どうも!KENT(@kentworld2 )です!
今回は「ドンキーコング バナンザ DKアイランド&エメラルドラッシュ」のレビューをしていきます。
本作は「ドンキーコング バナンザ」の追加コンテンツで、2,000円(税込)を追加で支払うことでプレイできます。
ただ、本編発売からわずか2ヶ月という早すぎる配信タイミング。さらに「価格に見合っていないのでは?」という声も多く、海外を中心に不満が目立っていたのも事実です。
正直に言うと、ぼく自身もそこまで期待していませんでした。
……が、いざプレイしてみたところ、なんですかこれは!?
本編で味わえた圧倒的な爽快感に危険なレベルの中毒性を掛け合わせてきていて、気づけばプレイタイムが倍以上に膨れ上がっていました!w
確かに遊べるステージの多くは本編の流用です。追加ストーリーや新ボス、完全新規ステージを期待していると物足りなく感じる人もいるかもしれません。
ですが、本作はそこをまったく別の方向で殴ってきます。
独自に作り込まれたゲーム性によって、中毒性は本編以上。遊べば遊ぶほどハマってしまい、抜け出せなくなってしまいましたw
正直、最初は「ちょっと簡単すぎない?」「スコアアタックとして薄くない?」と思っていたんですけどね。
あるラインを超えた瞬間から、一気に面白さが加速。気づけば完全にハマっていて、噛めば噛むほど味が出るスルメのようなゲームに感じました。
本記事ではそんな「ドンキーコング バナンザ DKアイランド&エメラルドラッシュ」に関する魅力を語っていきます。
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- Switch2「ドンキーコング バナンザ」の追加コンテンツ。
- 新エリア「DKアイランド」とローグライトゲーム「エメラルドラッシュ」が追加される。
- 80種類以上のフィギュアを集める要素も追加。
| 初リリース日 | 2025年9月12日 |
| 対応ハード | Switch2 |
| ジャンル | ローグライト/アクション |
| 価格 | 2,000円(税込) |
| 推定クリア時間 | 10~15時間(ストーリークリア) |
| 発売元 | 任天堂 |
目次
良いところ
爽快感と中毒性がとんでもないレベルで融合
本作で真っ先に語りたいのが、爽快感と中毒性がとんでもないレベルで融合している点です!
「ドンキーコング バナンザ」といえば破壊に特化したアクションゲームで、ほとんどすべての壁や地面をぶち壊せる圧倒的な破壊表現が最大の魅力でした。
本作では、その気持ち良すぎる基本システムをベースに、ローグライト要素を大胆に組み込んだ「エメラルドラッシュ」を遊ぶことができます。
スコアを稼ぐゲームで、1プレイは数十分で終了すると聞くと、「ちょっとしたミニゲームかな?」と思うかもしれません。
ですが、それは完全に間違いです。何十時間プレイしてもまったく飽きない、余裕でフルプライス級の奥深さを持った、ガチのメインコンテンツになっています!
その奥深さの正体としてまず挙げたいのが、ノルマという存在です。
「エメラルドラッシュ」では、制限時間内にエメラルドを破壊してスコアを稼いでいきます。
一定時間ごとにノルマが設定され、時間内に目標スコアを超えればラウンドクリアとなり、これを最終ラウンドまで繰り返すことでクリア時のスコアが記録されます。
正直に言うと、序盤は「まあ余裕でしょ」と思っていました。エメラルドを壊していれば、普通にノルマは達成できますからね。
ところが、レベル4あたりから一変。ただ破壊しているだけでは、制限時間内にノルマを超えられなくなってくるんです。
そこで重要になってくるのが「エメラルドパワー」。これは化石などを壊したときにランダムで出現するカードのような存在で、3つの中から好きなものを1つ選んで入手できます。
用意されているエメラルドパワーは100種類以上。どれもクセが強く、敵を倒したときのエメラルド出現量が増えたり、破片を投げて倒したときのエメラルドが増えたりと、プレイスタイルそのものを変える効果が揃っています。
そして本作の本当にヤバいところが、同じエメラルドパワーを入手することで効果が重ね掛けされる点です。
倍率は2倍、4倍、8倍とどんどんインフレしていき、突き詰めると1,000倍、さらには10,000倍まで狙えるようになります。
そうなると敵を1体倒しただけでスコアが数万単位で跳ね上がるようになり、その瞬間の快感は言葉にできないほど強烈です。
もうね、上手くハマった時の気持ち良さはこれ以上ないレベルで、本気でやみつきになります。
ただし、そんな理想的な展開が毎回起こるわけではありません。
入手できる「エメラルドパワー」はランダムで、敵もランダムで発生するミッションでしか出現しないため、狙い通りに行かないことの方が多いですからね。
だからこそ、ランダムな展開をどう読むか?どの「エメラルドパワー」を選び、どう立ち回るか?次のノルマを見越して、何を優先するか?といった判断が、毎プレイ求められます。
この感覚はローグライト(ローグライク)ゲームそのもので、ルールを理解した瞬間から面白さが爆発的に跳ね上がります。
繰り返し遊びたくなるご褒美が満載
このようにスコアアタックとして完成度が高い「エメラルドラッシュ」ですが、やり込みの動機が弱いと人は続かないですよね?
ところが本作の場合、「これでもか!」というレベルでご褒美を用意してきます。
プレイで稼いだスコアはポイントとして蓄積され、一定数貯まるたびに追加ステージ、衣装、レコードが次々と解禁。
「あと少しで開放できる…!」
その気持ちに押されて、気づいたらもう1プレイ、さらにもう1プレイと、完全にやめ時を見失います。
さらにヤバいのが、バナチップを使ったフィギュア収集要素です。
登場するフィギュアは、歴代ドンキーコングシリーズのキャラクターが中心で、ファンなら見ただけでテンションが上がるラインナップ。
しかもその中には、期間限定イベントでしか入手できないキャラクターまで存在します。
今やらないと二度と入手できなくなってしまうかもしれないので、また起動してしまうんですよね。
スコアアタックの爽快感に、コレクション欲と期間限定要素を重ねてくるとは!?この辺りはスマホゲームで見られる中毒性の作り方を上手く輸入した設計だと感じました。
N64世代狙い撃ちのファンサービス
そしてN64世代としてたまらないのが、「DKアイランド」を自由に探索できるという点です。
もうこの時点でファンサービスとして最高に感じました!
しかもですね、島を歩いていると「ドンキーコング64」のDKアイランドをアレンジしたBGMが流れてくるんですよ。
当時遊んでいた者としては聴いた瞬間に記憶が蘇ってきました!
まあ「DKアイランド」の構造自体はN64版と同じではありませんが、それでも「ドンキーコング64」で舞台になったエリアをまた歩ける。この体験だけで、ファンとしては胸が熱くなります。
さらに嬉しいのが、コングファミリーの登場です。ディディーやディクシーたちと並んで一緒に写真撮影ができます。
本編ではレース場など限られた場所にしかいなかったので、みんなと一緒に撮影できるのが嬉しいです!
このように「DKアイランド」はファンサービス満載ですが、実用的な要素もあります。それは、ボーナスエリアが6箇所も存在することです。
ここではゴールドを稼ぎやすいので、本編をやり込むうえでも時短になります。「エメラルドラッシュ」をプレイする毎にバナチップも稼げますし、アイテム入手ブースト系DLCの側面もあると思いました。
惜しいところ
DKアイランド以外のバランスがキツイ
「DKアイランド」以外のステージはバランスがかなりキツいです。
ゲームを進めていくと「DKアイランド」以外のステージでも「エメラルドラッシュ」が遊べるようになります。
「いろんなステージが遊べてボリューム満点じゃん!」
最初はそう思っていましたが、遊んでみると違和感が一気に噴き出します。
ステージによっては一本道構造で、一度進むと引き返すのがとにかく大変ですよ。
自由に壊して、走って、回って、スコアを組み立てていくはずのモードなのに、行動そのものが制限されてしまい、ワープバレルに依存する作りになっています。
そのうえ出現するエメラルドパワー次第でスコアが極端に上下するので、運の比重が高いと思いました。
「上手くなったから伸びた!」ではなく、「引きが悪かったから無理だった…」と感じてしまう場面が多い。これは、やっていて一番テンションが下がるポイントです。
なぜこうなってしまったのか?理由はかなりハッキリしています。
それは、もともと別の用途で作られた既存ステージを、無理やりエメラルドラッシュ用に流用しているからです。
結果として、ゲームシステムとステージ構造がイマイチ噛み合っていません。正直、これでは「もう1回やろう!」という気持ちになりにくいです。
ただし期間限定イベントで遊べるステージは、エメラルドパワーの出現やバランスが明らかに調整されているので、こちらは遊びやすく感じました。
それだけに、同じように通常モードのステージも調整してほしかった。
ステージ数が多くて調整が大変なのは分かりますが、「エメラルドラッシュ」という最高に面白いモードだからこそ、惜しいという気持ちが強くなってきます。
ドンキーコング バナンザ DKアイランド&エメラルドラッシュのレビューまとめ
万人向けの完成度ではないものの、ハマる人にはとことん刺さる、かなり尖った追加コンテンツ。
追加ステージやストーリーは控えめで、新ボスも存在しないので、その点だけを見ると2,000円という価格設定に首をかしげたくなる気持ちも分かります。
ですが一方で、「エメラルドラッシュ」自体の完成度と中毒性は本物で、爽快感・ローグライト性・やり込み要素が噛み合った瞬間の気持ち良さは本編を超えてくる場面すらありました。
という訳でスコアアタックが好きな人、数字がインフレしていく快感に弱い人、そしてドンキーコングシリーズのファンであれば、気づいたら何十時間も溶かしている危険な追加コンテンツに感じます。
粗さはあるが、それ以上に「面白さ」が勝っている。「ドンキーコング バナンザ DKアイランド&エメラルドラッシュ」はそんな一作です。
こんな人には特におススメ。
・スコアアタックが好きな人。
・数字のインフレや爽快感を楽しみたい人。
・ローグライト系ゲームが好きな人。
こんな人にはおススメできない。
・高難易度でのノルマ管理が苦手な人。
・ゆったり遊ぶアクションを求めている人。
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