【レビュー】キャンドルちゃん [評価・感想] クリスマス気分を味わいたいゲーマー向け3Dアクション!

どうも!KENT(@kentworld2)です!

今回は2017年2月に配信された「キャンドルちゃん(Candleman)」のレビューをしていきます。

本作はロウソクが主人公の3Dアクションゲームですが、クリスマス気分を味わいたいゲーマー向けタイトルでした!

本記事を公開したのは12月25日のクリスマス。

せっかくの楽しいクリスマスですから、ゲームでも気分を味わいたいですよね?

そこでおすすめなのが今回レビューする「キャンドルちゃん」。

くらやみの世界をロウソクで灯していく3Dアクションゲームなので、クリスマスの夜にプレイすると雰囲気を堪能出来ますよ~!

しかし、リトライ前提の難易度なので、ゲームが苦手な人にはおすすめ出来ません。

ここからはそんな「キャンドルちゃん」について詳しく語っていきます。

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このゲームを3行で説明すると?
  • ステージクリア型の3Dアクションゲーム。
  • 暗くて落とし穴が大量に設置されたステージのゴールを目指す。
  • ロウソクに火を灯して周囲を明るくできるが合計10秒使用すると溶けてミスになる。
初リリース日 2017年2月1日
対応ハード Xbox One/PS4/Switch
ジャンル 3Dアクション
価格 1,480円(税込)
推定クリア時間 4~5時間
発売元 indienova

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良いところ

どのタイミングで火を灯すのかの駆け引き

本作はロウソクの姿をした「キャンドルちゃん」を操作してステージをクリアしていくオーソドックスなアクションゲームになります。

特徴的なのが、どのステージも暗く、落ちるとミスになる穴が大量に存在すること。

そのため「キャンドルちゃん」の能力である火を灯して先に進むことになるんですが、合計10秒使用すると溶けてミスになってしまうんです!

どのタイミングで火を灯すのか?

そんな駆け引きが熱いゲームとなっています。

雰囲気バツグンの世界観

このように本作は素晴らしいゲームデザインとなっていますが、何よりも凄いのが、どこを切り取っても絵になることです。

ぼくは本作をプレイしてくらやみとロウソクの偉大さを実感しました。

暗い世界にポツンと置かれたロウソク。

これだけで絵になるのですからズル過ぎます。

しかも本作、ステージの中ではBGMがほぼ無音の環境音で、足音が響くようになっているんですよ。

暗い世界×ロウソク×無音×エコー。

これらの組み合わせによって真冬特有の温かさを醸し出しています。

全てのロウソクを灯す楽しさ

各ステージに設置されているロウソク。

点火することで周囲を明るく灯すことが出来ますが、やり込み要素として全てのロウソクを灯すというものがあります。

これを意識しながら攻略するとグッと難易度が増すので楽しくなってきました!

前述の通り本作のステージは暗いので、ステージ内のロウソクをすべて灯そうと思ったらなかなか上手く行きません。

通り道にあるロウソクならまだしも、分かりにくい脇道にも隠されていたりしますから。

様々な場所を灯しながら隠されたロウソクを発見した時の嬉しさは癖になります。

多彩なギミック

実は本作、ギミックの種類も多かったりします。

序盤のステージは単に明かりを灯して落とし穴を避けるくらいなんですが、ある程度進めると

  • 順番にスイッチを押すことで作動する仕掛け
  • 明かりを灯すことで巨大化するトゲトゲの花
  • 明かりを灯した方向に開く花びら

といった感じでユニークなギミックが出てくるようになるので、一発ネタのゲームには終わっていません。

用意されているステージは40以上。さすが定価が約1,500円のタイトルだけあって一定のボリューム感があります。

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惜しいところ

窮屈なゲームプレイ

全体的にゲームプレイが窮屈に感じます。

落とし穴が大量に設置されたくらやみの中をロウソクで灯しながら進んでいく。

これだけでも窮屈だと言うのに合計10秒間灯したら溶けてミスになるという制限付きですから。

普通にクリアするだけならまだしも、全てのロウソクに火を灯そうと思ったらキツくなってきます。

別に全てのロウソクに火を灯さなくてもゲームはクリアできるんですが、火を灯す度に

「今は○個中○個のロウソクに火を灯しました」

みたいに表示されるので、ついついコンプリートを目指したくなってくるんですよw

全てのロウソクに火を灯すやり込みは探索要素が強くて面白いけど、ゲームデザインの構造上、仇になっている部分もあるように感じます。

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キャンドルちゃんのレビューまとめ

ゲームデザインと世界観が上手く融合した素晴らしい作品。

芸術性や独創性が高く、インディーズゲームらしい作品に感じます。

しかし、「落とし穴が大量に設置されたくらやみの中をロウソクで灯しながら進んでいく」ゲームプレイはハードルが高く感じました。

イメージ的には「スーパーマリオ」に登場する終盤のステージをプレイしているような感じ。

そのためプレイヤースキルがある程度は求められるので、クリスマス気分を味わいたいゲーマー向けタイトルに感じます。

「クリスマス気分を味わえる歯ごたえのある3Dアクションゲームをプレイしたい!」

そんな人は手を出してみてはどうでしょうか?

クリスマス気分を味わいたいゲーマー向け3Dアクション!

こんな人には特におススメ。
・クリスマス気分を味わいたいゲーマー。

こんな人にはおススメできない。
・3Dアクションゲームが苦手な人。

キャンドルちゃん/お気に入り度【65/100%】
プレイした時間・・・約5時間

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4件のコメント

インディーズゲームらしいこんなキャラを主人公にするのか!?と驚きます。
キャンドルなんて、マリオやポケモンだと、スプークやヒトモシなどチョイキャラですよwww

海外では、「キャンドルマン」に対して日本では、「キャンドルちゃん」になってるので、取っつきやすさが全然変わりますね。
ローカライズタイトルとしてはナイスアイディアです。

確かにキャンドルって普通は背景にしますもんねw

その着眼点とゲームデザインからして実にインディーズゲームらしい作品です。

ローカライズのセンスといい、印象に残りました。

キャンドルちゃんって言って実は最初アンパンマンのキャラを思い浮かべのは内緒ですw

自分最初これどんなゲームだろう・・・って思って気になって手を出してみたっていうのがあったんですよ。
そしたら絶妙な難易度に世界観がどんぴしゃでした。
最初こそ10秒って短いなぁって思ったんですが、むしろ10秒だから面白い。
キャンドルちゃんのなんとも言えない無機質なのに愛嬌があるキャラクター。それでいて案外むごい展開。
最初追加ストーリーがあるまでははっきり言ってただのバッドエンドでしたけど、追加分のおかげで救われるストーリーになってました。

自分このゲームに出会うまで中国産のゲームってあまりいいイメージなかったんですが、このゲームで考えを改めました。

10秒燃やすか、無理やり溶かされるとか落ちたりするとき今まで以上に罪悪感がでる感じがしますw
なんていうか、死亡シーンって他のゲームだと特に気にも留めてないんですが、キャンドルちゃんはすっごい悲しくなるっていうか・・・。
そんな気分になりますねwww

10秒という制限時間は厳しいけど、それが駆け引きに繋がっているというのはありますね。

最後は良いストーリーだなぁと思ったけど、あれは追加分なのかな?

かなりボリュームがあると思ったらストーリーが追加されていたのか!?

中国のゲームっぽさは全然ありませんでした。良い意味で中国らしくないと言うか(最後の方は若干アジアンテイストでしたが)。

無理やり溶かした時の罪悪感、分かりますよw