2018/04/04/12:00 | ゲームレビュー

ファークライ5【レビュー・評価】新世代UBIゲームを基準に刷新した大安牌の内容!


ファークライ5/PS4 / XboxOne(Z指定)

2018年3月に発売されたPS4/XboxOne「ファークライ5」を今回はレビューします。

PS4/XboxOne「ファークライ5」はアメリカ・モンタナ州のホープ・カウンティを舞台にしたオープンワールドFPSです。

良いところ

のどかなホープ・カウンティ

今作の舞台はアメリカ・モンタナ州のホープ・カウンティとなっています。

これまで舞台だったルークアイランドやヒマラヤ山脈と比べたら魅力に欠けるかな?と思っていましたが、そんな事はなかった!

他のFPSではなかなか見られない大自然を堪能する事が可能で、思わず手を広げて走り回りたくなります。

どこまでも広がっていそうな青空や湖。のどかな平原。

これまでの作品で見られた自然の描写はバッチリで、明るい世界観が好きだと移動をするだけで楽しくなってきます♪

飛行出来る手段の増加で向上した快適性

いやっふぅぅぅぅぅぅ~!!!!!

今作では新たにヘリコプターや戦闘機に乗る事が出来るようになりました!

おかげでドッグファイトが楽しめるようになったほか、広大なフィールドを快適に移動する事が出来るようになったんです!

前作の「4」ではジャイロコプターしか空中移動出来る手段がなかっただけに、ヘリコプターや戦闘機の追加は嬉しい!

さらに今作ではPARK(スキル)をアンロックすることでエアドロップ出来るようになりました!

つまり空高くからファストトラベル(ワープ)する事が可能で、そこからパラシュートやウイングスーツを使って降下出来るようになったんですね。

上手く活用すればヘリコプターや戦闘機が無くても少し離れたエリアまで空中移動する事が出来るので、過去作品で感じられた移動の面倒さが大幅に薄れました!

もちろん、大自然の中でのスカイダイビングも楽しいですよ。

何も考えずエアドロップして空の旅を楽しむのも良いと思います。

スカイダイビングをしていると世界観が似ているPS4/XboxOne「ジャストコーズ3」を思い浮かべてしまった

上手く差別化を図っている3つの地区

本作の目的は、カルト教団に支配された3つの地区を開放する事!

各地区で目的を果たし、ボスを始末する事になりますが、それぞれ上手く差別化を図っていると思いました!

まず、印象的なのがボスのキャラクター性。

たびたび主人公の前に現れ、宗教くさい言葉遣いで色々語って来るんですが、それぞれ異なる手口で地区を支配していて、それがゲームプレイに変化をもたらしているんです。

例えばフェイス・シードが支配するヘンベインリバーでは「祝福」と呼ばれる催眠術に掛かった信者が大量発生していて、プレイヤーに襲い掛かってきました。

他にも登場キャラ、ストーリー、ギミックは地区によって異なるので、まるでエリア分けされた遊園地のようです。

より自然な繋がりとなったメインとサブ要素

ファークライと言えば圧倒的な自由度!

オープンワールドマップの中でメインミッションをこなしつつ寄り道を楽しんでいく作りになっていますが、今作はシステムを大幅に変更してより自然な繋がりになりました!

一番大きいのが、各地区でレジスタンスポイントを溜めることでストーリーが進行するシステムに変更された事。

レジスタンスポイントはメインミッションだけではなく、サブミッションをこなす事でも溜まるので、寄り道がゲーム進行に直接影響を与えるようになったんですね。

もちろんメインミッションの方が圧倒的にレジスタンスポイントが溜まるようになっていますが、寄り道をする事でお金やPARK(スキル)ポイントを多く入手する事が出来るようになっているのでバランスが取れています。

さらに今作ではある程度好きな順番からメインミッションをプレイ出来るようになりました!

これまでの作品では多少の分岐はあったもののメインミッションは順番にクリアしていく形式だったので、これは大きな変化だと思います。

何も考えずプレイするのも良いですが、メインミッションを進めつつ、ついでに人質や指定のオブジェクトを破壊して効率良くレジスタンスポイントを溜めるようなプレイをしていくと面白いですよ~!

より攻略の自由度が高まったステルスアクション

戦闘システムはよくあるFPS形式ですが、過去作品と同じくステルスアクション要素も強かったりします。

つまり、当初は敵に気付かれていないのでこっそり行動して全滅させる事が出来るんですね。

今作でも双眼鏡を使って敵のマーキングが出来たり石を投げて物音を立てる事も出来るので、ステルスアクションも楽しいです!

過去作品で見られた仲間との同行システムは今作にも搭載。

ゲームを進めていくと様々なスキルを持った仲間と一緒に戦う事が可能で、状況に応じて使い分ける楽しさがあります。

仲間の中には人間だけではなく、犬やクマまで居るので愛着を持ってしまいましたw

クマのチーズバーガー、最高!

何気に出来が良い釣りゲーム

今作から新たに加わった釣りのミニゲーム。

自由度が高いゲームではありがちな題材ですが、何気に出来がめちゃくちゃ良いです!

今までにプレイした釣りミニゲームの中でもトップクラスのクオリティ!

まず、感心したのが、キャスティングからヒットまでの流れが超自然なこと。

ヒットした後の操作感覚も直感的で、リールの色で現在の状況が視覚的に分かるようになっていて感心してしまいました。

難易度はそれなりに高いけど、だからこそ釣り上げた時の達成感が大きく、これは病みつきになります!

何気に感心したのが、魚のヌルヌルした質感。

本当にさっきまで水の中にいたかのようなヌルヌルした質感を再現していて、しかもピチピチしているので生きている感が半端ないですw

探索型のサブミッションが面白い!

今作では新たに「プレッパーの宝」というお宝探しミッションが50種類ほど存在します。

このミッション、単に指定の場所まで行って宝を探すだけではなく、謎解きやアスレチック要素もあるのでアクションアドベンチャーゲームのような楽しさがあるんです!

しかもミッションによっては専用に作られた屋敷やダンジョンを探索する必要があるので、冒険している感が半端なかった!

謎解きの中にはアクションアドベンチャーでは王道と言えるものからFPSならではの発想で作られた物もあるので感心させられます。

どうやら「プレッパーの宝」系ミッションは一つ一つ手作業で作られているようなので、これは触れておかないと勿体無いです!

マルチプレイやクリエイトが楽しめるファークライアーケード

過去作品にも存在したマルチプレイやクリエイト要素は今作にも存在します。

今作では「ファークライアーケード」という名のコンテンツで収録されているんですが、これまでよりもスッキリまとまっていて遊びやすくなっていました!

まず、ストーリーモードをプレイしている時でも筐体やポスターに触れたら「ファークライアーケード」へ移行出来るようになったのが良いですね!

おかげで過去作品と比べてマルチプレイが空気になりにくくなっていて、オンラインプレイヤー人口の増加に繋がると思います。

肝心のエディター機能はさらにパワーアップ!

今作では「ファークライ4」「ファークライ プライマル」「ウォッチドッグス」「アサシン クリードIV ブラックフラッグ」「アサシン クリード ユニティ」のオブジェクトも使用出来るようになり、クリエイトの自由度がさらに増しています。

ユーザーが作成したマップはアップロードする事で実際にプレイ出来るので、この恩恵はクリエイターだけではなく、プレイヤーも味わえるようになっていて、例えば前述のゲームタイトルをモチーフにしたパロディステージも楽しめるんです!

各オリジナルマップはチームデスマッチの戦場になるだけではなく、キャンペーンモードのステージにもなるのでまさにFPSツクールをプレイしているかのよう。

1人、もしくは複数人で各ユーザーが作成したオリジナルマップを楽しむのも本作の醍醐味だと思います。

ちなみに今作ではストーリーモードもフレンドと一緒にプレイ出来るようになりました!

フレンドとの協力プレイ要素は過去作品にもありましたが、今作はメインミッションも含めてフルで楽しめるようになっているのでさらに進化しています。

相変わらずUBI CLUBに加入しないとオンラインプレイ出来ないのは煩雑だけど

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個人的に合わない&気になったところ

道中の敵が鬱陶しい

うわぁぁぁぁ~!!!やめてくれ~!!!!!

各地区でレジスタンスポイントを溜めると、道中の敵による攻撃がどんどん激しさを増していきます。

最終的には戦闘機が空を飛び回るようになるので、スローライフどころじゃありませんw

そのためNPCとの会話を妨げられたり、のんびり釣りをしていると爆風に巻き込まれてしまいます。

ある意味、リアルではありますが、特にNPCとの会話を妨げられるとミッションを進められないので困りました。

あまりにも鬱陶しいので、NPCの会話をスキップして強引にストーリーを進めてしまいましたよw

熱中度が下がったストーリー

「ファークライ」シリーズと言えば狂気に満ちたストーリーですが、今作はいつもよりも熱中度が低く感じます。

精神世界にいきなり連れて行かれるなど予想外の展開はありますが、各地区を支配しているカルト教団を倒すという目的がハッキリし過ぎているためどこかルーチンワーク化しているところがあり、過去作品と比べたらストーリーには引き込まれませんでした。

また、主人公がアバターになったため会話が一方通行になってしまい、そのうえカルト教団の哲学を長々と聞かされるので、自分自身が精神世界へ連れて行かれそうになりますw

そのせいで睡魔に襲われる事もあって、ストーリーの熱中度は過去作品よりも低く感じました。

あと、広告で推しまくっているジョセフ・シードはカルト教団の預言者という事もあって過激な一面があまり面に出ていないので、「4」のパガン・ミンと比べたらインパクトが薄く感じます。

もう少し変なポーズを決めて暴れまわって欲しかったw

ラストの展開からして、敵に回したらヤバイやつなのは確かですが…

全体のまとめ

シリーズの面白さはそのままにPS4/XboxOne世代のオープンワールドゲームとしてステップアップさせた作品。

それでもPS4/XboxOne「ゴーストリコン ワイルドランズ」やPS4/XboxOne「アサシンクリード オリジンズ」など同時期に発売された同じUBIソフト製オープンワールドゲームに似せている部分が多いためマンネリのような物は感じられましたが、過去作品よりも自由度は確実に高まっています。

相変わらず大自然は美しく、サブ要素も満載なので、題材は狂気に満ちていますが、全体的には遊園地のような遊び場で楽しい作品です♪

新世代UBIゲームを基準に刷新した大安牌の内容!

こんな人には特におススメ。
・オープンワールド好き。
・ステルスアクション好き。
・自然好き。

こんな人にはおススメできない。

・FPSが苦手な人。

ファークライ5/お気に入り度【80/100%】
プレイした時間・・・約30時間


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コメント広場の住人(12)

  1. ヨウタイガ より:

    このシリーズはいつも興味を持つんですが、FPSに慣れていないので二の足を踏んじゃうんですよねー。FPSは、コールオブデューティーを少し遊んだんですが、あまり長くなると酔いそうな感じで断念。なので、まずは安く手に入る3とかから試してみようかなー。
    でも、5の世界観も狂気を感じさせる感じで没頭できそうな感じですね!クリア後レビューも楽しみにしています。

    • kentworld より:

      世界観は明るいのでそういう意味では取っつきやすいんですが、FPSが苦手ですと厳しいかも知れませんね。

      コールオブデューティの方が一本道なので分かりやすくはあると思います。

      しかし、世界観やオープンワールドの楽しさは捨てがたいので、クリア後のレビュー記事ではもっと面白さを伝えたいですね♪

  2. Kiyoppy より:

    4は最近のセールで購入しましたよ、4は。3も所持してますが、PS3を立ち上げるのが億劫なんですよね。
    5も安定のクオリティーみたいなので、先ず4を頑張ります。

    • kentworld より:

      是非、PS4の4をプレイしてみてください!今、プレイしても楽しめると思います♪

      kiyoppyさんはミン様を気に入るかな?

  3. つぐみ より:

    やりはじめたら面白いですね
    FPSでは3D酔いしやすいのですが、このゲームは酔いませんでした。なんでかな?

    どこから攻略しても良いというところが燃えますね。
    とりあえずペット増やそうかなとか思ってます。

    ゴールドエディション買いましたが、シーズンパスとデラックスパックの恩恵がいまのところありません(笑

    • kentworld より:

      今回もつぐみさん好みになっていそうかな?

      3D酔いの要因は人それぞれなのでよく分かりませんが、他の方もファークライでは酔わないと仰っていました。何か秘密が隠されているのかな?

      シーズンパスは今後に期待です!ファークライ3のリマスターとか羨ましい!

      • つぐみ より:

        相変わらずクリアがお早いですな。

        自分はラリラリ地域攻略から開始ですが、まだ入ったばかりです。
        火炎放射器が手に入ったので『汚物は消毒だー!!』を楽しんでいますが、たまに自分にも燃え移り大惨事にw

        このゲームのキャラは肩で息をせずに視点移動が小刻みじゃなく視点が定点ですので酔いづらくFPS初心者向きだと思いました。(3D酔い激しい自分が酔わないのでw)
         キャラ挙動がリアルなFPSとか、とくにスプラトゥーンは視点がコントローラーに連動して視点がブレブレで嘔吐感がMAXです(笑)

        • kentworld より:

          今回も夢中で楽しんでしまいました!やっぱりFPSは没入感が高いですね~!

          「汚物は消毒だー!!」は「3」の名言でしたっけ?火炎放射器も本シリーズの名物ですよね。自分にも燃え移るので使い勝手は悪いですが、敵のリアクションみたさに使いたくなりますw

          3D酔いはほとんどしないのであまり意識していませんが、ファークライシリーズって酔い対策もしっかりしているようですね。

          みなさん、ファークライシリーズでは酔わないと仰るので、3D酔いしやすい人を見かけたらおすすめしてみることにします♪

          • つぐみ より:

            「汚物は消毒だー!!」は北斗の拳の名言ですねw

            モヒカンの雑魚が言い放ってます。多分ググると画像出てきますよw

          • kentworld より:

            失礼しました。無知ですみませんw

  4. ナスタ より:

    クリアしました〜。シリーズ初プレイでしたが明るい世界観のオープンマップを多彩なビークルで移動したり、効率厨的にメインクエストとサブ要素をうまくプレイしたりするのがはまりましたね。特にプレッパーの宝探しが楽しめました。探索要素を上手い具合に作中に落とし込んでいましたね。ギミックもシンプルなものから凝ったものまで様々で印象に残りました。

    戦闘パートは色々できるし、悪くなかったとは思うのですが、ちょっと割合が多すぎるかな〜。何処からでも行けるからか最後まであまり難易度が変わらないので、プレイ時間が長くなるほど単調に感じるようになってしまいました。

    ストーリーは期待していたのですが、正直あまり印象に残っていないです笑
    カルト宗教を描くということでもっと攻めに攻めた内容を予想していただけに、かなり保守的に感じてしまったのは否めないかな。ラストは驚きましたが、何を伝えたかったのか僕にはいまいちわからないままでした。

    全体的には高い完成度で良い作品だったけど、個人的にはもう少し突き抜けた部分があるともっと良かったですね。お気に入り度はkentさんと同じです。

    • kentworld より:

      このゲームも効率厨としては溜まらない魅力がありますよねw

      どのようにレジスタンスポイントを溜めるのか考えるのも面白かったです♪

      プレッパーの宝探しは良い新要素だと思います。時間があったらコンプリートしたいですね♪

      難易度は地区によって異なる印象ですが、いきなり難しいところに行ってから他のところへ行くと簡単に感じてしまうかも。

      ステルスアクションの難易度は仲間キャラが心強い関係で過去作品よりも低く感じました。

      ストーリーは好みが分かれるでしょうね。特に日本だとエンディングでの達成感を求めているでしょうし。

      今作といい、最近のUBIソフトは自社の中で次世代のオープンワールドゲームを確立させようとしているのかも。エリア制圧制システムからはそろそろ一新して欲しいんですけどね~

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