どうも!KENT(@kentworld2 )です!
今回は2019年4月に配信されたSwitch「Katana Zero(カタナ ゼロ)」のレビューをしていきます。
本作はカタナを武器に戦う2Dアクションゲームですが、触り心地に関しては最高に良いスタイリッシュ2Dアクションゲームでした!
見た目は昔の2Dアクションゲームっぽく見えますが、敵の前で攻撃ボタンを押すとあらビックリ!
大袈裟なくらい血が飛び散るバイオレンスでスタイリッシュなアクションゲームに豹変するんです!w
消化不良な部分はありますが、最初の数十分に関しては最高に気持ち良く感じました。
そんなSwitch「Katana Zero」の良いと思った点からまずは書いていきます。
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- カタナでエリア内の敵を一掃するのが目的の2Dアクションゲーム。
- 予知能力を使って辺りをスローモーションにできる。
- タイミング次第で選択肢が変化するなどのアドベンチャーゲーム的な要素も存在。
初リリース日 | 2019年4月18日 |
対応ハード | Switch |
ジャンル | 2Dアクション |
推定クリア時間 | 5~6時間 |
価格 | 1600円(税込) |
発売元 | Devolver Digital |
目次
良いところ
スローモーションを駆使した駆け引き
本作の目的はエリア内の敵を一掃することです。
しかし、主人公の耐久力は1しかなく、敵の攻撃を一発でも食らったらゲームオーバーになってしまいます。
そこで役に立つのが予知能力!
予知能力を使えばゲージを消費する代わりに辺り一面がスローモーションになり、敵の攻撃を避けやすくなるんです!
凄いのが、スローモーションにすることで敵の銃弾が見えること。
銃弾はカタナで跳ね返すことができるので、予知能力を駆使すれば華麗に敵を倒すことが出来ます。
しかし、予知能力が使える時間は限りがあるので、「どのタイミングで使うのか?」といった駆け引きを感じられました。
そんなスタイリッシュアクションをさらに強調させるのがドッジロール(回避)。
ドッジロール中は無敵なので、予知能力と合わせて使えばベヨ姐さんもビックリするほど華麗に敵を一掃することが出来ます。
敵を倒した時のリアクションもバイオレンスな表現と相まって派手なので、アクションゲームとしての手触り感はかなり良い印象です。
多彩な仕掛けの数々
各ステージには様々な仕掛けが存在します。
ボタンを押すことで作動するレーザー兵器、手に持って投げられるオブジェクト etc…
これらを駆使すれば戦闘を有利に進められるので、前述のアクションと合わせることでよりスタイリッシュなアクションを楽しめました!
個人的に気に入ったのが、火炎瓶を使っての引火。
アクションシューティングゲームでもそうですが、引火物の近くに大量の敵をおびき寄せ、火炎瓶を投げて一掃するのは気持ち良い~♪
すぐにリトライできることで生まれる高い中毒性
本作の主人公は耐久力が低いので、やられる時は何度もやられます。
それはもう、クリアまでに数十回、数百回はやられるでしょう。
しかし、やられても少し前からすぐに再開できるので苦にはなりませんでした。
「ホットラインマイアミ」「Celeste(セレステ)」「スーパーミートボーイ」にも言えることですが、この手の即死×爆速リトライゲーは中毒性が高いw
気が付けば何百回もリトライしてしまいますからw
謎だらけで映画的なストーリー
ここまでアクション部分をクローズアップしてみましたが、実は本作、一番力を入れているのはそこではないんです。
本質は謎に満ちたストーリーで、アドベンチャーゲーム的な色が強かったりします。
ポイントなのが、制限時間付きの選択肢。
選べる選択肢は一定時間経過で変わっていき、そこでの返答次第で相手の台詞が変化します。
間違った選択肢を選ぶとゲームオーバーになってしまうかも!?
ストーリーはギャング・マフィアもの。
犯罪やドラックなど物騒な出来事が続出して人を選びますが、映画的な演出が秀逸でした。
例えば1ステージクリア毎に自宅へ戻って就寝するんですが、その時に過去の記憶が断片的に挿入されるんです。
一体、あれは何なのか!?
過去の記憶はゲームを進める毎に明かされていくので、それ見たさで先に進めてしまいました。
それ以外にもメタフィクション的な演出もいくつか見られ、カルト的な人気を博しそうな要素が随所で見られます。
様々な文化を融合させたような世界観
本作の世界観は様々な文化を融合させた不思議なテイストでした。
ベースとなるのはサイバーパンクなんですが、それ以外にもアジア的な要素が取り入れられています。
しかもグラフィックは16bit風で、レトロゲームのリスペクトを随所で感じられました。
例えば敵にやられた時は大袈裟なくらい「うぉぉぉぉ~!」と叫ぶんですよ。
この演出は「ストリートファイターII」を彷彿しました。
このように本作の世界観は様々な文化を融合させ、そのうえでレトロゲーム的なオマージュも満載なので不思議な魅力を醸し出しています。
惜しいところ
消化不良なゲーム内容
スタイリッシュなアクション、謎多きストーリー。
本作をゲームとしてみるとこの辺りがセールスポイントになってきますが、どちらも消化不良に感じました。
スタイリッシュなアクションは確かに面白いと思います。
ですが、どんなに良い成績でクリアしても何の変化も起きませんし、周回プレイをする分にはアドベンチャーゲーム的な要素がテンポを悪くしているように感じました。
ステージ選択機能が用意されているので、好きなステージを再プレイできるのは良いと思いますよ?
でも、各ステージの序盤はアドベンチャーゲーム的な会話シーンや選択肢が続出するのでアクションゲーム部分をプレイするまでに少し時間が掛かってしまうんです。
肝心のストーリーも消化不良な部分が目立っているので、ゲームをクリアしても妙な残尿感が残ってしまいました。
このように本作はアクションゲームとしてみてもアドベンチャーゲームとしてみても完璧とは言えません。
もっとアクションゲームとしての面白さを追求するか、最後まできっちりストーリーを描いてほしかった。
例えばスコアアタックやタイムアタック的な要素があればアクションゲームとしての駆け引きがさらに増してリプレイ性も高まると思います。
※謎の隠し要素が存在するので、ストーリーは今後もしかしたらアップデートで真相が明かされるかもしれませんが。
全体のまとめ
謎多きストーリーをスタイリッシュな2Dアクションゲームという形で体感できるゲーム。
もう少し突き詰めてほしい部分はありますが、スタイリッシュなアクションによって触りに関しては最高に良い作品でした。
イメージ的には「ホットラインマイアミ」を2Dアクションにしてスローモーションや回避の要素を追加したような感じなので、同作品が好きな人は注目ですぞ!
消化不良だが、触り心地は最高に良いスタイリッシュ2Dアクション!
こんな人には特におススメ。
・スタイリッシュなアクションゲーム好き。
・考察好き。
こんな人にはおススメできない。
・バイオレンスな表現が苦手な人。
・アクションゲームが苦手な人。
Katana ZERO/お気に入り度【75/100%】
プレイした時間・・・約6時間
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Nintendo | PlayStation |
Xbox | etc |
アクションもストーリーも盛り上がるだけ盛り上がって
つ づ く
ですからね(笑)
ある意味、ジャンプ漫画の第一部[完]みたいな終わりかたですな(ジャンプに例えると続編出ないフラグだけど)
全実績まで解除しようとすると、意外に条件厳しいようですが(自分は実績まで取らないので内容はわかりません)
アクション的には試行錯誤がとても楽しいので続編に期待したいところです。
慣れるとスロー使わなくても銃弾を弾けるし(ショットガンは無理だけど)
敵を何人かまとめて斬ったときが、とても気持ちイイデース
そうなんですよ~。続きは描かれるのかな?想像して楽しめ!っていうオチも有り得そうですが。
隠し要素もいくつか見られたので、実績コンプリートは大変そうですね。
Switchだとそういうことを気にしなくても良いので気軽ですw
スローモーション縛りは無意識にやってしまいますw
英語圏では日本の残虐チャンバラ映画が人気のあるコンテンツの一つとなっているので、それを2Dアクションで落とし込んだようなゲームですねwww
ストーリーもレビューを読んでると「そうそう、そういう系がほんと好きね(^^)」ってなりましたよ。
海外の人は、カタナ・ヤクザ・ハラキリでテンション上がる人もいるんですよね(^^;;
見た目は日本のレトロゲームっぽいですが、物語のジャンルとしては思いっきり英国圏の好みが出ていますw
なので個人的にはめちゃくちゃ惹かれた訳ではありませんが、どこか引き込まれてしまうパワーを感じられました。
これ気になってたんですよ!
面白そうだし安くなったら買うかとチェックだけしてたんですが、どうやら買う価値はありそうですねー
ストーリーが消化不良なのはどうにもいただけませんが、そこは今後に期待するとしましょう
参考になったようでよかったです。
少々スッキリしない部分はありますが、アクションゲームとしての出来はバッチリですよー
これは俺の好物な感じ笑
一撃死系のシビアな感じ好きですからね〜
リトライが早いのは重要な要素で待たされるのが1番嫌ですからね
ホットラインマイアミとミスターシフティみたいなリプレイの速さとサクサクした戦闘はずーっとつづけてしまう中毒性があります
中途半端そうなので追加コンテンツきたら買おうと思います
そうですね、これはむぐおさんにピッタリなゲームだと思いますw
ホットラインマイアミ、Mr.シフティーと同じ系譜のゲームですからw
追加要素は忘れた頃に来そうな気がします。
買ってみました!確かにぴったりでした笑
即リトライがたまりませんね
ホットラインマイアミめちゃ好きだったんですが雰囲気や音楽似てますね
おお!予想以上に早く購入されましたねww
ドンピシャだったようでよかったです。絶対、むぐおさんの好みだと思ったのでw
プレイされましたか!
ネタバレになるかもしれないので言及しなかったのですが、ストーリーはかなり消化不良ですねw
タイムアタックやスコアアタックは、確かに欲しいですね!せっかくスタイリッシュに決めても、リプレイを見て自己満足に浸るしかなかったので…w
個人的には惜しい部分はあるものの、アクションや演出は最高に楽しいゲームでした!
ちなみに、セラピストとの会話の選択肢によっては裏ボスと戦うことができます。なかなか歯ごたえがあると思いますよ(^。^)
はい!ついにプレイしました!
ストーリーは謎が溶けたと思ったら続きが気になるところで終わってしまいましたねw
アクション部分の爽快感があったので、チャレンジ要素を加えたらグッと価値が高まりそうな気がします。
裏ボスは調べてみたところ、めちゃくちゃ作り込まれていたので驚きましたw
これは是非挑戦してみたいですね~!