RIZ-ZOAWD (リゾード)/DS
どうも!KENT(@kentworld2)です!
今回は2008年12月に発売されたDS「RIZ-ZOAWD ~リゾード~」のレビューをしていきます。
DS「RIZ-ZOAWD ~リゾード~」は「ワイルドアームズ」シリーズを手掛けたメディアビジョンが製作したファンタジックRPGです。
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目次
良いところ
DSの限界に挑戦したグラフィック
初めて本作のグラフィックを見た時は驚きました。
DSでこんなに書き込まれたファンタジックな3Dフィールドを歩けるのかと。
実際、本作のグラフィックはDSとは思えないほど美しく、波しぶき、川の流れ、一本一本の木まで細かく3Dで再現されています。
今までに数多くのDSソフトをやってきましたが、ここまで美しい映像のゲームは初めて見ました。
世界観はかの有名な童話「オズの魔法使い」がベース。
まるで夢の中に出てくるような非常に幻想的で美しい世界を表現しています。
BGMのクオリティも最高!エンディングではとても素敵なボーカル付きのBGMが流れてとてもウットリしてしまいました。
僕は発売日に買ったため初回特典のサントラCDを持っていますが、前述の通りBGMのクオリティが非常に高いので今でも時々サントラを聴いていたりします。
本作は確実に雰囲気・BGMの良さが価値を上げていますね。
トラックボールを使った操作
DSで3D空間を移動するゲームで悩みの種となるのが十字キー。
こんなキーでは思うようにキャラクターを動かせません。
本作の場合はフィールド画面でも十字キーを使用せず、DSの下画面に表示されるトラックボールをタッチペンで転がして操作するのでそのような不満はありませんでした。
また、下画面にトラックボールを。上画面にゲーム映像を表示している関係上、タッチペンを握った手がキャラクターに重なって見えなくなる事も無くなったので非常に良い操作システムだと思いました。
戦略性と快適性を併せ持つ戦闘システム
本作の戦闘システムはオーソドックスなコマンドバトルになっていますが、戦略性は高く感じられました。
戦略性を高めているのが限られたコストの中で行動するキャラクターを選択するシステム。
キャラクターによって消費されるコストは異なるので、どのキャラクターを選択して1ターンに何回行動させるのかを選ぶ必要があって普通のコマンドバトルとはちょっと違った駆け引きを楽しめます。
また、ある程度オートでその時の状況に合わせた行動を取ってくれる機能も用意されているので、快適性も併せ持っていると思いました。
惜しいところ
全体の単調さ
全体的には単調に感じました。
各ステージのグラフィックは確かに綺麗ですが、広大に見えるステージでも見えない壁で仕切られた分かれ道がある狭い通路を辿って行くような構成になっており、みんな似たような印象のステージになっているんですよね。
仕掛け自体もゲートを開けるスイッチが設置されているくらいで全体的にメリハリを感じられませんでした。
ユーザーインターフェースの不便さ
ユーザーインターフェースは時代遅れに感じました。
例えば他のRPGとは違って装備品を購入した時に装備の付け替えができないため、いちいちメニュー画面を開いて付け替えをしなければならないんですよ。
装備中のアイテムは売却ができないので強い装備を買って付け替える時は少々不便に感じました。
おまけに他のRPGとは違って購入時に今装備しているアイテムとの能力比較もできないので、この辺りも古臭く感じてしまいました。
視点変更の不便さ
トラックボールの操作は確かに快適なのですが、視点変更の移動速度が遅いため視点を変えたい時には少々不便に感じてしまいました。細い道を辿って行くステージばかりだったのがせめてもの救い。
ストーリー性の低さ
ストーリー性は低いと思います。
本作は今時のRPGとは違い、ムービーは収録されておらず、絵本のようにストーリーが進行していって淡々としています。
なので、ストーリーに期待して本作を買うとガッカリするかも?
あと、進行形式はステージクリア型のワールドマップ制で広大なファンタジー世界を冒険している感は薄いです。
全体のまとめ
全体的にはステージクリア型でゲーム性・雰囲気重視のRPGと言ったところ。
今のストーリーに力が入ったRPGが好きな人にはおススメできませんが、ファンタジックで比較的オーソドックスなRPGをやりたい人にはおススメした作品です。
爆発的な面白さは無いけど、雰囲気が凄く良いのでそこは気に入りました。
こんな人には特におススメ。
・夢の国に行きたい人。
・DSの限界を見たい人
こんな人にはおススメできない。
・単調なのが苦手な人。
RIZ-ZOAWD ~リゾード~/お気に入り度【60/100%】
プレイした時間・・・約25時間
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Nintendo | PlayStation |
Xbox | etc |
グラフィックを見てみるとDSで作っているとはおもえませんね。
俺はストーリをあまり重視しないのでもしプレイするなら楽しめるかもしれません。
シンプルですが、手堅い作りなのである程度は楽しめると思います。古臭さは否めませんけどね(^_^;)
台湾で売ってないけど、たしかに一度検索したことがあります
『オズの魔法使い』のオズってなにでしょうかね
ストーリーの内容はまったく覚えていないです\(^o^)/
十字キーは一部のゲームに良いけど、あっちこっち周るに不向きですね
PSPすらカメラワークに苦労しました
『MGSPW』と『バイオリベ』の操作は面白すぎましたw
このゲームもグラフィックを重視することで、色々犠牲したタイプですね
『FF13』や『TOC』をやってから、ストーリーの面白さを守れないと、ほかにどんな良くても損ないます
これからのゲームはストーリーを大事にすると良いですね
オズは主人公の事では無いんですよね。
タイトルだけを見たら主人公だと思ってしまいますがw
十字キーは3Dゲームと相性が悪いです。
PSPの場合はスティックがね(^_^;)
このゲームはグラフィック重視で犠牲にしたものがいっぱいありました。
やっぱりDSで子のレベルの映像を実現すると無理が生じるんですね。
このゲームは知らなかったです。
確かにDSの3D作品としては相当きれいですね。
DSはかなりCGが荒い作品が多いですからね。
自分が知ってる中でDS作品で綺麗なCGを使ってるのは
CRASH OF THE TITANSのDS版ですかね。
キャラクターデザインは個人的に好きじゃないですけど、可愛らしいですね。雰囲気に合ってそうですね。
こういうゲームって自分は大体ストーリーを重視しちゃうんですよね。だからあまり自分には向いてないですかね・・・?
このゲームも驚くほど売れなかったんですよね。
だからネット上では隠れた良作扱いをされています。
実際に手堅い出来ですが、やっぱり犠牲にしたものも沢山ありましたね。
キャラデザはなんだか古臭いけど、雰囲気は合っていると思います。女性向けなのかも。
個人的に好みの雰囲気です。システムも複雑すぎない感じでいいですね。動画を探して見ましたが、キャラクターの走る姿が疾走感ありますね!
これは万人向けのゲームだと思います。でも、売れなかったんですよねぇ。同時期にDS向けのRPGが出過ぎていて埋もれてしまったんですよ~。確かに疾走感はありました。
(※遅れてスミマセンorz)
やはり楽園=リゾート(リゾード)でしたか!過去にもレビューされてたような
気がしますけど。
今作はWAでお馴染みのメディアビジョンって事で特攻しましたな。DSとして高水準のグラは
メディアビジョンのCG製作班が開発担当でしたからね。戦闘も気を抜いたら全滅するタイプ
だったので見た目とのギャップが逆に新鮮だった。欠点はやはり単調なマップに尽きるかな。
はい!このゲームはクリア後の感想をまとめていた事があります。
今回、改めてレビューしました。
メディアビジョンにこんな技術力があったのかと思いましたよ。
油断ならないメーカーだと思います。
このゲームは以前、グラフィックが綺麗なゲーム特集の記事で挙げてましたよね。
その時からkentさんのレビューを読んでみたかったんですよ。
グラフィックの雰囲気が良いし、トラックボールの操作性が気になるので、いつかやってみたいゲームですね〜。
お、よくご存知でしたねー!ついにちゃんとしたレビューが出来ました。
DSでは1.2を争うくらいグラフィックは綺麗でした。そこは一見の価値があります!
このゲーム、DSなのにフルムービーでOPが入ってるんですよね。そのOP曲も原作のオズの魔法使いのオーバーザレインボーのメロディラインをいれた素敵な楽曲で、初めて聞いたときは泪が止まりませんでした。本当に素敵なゲームだと思います。
そう言う意味でもDSの限界に挑戦していますよね!
あのメロディラインは気に入っていますよ。サントラは残っているので時々聴いています♪