ルイージマンション/3DS
どうも!KENT(@kentworld2 )です!
今回は2018年11月に発売された3DS「ルイージマンション」のレビューをしていきます。
本作はゲームキューブソフトのリメイク作ですが、オリジナル版を忠実にリメイクしていました!
ゲームキューブ版「ルイージマンション」が発売されたのは2001年。
17年も前の作品なので、リメイクにあたって色々変えてくるかと思っていたんですよ。
ところが3DS版は良くも悪くもゲームキューブ版を忠実に再現していたんです!
別ゲーと化した「2」は色々思うところがあったので、変にシステムが弄られていなくて本当に良かったw
ただ、ボリューム不足なのは相変わらずなのでフルプライスのタイトルとしては物足りなく感じます。
面白いゲームではありますが、定価で購入するのはおすすめしません。
ここからはそんな3DS「ルイージマンション」の良いと思った点からまずは書いていきます。
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- ルイージが主人公の探索型アクションアドベンチャーゲーム。
- お化け屋敷を探索してお化け退治やアイテム回収を行うのがメイン。
- 3DS版はマルチプレイやボスとの再戦といった新要素が追加。
初リリース日 | 2018年11月8日 |
対応ハード | 3DS |
ジャンル | アクションアドベンチャー |
売上 | 初週2.7万本/累計8.3万本 |
発売元 | 任天堂 |
目次
良いところ
オリジナル版を忠実にリメイク!
前述の通り本作はゲームキューブ版を忠実にリメイクしています。
グラフィックはもちろん、ゲームシステムや屋敷の構造もゲームキューブ版と大差ありません。
個人的に「嬉しい!」と思ったのが進行形式。
本作では各地を好きなように探索することが可能で、程良い自由度を味わえます。
これが「2」の場合、ミッションクリア形式になって探索の自由度が下がっていたので変わっていなくて本当に良かったw
セーブも「2」とは違ってこまめにすることが出来ますし、原作の仕様を尊重して作られています。
「2」の仕様にリメイクされなくて本当に良かった!
それと、お化けを吸い込む時の気持ち良さも踏襲していました。
お化けが吸い込まれていく姿はもちろん、体力が減っている時に鳴る「ピピピピッ」という心地良い音まで再現されています。
「2」では劣化していたので戻ってくれて本当に良かった!
2画面によって快適性がアップ!
本作の舞台となるおばけ屋敷の扉は大半がロックされています。
扉を開けようにも鍵が掛かっているせいで開けられないでしょう。
そんな時に便利なのが下画面!
下画面を見ればどの扉がロックされているのかひと目で分かるので、わざわざ扉をガチャガチャする必要がなくなりました。
ゲームキューブ版の場合、鍵が掛かった扉はボタンを押してマップ画面を開かないと分からなかったのでこれは便利です!
マルチプレイが面白い!
3DS版で最大の特徴と言えるのがマルチプレイ!
なんと、ゲームソフトが2本あれば本編を最初から最後まで2人協力プレイができるんです!
とは言え、2人協力プレイが出来てもゲームプレイの面で変化がある訳ではありません。
本当にそのままルイージの分身(※)が増えただけです(※名前はグーイージと言う)。
でも、1Pのアシストをするという意味では良いと思いました。
以下、グーイージができること一覧です。
- お化けを吸い込む。
- アイテムを拾う。
- オブジェクトを調べる。
良い意味でルイージまんまの感覚なので、分身と言っても過言ではありません。
ただ、全く同じという訳ではなく、扉を開けて先に進むことは出来ず、炎に当たると一発で体力が0になってしまいます(すぐに復活出来ますけどね)。
マルチプレイで面白いと思ったのが、一緒にプレイできること。
当たり前のことではありますが、今まで一緒にプレイ出来なかったことができるようになるのは嬉しいのですよ。
今回はオリジナル版未プレイの友達とプレイしましたが、一緒に屋敷を探索する楽しさを感じられました。
次にどこへ進めば良いのか話し合ったり、とある部屋で発生するクイズを間違えて爆笑したり・・・w
リザルト画面ではお互いが吸い込んだお化けやお金が表示されるので、スコアアタックバトルをすることもできるのも良いですね!
うら屋敷がパワーアップ!
ゲームをクリアするとうら屋敷が出現します。
ゲームキューブ版にもあった要素なんですが、3DS版は高難易度化していました!
例えばお化けを吸い込むと高確率で毒キノコが飛び出てくるんです!
毒キノコに触れるとコインを落とすうえに一定時間オバキュームが使えなくなるのでこれは痛い!
このようにうら屋敷は高難易度化しているので、マルチプレイをする場合はこちらの方が良いんじゃないかと思いました。
ボスバトルが追加!
3DS版では一度戦ったボスと再戦できるようになりました!
単に再戦できるだけではなく、クリア時のタイムも記録されます。
嬉しいのが、ボスとの再戦はダウンロードプレイにも対応していること。
そのため3DS本体が2台あればソフト1本で協力プレイができるんです!
ボス戦はそこまで奥深くはないので何度も再戦する魅力は感じませんでしたが、無いよりはあった方が良いでしょう。
惜しいところ
操作性がイマイチ
「ルイージマンション」はゲームキューブの2本スティックをフルに活かした作品です。
そのため「2」と同じく3DSでプレイするのは少々無理があります。
何がいけないのかって、オバキュームの方向調節がしにくいことです。
とにかく向きや高さを調整してお化けを吸い込むのがやりにくい!
一応、今作ではNew3DSのCスティックにも対応していますが、こちらも仕様的にやりにくく感じました。
New3DSのCスティックはスライドパッドのようにグリグリ動かす方式ではありませんからね。
ラスボス戦ではオバキュームをフルに方向調節する必要があるので大苦戦してしまいました!w
なんと、友達とマルチプレイで戦ったのにも関わらず3回も負けてしまいましたからw
「2」をプレイした時も思いましたが、このシリーズは3DSとは不向きですね。
下画面によって利便性が上がっていたり、裸眼立体視によって屋敷の奥行きを感じられるようになったのは良いと思いますが・・・。
相変わらずボリューム不足
ゲームキューブ版はあまりにも少ないボリュームに驚きましたが、それは今作でも健在です。
1周クリアだけなら5~6時間程度で終わってしまいます。
探索する時間を含めてこのプレイタイムですから、2018年にフルプライスで売り出すタイトルとしてはあまりにも少ないです。
あまりの少なさに初プレイの友達も「え?これだけ!?」と驚いていましたw
一応、3DS版はマルチプレイやボスとの再戦、amiibo対応などの追加要素もありますが、いずれもささやかなものでボリュームアップの役割を果たしていません。
今の時代にリメイクするからには追加の部屋や屋敷が欲しかった。
全体のまとめ
ゲームキューブ版を尊重したベタ移植寄りのリメイク。
追加要素もささやかなもので、良くも悪くもオリジナル版を尊重し過ぎるグレッゾ(※)開発のタイトルらしく感じました。
惜しいのが、地味な追加要素と操作性の悪化。
元の作品が少ボリュームなのでもっと追加要素が欲しく感じましたし、3DSの仕様によって操作性が悪化していました。
外注タイトルなので難しいところはあると思いますが、ユーザー目線だとどうしても気になってしまいます。
とは言え基本的な出来は良いので、この路線のままボリュームアップした新作が待ち遠しいです!
良くも悪くもオリジナル版を忠実に再現したベタ移植寄りのリメイク!
※グレッゾはベタ移植寄りのリメイクだった3DSソフト「ゼルダの伝説 時のオカリナ3D」「ゼルダの伝説 ムジュラの仮面3D」も開発していた。
こんな人には特におススメ。
・探索好き。
・ルイージ好き。
こんな人にはおススメできない。
・ボリュームを重視する人。
ルイージマンション(3DS)/お気に入り度【60/100%】
プレイした時間・・・約6時間
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Nintendo | PlayStation |
Xbox | etc |
3DS版のルイマンを購入されていたんですね!
僕も発売当日にパッケージ見て、欲しくなって結局DL版を購入しちゃいました(^_^;)
ベビーラまで行ったのはいいけど、その1週間後にポケモンピカブイ→スマブラSPの流れでずっと放置してました?
今回のレビューを読んだのを機にまた進めたくなりましたよ。
ゲーム内容は2よりいいですね!コンパクトな作りなんですが、より雰囲気ゲーとしてのおもしろさが上がってます!
オリジナル版は動画だけで未プレイなので、楽しめてます。
操作性もCスティックや二つのライトの切り替えで多少の操作も2と比べると楽になりました。
2人協力プレイはDSの性質上、ソフトが2つないと充分に楽しめませんが、今回の要素は是非、今年発売予定の「3」に活かして欲しいところですね。Switchならソフト1つで簡単に2人協力プレイが再現できると思いますからね。
はい!友達が徹夜でやろうと無茶振りしてきたもので・・・w
さすがに徹夜は無理でしたが、友達と一緒にプレイして勢いに任せて一日でクリアしてしまいましたw
それだけコンパクトな内容ですので、トモフミさんもこの記事をきっかけに是非!
ベビーラは1面のボスなのでまだまだ先は長いんですけどねw
1は2よりもお化けのデザインが良く、アートワークのセンスも秀逸に感じます。
操作性はこれでも2よりも良くなったんですよね。ただ、ゲームキューブ版はもっと快適でした。
「3」は据え置き機での発売ということでソフト1本での2人協力プレイも出来そう。
このシリーズは色んな可能性を秘めているので次回作が楽しみです!
3DS版もプレイなされたのですね、やっぱり操作性の悪さは気にしてられましたか、ゲームパッドやswitchの右スティックを使った後だとcスティックの操作がかなりキツく感じました。
オリジナル版の裏屋敷と仕様が異なってたのですか、ダメージ2倍でオバケの耐久力が1.5倍に増えていて序盤から透明オバケが出てきて回復アイテムも複数オバケを吸い込まないとドロップしなくてゲームオーバーでセーブしたとこからやり直しなのでかなり難しくなってましたが部屋をクリアしてライフが減ってきたらラボに帰還してセーブしながら進めたらなんとかクリアしました。終盤はオバケの物量がきつかったけどエレメントでダメージを与えられたりオバケの湧く場所を押さえておけば意外となんとかなりました。
エンディングの家はお金の量で変わる上にギャラリーの額縁にスコア別に家の絵が飾られるのでスコアアタックのために周回プレイ前提なボリュームかもしれません。エンディング後にセーブすると最後の所からプレイ不可能なのもそれかも。
申し訳程度だけど成長要素もありクリアに関係ない部屋もあるのでメトロイドヴァニアみたいな感じにすると面白そうかも。
はい!プレイしました!
ゲームキューブ版の操作性に慣れていると3DSでのルイージマンションは慣れませんw
裏やしきの仕様はオリジナル版から変わっているんですよ~。
なので、そちらもやり込めば印象が変わってきそうです。
屋敷の構造は変わらないので続けてプレイする気にはなれなかったんですけどねw
貴重な3DS版うら屋敷の感想をありがとうございます!
仰る通り今作はメトロイドヴァニア寄りのバランスなんでしょうね。
次回作はこの辺りを突き詰めていくと面白そうです!
GCの時代も、売れないながらも斬新なゲームを出し、頑張っていた時代。心は十分にこもってました。任天堂は、「余計な事しない」方がゲームをしっかり作れる会社って事ですね。ピクミン3も、もしかしたら上記の「余計な事」をせずに開発チームを割けば、変わってたかも、なんて考えます(笑)
3DS時代は、Wii後期の頃から続いて「一本道物」増えてましたよね。クラッシュみたいなあのマリオとか、マンネリだ!と言われてたあの横一本道マリオとか(笑)
革新性という意味ではゲームキューブ時代も良かったと思います。
ただ、納期優先の体制を取るようになったので、N64時代と比べたら劣っているように感じるゲームが多いんですよね。
まあ、あくまでもN64時代と比べてであって、全体的には高いクオリティですが。
GC以降で劣ってるといえば、ドラえもんのゲーム。GC時代とWii時代は、パーティー物が一個だけでした。携帯物は数は多いけど、皆無難な感じのゲームばかりです。…ただ今度スイッチで出る物に付いては購入します。あのハードは色んなゲームがジャンルと会社問わず出るので、どんどんやりたくなります(笑)
ドラえもんのゲーム・・・昔は大作感のある3D/2Dアクションが目立っていましたもんね。
あまり売れないから開発費を割けないのかも。ワールドワイドで売れるようなら良かったんですけどね。
11月の時点で全クリしました。絵画オールプラチナ、実績コンプ、更に新しい家のランクの空欄を全て埋める為、うらやしき含め、合計9周しました。(^^)
おお!凄いですね!w
一応、それだけやり込めるような周回要素はあるんですよね。
新しい部屋に行くたびにあちこちサーチしまくってました。家のランクを全部登録するのに何度も周回をする程ハマりました。プラチナ額縁や裏屋敷は一人では難しく、弟に協力してもらいやっとフルコンプできました。