どうも!KENT(@kentworld2 )です!
ローグライクゲームは危険である。
ぼくはいつしか、そんな印象を持つようになりました。
ローグライクとは入る度に地形などが変化するゲームを指しますが、中毒性が高く、止めようと思ってもついプレイを続けてしまうんですよ。
今回レビューするSwitch「Deadly Days (デッドリーデイズ)」も例に漏れず、とんでもない中毒性があります。
ニンテンドーeショップではよく格安セールを行っているのでダメなゲームと思われるかもしれませんが、とんでもない!
フルプライスで販売されている下手なタイトルよりも遥かに面白いので、ローグライクゲーム好きにはぜひプレイしてほしい作品です。
ここからはそんなSwitch「Deadly Days (デッドリーデイズ)」について詳しく語っていきます。
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- ゾンビが徘徊する終末の世界を描いたローグライクゲーム。
- 生存者に指示をして街中でアイテムを集めていく。
- バーガー工場を破壊するのが最終目的。
初リリース日 | 2020年11月19日 |
対応ハード | Switch |
ジャンル | ローグライク |
価格 | 1,300円(税込) |
推定クリア時間 | 1~2時間 |
発売元 | Assemble Entertainment |
目次
良いところ
ゾンビとローグライクを融合
本作で特筆したいのが、ゾンビものとローグライクを融合したゲームデザインです。
ゾンビものと言えば、終末の世界で生き残りをかけたサバイバル生活を送る様子がよく描かれていますよね?
ゾンビに噛まれないよう逃げ回り、各地を探索して食料や武器を確保する。
そんな生活を送りながら何かしらの目標を達成していくのが定番となっています。
本作ではそんなゾンビものをローグライクゲームに上手く落とし込んでいるので感心しました。
プレイヤーは1日のうちに1つだけミッションを選択することができます。
で、ミッションをクリアしたら1日が経過するんですが、その際には食料を1人につき1つ消費することになるんですね。
食料が底を尽きたら問答無用でゲームオーバーになってしまうので、ミッション中にできるだけ集めなければなりません。
しかし、のんびり探索していると夜になってしまい、周囲のゾンビがどんどん強くなっていきます。
最悪、攻撃を一発食らっただけで体力が0になってゲームオーバーになる恐れがあるので、暗くなるうちに探索を切り上げなければなりません。
このような駆け引きはゾンビものならではで、ゲーム性を高める役割を果たしています。
本作で凄いのは、そのうえでローグライク的な要素を加えていることです。
1日のうちに挑戦できるミッションはランダム。
同じように見えるミッションでもプレイする毎にマップの構造から出現するアイテム、スキルまで変化します。
また、食料が底を尽きたり、生存者全員の体力が0になったらゲームオーバー。
1日目からやり直しになってしまい、初期状態に戻されてしまうという、ローグライクでは定番の鬼仕様となっています。
このシビアさが前述の駆け引きと上手く合わさっていて、とんでもない中毒性や緊張感を生み出していると思いました。
近年はローグライクを様々なジャンルとミックスさせる流れがインディーズ界隈で加速していますが、まさか、ゾンビものとの相性がこんなにも良いものだとは思いませんでしたよw
試行錯誤が楽しい
実は本作、マゾゲーと言えるくらい難易度が高めに調整されていたりします。
難易度は「イージー」「ノーマル」「ハード」の3段階に分かれていますが、一番下のイージーモードでもゲキムズですw
食料はすぐに底を尽きますし、ゾンビもどんどん強くなるので、油断していたら一瞬でゲームオーバーになってしまいます。
だからこそ、成長要素が生きているなと思いました。
本作には様々な成長要素が存在します。
生存者にレベルの概念があるのはもちろん、
- 武器
- スキル
- アイテム
- 施設
のセット・強化を行うこともできるので、色んなプレイスタイルが存在するんですね。
ロケットランチャーで豪快に攻めるのか?
1日の時間を長くして探索をじっくりするのか?
生存者を沢山集めて数の暴力で攻めるのか?
などなど、クリアさえできればどんなプレイスタイルで攻めても良いので、試行錯誤が楽しいんですよ。
ゲームクリアまでの流れは
- ランダムで発生するバーガーショップのミッションを4回クリアする
- クリア後に発生する最終ミッションをクリアする
といった感じなんですが、最終ミッションの難易度は尋常ではなく、相当な強化をしないとクリアできないようになっています。
かと言って探索や育成に力を入れ過ぎると食料が底を尽きたり、ゾンビがどんどん強くなるので、短期間でクリアできる攻略法を見つけなければなりません。
ローグライクゲームは駆け引きが強くなりがちですが、本作は群を抜いています。
惜しいところ
ロード時間が長い
ロード時間はシンプルな見た目の割に長く感じます。
特にタイトル画面から拠点メニューへ行くまでに発生するロード時間は20秒を超えていて、ちょっと遅いなと思いました。
フォトリアルのオープンワールドゲームであればまだしも、2Dグラフィックのゲームでなぜこんなにも時間がかかるのでしょうか?
もう少しサクサク動いてくれたら中毒性がさらに高まりそうなので惜しいです。
乱戦になりがち
戦闘は乱戦になりがちで、正確な状況を把握できない時がありました。
乱戦になってしまう要因としては2つあって、1つめはゾンビが増殖を続けることです。
プレイヤーの行く手を阻むゾンビは増殖をするので、モタモタしていると何十体も増えていきます。
そのため大群と戦う機会が多いので、画面がゴチャゴチャしやすく感じました。
2つめは、キャラクターを直接操作できないことです。
大抵のゲームはスティックや十字キーを動かしてキャラクターを操作するものですが、本作では指定の場所へ行くよう指示をしていく形式となっています。
大群と戦う時はそれが仇となってしまい、思わぬミスを招いてしまうことがありました。
Deadly Days (デッドリーデイズ)のレビューまとめ
ゾンビものとローグライクの相性が良いことを実感できる作品。
世界観が暗いうえに2Dゲームなので見た目は地味に感じますが、中毒性が非常に高いので、ハマったら時間が無限に溶けてしまいます。
本作をプレイしてローグライクは危険であることを改めて実感しましたw
このゲーム、息抜きのつもりでプレイしたら大変なことになります。
ゾンビとローグライクを融合させた中毒性抜群の良作!
こんな人には特におススメ。
・ローグライク好き。
・ゾンビ好き。
こんな人にはおススメできない。
・時間がない人。
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