Forza Horizon 2/Xbox One / Xbox 360
どうも!KENT(@kentworld2)です!
今回は2014年10月に発売されたXbox One/Xbox 360「Forza Horizon(フォルツァホライゾン) 2」のレビューをしていきます。
本作は南ヨーロッパの都市を舞台にしたオープンワールド型レースゲームですが、Xbox 360からXbox Oneへの進化を感じたい方に是非おすすめしたい作品でした!
まずは良いと思った点から書いていきます。
※レビューしたのはXbox One版になります。
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- 南ヨーロッパを車で自由に走行できる。
- チャンピオンシップでは4レースの合計スコアを競う。
- マップの広さや車種など前作からボリュームが倍増。
初リリース日 | 2014年10月2日 |
対応ハード | Xbox One/Xbox 360 |
ジャンル | レース |
推定クリア時間 | 20~30時間 |
売上 | 初週0.3万本 |
発売元 | マイクロソフト |
目次
良いところ
真のオープンワールド型レースゲームになった!
2014年に発売されたXbox One。
本ハードは2005年に発売されたXbox 360の後継機になりますが、一体、何がどう違うのでしょうか?
素人目からだとなかなか分かりませんが、Xbox 360「Forza Horizon」→Xbox One「Forza Horizon 2」の流れでプレイすると一目瞭然です!
それだけこの2作は明確な違いを生み出しています。
特に印象的だったのが、走行できる範囲の広さ。
前作のXbox 360「Forza Horizon」はオープンワールドを謳っているのに路面からはみ出すことはほとんど出来ませんでした。
ところが今回レビューするXbox One「Forza Horizon 2」の場合、路面から大きくはみ出てオフロードを走行できるんです!
おかげで道と道の間を自由に走行できるようになり、本当の意味でのオープンワールド型レースゲームになったんですね。
もちろん、単に走れるだけではありません。
クロスカントリーというレースイベントでは道なき道を走行することになり、従来の作品にはなかった開放感を味わえます。
え?柵がなかったらショートカットし放題でレースにならないんじゃないかって?
その辺りは大量のチェックポイントを潜るルールを設けたおかげで解消されていました。
Xbox 360→Xbox Oneの進化ぶりを堪能できる
Xbox 360→Xbox Oneの進化ぶりはこんなものではありません!
他にもXbox Oneのマシンパワーを堪能できる強化点が数多く存在するんです!
以下、前作からの強化点をまとめてみました。
- レースイベントでのライバル車は8台から12台に増えた。
- 走行中に天気が変わるようになった。
- 雨の時は車体に水滴が付いて地面は濡れるようになった。
- 車の光沢表現がより強化された。
- 破壊できるオブジェクトの数が増えた。
- 都市の一部では通行人が描写されている。
- 1080pで表示される(ただしフレームレートは30fps)。
前作と並べてプレイしてみると明らかにゲーム機の世代が変わったことを実感できるような作りになっています。
そんな変化を強調させたいのか、なんと本作はXbox 360版も用意されているんです!
しかし、Xbox 360版はグラフィックが劣るほか、路外をほとんど走行出来ず、天候の概念がカットされて車種やイベントも減少しているんだとか。
ここまで劣っていると何故Xbox 360版も発売したのか疑問ですが、きっとXbox Oneとのマシンパワーの差を見せつけたかったんでしょうね。
南ヨーロッパの様々なロケーションを楽しめる
本作の舞台となっている南ヨーロッパの都市。
忠実に再現されている訳ではないようですが、前作よりも多彩なロケーションを堪能出来ました。
高級感のある都市からリゾート地、崖道、田舎道など美しい景色が満載で、ドライブには最適です!
特に印象的だったのが、電灯が灯る夕暮時の都市。
高級感のある建物が強調されるので、思わずフォトモードを起動して撮影したくなってきます。
マップの広さは前作の倍以上!
それに比例してマップ内に設置された看板の数は倍増しており、探索して破壊する楽しさが増しました!
ゲーム性を高めるPerk(パーク)システム
「Forza Horizon」シリーズはリアル系のレースゲームです。
「Forza Motorsport(フォルツァ モータースポーツ)」シリーズと比べたらアバウトな走行が可能ですが、どちらかというとリアリティを重視しています。
そのためシミュレーターの側面がやや強いんですが、Perk(パーク)システムのおかげでゲームっぽくなっていました!
Perkはゲーム内でポイントを溜めることで解除することが出来ます。
すると、好きな場所までワープできるようになったり、より多くのポイントを稼げるようになるんですね。
気になるポイントの溜め方ですが、ドリフトを決めたり看板などを壊すことで加算されていきます。
が、加算前にクラッシュなどを起こすとポイントが消滅してしまうんです!
おかげでリスクとリターンが生まれ、どこでポイントを加算するのかの駆け引きが楽しめるんですね。
このようなシステムは前作にもありましたが、育成要素を加えたことでよりポイントを集めるモチベーションが増えました!
ポイント稼ぎは好きなタイミングでできるので、レースイベントが退屈だったら派手な走行をするのも良いと思います。
超親切なゲーム設計
オープンワールドのレースゲームって難しそう・・・。
そんな先入観を持っている方も居そうですが、本作ほど親切なゲームはそうそうないと思っています。
それだけ本作は親切設計でした!
特筆したいのが日本語音声によるゲームガイド機能。
新システムが登場したら爽やかな声のお兄さんが日本語音声で解説してくれるので、すぐ頭に叩き込めます。
さらに有り難いのがロードトリップというイベント。
本作ではチャンピオンシップで指定された回数の分だけ優勝をすることが目的となっています。
ロードトリップではそんなチャンピオンシップが開催されるエリアまで移動するイベントになるので、ゲームを始めたばかりでどこへ行けば良いのか分からない時は助かりました。
最後に声を大にして言いたいのがカーナビ!
目的地を設定すると「左に曲がって!」などとお姉さんの声でナビゲートしてくれるので気持ち良くなってくるんです♪
カーナビってロボットのような口調でナビゲートするものだと思っていたので嬉しい誤算でした。
相変わらずリワインド機能、アシスト機能も充実していますし、初心者でも楽しめるような配慮が満載の作品です。
惜しいところ
窮屈なチャンピオンシップ
チャンピオンシップの前にはロードトリップというイベントを行います。
ロードトリップはチャンピオンシップの開催地まで緩い制限時間を設けて走行するイベントなんですが、慣れてくると窮屈でした。
最初の頃は道を覚える役割を果たして良かったんですけどね。
何十回も行うチャンピオンシップの度に発生するので蛇足にも感じてしまいます。
慣れてくると景色も見慣れてしまうのでチャンピオンシップ開催地までファストトラベルをさせてほしかった。
全体のまとめ
Xbox Oneってこんなに凄いんだ!?
前作をプレイしたあとに今作をプレイするとXbox Oneのマシンパワーに驚かされます。
なんと言っても路外を走行できるようになったのが嬉しかった!
前作で欠点にされがちだった車種も127→210と倍増していますし、着実に完成度が高まっています。
終盤はロードトリップによって窮屈さを感じてしまいましたが、それでも楽しめました。
ナビゲートも親切なので、初心者にもおすすめしたい作品です。
Xbox 360からXbox Oneへの進化を感じられる万人におすすめしたいレースゲーム!
こんな人には特におススメ。
・レースゲーム初心者。
・フランス&イタリア好き。
こんな人にはおススメできない。
・ギミックありきのレースゲーム好き。
Forza Horizon 2/お気に入り度【75/100%】
プレイした時間・・・約15時間
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Nintendo | PlayStation |
Xbox | etc |
レースゲームのレビュー、嬉しいです。
XboxOneには気になってるレースゲームが多いので。
Forza Horizon 4も評判良いのでレビューして欲しいなあ。
レーシングコントローラも気になってるんだけど良いのは高いんですよねえ。
以前、要望があったレースゲームのレビューを色々出来ているのでこちらとしても嬉しいです!
もちろん、フォルツァホライゾン4も近々レビューしますよ~
続編が出てたんですね!フォルツァホライゾン
確実に面白さが増してますね。パワーアップ要素が面白いと思いました。
Xbox360で言い方悪いけど、劣化版も出して最新機種に移行させる方法はなかなかですね( ̄∀ ̄)
僕もゼルブレやFE無双で似たような手に引っかかりましたwww
最近のシャンティもある意味そうかな(^^;;
はい!このシリーズは既に4作品発売されています。
XboxOneやPS4の移行期は縦マルチ展開が主流だったんですよね。
本作が発売された2014年はまさにそんな時期でした。
Forza Horizon2は本当に進化を感じましたね~。
ただ、1に比べて盛り上がりは下がった気がします。
その分中身は濃いんですけどねw
360版はワイスピとのコラボ版だけやったんですけど(Oneくん版ともに実績制覇済みw)決して360版がダメなわけじゃないんですよね。Oneくん版と比べたら劣るだけで360のゲームとしてはいい方なんですよ。
追加コンテンツのストームアイランドだったかな?
嵐のなかレースとか殺す気か!www
ここまで進化しているとは!?
色々と比べることが出来たのでそういう意味でも楽しかったです♪
セールス面に関しては確かに前作と比べたらイマイチでしたね・・・
コラボDLCは話を聞いていると羨ましいです!
版権が絡むのか配信停止するのが惜しい・・・
ストームアイランドは本編以上に悪天候のようですねw
実はKinect繋がりで360版購入しているのだが使い方がわからず。
ゲームはオープンワールドのレースだったのだな。
起動したらフリーランで、いつかイベント発生して周回コースなゲームになるのだろうとしばらく走ったが、その気配もなく良く分からんと終了したという。
実際にはモータースポーツの方では空気ハンドルに対応しているみたいだな。
Xbox360版を持っていましたか!?
導入部分でガイドが入って分かりやすいんですが、Xbox360版は仕様が違うのかな?
本作はフリーラン走行メインで、特定の地点まで行ってレースイベントを進めていく形式になっています。
マークが有るところまで近付いたらXボタンを押してください。
先日のフォルツァレビューの時もでしたが、他の記事に比べてアクセス数・コメント数ともに少ないのが、レースゲームも好きな者としては悲しい。。
kentさんのレースゲームレビューのモチベーションの低下が心配になったりします。。
確かに他の記事と比べると少ないですね・・・
でも、レビュー記事は寿命が長いので最終的にはそこそこ閲覧数が伸びるかなーと思っています♪
ですので、モチベーションはお気になさらず。
フォルツァ凄いなぁ・・・、これはちょっとやってみたいかも・・・?
この記事で凄さが伝わったのでしたら良かったです♪
フォトモードで車を撮るとそのクオリティの高さに驚きます。