1999年12月に発売されたN64「マリオパーティ2」を今回はレビューします。
N64「マリオパーティ2」はマリオファミリーが登場するパーティゲームの2作目です。
開発は「桃太郎電鉄」のハドソンが担当。
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- マリオファミリーが登場するパーティゲーム。
- ボードマップによってマリオたちが世界観に合わせた服を着るようになった。
- 新たにアイテムの概念が追加された。
初リリース日 | 1999年12月17日 |
対応ハード | N64 |
ジャンル | パーティ |
推定クリア時間 | 8~12時間 |
売上 | 初週13.1万本/累計88.4万本 |
発売元 | 任天堂 |
目次
良いところ
アトラクション性が増したボードマップ
メインとなるボードゲームは前作よりもアトラクション性が増していました。
ボードマップによって各キャラクターに専用のコスチュームが用意されていて、イベントも強化されています。
全体的に前作よりも華やかになり、パーティゲームらしくなった印象です。
基本的なルールは前作と同じ。ボードマップをグルグル周り、コインやスターを集めていくのが目的となっています。
アイテムの追加によって増した戦略性
今作からボードゲーム中、自由にアイテムを使えるようになりました!
全10種類のアイテムはライバルの妨害や遠くまで移動できる実用性のある物など様々な効果を持っていて、自分のターンになったら使うことが出来ます。
それまではサイコロを叩いて分かれ道を選択するくらいしかマスを踏むまでにできる事はなかっただけに、この追加要素は大きいです。
本作を手掛けているのは前作に続いてハドソンですが、アイテム要素の追加によって同社が開発した「桃太郎電鉄」のゲーム性により近付いたと思います。
前作以上に多いミニゲーム
ミニゲームは前作からさらに増えて64種類以上も用意されています。
そのうち新作ミニゲームは50種類以上!
残りのミニゲームは前作からの続投ですが、背景を変えるなどしてアレンジがなされており、ある程度は新鮮味があります。
前作で問題だった3Dスティックをクルクル回すタイプのミニゲームはすべて廃止。おかげでコントローラが傷みにくくなりました。
今作で特に好きなミニゲームは、ドッカン戦車。
ミニ戦車に乗って撃ち合いをするアクションシューティングなんですが、土管を盾にして戦う事が出来て当時は熱く楽しめました。
ミニゲームなので攻撃手段が少なく、2回当たっただけでおしまいですが、マップが3種類も用意されていて少しだけ他よりも力を入れて作られています。
あとはキャラクターレースもお気に入り。
こちらは競馬を簡単にしたような感じで、レースで首位になるキャラクターを選んでいく事になります。
キャラクターによって勝率が異なりますが、基本は運勝負なので家族とも楽しめるのが嬉しいです。
続投組のチョイスも素晴らしい!
全員で縄跳びをする「なわなわピョンピョン」。ボールに乗って狭い島で落とし合いをする「のっかれボール」。
キノピオが挙げた旗のマスまで急いでダッシュする「いろいろダッシュ」。見下ろし視点のレースゲーム「スロットルレーシング」。
旗あげゲームの「はたあげヘイホー」。スライダーステージで競争をする「スライダーボブスレー」。
全部好きなやつですもん!
新登場のミニゲームでもお気に入りはいくつかあるので、シリーズの中では最高のラインナップかも!?
多彩なゲームモード
ゲームモードは前作に続いて多彩です!
最大4人でボードゲームを楽しめるほか、1人でミニゲームを連続していくミニゲームコースター、ミニゲームに特化した簡易版ボードマップで戦うトライアルモード、ミニゲームだけで戦うバトルモード、デュエルモードなど色々あります。
もちろん、ストーリーモードも存在。クリアする事で隠し要素も解禁されていくので、1人でもある程度は楽しめるようになっています。
惜しいところ
前作よりもボードマップがいくつか減った
前作よりもミニゲームが増加し、新要素や細かいサブモードも追加してパワーアップ!
と言いたいところですが、開発期間1年程度ではリソースに限りがあったようでしわ寄せもありました。
前作よりもボードマップの種類がいくつか減っていて、トータルのボリュームは大差なかったりします。
アトラクション性が増した分、ボードマップの密度も増した気はしますが・・・
ちなみにミニゲームのテイストは前作と同じくアッサリ風味で単独では弱いです。これはシリーズに共通して言える事ですが。
コインを集める楽しさが減った
少数派だと思いますが、前作よりもコインを集めてお店で買う楽しさが減ったのは残念です。
今作ではコンピュータが稼いだコインもゲーム終了後にコインボックスへ投下されるようになってしまいました(しかも入手したスターは50コインに換金される)。
おかげでミニゲームプレイ権などをショップで購入しやすくなっていますが、自分の実力で稼いだ訳ではないので達成感が薄いです。
ただ、本作はパーティゲームなので、追加要素をアンロックしやすくなって喜ぶ人の方が多いでしょうね。
全体のまとめ
前作の粗かった部分が改善され、戦略性も増して確実に完成度は増していると思います。
ただ、細かい仕様の変更によって個人的には前作の方が好みです。
分かりやすく表現すると、前作の方が実力重視で今作は運の要素が強まっているんですよね。
運要素の強化はパーティゲームとしては良いと思いますが、自力でコインを集める楽しさがもっと欲しかったなぁと。
より万人向けに変化して”らしさ”が増したパーティゲーム!
こんな人には特におススメ。
・パーティ好き。
こんな人にはおススメできない。
・対戦できる機会が少ない人。
マリオパーティ2/お気に入り度【70/100%】
プレイした時間・・・約50時間
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Nintendo | PlayStation |
Xbox | etc |
こんばんは~。2日続けてマリオパーティのレビューということは新作発売に向けてどんどんシリーズのレビューを公開していく流れなのかなw今度のは3dsみたいですけど、switchでも新作が出ないのかな?今の時代、オンライン環境が良くなってますし、オンラインに対応したら面白そうなんですけどね。そうすれば、友達がいなく一人パーティになることもなさそうでいいと思うんです。でも、その一方で、オンラインで知らない人がサイコロを振るのを黙って待っている空気を想像するとオンラインの調整も簡単なことではなさそうにも思えますよねw
そうですね、近々歴代ミニゲームを収録した新作が発売になるので、
それに合わせて今までにプレイしたシリーズ作品をレビューすることにしました!
オンライン対戦機能は切望されていますよね~。
搭載されるとしたらいずれ発売になるであろうSwitch版かなぁ・・・
いたスト、桃鉄などパーティゲームでもオンライン対戦機能を搭載した作品は出てきているだけに期待したいです。
このあたりから僕の知ってるマリパです。ボードごとに各キャラの衣装がチェンジするのがいいですよね!
何気に初めて遊んだマリパです(^^)
「2」から知りましたか!
本作の大きな特徴は衣装チェンジだと思います。
ステージによってコスチュームを楽しむことが出来るんですね。
マリオオデッセイの先駆けかも!?
VCが出たのこれだけなんですよ。
なぜ「2」だけなのか謎ですよね