どうも!KENT(@kentworld2 )です!
今回はiOS/Android「ピクミン ブルーム (Pikmin Bloom)」のレビューをしていきます。
本作はスマホの位置情報を使ったウォーキングアプリで、厳密に言えばゲームではありません。
ですが、シミュレーションゲーム的な要素があるので、ついつい起動してしまうような中毒性があるんですよね。
スマホゲームにありがちな課金要素も控えめなので、ストレスを感じずに遊べました。
ここからはそんなiOS/Android「ピクミン ブルーム」の良いと思った点から語っていきます。
本記事のレビューはバージョン56.1のものです。アップデートによって細かい仕様が変わる可能性があります。
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- スマホの位置情報を使ったウォーキングアプリ。
- 各地を歩くことでピクミンを育つ。
- 育てたピクミンから手に入る花びらを歩いた場所に植えることもできる。
初リリース日 | 2021年11月1日 |
対応ハード | iOS/Android |
ジャンル | 実用 |
価格 | 基本プレイ無料 |
推定クリア時間 | なし |
発売元 | Niantic |
目次
良いところ
持ち歩きたくなるシステムが満載
冒頭でもお話したように、本作はウォーキングアプリです。
スマホを持ち歩くことで歩数が加算されていく歩数計のようなアプリとなっています。
ですので歩かないと始まらないんですが、歩きたくなるようなシステムが満載なんですよね。
まずは自分のアバター(Mii)を作成し、ピクミンの種を埋めていきます。
で、一定数を歩くとピクミンが誕生。
引っこ抜くとピクミンがMiiについていきます。
ピクミンの種をたくさん持っている場合、これを繰り返すことで
① 種を植える → ② 歩いて育てる → ③ 引っこ抜く
というサイクルが生まれ、たくさんのピクミンがついてくるようになるので、どんどん歩きたくなるんですよね。
では、ピクミンの種はどうやって入手するのかというと、
- 各地を歩く(もしくは発信機を使う)
- 種が見つかる
- ピクミンにおつかいをお願いして取ってきてもらう
といった手順を踏むことで手に入ります。
ということはですね、
① 歩く → ② 種を発見する → ③ ピクミンにおつかいをお願いする → ④ 種を入手
というサイクルも生まれるので、ますます歩きたくなるんですよ。
しかもですね、歩いた場所に花を植えようと思ったらまた違ったサイクルが生まれたりします。
花を植えるにはピクミンの頭に咲いたツボミを育てないといけません。
では、どうすれば育つのかというと、エキスを与える必要があります。
エキスはおつかいで手に入るフルーツから入手できるので、これを繰り返していくと、
① ピクミンにおつかいをお願いする → ② エキスが手に入るフルーツを入手 → ③ ピクミンにエキスを与える → ④ 頭の花が育つ → ⑤ 各地を歩いて花を植える
なんてサイクルが生まれるんですね。
ここまで3つのサイクルを紹介してきましたが、どうでしょうか?
続けていくとこんなにも多くのサイクルが生まれてくるので、シミュレーションゲーム的な中毒性があるんですよね。
チャレンジやレベルの要素によってピクミンを育てたり花を植える必要性が生まれていますし、気が付いたら起動するのが日課になってしまいました。
1日の記録はライフログとして残すことができます。
残せるのは歩いた歩数、撮影した写真、簡単な日記など。
あくまでも簡易的なので半永久的に残すには不向きですが、「ピクミン ブルーム」にハマっている間に活用する分には良い機能ですね。
デコピクミン集めが楽しい
「ピクミンブルーム」最大の魅力となるのが、デコピクミンのコレクションです。
デコピクミンは特別な見た目をしたピクミンで、アイテムを身に着けています。
被り物をしていたり、コスプレをしていたり。
色んなタイプが存在するので、集めたくなってしまうんですよね。
では、どうやってデコピクミンにするのかというと、ピクミンの好感度を最大まで上げないといけません。
好感度を上げるにはエキスを与えないといけないんですが、大量に与えると食べなくなるので、日を置く必要があります。
好感度が最大になったらおつかいイベントが発生。
おつかいイベントを終えるとデコピクミンに変身します。
変身するデコピクミンのタイプは入手した種の場所で決まるので、色んなところを歩きたくなるように作られているんですね。
その事実に気がついた時、ぼくは思いました。
「このアプリ、よくできている!」と。
「ピクミン」に興味があること前提ではありますが、シリーズのファンでしたら楽しめると思います。
癒やし要素が強い
「ピクミン」本編はダークな一面が意外と強かったりします。
原生生物はピクミンたちを容赦なく食べますし、ピクミンたちも生物を倒して遺体を運んで自分たちの種に変換させますからね。
一方、本作はダークな一面を排除。
ピクミンたちに倒してもらう対象は攻撃をしないキノコ(※)に変わり、敵は出てこないので、弱肉強食的な描写は影を潜めています。
また、BGMもほんわかした感じとなり、主人公は真ん丸なMiiに変わったので、癒やし成分が強くなっています。
本編のダークな一面に慣れていると物足りなく感じるかもれませんが、これはこれで癒やされるので、ぼくは好きですね。
まあ、本作からピクミンに入った人が本編をプレイしたらギャップを感じてしまいそうですがw
キノコはおつかいをお願いすることで破壊できます。
AR機能が最高!
本作はAR機能に対応しているので、日常生活の中にピクミンを登場させることができます。
これはピクミンとの相性が抜群の機能だと思いました。
ピクミンの世界観って現実に近い感じですし、身長が3cmという設定ですからね。
小物と一緒に撮影した時のピッタリ感が凄いので、ピクミンのARアプリとしても優秀だと思いました。
まあ、平らな場所でないとAR機能が作動しないので、上手くいかないことも多々ありますが。
注意点
フレンドとの駆け引きは控えめ
良いところでも触れたように、本作はゲームではなくウォーキングアプリという立ち位置です。
そのためかフレンドとの駆け引きは控えめに感じました。
フレンド登録の要素はあるんですが、できることはレベルの共有やポストカードの受け渡し、チャレンジの参加くらい。
毎日の歩数を競うとか、デコピクミンの数を競うとか、そんな要素はありません。
この辺りを具体化することで競争心が生まれて中毒性が上がるとは思うんですけどね。
作風やコンセプト的にあえてしていないんじゃないかと思います。
ですのでゲームらしい駆け引きを求めたら物足りなく感じるかも知れません。
ピクミン ブルーム (Pikmin Bloom)のレビューまとめ
毎日の生活が少し楽しくなるウォーキングアプリ。
ぼくは「ピクミン」が好きなので、1年以上プレイしています。
駆け引きは控えめなんですが、シミュレーションゲーム的なサイクルが満載なので、つい起動してしまうんですよ。
「ピクミン」が好きですと楽しめると思うので、生活のお供にダウンロードしてみるのはどうでしょうか?
こんな人には特におススメ。
・ピクミン好き。
・ウォーキング好き。
こんな人にはおススメできない。
・ピクミンが嫌いな人。
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