どうも!KENT(@kentworld2 )です!
「ゼルダの伝説」と言えばじっくり腰を据えて遊ぶタイプのゲームですよね?
クリアまでのプレイタイムは見下ろし型だと20時間以上。
3D型だと50時間以上が当たり前なので、サクッと遊びたい人には不向きです。

そんな人におすすめしたいのが、今回レビューする「Castaway (キャストアウェイ)」。
このゲーム、何から何まで「ゼルダの伝説 夢をみる島」ソックリなんですが、なんと30分でクリアできますw
価格も920円とお手頃なので、ちょっとだけゼルダを遊びたい人にはピッタリな作品です。
今回はそんな「キャストアウェイ」をプレイして感じたことを語っていきます。
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- 見下ろし型のアクションアドベンチャーゲーム。
- 奪われたアイテムを取り返すため3種類のダンジョンを探索する。
- クリア後には50階建てのタワーに挑戦するサバイバーモードが解禁。
初リリース日 | 2024年8月22日 |
対応ハード | Switch/PS4/Xbox Series/Xbox One |
ジャンル | アクションアドベンチャー |
価格 | 920円(税込) |
推定クリア時間 | 1周30分 |
発売元 | Canari Games |
目次
良いところ
ゲームボーイ時代を彷彿とするグラフィック&BGM

本作最大のポイントは、ゲームボーイ時代を彷彿とするグラフィックとBGMです!
グラフィックは8bit調のドット絵で、BGMは昔懐かしのピコピコサウンド。
画面構成は見下ろし型で、2等身のキャラクターを操作して目的地へ進んでいきます。

このくらいだったら他のインディーゲームでも見られますが、本作は絵のタッチがヤバいくらい「ゼルダの伝説 夢をみる島」ソックリですw
海岸の段差や草木の形など、同作で見られた特徴が再現されています。
ゲームボーイ時代の見下ろし型ゲームって見た目が似てしまいがちですが、「夢をみる島」は特徴的なので、これは狙ってやっているのでしょうねw

↑アイテム入手時にはハイクオリティなドット絵のアニメーションが挿入されます。
キャラクターデザインからどことなく1990年代の香りが漂っているので、「夢をみる島」世代にはたまりません!
ゼルダ譲りのゲームシステム

このように本作の見た目は「ゼルダの伝説 夢をみる島」と酷似していますが、ゲームシステムもソックリですw
1マス先の敵にダメージを与えられる近接攻撃、フィールドとダンジョンに分かれたマップ、岩を押して道を作っていくパズル要素。
ダンジョンに隠されたアイテムを入手することで広がっていく行動範囲、弱点を探して戦うボス戦。
どれを取っても「夢をみる島」そのもので、同作のバージョン違いを遊んでいるかのようです。

↑アイテムとして登場するフックショット。
これを遠く離れた岩に引っ掛けると大きな穴を飛び越えて進むことができます。
「夢をみる島」でも登場したアイテムなので、ここまで似せて良いのかと思いましたw
ローグライク要素を加えたサバイバーモード

夢島コピー感が凄い「キャストアウェイ」ですが、独自要素も一応あります。
それは、周回プレイ前提のゲームデザインです。
実は本作、クリアまでのプレイタイムは30分程度だったりします。
用意されているフィールドは3×4と狭く、ダンジョンもたったの3種類。
ボリューム的には極小ですが、タイムトライアルモードが収録されているので、クリアタイムを競うことができます。

さらにゲームクリア後にはサバイバーモードが解禁。
こちらは50階立てのタワーを登っていく上級者向けのモードで、体力がゼロになると最初からやり直しになります。
そのため途中で倒れてしまうと萎えてしまいますが、レベルアップの概念によって再挑戦する意欲を生み出していると思いました。

レベルが上がると選択肢の中からアイテムを選択できます。
シールドを追加したり、アイテムの威力を高めたり。
ランダムで挿入される3種類の中から選ぶことになるので、プレイする毎に異なる状態でダンジョンに挑めます。
そこまで戦略性を高めるものではありませんが、「夢をみる島」にはなかった味付けなので、この点はオリジナリティを感じました。
惜しいところ
敵の種類が少ない

繰り返し遊べるとは言え、登場する敵の種類が少ないので、すぐに飽きてしまいます。
出てくるのは蜘蛛みたいな姿をした敵ばかり。
弾を発射してきたり、分裂したりと差別化はしていますが、それでも指で数え切れるほどしかいません。
ローグライク的な要素を加えるのであれば、敵のバリエーションを増やしてほしかった。
注意点
ストーリー性は皆無

30分でクリアできるゲームということで、ストーリーはないに等しいです。
一応、あらすじとしては、
プテラノドン(?)にアイテムを取られたので、取り返しに向かう
というものがありますが、イベントシーンが途中で挿入されることはないので、動機付けにしかなっていません。
「夢をみる島」みたいなエモいストーリーを期待すると厳しいところがあります。
Castaway (キャストアウェイ)のレビューまとめ

サクッと遊べるゼルダ風のゲーム。
ローグライク要素を加えたモードが収録されているとは言え、基本的にはコピーゲームみたいな感じなので、ソックリ感を楽しめないと厳しいです。
個人的には「ゼルダの伝説」大好き人間なので、本作はパロディゲームのような感覚で楽しめました(ちょっと寄せすぎですが)。
強くおすすめはしませんが、安価でサクッと遊べるので、ぼくのような方は興味本位で手を出してみるのはどうでしょうか?
こんな人には特におススメ。
・ゼルダマニア。
こんな人にはおススメできない。
・亜流タイトルには興味ない人。
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