典的な楽しさが詰まっていて、
レトロゲーム好きほどはまると思います。