だれでもアソビ大全/DS
どうも!KENT(@kentworld2 )です!
今回は2005年11月に発売されたDS「だれでもアソビ大全」のレビューをしていきます。
本作は定番ゲームを収録したテーブルゲーム集ですが、お買い得感が凄い!
これを4,000円程度で販売したら任天堂以外のゲームメーカーにとっては溜まったもんじゃないですよw
アナタはニンテンドーDSソフト売り場でテーブルゲームを詰め合わせたようなゲームを見かけたことはないでしょうか?
ほら!トランプとか将棋とか!
でも、その手のゲームって収録タイトルが大抵は10種類未満だったじゃないですか?
ところが本作の場合、40種類ものテーブルゲームを収録しているんです!
それでいて価格は4,000円未満なので、1ゲーム100円未満じゃないですか!?
収録ゲームに偏りがあったり、1つ1つの出来はそこまで良くなかったりと気になる点はありますが、コストパフォーマンスの高さに関してはDSソフトの中でもトップクラスに感じます。
通信機能も充実しているので、本体を持っていたら買って損はありません。
ここからはそんなDS「だれでもアソビ大全」について詳しく書いていきます。
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- テーブルゲームを40種類以上収録した詰め合わせパッケージ。
- 1本のDSカードで最大8人同時プレイが可能。
- 細かいルールも設定可能。
初リリース日 | 2005年11月3日 |
対応ハード | DS |
ジャンル | テーブルゲーム |
推定クリア時間 | 10~15時間(スタンプラリークリア) |
売上 | 累計69万本 |
発売元 | 任天堂 |
目次
良いところ
圧倒的なコストパフォーマンスの高さ
冒頭でも触れたように本作には40種類以上の定番ゲームが収録されています!
収録タイトルはトランプからボードゲーム、アクションゲームまで多種多様!
定番のテーブルゲームだけではなく「マリオパーティ」に出てきそうなミニゲームも収録されています。
凄いのが、細かいルール設定ができること。
4,000円以下のゲームに40種類のテーブルゲームが収録されていると聞いたらフリーゲームレベルに感じるじゃないですか?
「とりあえず楽しめるけど、細かい部分の作りは雑!」みたいな。
本作の場合、ルールを細かく設定できるので、ゲームによっては全く異なる楽しみ方ができる場合があります。
明らかに100円以上のクオリティなので、よく2005年に発売出来たもんだと思いますよ。
2005年と言えばDSが発売されてから1年も経っておらず、「とりあえずDSでゲームを出しました」感が強いゲームが多数発売されました。
例えば定番のテーブルゲームを4種類ほど収録して発売するとか。
そんな中で40種類ものテーブルゲームを収録して発売するとは任天堂、恐るべしw
1人用のやり込み要素も満載
「テーブルゲームはみんなで遊ぶことを前提にして作られているから、1人でやったら物足りないよね?」
そんな声が聞こえてきそうですが、本作の場合、1人用のやり込みモードも収録されています。
代表的なのが「スタンプラリー」。
本モードでは順番にテーブルゲームをクリアしていくモードで、CPUと対戦していきます。
単調ではありますが、ゲームらしいクリアの概念が存在するので、1人でガッツリ楽しみたい者としては嬉しいモードです。
でも、これだけ多くのテーブルゲームが収録されていると苦手な物が出てきそうですよね?
ぼくの場合、「ナポレオン」とか「花札」は苦手ですもんw
そんな人に配慮してか本モードでは3回プレイしたら強制的に先へ進める優しい仕様となっています。
この辺りは万人をターゲットにした「Touch! Generations(タッチ!・ジェネレーションズ)」シリーズらしい配慮に感じました。
もちろん、各テーブルゲームをクリアすることで手に入るご褒美も用意されていますよ。
それ以外に注目なのが「チャレンジ」。
本モードはPSのトロフィーやXboxの実績みたいに難しいお題にチャレンジしていくモードで、やり込み好きには溜まりません。
ルールの解説文が充実
テーブルゲームの中にはルールがよく分からない物が存在しないでしょうか?
そんな時に便利なのがルールの解説文。
いずれも大量のテキストで丁寧に教えてくれるので勉強になりました。
この40年間、電子ゲームが台頭しましたが、会社の接待などで「麻雀」や「ビリヤード」などのテーブルゲームを行うことがあるじゃないですか?
それだけにテーブルゲームのルールを学べるのは嬉しいです。
実はぼくも本作をプレイするまではルールが分からないテーブルゲームがあったんですが、解説文を読んだおかげで少しは覚えることが出来ました。
地味に有難い機能の数々
そして本作最大の魅力がマルチプレイ!
マルチプレイではDSカード1枚で最大8人対戦が出来ます。
つまり、8台のDSと8人の人間が居たらDSカード1枚だけで8人対戦が出来てしまうんです!
しかもお絵かきチャット機能が付いているので、テーブルゲームの待ち時間中はそちらでお遊びすることだって出来ます。
順番待ちの時、お絵かきチャット画面を開いたらウンコなどの落書きが描かれいたことがあったので、そちらに気を取られて自分の番が回ってきたことに気が付かないことがありましたw
お絵かきチャットはそれだけの中毒性があります。
通信機能でそれ以外に注目なのが、友達に収録タイトルのデータを1種類だけ送信できることです。
もし、友達に本作を勧めたい場合、おすそ分けしましょう!
電源を切ったらデータは消えてしまいます。
すごろくゲームが最高過ぎる!
本作は様々なテーブルゲームが収録していますが、中でも面白いのがスゴロクです。
一見するとただのスゴロクに見えますが、実はめちゃくちゃ白熱するゲームだったりします。
白熱する最大の要因が、至る所に設置された「?」マスの存在。
このマスに止まるとランダムで様々なイベントが発生するんですが、中には超エグイものがあったりするんです!
例えば誰かをスタート地点まで吹き飛ばしたり、位置を入れ替えたり。
対象となる相手はカードを選んで決めることになるので、決める時は会場全体が緊迫した状態になるので盛り上がりますよ~。
5人以上でプレイしているとこの「?」マスにしょっちゅう止まるため、試合終了までに誰かが何度もスタート地点に飛ばされたり場所を入れ替えられたりしますw
そんな状況に遭遇すると短時間のうちに一喜一憂するのでめちゃくちゃ盛り上がるんですよ。
本作が発売されてから10年以上が経ちますが、未だに現役で、ゲーム仲間と外で遊ぶとなった時の選択肢として用意しています。
それだけ楽しいし、何よりもスゴロクなので誰でも楽しめますから。
惜しいところ
どのゲームも無難な出来
収録されているゲームの多さを見て分かる通り、1つ1つの出来はそこまで高くはありません。
タッチペンを使った操作性の良さを除くと、今で言う携帯アプリと大して変わらないレベルかも。
せめてグラフィックをもう少し強化してほしかった。
収録ゲームの偏り
全体的にトランプ系のゲームが偏っている印象です。
そのためか色んなゲームが収録されていて豪華なハズなのにどこか地味なイメージが作品から漂っています。
コンピューターの思考ルーチン
コンピューターの思考ルーチンが少しおかしい部分があります。
例え最強レベルのコンピューターと「ナポレオン」「挟み将棋」などの頭を使うゲームで対戦しても「?」と思ってしまう行動をコンピューターがしてしまうことがありました。
上級者にとってこれは減点材料かも。
だれでもアソビ大全のレビューまとめ
無難な出来のテーブルゲーム詰め合わせパッケージ。
スマホの無料ゲームで有り触れた今となってはあまり価値を感じられないかもしれませんが、スゴロクだけは今でもおすすめ出来ます!
DSカード1枚で最大8人対戦ができるため、大人数での集まりでは大活躍し、今までに何十回もみんなと楽しみましたもん。
本作はマイベストポータブルパーティゲームとして挙げたいと思います。
コストパフォーマンスに惹かれて発売日に買いましたが、まさか10年以上も活躍してくれるとは思いませんでした。
超お買得なマイベストポータブルパーティゲーム!
こんな人に特におススメ。
・お得なゲームが欲しい人。
・誰でも楽しめる対戦ゲームを求めている人。
・テーブルゲームのルールを覚えたい人。
こんな人にはおススメできない。
・1人で楽しみたい人。
だれでもアソビ大全/お気に入り度【90/100%】
プレイした時間・・・約60時間
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Nintendo | PlayStation |
Xbox | etc |
すごろく、トランプ、将棋…と数多くのゲームが収録されていて3800円の値段で発売とは頑張りましたね。3回プレイすると先へ進める親切仕様や高難易度の問題に挑戦できるモードなど、初心者から上級者まで遊べる充実した内容ですね。
ちょっとした息抜きに遊んでみたいですね。
しかもこれが10年前に発売されたんですよ!
今でもお買い得に感じるから凄いですね。
未だに現役で稼働しています。地味だけど凄いゲーム!
パッケージを見ただけでは絶対買わないだろうなと思ってしまうソフトですが、こういう記事を読むとやりたくなっちゃいますねー
ホンとですか!?魅力を上手く伝えられたようで嬉しいです!このゲーム、意外と売れたんですよ。確か60万本くらい。
なんと、1人で楽しみたい人には向いてないですか・・・w
そのタイプ、まさに自分ですw
でも40種類以上入ってこの値段ならお得ですね。
AIに関してはたまになら馬鹿さがあってもいいとは思いますけど、最強でそれだとちょっと嫌ですかね。
かつてこれより収録数が多いゲームってありましたけど、内容はひどいものでしたねw なにとは言いませんけどw
一人で楽しむようなゲームではないですね~ある程度は楽しめると思いますが。
DSは普及していますので対戦のハードル自体はかなり低いと思います。
だからこそ色んな機会で対戦することが出来て毎回盛り上がりました!
これより収録数が多いバラエティゲーム、あったような気がするけど、忘れましたw
似たようなパッケージを見たことがあるが、違いますか…
そちらはトランプマジックを学ぶソフトだと思います
演出してくれる観衆に指示しすぎるから、トランプマジックが好きではないです
1台で8人プレイ?と思ったら、Wifiで8台のDSを同時にプレイできることでしょうかね
NDSとPSPは1つソフトで数台プレイを出来るゲームはそこそこ出て、絶対流行るだろうけど、なぜかその機能は一度も使ってなかった気がしますw
『MHP2G』はゲームなしの友達がアイルーとして参戦出来たら、面白そうですね
くそ!アイルー弱い!でも面白い!よし!私も買いますよ!とか
あるいはいつもの戦友はちょうどゲームを持てない場合は少しでも役に立つとか
面白そう!
DSのゲームは3DSでその機能を使えるでしょうか?
それは、マジック大全かな?あちらはマジックゲームでしたね。確か、トランプが同梱されていたような?
ダウンロードプレイでローカル8人対戦が出来たんですよ!
オンライン対戦はこのパッケージでは出来ませんが、後に出た対応版ではできました。
ただし、すごろくは収録されていません!
もちろん、3DSでもほぼそのままプレイできますよ~。
ケントさん!
わかっていますね
俺はこのゲームDSではいちばやったかもしれません
2人とかでも大富豪延々と、やってました!
おはじきとか地味なゲームもかなり人とやると白熱します
たぶんいまだに理解してないゲームもありますがシンプルでやりやすいんですよね
久々にひっぱりだしてやろうと思います
お、このゲームの良さを理解してくれる人が現れるとはw
このゲーム、大ヒットしたけど、このブログの読者は持っている人少なそうに感じていたんですよ~。
今回は語りませんでしたが、テーブルゲーム以外にもミニゲームっぽいものがいくつか収録されていましたね!
この記事を見たあとゲオで探してみたら、1880円で売っていました。
欲しかったのですが、財布に2000円しかなく、これを買ったら昼飯抜きになってしまうので買えませんでした(;´д`)
ちなみにアソビ大全のとなりには、もじぴったんDSがありました。
こ、こっちも欲しいw
この記事が影響で買いそうになるとはw
でも、用途によっては今でも素晴らしく活用できるゲームですよ!
もじぴったんDSが隣に並んでいると聞いて、何だか当時を思い出してしまった。どちらもタッチジェネレーションズタイトルなんですよね。
テーブルゲームをわざわざゲーム機でしたいかって思う所があるから、この手のゲームって買った事ないんですよね。
でも、40種類以上のテーブルゲームがルール付きで収録されたり、一つのカードリッジで8人対戦出来るこの作品のコストパフォーマンスはかなり高いですね。
僕もわざわざゲーム機でやるもんじゃないと当時は思っていたんですが、さすがにこれだけたくさん収録されていて便利機能が満載なので一本くらい持っておくかと思って買ってしまいました!
大絶賛のすごろく、気になりますねー。トランプとか、以外と名前は知っててもルールがわからないものもありますね。文だとわかりにくい事も多そうですが、ゲーム画面なら覚えられそうなきがします。
すごろくは本当におすすめです!見た目のチープさに惑わされてはいけません(笑)
ルールは本当に便利です。かなりのボリュームで解説してくれるんですよ~。
“遊び”というキーワードといったらこれしか思い浮かばなかったw
ちょっとやりたいなとは思ってたけど、当時はこういったゲームを
買う余裕が無かったのでスルーしてましたな。
今だったら収録ゲームを切り売りする形になりそうだけど
これだけ入ってるのなら全部入りの定価でも満足できそうかな。
大正解!凄いですね!
こういうお買い得なパッケージ、弱いんですよぉ。
確かに今だったら切り売りするというやり方は出来そうです。
リメイクしてほしいです!
そうですね、3DS向けにリメイクはしてほしい!
発売当時は、DSのゲームがそろってない時期にアソビ大全や脳トレのような“ゲーム”らしくないゲームが多くてこのゲームに対しても否定的だったのですが、中学生くらいに中古で¥1,500くらいで買ったときは非常におもしろくて値段以上の出来じゃんと思いました。
万人向けのタイトルではあるので、今月発売のSwitch版もDS版のように国内ハーフミリオンを目指してほしいところです(^^)
今だと最大のライバルがスマホのテーブルゲームアプリだなぁ(^^;;