2016/06/04/12:00 | ゲームレビュー

Downwell(ダウンウェル)【レビュー・評価】シンプルながらも完成度が非常に高いファミコンライクゲーム

Downwell(ダウンウェル)

2016年5月に配信されたPS4/PSVITA向けダウンロードタイトルです。価格は500円(税込)。クロスバイに対応していて、片方のバージョンを購入したらもう片方も無料ダウンロード可能。今回の記事では本作のレビューをします。

下へ下へと進んでいくファミコンライクゲーム!

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本作のゲームジャンルは、下スクロールアクションになると思います。

とにかく下へ下へと進んでいき、ゴールを目指していくのですが、そう簡単にはいきません。数多くの敵がプレイヤーの邪魔をしてくるので、それを避けないといけないのです。

通常の敵は踏みつぶす事で倒せますが、赤色の敵は逆にダメージを受けてしまうので踏んではいけません。体力が0になったらゲームオーバー。例え最終ステージであろうが1-1からやり直しになります。

最近のゲームに慣れていると信じられない事ですが、昔はこれが当たり前だったんですよ。

一見すると不便に感じますが、体力が0になったら最初からやり直しだからこその緊張感があるのも確かで、ゲームオーバーになっても悔しくてついつい再挑戦してしまいます。

ゲームクリアまでにかかる時間は約20分。ボリューム自体は少なめですが、それまでに何度も何度もゲームオーバーになってしまい、気が付けば累計プレイタイムは何時間、何十時間となるハズです。

苦労してクリアした時の達成感はファミコンの高難易度ゲームをクリアした時のようで、懐かしさを感じられました。

ガンブーツを駆使したアクションが攻略の鍵!

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本作で攻略のカギとなるのが、ガンブーツを駆使したホバリングアクションです。

ガンブーツを使用すると弾を発射する事が可能で、敵にダメージを与えられる他、少しの間浮いていられるんですよ。

この浮遊能力を活用すると敵の攻撃を回避する事も出来るので、ダメージを受けずにクリアするにはとっても大切なアクションです。

しかし、ガンブーツには電力が存在して、多用すると着地するか敵を踏み潰すまでは使用出来なくなります。

これらの特性を理解して適度にホバリングをして敵にダメージを与えて倒し、宙を浮く敵を踏みつぶしながら落下していくのが癖になる楽しさで、ゲームクリア後もどれだけコンボを繋げられるのかプレイを続けてしまいました。

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適度に存在するランダム要素が中毒性をさらに高めてくれる!

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本作にはいくつかのランダム要素が存在します。まずはコースマップ。

実は自動生成となっているので、プレイする度に地形は変わります。といってもパーツの繋ぎ合わせなので、各コースの印象は変わりませんけどね。

続いてはパワーアップアイテム。各コースをクリアするとパワーアップアイテムが貰えるんですが、貰えるものはプレイする度に変わります。

これらのランダム要素によって実力以外にもちょっとしたが求められ、例えば体力が少ない時に回復アイテムが運良く出てきて寿命が延びたとか、毎回、どうなるのか予想出来ないところがあるんですよね。

最終的に物を言うのはプレイヤースキルですが、ランダム要素によって「次は良いアイテムが出るかも!?」なんて希望を持つ事が出来てそれもあって再プレイしたくなってしまいます。ランダム要素が強過ぎるのも問題ですが、良い塩梅になっていると感じました。

現代的なアンロック要素

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現代的な要素としては、アンロックシステムが存在します。

ゲームオーバーになると成績に応じてポイントが溜まり、一定数溜まると様々な要素がアンロックされるんですよ。

ゲーム表示を変えるなどのオプション的なものだけではなく、パワーアップアイテムのアンロックも存在してプレイすればするほど有利になっていきます。

それでもクリアは困難ですが、アンロック要素もプレイを続ける良い塩梅になっていますね。

個人的に不満はないが、好みは分かれる

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個人的にこのゲームの悪いところを挙げろ!と言われると、正直なところ困ってしまいます。ゲーム自体がシンプルで粗が出にくいのもありますが、分かりやすい欠点が存在しないんですよ。

でも、万人向けなのかと言われるとそうでは無く、好みは分かれると思います。特にファミコンゲームを知らない若年層には厳しい内容かもしれない。

8ビットのグラフィックはチープに感じるだろうし、ゲームオーバーになったら最初からやり直しなのも不満に感じる可能性があると思います。

個人的にはストイックなファミコンゲームから入ったので、本作をプレイしていると当時ハマっていた頃を思い出しました。

全体のまとめ

ストイックなリトライシステム。適度なランダム・アンロック要素。そして、癖になるガンブーツアクション。どれもがゲームと上手く絡んでいて、シンプルながらも非常に完成度が高い作品。

これを日本の若い学生が1人で作ったとは!?もっぴん氏の今後が楽しみです!シンプルながらも完成度が非常に高いファミコンライクゲーム。

こんな人には特におススメ。
・ファミコンゲーム好き。
・アーケードスタイルのゲーム好き。

こんな人にはおススメできない。
・最近のゲームに慣れている人。

Downwell(ダウンウェル)/お気に入り度【90/100%】
プレイした時間・・・約6時間
※当ブログでこれまでにレビューしたタイトルの一覧はこちら をご覧下さい。

 

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コメント広場の住人(8)

  1. 黒詩★紅月 より:

    Batman: Return to Arkham Graphics Comparison – YouTube https://www.youtube.com/watch?v=pEXmZUtzacU
    おい…リメイクがほぼ劣化してますよ…
    Virtuos – Wikiwand https://www.wikiwand.com/en/Virtuos
    調べると、『FF X/X-2 HD』も関わった結構実績がある中国のスタジオなんだけど…
    記事を見たら、欲しくなってきますw
    ファミコンは持てますよ
    スーパーマリオとキン肉マンかな?とサーカスみたいなゲームが持てます
    死んだら全部無くなると敵を当たるとダメージ両方要素がマッチするゲームはキツイですw
    そういうタイプが好きなけんちは『Enter the Gungeon』も楽しめそうですね
    レビューを待ちます!あと『魔女の家』w

  2. ほにょ より:

    下スクロールってのは珍しいですね。Mr.ドリラーくらい?
    〉一人で2ヶ月かけて制作
    ファミコンやそれ以前のアタリ社の時代のソフトは、みなそんな感じで作られていたようですね。マーク・サーニーなんかもそういう所から出てきたという。中村光一さんや岡本吉起さんにしても同じで。

  3. MGMの名無し より:

    2ヶ月で作られたというのはメディアの手違いで広まったガセですよ
    作り始めて2ヶ月の頃に受けたインタビューを、発売後に最新のインタビューだと勘違いされて広まったらしいです
    確か1年3ヶ月が本当の制作期間だったはずです

  4. シロマ より:

    5月末のゲーム雑記の記事で興味を持って昨日購入しました。
    このゲームは、噂通りの面白さですね。
    テンポもよくステージひとつひとつは短いし、ゲームオーバーになって最初からでもついついプレイしてしまいます。
    ファミコン時代のようなゲームですけど、ポイント貯めてキャラクターの能力を変更出来る今風のアンロック要素もあるからすぐには飽きないです。
    欠点はファミコン時代のゲームに当てはまる要素ばかりだからあえて挙げるものではないですね。

  5. kentworld より:

    >黒詩★紅月さん
    >Batman: Return to Arkham Graphics Comparison
    あらら・・・リマスターはパワーアップしてなんぼなのに
    >Enter the Gungeon
    これはどうかなー?楽しめるような楽しめないような?
    やってみないと分からないところがありますね。

  6. kentworld より:

    >ほにょさん
    僕もこのゲームはミスタードリラーを少し思い出しました。
    制作期間はすみません!間違えていました。
    でも、昔のゲームは少人数で数ヵ月開発が当たり前でしたよね。
    それでも100万本とか売れていたんだからすごい。

  7. kentworld より:

    >MGMの名無しさん
    >2ヶ月で作られたというのはメディアの手違いで広まったガセですよ
    失礼しました、該当部分を削除します。

  8. kentworld より:

    >シロマさん
    噂通りの面白さに感じましたか!
    ゲームの本質はダークソウルシリーズなどに
    通じるところがあるので、シロマさんだったら楽しめる作品かな。
    アンロックは長く楽しむのに嬉しい要素ですね!
    ファミコンゲームに抵抗ない人にはおススメの作品です!

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