2014/09/08/20:00 | ゲームレビュー

ニンテンドウオールスター 大乱闘スマッシュブラザーズ【レビュー・評価】シンプルだけど、実は超奥が深い!

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1999年1月に発売されたN64「ニンテンドウオールスター 大乱闘スマッシュブラザーズ」を今回はレビューします。

N64「ニンテンドウオールスター 大乱闘スマッシュブラザーズ」は任天堂の人気キャラクターが集結した対戦アクションゲームです。

良いところ

相手を吹っ飛ばす爽快感

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本作は相手にパンチやキックなどの技を当てて場外に吹っ飛ばす事が目的となっています。

パンチやキックを当てて行くだけではただの格闘ゲームになってしまいますが、攻撃を当てる事で”体力”が減るのではなく、”吹っ飛び率”というものが蓄積されて行き、ダメージを与えれば与えるほど吹っ飛びやすくなって場外に飛ばしたら勝ちという独自ルールによって対戦格闘ゲームとは異なるゲーム性を持った作品に生まれ変わりました!

攻撃の強さはスティックの傾け方によって変化。

地上にいる状態で特定の方向へスティックを傾け、Aボタンを押すとスマッシュ攻撃になり、相手に高い蓄積ダメージを与え、遠くまで吹っ飛ばす事が出来ます。

大抵のキャラクターは他の技よりも発動するまでの時間が少し長いんですが、その分だけ決まった時の気持ち良さがありました!

この爽快感はアナログスティックを搭載したN64ソフトならです!

気持ちの良い演出

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本作で相手プレイヤーを吹っ飛ばす爽快感があるのは演出の良さもあると思います。

相手プレイヤーに強力な一撃を与えて遠くまで吹っ飛ばすと痛そうなリアクションボイスを見せて場外の観客が歓声をあげるんですよ!

さらに連続で相手プレイヤーを遠くまで吹っ飛ばすと観客が使用しているキャラクターを連続でコールしてくれたり、場外に吹っ飛びそうなところで復帰をすると観客が大声で叫んでくれたりしてとにかくテンション上がる演出が満載です!

1人用モードでは吹っ飛びやすい敵を連続で場外へ吹っ飛ばすステージが用意されているので、そのステージをプレイしている時は演出の良さと操作性の良さによってストレス解消できると思います。

小中学生の頃の僕はこのゲームが一番のストレス解消法でした。

漫画チックな効果音が素敵

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もう1つ爽快感の話をさせていただくと、効果音の良さもあると思います。

本作は相手プレイヤーに攻撃を当てると「ドカッ」「バキッ」などの擬音が鳴って、1撃1撃当てるのが爽快なんですよね。

僕はリアルな音よりも、デフォルメされた音の方が好き!

空中でスティック↓+Aボタンで発動するヨッシーの「ばたあしアタック」など、連続ヒットする技が決まった時は擬音が連続でなるので超気持ち良いです!

様々なシチュエーションに対応できる細かい設定機能

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対戦モードでは本当に細かいルール変更が可能になっています。

制限時間内に何人を場外に吹っ飛ばせるのか競う「タイムバトル」。限られた残り人数で戦って行く「ストックバトル」といったルールタイプの選択が出来るだけでなく、ハンデの設定や全体の吹っ飛び率変更、チームを組んでの対戦、アイテムの出現率変更なども可能です。

組み合わせ次第でオリジナルルールが作れますので、普通の対戦に飽きてもまだまだ楽しめます。

任天堂ゲームのニヤリとする演出が満載

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このゲームは任天堂の人気キャラクターが集結した作品です。

なので、それぞれのキャラクターには原作にちなんだ技が用意されていますし、舞台となるステージも各作品からの出典なので、思わずニヤリとする事でしょう!

また、本作には20種類以上のアイテムが存在しますが、多くは各作品からの出典なので、その辺りも注目です。

スコアアタック&タイムアタックが面白い

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対戦色が強いゲームですが、1人でも少ないながらもやり込み要素はあります。

まず、1人用モードではスコアアタックをするのが面白いです!

1人用モードの「シンプル」は他の対戦格闘ゲームと同じく様々なキャラクターと戦ってステージを連続でクリアしていく事になるんですが、各ステージをクリアした時には様々なスペシャルボーナスが用意されています。

例えば残り時間が3分33秒の状態でクリアで入手できる「ラッキー3」。

30秒以内にクリアする事で入手できる「スピードスター」。

攻撃を全くヒットさせずクリアする事で入手できる「アンチウォー」など。

中には1試合のなかで同じ技を35%以上使う事で入手できる「チーププレイ」など減点されるスペシャルボーナスや「ヨッシーレインボー」など特定のステージでしか入手できないスペシャルボーナスも存在します。

用意されているスペシャルボーナスは50種類以上!

いずれも入手条件&名称がユニークなので、つい狙って出したくなってしまいました。

続いては「ターゲットをこわせ!」「台を乗りついでいけ!」といった1人用の競技モードについいて。

こちらはタイムアタックをする楽しさがありました!

前者はステージ上の10個ターゲットをすべて破壊する事が。

後者はステージ上に設置されている10個の台を乗り継いで行く事が目的となっていて、好記録を狙うには各キャラクターの特性を理解しなくてはいけません。

キャラクターによってステージの構造や背景は異なるので、一種のトレーニングモードとしても活用出来ます。

1人用モードのハイスコア。競技モードの最速タイム共に記録として残るのもあって、地味ながらもスコアアタック&タイムアタックの楽しさはしっかりとありますよー。

相手との読み合いが面白い

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一見するとカジュアルな対戦アクションの色が強い本作。

実は、格闘ゲームに通じる読み合いも面白かったりするんです。

各キャラクターが使用出来る技にはそれぞれ攻撃力や吹っ飛び能力、吹っ飛ぶ方向などが細かく決められており、ガードして敵の後ろに回り込む「緊急回避」。特定の技を使った時に一瞬だけ発生する「無敵時間」。同じ攻撃技を連続で使い続けると威力が落ちて行く「ワンパターン相殺」など細かいテクニックも色々と隠されていて、やり込んで行くとガチゲーとしても楽しめます。

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個人的に合わない&気になったところ

イメージキャラクターのデザインが酷い

ゲーム本編では関係ありませんが、本作のパッケージなどに描かれているキャラクターのデザインはとにかく酷い!

原作のイラストとは似ていないキャラクターが多く、イメージを崩すようなものばかり。

プリン辺りはまだ原作と似ていますが、リンクは酷過ぎる。

このゲームが発売された当時はN64「ゼルダの伝説 時のオカリナ」が発売されたばかりだったので、余計にイメージイラストの酷さが気になってしまいました。

全体的にボリューム不足

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1人モードは30分程度でクリア出来る短さ。

用意されているキャラクターは隠しを含めて12体。

用意されているステージは隠しを含めて9種類と、今となってはボリューム不足です。

1999年に発売された対戦格闘ゲームとして見てもやや少なかった。

全体のまとめ

今となってはシンプルな内容になっていますが、それでも奥の深い対戦、リプレイ性が高い1人モード、爽快感のある操作感・演出によって非常に長くプレイし続けました。

個人的な青春の一本として挙げても良いくらいの思い出の一本。

こんな人には特におススメ。
・ストレス解消したい人。
・任天堂ファン。
・スコアアタックやタイムアタック好き。

こんな人にはおススメできない。
・繰り返しプレイが苦手な人。

ニンテンドウオールスター 大乱闘スマッシュブラザーズ/お気に入り度【90/100%】
プレイした時間・・・約500時間


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コメント広場の住人(22)

  1. ダベット より:

    実はスマブラって最初はそこまで大作じゃなかったんですよね。
    ユーザー的にもお祭り的キャラゲーって感じで、そこまで期待されてなかった覚えがあります。
    事実は初動はそんな売れてなかったはず。
    それがすごく出来が良くて、長く売れたことによって最終的にまさかのミリオン越えしたして
    以後の機種では任天堂一番のの看板タイトルになったわけですが。
    だから最初の64はパッケージとか超手抜きで一人用なんかすげえボリュームがなかったんでしたね、なんか懐かしい。
    たぶん任天堂自身も発売した当初はここまで大きなシリーズになるとは夢にも思ってなかったでしょうねw

  2. kentworld より:

    >ダベットさん
    そうなんですよね、僕も大して期待していませんでした。
    まさかここまで重要な役割を果たすタイトルになるとはねぇ。
    キャラが豪華なので元々売りやすかったタイトルでしたが。
    初代は今からだと考えられないくらいボリュームないです。
    パッケージデザインといい、確かに手抜き感がありますw
    あまり予算が貰えなかったんでしょうね。

  3. 通りすがり より:

    プリンではなくカービィでは?

  4. koji より:

    プレイ時間凄いっすねw
    まさに青春。

  5. 二本のしっぽきゅうだん より:

    64はコンボゲーでしたね。カービィのコンボやフォックスのコンボなどよく考えて繋げてました。
    だいたい0%から100%までは行けますからね、凄まじいコンボゲーw
    まぁデザインは人形という事でわざとでしょうから、そんなに気にしてなかったかなぁ。
    あとはお祭りゲームなのにメニューが暗いですよねぇ。
    ちなみにサムスやファルコンなどはスマブラで初めて知ったんですよね、懐かしい。
    なにげにゴールデンアイのアイテムもあったり。
    あとはカービィがリンクとネスをコピーした時のB技は64のみだったり。それ以降のシリーズは横Bになってしまったのでね。
    なのでカービィの「PKファイヤぁ」が聴けるのは64だけ、ここ重要。

  6. kentworld より:

    >通りすがりさん
    プリンは隠しキャラなのであまりイラストは公開されていませんが、
    結構似ているのですよ。

  7. kentworld より:

    >kojiさん
    2年くらいずっとやっていましたからねw
    当時はあまりゲーム買っていませんでしたし。

  8. kentworld より:

    >二本のしっぽきゅうだんさん
    N64版は空中下攻撃のヒット数が多かったですよね。
    あれと他の技を組み合わせてコンボを編み出すのも楽しかった。
    あぁ、あの酷いデザインは人形を意識しているのかもしれませんね。
    メニュー画面は確かにシリーズの中でも暗いです。
    >ちなみにサムスやファルコンなどはスマブラで初めて知ったんですよね、懐かしい。
    これは意外でしたw
    てっきり知っていたのかとw
    でも、知らないキャラを覚えるきっかけにもなるゲームですね。
    実はカービィのボイスについては触れようかなと思っていました。
    N64版が一番うまく録れている印象ですからね。

  9. シロマ より:

    俺も最初はこんなゲーム出てたんだって感じでメディアの評価もイマイチで存在感がなかったけど今では桜井さんの代表する大ヒット作ですね。
    ボリュームは少ないが対戦は白熱しますしプレイ時間は200時間は超えるほどプレイしたし、当時はゼルダの伝説にもハマってましたからリンクをよく使ってました。
    だからパッケージのリンクのデザインはナンジャコリャって思ったw

    • kentworld より:

      最初は全然注目されていませんでしたし、僕も舐めていました。
      大ブレイクした時は驚きましたね~。
      リンクのデザインはガッカリしました。時のオカリナにハマっていただけにね~。
      それにしてもシロマさんとは歳が近いからか昔話も捗るなw

  10. 名無し より:

    今でもスマブラ64はネットスマブラなんかで遊ばれていますが、ゲームバランスはあんまり良くはないですよね。個人的にはピカチュウの電光石火、カービィのテイル、CFの上スマが壊れていると思います。でもどのキャラクターにもそれなりのコンボがあるので、キャラ性能にそれほど依存しないというのはすばらしいと思います。

    • kentworld より:

      当時はゲームバランスに関してほとんど気にしていませんでした。
      でも、初代はカービィは強いと有名ですよねー

  11. やだっち より:

    僕は一人で寂しくやる派なんですけど、友達と一緒にやったほうが面白いですか?

  12. やだっち より:

    一人でやるのと複数人でやるのとどっちが面白いですか?

  13. やだっち より:

    そうですか。kentworldさん、返信ありがとうございます❗️

  14. やだっち より:

    失礼しました…

  15. やだっち より:

    僕はスマブラシリーズすら知らない年の時、「そりゃ格闘ゲームといえばダメージを与えて倒すストリートファイターのようなものが主流っしょ」と考えてきましたが(単純)、今回の「ぶっ飛ばし率を上げて場外にぶっ飛ばす」という考えは斬新ですね!(そもそもこういう考えすらおもいつかなかった)ストリートファイターはバカ売れしました(?)が、スマブラもバカ売れしました(?)。格闘ゲームはどこまで新しくなるのか。期待できそうです。ただ不満もアリ。
    1 キャラがすくねぇ!(荒らしじゃないですよ!)
    2 ぶっ飛ばし率のデザインがシンプルすぎる!
    3 メニュー画面が暗くて分かりにくい…
    4 ステージもすくねぇ!(荒らしじゃないですよ!)
    5 英語が多くて小さい子どもにはわからない
    6 アイテムも少なく感じる
    これくらいかな。まあ、ぶっ飛ばしたときの声も面白くて快感もあるから許す。

    • kentworld より:

      当時はこんなのもありなのか!?と思いました。
      おっしゃっていることは分かりますよw
      初代は今となってはシンプルなので。
      ここから一気に人気が出て、キラータイトルになったからこそDXから大幅にパワーアップしたようです。

  16. やだっち より:

    このレビューを見て実際に買ってみたら、めちゃくちゃ面白かったです!ありがとうございます!

    • kentworld より:

      このレビューが参考になりましたか!?
      発売からかなりの期間が経過してもレビュー記事は書いたほうが良いなと実感しました。
      教えてくれてありがとうございます!

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