惜しくも発売中止になった任天堂ゲーム7選

どうも!KENT(@kentworld2 )です!

今回は、惜しくも発売中止になった任天堂ゲームを紹介していきますが、まずはひとこと言わせてください。

みなさん、先日は申し訳ありませんでした。

先日、最悪な理由で発売中止になった任天堂ゲームという記事を投稿したんですが、

  • 実際にはそれほど最悪な理由ではなかった
  • 理由と憶測をごっちゃにして語ってしまった

ことで多くの方からお叱りの声をいただき、該当の記事を非公開にしました。

しかし、

  • 惜しくも発売されなかった任天堂ゲームの話をみなさんとしていきたい
  • 知らない人にも伝えたい

という気持ちもあるので、今回、問題があった箇所を訂正して再投稿することにしました。

再投稿するにあたって新たに紹介するタイトルを加えていますし、終盤では最近発売された「ファミコン発売中止ゲーム図鑑」のプチレビューもしていきますので、以前、読んでくださった方もぜひ、最後までご覧になってください。

ディディーコングレーシングDS

まず最初に紹介するのが、DS「ディディーコングレーシングDS」です。

本作はドンキーコングの相棒、ディディーコングが主人公のレースゲームで、1997年に発売されたN64ソフトのリメイク作とアナウンスされていました。

発売が明かされたのは2006年5月のE3。

当時の発売時期は未定で、1枚のスクリーンショットと短いプレイ映像が公開されたのみでした。

それから約1年後、海外では無事に発売されましたが、日本では一向に発売されず、スケジュール表からはひっそりと削除されてしまいます。

何故、海外では発売されて日本では中止になってしまったのでしょうか?

正確な理由は不明ですが、開発元であるレア社との権利問題が関連していると言われています。

レア社はかつて、任天堂の右腕的な存在で、「スーパードンキーコング」「バンジョーとカズーイの大冒険」「ゴールデンアイ007」などのヒット作を生み出してきました。

しかし、2002年秋。

パソコンのWindowsで知られるマイクロソフトに買収されてしまい、同社が展開するゲーム機、Xboxソフトの開発に力を入れていきます。

その一方でXboxとは直接競合しない任天堂の携帯ゲーム機ソフト開発は引き続き行っていたんですが、大半のタイトルは国内では発売されませんでした。

また、本作に登場するディディーコングは任天堂が権利を。

バンジョーやコンカーはレア社を買収したマイクロソフトが権利を持っているので、その辺りも発売されなかった要因としてはあるんじゃないかと推測されます。

個人的にはN64版にハマっていたのでDS版も出してほしかったんですけどね。

「ディディーコングレーシング」は一見すると「マリオカート」のようなレースゲームに見えますが、レースカー、ホバークラフト、飛行機といった3種類の乗り物を使い分けられる点。

同じタイプのバルーンを取ることでアイテムが3段階までパワーアップする点。

そしてストーリーに沿って箱庭マップを探索していくアドベンチャーモードを搭載している点などで差別化を図った良作だったりします。

それだけに新モード、新コースなどが追加されたDS版も日本で発売してほしかったんですけどねぇ。

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星のカービィGC

続いて紹介するのが、「星のカービィGC」です。

本作は人気2Dアクションゲーム「星のカービィ」シリーズのゲームキューブ版で、最大4人での同時プレイが特徴となっていました。

発売が明かされたのは2004年秋。

それから半年後の2005年初夏に開催されたE3では動画も公開され、開発は順調に進んでいたものだと思われました。

が、本作も発売中止になってしまいます。

順を追って説明させていただきますと、本作は当初、2006年に発売される予定でした。

しかし、2005年のE3から続報が明かされず、そうこうしているうちにゲームキューブの後継機となるWiiの発売が近付いてきます。

その後、ゲームキューブソフトではなくWiiソフトとして発売することになりましたが、一向に続報が明かされず、タイトルも「星のカービィ(仮称)」のまま変わることなく4年近くもの歳月が経ってしまいました。

そして2010年夏。任天堂の決算発表資料でWii版「星のカービィ」の欄がひっそりと削除されてしまい、発売中止になることが判明しました。

初公開から6年。カービィファンにとってはあまりにも悲惨な出来事でした。

据え置き機で久々に遊べる正統派のカービィとして期待していたんですけどねぇ。

何故、発売中止になったのでしょうか?

要因として考えられるのが、シングルプレイとマルチプレイの両立です。

「星のカービィGC」では最大4人で一緒に遊べることが大きな特徴でしたが、その場合、1人で遊んだ時と2~4人で遊んだ時のゲームバランスを変えないといけません。

そうなると敵の配置、体力、仕掛けなどの調整が非常に難しくなってきます。

普通のゲームであるならまだしも、カービィの場合、何十種類ものコピー能力が使えるので、見た目からは想像もつかないほど開発が難航したのではないでしょうか?

ましてや据え置き機の場合、1つの画面を共有して遊ばないといけません。

そうなると画面のスクロールをどうすれば良いのかとか、色々と考えることが出てくるので、当時のノウハウでは意外と難しかったのではないかと推測されます。

実際、任天堂公式サイトに掲載されている「社長が訊く」星のカービィWii にて川瀬さんが

ゲームキューブで4人同時に遊べることをコンセプトにしたカービィでしたが、シングルプレイとマルチプレイを共存させることの難しさを感じた

と仰っています。

このように「星のカービィGC」は惜しくも発売されずに終わってしまいましたが、2011年秋。

本作のコンセプトを継承した「星のカービィWii」が発売されました。

「星のカービィWii」はカービィの正当な新作で、「星のカービィGC」の大きな特徴だった最大4人での同時プレイはもちろん、おんぶも継承しています。

同作の開発は約1年半で済んだようですが、その間に「星のカービィGC」を含む3作品が作られていたようで、実は、かなりの難産だったんですね。

その甲斐あってか「星のカービィWii」はユーザーからの評価が非常に高く、後に発売された「トリプルデラックス」「ロボボプラネット」「スターアライズ」にも大きな影響を与えました。

「星のカービィ64」から「星のカービィWii」までの11年間。

据え置き機向けの正統派カービィは全く発売されず、水面下で作っては壊してを繰り返していたようですが、「星のカービィWii」がカービィの新たなスタンダードになったことを考えると賢明な判断だったのかもしれません。

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MOTHER3

3本目に紹介するのが、N64版「MOTHER3」です。

「MOTHER3」と言えば2006年にゲームボーイアドバンスで発売されたRPGですが、実は、当初はN64ソフトとして発売予定でした。

さらに言うと一度は発売中止になっていたりします。

順を追って説明させていただきますと、「MOTHER3」は1997年にN64ソフトとして発売が予定されていました。

サブタイトルも決まっていて、この段階では「キマイラの森」であるとアナウンスされていました。

その後、対応機種が64DDに変更されてサブタイトルが「奇怪生物の森」になったのかと思ったら1999年夏。

「豚王の最期」に変更され、対応機種も64DDからN64に再び変わり、2000年5月に発売予定であることが明かされます。

この頃にはプレイ映像が公開され、同時期に開催されたニンテンドースペースワールド99ではプレイ可能な状態で出展されていたので、開発は順調に進んでいたと思われていました。

が、2000年に入ると発売時期が2000年内、未定に変更。

雲行きが怪しくなります。

そして2000年8月。

開発中止になることが発表されました。

何故、発売中止になってしまったのでしょうか?

要因としては、

  • 風呂敷を広げすぎて開発の作業量が膨大になった
  • ゲームキューブ、ゲームボーイアドバンスといった次世代機の企画が立ち上がり、N64版「MOTHER3」の開発に注力できなくなった

などが挙げられます。

開発中止が決まった同時期。

生み親である糸井重里さんが運営するサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」では「MOTHER3~待っていてくださった皆さまへ~ 」という題で糸井さん、宮本茂さん、岩田聡さんの3人による座談会が行われました。

そこでは発売したくてもできなかった3人の悔やむ気持ちが赤裸々に語られており、今も閲覧可能な状態だったりします。

今でこそ「こんなこともあったんだ」で済まされそうですが、当時はめちゃくちゃショックを受けていました。

というのもぼくはTV番組、64マリオスタジアムで流れていた「MOTHER3」の映像をビデオに録画して何十回も繰り返し見るくらい楽しみにしていたからです。

同じように感じた人も多かったようで、同時期に発売されたゲーム雑誌、64ドリームの読者コーナー、64フォーラムでは読者の様々なお便りが掲載されていました。

6年経っても完成に漕ぎ着けなかった開発陣を責める人。発売中止を残念に思う人。

楽しい話題が多いゲーム雑誌としては異常な空気が漂っていたことをよく覚えています。

このように最悪な理由で発売中止になってしまった「MOTHER3」ですが、2003年4月。奇跡が起きます。

なんと、「MOTHER1+2」がゲームボーイアドバンスで発売されることになり、同作のTVCMで「MOTHER3」を開発中であることが発表されました!

そして2006年。初公開から実に9年もの時を経て「MOTHER3」がゲームボーイアドバンスで発売されます。

当初予定されていたN64版とは違い、グラフィックは3Dポリゴンからドット絵に。

ストーリーは12章から8章に縮小されてしまいましたが、出ないものだと思われていた作品が発売されたことに感動したのをよく覚えています。

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コンカーズ・バッド・ファー・デイ

続いて紹介するのが、N64で発売が予定されていた「コンカーズ・バッド・ファー・デイ」です。

本作はアカリスのコンカーが主人公の3Dアクションゲームで、開発はレア社が担当しています。

コンカーはさきほど紹介した「ディディーコングレーシング」にも登場したキャラクターで、当初は可愛らしい印象を持っていました。

が、実はとんでもない奴で、「コンカーズ・バッド・ファー・デイ」では殺害や強盗を行う描写が描かれています。

そのためか日本での発売は中止。海外のみ2001年に発売されました。

その後、続編の「コンカー ライブアンドリローデッド」が2005年に発売。

さらに2015年にはXbox One用ソフト、「レアリプレイ」内に「コンカーズ・バッド・ファー・デイ」の海外版が収録されました。

こちらは国内でも発売されたのでプレイしてみたところ、これはヤバいです!

一見すると「バンジョーとカズーイの大冒険」のような3Dアクションゲームのように見えますが、ブラックジョークの度が過ぎており、N64の健全なイメージとは真逆のゲームだと思いました。

例えばお尻からブリブリ出てくる物体だらけのステージが登場したり、男の子の股間に付いたゾウさんから出てくる水を敵にぶっかける要素も存在するんですよ。

極めつけが部位欠損描写!

なんと、可愛いコンカーでさえも人体がバラバラになってしまうことがあるんです!嘘ではありません!本当です!

よく黒い任天堂なんて言われますが、それが可愛く感じるくらいのレベルでやりたい放題やっています。

N64「バンジョーとカズーイの大冒険」に登場する野菜のザコ敵を攻撃するとバラバラになりましたが、あのような描写が苦手な人は絶対に触れてはいけません。

ちなみに進行形式は一本道で、ストーリーの進行フラグを立てるまでのルートはほぼ固定だったりします。

ですので、「バンジョーとカズーイの大冒険」や「スーパーマリオ64」ほど自由度が高いゲームではないと思いました。

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ゼルダの伝説DD

続いて紹介するのが、「ゼルダの伝説DD」です。

本作はN64で発売された「ゼルダの伝説 時のオカリナ」の拡張ディスクで、同作のダンジョンマップが変化することでより手応えのある謎解きを楽しめるというものでした。

対応機種は64DD。

ロクヨン本体下部に取り付けるゲーム機で、38MBもの書き換え容量をウリにしていました。

「ゼルダの伝説DD」ではその書き換え容量を活かし、あの名作「時のオカリナ」をさらに深く楽しめるゲームとしてアナウンスされていましたが、2001年。

発売中止になることが明かされました。

何故、発売中止になったのかと言うと、対応機種となる64DDが全く売れなかったからです。

64DDはロクヨン本体下部に取り付けるゲーム機でしたが、

  • 当初はクレジットカードがないと購入できなかった点
  • 会員サービス、ランドネットへの入会が必須だった点

などが影響してたったの1.5万台しか売れませんでした。

そんなゲーム機で「ゼルダの伝説」の関連作を出しても売れる未来は見えないので、発売中止になってしまうのは無理もありません。

このように残念なカタチで終わってしまった「ゼルダの伝説DD」ですが、意外なカタチで復活を遂げることになります。

なんと、2002年12月に発売された「ゼルダの伝説 風のタクト」の予約特典として配られることになったんです。

配られることになったのは「ゼルダの伝説 時のオカリナGC」というゲームキューブ用ソフトで、同作には

  • ゲームキューブ版「時のオカリナ」
  • 64DDで発売が予定されていた「ゼルダの伝説DD」を元にした「時のオカリナ 裏」
  • ゲームキューブ新作ソフトの映像

が収録されていました。

「時のオカリナ 裏」はマップの構造やストーリーこそは通常の「時のオカリナ」と変わりありませんでしたが、ダンジョンに設置された仕掛け、敵の配置・種類は大幅に刷新。

一度ゲームをクリアした人でも新鮮に楽しむことができます。

ただ、「時の歌」を奏でることで出現する時のブロックを使った謎解きが目立つなどの強引な部分も散見され、1つの製品として売り出すのはやや厳しい気もしました。

「ゼルダの伝説DD」が発売中止になった最大の要因は64DDの販売不振だと思われますが、もしかしたら納得がいくクオリティに達していなかったのもあるのかもしれません。

ちなみに「時のオカリナ 裏」は2011年に発売されたリメイク作の「ゼルダの伝説 時のオカリナ3D」にも収録されています。

こちらはダンジョンに設置された仕掛け、敵の配置・種類が「表」版から変化していることに加え、マップの反転、ダメージ量2倍といった調整も加えられているので、さらに難易度が上がっていましたw

謎解きはもちろん、戦闘も難しかったので、体力の最大値が少ない段階で挑むことになる「森の神殿」でのスタルフォス戦では何度ゲームオーバーになったことかw

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コロコロカービィ2

続いて紹介するのが、ゲームキューブで発売が予定されていた「コロコロカービィ2」です。

「コロコロカービィ」は2000年にゲームボーイカラー専用ソフトとして発売されたボールアクションゲームで、動きセンサーによる転がしアクションが特徴となってます。

そんな「コロコロカービィ」の続編がゲームキューブで発売されると2001年に発表されましたが、惜しくも発売中止になってしまいました。

一体、何があったのでしょうか?

順を追って説明させていただきますと、ゲームキューブで予定されていた「コロコロカービィ2」はゲームボーイアドバンスとの連動を活かした作りになっていて、アドバンスを傾けることで前作と同等の操作感覚を実現しようとしていました。

そのうえ前作とは違い、カービィを転がすことでTV画面とアドバンスの画面を行ったり来たりできるという玉転がしゲームとしては贅沢な作りになっていたんですが、発表から少し経ってから信じられない出来事が発生します。

なんと、タイトルが「コロコロカービィ2」から「Roll-o-Rama (ロール・オ・ラマ)」に変更されてしまいました。

えーっと・・・カービィの「カ」の字も無いんですけどw

なんでも任天堂によると

ゲームキューブとアドバンスの連動を活かした新しいゲームなのでキャラクターをカービィにしてターゲットを絞るのは勿体ない

ということでオリジナルタイトルとして売り出すことにしたようなんですが、それにしたって「ロール・オ・ラマ」というタイトルはキャッチーさに欠けますよw

その後、「ロール・オ・ラマ」は続報が明かされることなく、結局、発売されませんでした。

TV画面とアドバンスの画面を行ったり来たりできる玉転がしゲームということで期待していたんですけどねぇ。

Switchや3DSには加速度センサーが内蔵されているので復活に期待しているのですが、一向に発表されないのでガッカリしています。

「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」の

  • シズ・カフィの祠:シズ・カフィのからくり
  • ミャマ・ガナの祠:ミャマ・ガナのからくり

では本体やJoy-Conを傾けて玉を転がしていく謎解きがあったので、それを応用して「コロコロカービィ2」をSwitchで出してくれと思ってしまいましたよ。

ちなみに掲載している画像はゲームボーイカラーで発売された「コロコロカービィ」の1作目なんですが、実はこれ・・・

ゲームキューブを傾けながら撮影していますw

いや、本作の映像をキレイにキャプチャーする場合、ゲームキューブのゲームボーイプレイヤーを使ってTV出力しないといけないんですよ。

その場合、コントローラを使って遊ぶのではなく、ゲームキューブ本体を傾けないといけないんですよねw

傾けるだけならまだしも、ジャンプをする場合は本体を跳ね上げないといけないので、いつ、ゲームキューブ本体が逝ってしまわないかヒヤヒヤしながら遊んでいますw

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スーパーマリオ64-2

最後に紹介するのが、「スーパーマリオ64-2」です。

「スーパーマリオ64」と言えば3Dアクションゲームの金字塔を打ち立てた伝説のゲームですが、実は、続編が予定されていたんですね。

対応機種は64DDというN64の下に取り付けるゲーム機で、マリオだけではなくルイージも操作できるとアナウンスされていました。

が、本作も発売中止になってしまいます。

順を追って説明させていただきますと、本作は1996年に64DD用ソフトとして発表されていました。

その後、続報が全く出ることなく1999年、発売中止になったことが明かされました。

理由は不明ですが、要因としては開発の遅れがあると思っています。

開発中止が決まった1999年当時はN64が発売されてから3年が経ち、後継機となるゲームキューブへの移行が進み始める頃でした。

任天堂としてはN64よりもゲームキューブの仕込みをする時期になるので、予定されていた「スーパーマリオ64-2」は仕切り直しにしてゲームキューブ向けの新作「スーパーマリオ サンシャイン」を作り始めたのでしょう。

この決断で不遇だったのがルイージです。

「スーパーマリオ64-2」の目玉要素はルイージが操作できることだったのに、「スーパーマリオ64」の実質的な続編となる「スーパーマリオ サンシャイン」では操作できませんでしたからね。

ルイージ言えばぞんざいに扱われたり、永遠の二番手と揶揄される不遇なキャラクターですが、「スーパーマリオ64-2」の発売中止事件を見てもその一端が垣間見えますねw

しかし、ルイージも2000年代に入ると徐々にスポットが当てられます。

2001年には彼が主人公の「ルイージマンション」が発売され、2004年に発売されたDS「スーパーマリオ64 DS」では操作キャラとしても使えました。

それも見た目が違うだけではなく、マリオよりもジャンプ力が高かったり、泳ぐスピードも速かったので、ルイージが使えるようになってからは彼ばかりを選んでいましたね。

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惜しくも発売中止になった任天堂ゲーム7選のまとめ

ここまで発売中止になった任天堂ゲームを7本紹介してきました。

N64で発売された名作レースゲームをリメイクした「ディディーコングレーシングDS」

最大4人での同時プレイに対応した「星のカービィGC」

全12章の壮大なストーリーを体験できたN64版「MOTHER3」

コンカーの最悪な一日を描いた「コンカーズ・バッド・ファー・デイ」

「時のオカリナ」のダンジョンマップが変化することでより歯ごたえのある謎解きを楽しめた「ゼルダの伝説DD」

ゲームキューブとゲームボーイアドバンスの連動機能を活かした「コロコロカービィ2」

ルイージが操作キャラとして使える予定だった「スーパーマリオ64-2」

多くのタイトルはカタチを変えて世に送り出されましたが、こうしてみると任天堂の職人気質な姿勢が垣間見えますね。

ゲームソフトは納得がいく完成度に達するまで発売しない。

発売中止になった任天堂ゲームの情報を調べてみると任天堂の強いコダワリが伝わってきます。

近年の任天堂はゲームソフトの発表が遅く、完成に近付くまでは発表しない方針を取っていますが、もしかしたら水面下ではぼくらが知らないような人気シリーズの新作がお蔵入りになっているのかもしれませんね。

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おまけ

最後におまけとして2021年4月に発売された「ファミコン発売中止ゲーム図鑑」のプチレビューをしていきます。

本書は発売中止になったファミコンゲームの情報がまとまっているので、今、改めて見ると意外な発見があって面白いんですよね。

例えば「ドンキーコングの音楽あそび」という学習ソフトがファミコン初期に発売予定だったことはご存知でしょうか?

ぼくは知らなかったので「へぇ、こんなタイトルが予定されていたのか」って思いましたね。

ただ、デザインやタイトルが変更になったタイトルの紹介が全体の半数近くを占めているので、発売中止ゲーム図鑑として見たら若干、物足りない印象があります。

個人的にはファミコンだけに留まらず、スーファミとか、N64とか、もっと後に発売されたゲーム機の発売中止ゲーム図鑑が出てくれたら嬉しいですね。

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本記事の動画版

 




3件のコメント

ゼルダの伝説DDと裏オカリナはまた別のゲームという話を聞いたことがあります
時オカをベースにした作品はDDとムジュラと裏オカリナがあって、結局発売されなかった(から詳細がわからない)という理由で混同されがちですが
DD版は追加コンテンツ、裏オカリナは単体のソフトで開発時期も異なる別物だとか

こういうのって何故かテンション上がりますよね
まぁ本当は中止にならずに発売してくれた方が何倍も嬉しいんですけどね