どうも!KENT(@kentworld2 )です!
今回は「8番のりば」のレビューをしていきます。
このゲームを一言で表すと、めちゃくちゃ怖い!
ぼくはホラーゲームに耐性がある方なんですが、そんな者でも本作をプレイした時はドキドキしましたw
どのくらい怖いのかと言うと、「8番出口」の3倍くらい。
同作もホラー要素が見受けられましたが、恐怖度がさらに増しています。
反面、演出重視の内容になっている印象で、前作と比べてゲーム性が薄れているような気がしました。
ここからはそんな本作をプレイして感じたことを語っていきます。
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- 電車内を舞台にした一人称視点のウォーキングシミュレーター。
- どこまでも続く電車内を進むと異変が発生する。
- 異変の中にはプレイヤーを襲ってくるものがあるので対処していく。
初リリース日 | 2024年11月28日(Switch版) |
対応ハード | Switch/PS5/PS4 |
ジャンル | アドベンチャー |
価格 | 470円(税込) |
推定クリア時間 | 30分~1時間 |
発売元 | PLAYISM |
目次
良いところ
異変を対処する斬新なゲームデザイン

本作のルールは簡単!
どこまでも続く電車内の奥へ進んでいくだけです。
車両の構造は基本的には一緒で、左右には赤いソファーや吊り皮が。
壁や天井には電車内広告が設置されていて、乗客はおじさんくらい。

一見すると何の変哲もない車両ですが、ある程度進んでいくと異変が発生。
吊り革が激しく揺れたり、床に赤い手形がたくさん付いていたり。
いつもとは違った現象が発生します。
その中にはプレイヤーを襲ってくるものがあるので、捕まらないよう対処しないといけません。
何故なら捕まってしまうと最初からやり直しになってしまうからです。
実は本作、異変を8連続で対処するとクリアできるようになっていて、捕まってしまうとカウントがリセットされる仕組みになっています。

そんな異変ですが、ヒントが少ないので、初見だと対処するのが難しいんですよね。
何も考えずに進んだら化け物に襲われるとか。
思わぬ不意打ちを食らってしまうことがあるので、少しでも異変を感じたら構えないといけません。
「8番出口」がヒットして次はどんなゲームを出すのかと思っていましたが、こう来るとは思いませんでした!
普通だったらゲーム性はそのままにして舞台を変えるものなのに、異変を対処するゲームにしてくるとはねw

↑異変の中には車両に隠された細かい違いを探さないと行けないものもあります。
これに関しては「8番出口」に近いところがありました。
桁違いの恐怖感

本作最大のポイントが、桁違いの恐怖感です。
ホラーゲームは数あれど、こんなに怖いゲームはなかなかありません。
なぜそんなにも怖いのか?
理由としては大きく分けて3つあって、1つめは雰囲気作りの上手さです。
今作も現実世界を忠実に再現しているので、プレイしているときの臨場感は相当なものでした。
グラフィックがキレイなのは言わずもがな。
環境音も説得力抜群で、電車が進んでいく走行音や足音、蛍光灯の「ジー」という音。
異変発生時の不協和音など、細かいところまで丁寧に作られているので、その場にいるような感覚を味わえました。

2つめの理由は、演出面のセンスです。
ネタバレになるので具体的には言いませんが、異変の中にはホラー映画のような演出が含まれているので、初見時のインパクトは相当なものでした。
リアクションが凄い人にやらせたら面白いことになるのではないでしょうか?

そして3つめの理由は、戻されることの恐怖です。
先ほども触れたように、異変を対処できなかったら最初からやり直しになってしまいます。
終盤になってくると失う恐怖も感じるようになるので、ホラー感が強調されている印象です。
8回連続で対処するとクリアになりますが、もっと異変の種類を増やして30回連続でクリアできるモードが搭載されたらどうなるのか見たくなりましたw
ファンには嬉しい8番出口ネタ

本作は「8番出口」の続編になるので、同作のネタも見受けられます。
最大のポイントは、おじさんの続投でしょうか。
今作では座ってスマホをジッと見つめていますが、相変わらずお行儀が良いので、イケオジ感が凄いですw
そんなおじさんですが、異変が発生すると豹変するので、普段とのギャップに驚きましたw

「8番出口」ネタとしては他にも◯◯があります。
これはトップシークレットなので、完全クリアして確かめてみてください。
ちょっとした考察要素があるので、想像してみると「8番出口」ワールドを楽しむことができます。
惜しいところ
ゲームとしてはやや物足りない

本作に登場する異変は31種類。
そのうちの3割くらいは何もせずに次の車両へ進めば良いので、ちょっと物足りなく感じました。
前作のように分かりにくい異変があって、見つけられなかったら不意打ちを喰らうとかあったら手応えが増したと思うんですけどね。
多くの異変がわかりやすいので、今回は素通りすれば良いのか?それとも慎重に進まないといけないのか?割とすぐに分かってしまいました。
その結果、一度でも攻略法がわかればサクサク進めることができるので、2周目以降の難易度がグッと下がっています。
まあ前作のように異変が分かりにくいとサクサク進まないので、それもまた問題だとは思いますけどね。
攻略しやすくなっている分、異変の種類がもっと多ければボリュームと手応えのバランスが取れて良いと思いました(開発者の負担が増えてしまいますが)。
8番のりばのレビューまとめ

「8番出口」とはまた違ったアプローチで作られたユニークな作品。
異変がわかりやすく、一度でも対処法が分かると難易度がグッと下がりますが、初見プレイ時は前作以上に刺激を味わえました。
ワンコイン以下で購入できるので、サクッと恐怖を味わいたい方にはおすすめです!
こんな人には特におススメ。
・ホラー好き。
こんな人にはおススメできない。
・ホラーが苦手な人。
・長く遊べるゲームを求めている人。
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